「あなたには音の物語だった。私は『震え』の翻訳者」
言いたかったのに、言えなかった。
わかってほしかったのに、届かなかった。
そんな“音にならなかった想い”を、
わたしは、ずっと胸に抱えて生きてきた。
仕事はできる。でも、どこかズレてる
。
そんな主人公・凛が、ある日出会ったのは、
“空氣を調律する”不思議な女性・るりえる。
日常と非日常が、音と沈黙が、
ふとした出会いをきっかけに、少しずつ動き出す──
届かなかった音が、誰かの中で震え始めたとき、
「わたし」という存在の輪郭が、すこしだけ、変わっていく。
癒しと再生の静かな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
48298文字
会話率:12%
断罪イベントを論破し、破滅フラグを打ち砕いた元天才女子高生探偵――ユリア・セレスタイン。
今や“学院の特別顧問”として静かな日々を送っていた彼女のもとに、再び奇妙な事件が舞い込む。
「誰もいないはずの音楽室で、夜な夜なバイオリンが鳴ってい
る――」
その旋律をきっかけに、忘れられたキャラ、消えた記憶、そして“世界の真相”が、再びユリアの前に姿を現す。
この世界は本当に、終わったはずの乙女ゲームなのか?
――真実に抗う少女が、再び“物語”の中心に立つ。
今度の謎は、“この世界の脚本家は誰か”という、最大のミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:55:42
13042文字
会話率:27%
ある日、公爵令嬢であるルイーズは街中でチェロ演奏をする男性を見かけた。彼は冴えない容貌だが演奏する姿がとっても素敵!一目惚れしたルイーズは、婚約者の王子が隣国の王女とイイ感じなのもあってバイオリンに没頭すると理由をつけて彼の所属する楽団の門
を叩くことにする。
身分に差のあるルイーズは正体を隠して接近するのだが............。王宮での演奏会では見つからないように変装したりいろいろと大変。でも、音楽に真剣に向き合ったり、チェリストの彼と徐々に信頼を深めることで幸せを噛み締める。だが、そんな平和な日々も王子がチェリストの彼を強制的に留学させると決定したことで波乱が。ルイーズはどうするのか。
ちょっと冴えない容貌のクールな男爵令息と生粋のお嬢様である公爵令嬢ルイーズのなかなか始まらない、音楽を交えたラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:20:00
434700文字
会話率:56%
公爵令息ロイドは、婚約者エレンシアと音楽を通じて愛を育み、幸せな結婚を夢見ていた。
しかし、バイオリン留学から戻ってきたらエレンシアが第二王子フェレウスと結婚式を挙げている最中だった。
とても幸せそうなエレンシア。どうして?なんで?
新婚
旅行から帰って来た彼女の本心を知ったロイドは、自分の自己中心性を悔い、辺境騎士団で反省を深める。
フェレウス第二王子の元婚約者、ルディリア・アマリウス公爵令嬢がロイドと婚約を結びたいと言ってきた。
どうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 14:52:21
8065文字
会話率:41%
ディック王太子、マーク騎士団長子息、ハロルド宰相子息は、一人の男爵令嬢と共に卒業パーティの会場へ入ろうとして、呼び止められる。それぞれの婚約者の令嬢達だ。話があると言うので、皆で庭へ行けば、王太子の婚約者であるエラウディアがバイオリンを弾き
始める。男爵令嬢アリアは魅了を使っているというのだ。それを破り、真の愛を取り戻すために今、令嬢達の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 22:41:09
4884文字
会話率:43%
セリスティア・アッシーナ公爵令嬢は、湖畔のとある塀の高い屋敷の中から聞こえてくる、バイオリンの音が好きになって、いつしか、塀越しに一緒にバイオリンを奏でるようになる。しかし、中の相手は王族で、顔を合わせる事は許されなくて…貴方は誰?会いたい
わ。思いは募るばかり。
そんなセリスティアが王太子殿下の婚約者候補に選ばれ、王都へ行くことになる。
王都でバイオリンを奏でれば、バイオリンを一緒に奏でてくれていた相手が解るかもしれない。
そんな公爵令嬢の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 14:36:28
6431文字
会話率:19%
高校二年になった俺、東ハルマチは学校の定期健康診断で校医の歯科医から指摘を受け、もう長年行ったことのない歯医者に行くことに。友人の葛西から紹介された女性スタッフばかりの歯科クリニックで、俺は童顔巨乳の美形歯科衛生士さんに出会う。この人、俺に
きょにうを押しつけてきたりするが……天然なの?ワザとなの? さらには、その歯科衛生士さんに「馴れ馴れしくするな!」という謎の同学年陰キャ女子が登場、保健室の先生や俺の担任などを巻き込んでの騒動に。クラシックギターやピアノ、バイオリンの名曲の数々を織り込みながら、果たして俺は年上のお姉さんとお近づきになれるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 07:02:13
259269文字
会話率:41%
バスケに夢中の少年・光太郎。実はバイオリンも得意だが、どこかやらされている感があった。しかし、ある一人の少年とのコンサート共演が彼を変える。
バイオリニストとして一歩を踏み出していく光太郎の青春・友情・成長ストーリーです。
※他サイト(カク
ヨム)にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 13:54:34
6785文字
会話率:15%
進藤 海は、売れないバイオリン奏者。実家の菓子店を継ぐか、迷っている。ある日、飼い犬の散歩中、盲導犬とトラブルになる。盲導犬を連れていたのは、才賀澪。事故がきっかけで、盲目になり、澪を庇った恋人は、事故死していた。澪は、歌声を色で、感じる能
力があった。トラブルになった海は、YouTubeで、歌声を披露していた。澪が関心を持つ声色の主だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-22 21:02:44
183244文字
会話率:38%
幼い頃に両親を亡くした執事・早川真司は、ある名家に仕えている。ある朝、彼はピアノを奏で、お嬢様・氷室百合はその音に応えるようにバイオリンを弾き始める。二人の演奏は、互いの孤独や過去の傷を静かに包み込むように響き合う。音に寄り添うことで生まれ
るささやかな心の交流と、季節の移ろいの中に積み重なる変わらぬ日常が描かれる──そんな静謐なひとときの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:01:32
1579文字
会話率:15%
とある国に世界を滅ぼすほどの美貌を持った皇子がいました。
ある日、皇子は舞踏会でバイオリン弾きに出会いました。
2人はお互いのことをよく思っており、どこか惹かれあいます。
いつまでもそんな幸せが続けばよかった。
そんな2人は悲しく儚く切ない
、そんな運命を辿るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:57:09
2443文字
会話率:35%
高校1年の入学式。
海に囲まれた港町の高校に、東京から遠山梓が入学してきた。
かたくなに誰とも交流を持とうとしない梓のことを、夏見純平は遠巻きに見ていた。
しかし、偶然に偶然が重なり、だんだんその距離が近くなるにつれ梓への恋心を
自覚する。
その中で純平は梓の秘密を知ることに。
二人のバイオリンの音が二人を強く結び付けていく。
これはたぶん、純平と梓のふつうの恋の話。
毎日21:20更新
完結まで執筆済み
※物語は純平の過去と現在を行ったり来たりしながら進んでいきます。
※作中の地理や名称、病状については、全て架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:20:00
168706文字
会話率:42%
都内の大学病院で派遣社員として働く、江藤冴香、24歳。バイオリンを愛する彼女は東京の音大を卒業したものの、自分の音楽の才能に見切りをつけて、派遣社員として働くことを選んだのだった。冴香には大学時代のアルバイト先で知り合った、三國博人という
恋人もいた。
そんなある日、帰宅しようとした冴香は派遣先の上司から契約終了を告げられてしまう。そして落ち込んだまま帰宅すると、今度は同棲していた彼氏が浮気していて……!?
結局失意のまま田舎の実家に帰郷することになった冴香は、ある日実家の押し入れから不思議な人形を見つける。彼の名前は、ダミアン・ラファエル・ベルジェ。その人形には不思議な力が宿っており、冴香の生活に深く関わることになる……! 冴香とダミアンの二人三脚の奇妙な生活が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 13:12:18
11112文字
会話率:52%
駆け落ちした貴族の母と、バイオリン職人だった父を持つ少女、カンナ。母の友人である子爵家に引き取られ、父から継いだ技術を活かしバイオリン職人として生活していたが、ある日、馴染みの店主から店に来ないでくれと告げられる。
このままでは生きていけな
い。バイオリン製作をやめ、縁談を探し始めるカンナだったが、バイオリンを路上演奏していた青年と出会い、事態が変わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 19:01:02
8559文字
会話率:49%
病弱で、西宮殿からほとんど出ずに育った王女アストリア。優しい兄・エーベル王子の誕生日を祝うため、彼女は兄が住む東宮殿へと忍び込む。
そこでアストリアを待ち受けていた戦慄の運命とはーー
アストリアは公爵令嬢マリラの誤解と嫉妬によって
、王宮の外へ拉致され、記憶を失う。
絶望の中で、彼女に協力の手を差し伸べたのは、若き騎士ロイドだった。彼との出会いをきっかけに、アストリアはバイオリンの才能を開花させながら、次第に記憶を取り戻していく。
やがてアストリアは、音楽の力によって、陰謀渦巻く王宮に乗り込み、自らの過去と向き合いながら、真実を暴くことを決意する。
記憶喪失の王女が、騎士ロイドとの信頼関係を胸に、兄エーベルとの絆を取り戻し、貴族社会の悪意に立ち向かう、愛と復讐のファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:13:52
62570文字
会話率:50%
「俺を選べ、マデリーン。君には、音楽の都がよく似合う」
隣国の王子であり、幼なじみでもあるフィリックスが今、私の国に滞在しているらしい。私、――マデリーンは彼に会うために、城のパーティーへ行く。
けれど自国の王女に侮辱され、周囲の人た
ちからもバカにされてしまう。私がどう言いかえすべきか迷っていると、フィリックスがバイオリンを差し出した。
「さぁ、弾いてくれ。俺の小鳥」
隣国の王都は、音楽の都とも呼ばれる。私は五年間、その街でフィリックスとともに過ごした。バイオリンを毎日、弾きながら。
バイオリンが得意な伯爵令嬢と、優しくてまっすぐな気質の王子。バイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノ。ふたりの愛の調べ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 14:32:54
28567文字
会話率:46%
音楽が、まだ神と貴族のものだった時代。音楽は「正しさ」を求められ、音学院によって管理されていた。
職人の町クレモニアに暮らすアンナは、亡き師匠の跡を継ぎ、当時まだ未知のバイオリン製作に打ち込んでいた。その音色は、彼女に出身であるシルワ
族を思い出させるものだった。
しかし、工房の持ち主であるニコラが、工房の閉鎖を言い渡してくる。それを阻止する一手としてアンナは町に来ていた音学院の人間、エルネスタに作品を見せるが、冷たくあしらわれてしまう。
絶望する彼女のもとに、正しさより自由な音楽を求めるエル・ケーニッヒと名乗る少年が現れる。その名はシルワ族にとって大切なものであり、運命を感じたアンナは、彼にバイオリンを託すことを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 20:02:38
110339文字
会話率:33%
バイオリンの音色が大好きで、いつも腕の良いバイオリン職人のそばにいる妖精。けれどある時、妖精は知らない場所へ飛び出してしまい……。
最終更新:2025-01-15 23:26:45
3683文字
会話率:22%
その巨人は、九本の弦を張ったバイオリンを持っていた。
ひだまり童話館参加作品です。お題は「9の話」です。
最終更新:2024-02-22 00:17:36
7120文字
会話率:41%
神奈川県のとある高校を舞台に、音楽が濃厚に息づく小さな町が背景となっている。高校2年生の佐藤悠翔(さとうはると)は、内向的で恥ずかしがり屋な少年だ。普段はピアノ演奏に没頭しているものの、両親のプレッシャーから音楽コンクールに公に参加すること
ができず、学校でもその才能を意図的に隠している。ある日、彼は校内の音楽室で、学校の伝説とされる天才バイオリン少女、瀬戸凜香(せとりんか)と偶然出会う。凜香は、一度の公開演奏でのミスにより世間の批判に晒され、音楽界からの引退を決意していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 15:26:49
6749文字
会話率:37%
Y先生は私のバイオリンの先生でした。
穏やかで素敵な人でした。
私も歳を重ねて、
彼のようになりたいと思います。
最終更新:2024-12-08 09:04:24
1955文字
会話率:18%
バイオリンベースであるとか、ギブソンのSGであるとか、そういった昔ダサいなと思っていたものが、近頃格好良いと感じた話。
それ以上でもそれ以下でもなく、全くひねりはない。……いや、それ以下の可能性はある。
最終更新:2024-11-10 01:00:00
1855文字
会話率:3%
歴史ある箏の川崎流本家に産まれた凪は、23歳にして次期家元として披露されている。
ある日、父である家元の指示で5歳上のバイオリンユーチューバーの東雲晃輝とお見合いすることになった。
愛の無い結婚を考える凪に、直弟子の山田優成は怒りを露わ
にし、それならばと自らも婚約者候補として名乗りを挙げる。
神々しく男性的で即物的な晃輝と、優しく中性的な容姿で品行方正の優成、凪が選ぶのは……?
演奏への熱い想いと深い恋情の入り混じった恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:32:24
113752文字
会話率:56%