かつて日本が北と南で権力が真っ二つに分かれてしまった異様な時代があった。
北と南は互いに反発しあい、互いに歩み寄ることも一切なく対立関係は激化していったのだった。
南領で暮らす、伊賀佐野。
彼女は南領帝に仕える女官として、心穏やか
な日々を謳歌していた。
しかし、彼女はある男と出逢う。
その男の名は、楠田正儀。
南領と激しく対立している北領の有力武士だった。
対立関係が激化する中で、二人は、禁断の出逢いを果たす。今回は躑躅の花咲き誇る皐月ノ巻。
芦屋智加様とお届けする、葵夜叉短編集。
目を背けるな。しかと見ろ。
夜叉に身を堕としても、互いを求めるその姿を…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 12:39:55
14945文字
会話率:42%
「好きです。お付き合いしてください」
綾瀬に向けて、俺の口から出るとは到底思えない言葉が体育館裏で響いた。
まあ実際俺の口から出てはいないのだが。近ごろ妙にモテるようになった綾瀬は知らん男から告白されることが増えており、それを頻繁に見て
いる俺は――先日から感じていた妙な胸の疼きの正体を知っていく。
一方、学校から帰ると妹の尋が思案顔。なにかと思えば「社会復帰したい」だぁ!? はぁ。ま。いいんじゃないですかね。手が掛からないようになるんなら願ったりだ。そう思って胸を撫で下ろしていたが、リハビリのため尋がはじめたバイトやらなんやらでトラブルが巻き起こりその対応に追われ……そうこうしてるうちにまじない師・御手洗さんから連絡が入る。
いや「呪詛返しに失敗した」ってどういうこと、綾瀬どうなってんの!? とか言ってる間にも佐野や倉刈さん関連&家庭のトラブルは舞い込みつづけるし、俺のキャパはどうなんの?!
受難の日々のおわりのはじまり。残念青春ラブコメ、完結篇!
GA文庫刊【綾瀬さんは貢ぎたい!】2巻終了後の続きの話です。
著者、空上タツタによる完結篇となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 14:02:48
123540文字
会話率:52%
不慮の事故によりその命を落とした佐野ヒカル。
だが彼の人生はまだ終わってはいなかった。
閻魔様からとある"ゲーム"への参加を持ちかけられたヒカルは、仮初の命と"能力"を与えられ、恐ろしき化け物――霊
獣を倒し、世界を守るために再び現世へと舞い戻る。
「霊獣を最も多く倒した者が優勝だ。優勝すれば"願い"を1つ叶えよう」
その言葉に魅入られた他のゲーム参加者も、己のやり方でひたすらに勝利を目指す。
愛、幸福、贖罪、日常、支配、快楽、統制……
閻魔様の言葉に導かれた12人の参加者による、願いをかけた熾烈な戦いはこうして始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 21:24:27
612206文字
会話率:45%
ごくごく普通のサラリーマン、佐野雄大はある日ウルトラマンになっていた。
ヒーローはいつでも当たり前のように世界を救っているが、それは生まれた時からそうなるよう環境が整っているからだ。
サラリーマンとして生きてきた彼がそれに応えられるかは
また別の問題なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 00:00:00
6139文字
会話率:49%
炎上した過去を持つ「私」こと正華は、その過去を知る可哀そうな人・佐野と再会する。佐野は大金のつまったボストンバッグを持っており、一晩泊めてくれと請う
最終更新:2022-05-28 06:28:37
11248文字
会話率:57%
中学校に入学した佐野麻奈(さのまな)。平凡な日常生活を過ごす。新たな友達に、部活。誰でもあるある共感する。少しずつ日々成長していく主人公の話。
卒業式の最後、麻奈は泣けるか。
最終更新:2022-05-27 23:00:00
2222文字
会話率:29%
佐野元春と君の中の元春に
この物語を捧ぐ
20220220
筆者
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第一章_春風神官学校編
[あらす
じ]
桜が満開の金曜日の夜、天野春風(あまのはるかぜ)は隣の家、天才科学者大神元(おおかみはじめ)の研究所にいた。
この日は春風の三十回目の誕生日だった。
十五歳だった大神がアメリカから日本に移り住んだその年に隣の天野家の長男として春風が生まれ、長い時間を共に過ごした二人は年の離れた兄弟のような関係になった。
大神は春風を「ハル」と呼び、春風は大神を「モッちゃん」と呼んだ。
くしくもこの夜、大神が半生を費やした超大作「宇宙ラジオ」が完成した。
大神は宇宙ラジオのスイッチを入れた。
宇宙に飛ばした探査機から送られてくる情報を収集解析し、生命と宇宙の起源を探るための装置だったが予想外の事態が起こった。
春風の体は光に包まれ、遠く離れた銀河の惑星バルデラに転移してしまったのだ。
バルデラは剣と魔法の世界だった。
惑星バルデラには七つの月があり月の満ち欠けの組み合わせにより月から人が落ちてくると信じられていた。
バルデラ人は月から来た人を「月落人(つきおちびと)」と呼んだ。
月落人(つきおちびと)はそれぞれが特別な力を持ってやってくる。
ゆえにバルデラ世界の歴史形成に関わる重要人物となる場合が多々あり国家だけでなく悪事を企む集団も探し求める存在だった。
月落人となった天野春風を最初に見つけて確保したのは天才魔術師ソフィエ・ヒストリアだった。
ソフィエはブリテン神官学校の教師であり、校長デルタ・オサロの指揮の下(もと)、春風を救出した。
銀河間時空転移の影響で期せずして若返った春風は月落人奪取を目論む謎の魔術師集団から身を隠すため、そしてこの世界に適応するために、ブリテン神官学校の生徒として暮らす事になった。
自分の肉体に生じた異変に戸惑いながら学生として剣や魔法の経験を積んでいく春風はある時、謎の遺跡に巡り合う。
貴族剣士や猫獣人などの友人たちと日々成長していく春風は遺跡の謎を追うごとに歴史の渦に巻き込まれていき、やがてバルデラ世界は再び月落人を中心に動き始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 23:41:25
135134文字
会話率:25%
佐野陵矢(さのりょうや)は『金髪ツインテール』をこよなく愛する高校二年生。
陵矢が通う高校には陵矢好みの金髪ツインテールを忠実に再現した後輩の「莉緒(りお)」という女の子がいる。同じバドミントン部に所属しているが相性は最悪でいつも喧嘩ばか
り。
性格さえ良ければ今すぐにでも莉緒に「お兄ちゃん」と呼ばせたいと考える陵矢。
そんな夢は母親の再婚で実現へと一歩近づいた。
なんと、再婚相手が莉緒の父親だったのだ。
仲の悪い二人は果たして兄妹として仲良く生活していけるのか…
陵矢の妹に『お兄ちゃん』と呼ばせたい願望は叶うのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 04:26:15
167971文字
会話率:66%
社の命運をかけた社長自らの生前葬で事件は起きた。
火葬場から出てきたのはなんと人間一人分の遺骨であった。
死体消失事件は数あれど、死体“出現”事件は珍しい。
いったいこれは誰の骨なのか? いや、これは続く世紀の大事件の始まりに過ぎなかった。
登場人物
久根別希々佳:依頼人、祖父大造の身辺に不審を感じる。
久根別大造:葬儀会社社長
川崎哲夫:葬儀会社副社長
新井:Sホール主任
佐野:Sホールスタッフ
大河原:Sホールスタッフ
鞍馬:Sホールスタッフ
土屋警部:S県警の警部
行橋警視:S県警の警視
琴芝舞:紗綾の幼馴染としてワトソン的なことをしている。
瓦木紗綾:ご存知、エンジのジャケットの探偵さん。
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この話はpixivにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 14:27:13
39229文字
会話率:48%
幼馴染の佐野零夜と高坂花歩が繰り広げる青春ラブコメ!鈍感な零夜と零夜を好きでたまらない花歩の甘酸っぱい物語をお楽しみください!
最終更新:2022-04-30 22:15:30
11752文字
会話率:67%
中村愛里、山内茜、佐野遥美、保坂莉子の4人は中学生の同級生、全員が同じ高校に進学した。
高校3年生のある日、同級生4人で商店街に遊びに行った。
すると、若い男性が何かカードを持って立っていた。
若い女性:クイズに挑戦していただくとお題をクリ
アすると賞金10万円がもらえます。
愛里:何あれ、賞金10万円だって、おもしろそうじゃない?
茜:でも、なんか怪しくない?
りこ:金欠だし。お小遣い稼ぎにやろうよ〜
遥美:そうだね〜、じゃあ早く行こっ
愛里、りこ:私も
茜:みんな待って〜
こうして、建物の中に入っていった。
この後、4人の高校3年生にあんなことが起こるなんて………
○中村愛里
2人姉妹の長女。
Fカップで少しぽっちゃりしている。
過去に豊乳手術を受けたことを秘密にしている。
○山内茜
2人姉妹の次女。
Bカップで身長が少し高い。
前歯が出っ歯になっている。
○保坂りこ
Hカップの爆乳で、90超cmの爆尻を持っている。
内緒で性風俗でバイトをしていたことがある。
○佐野遥美
Eカップの巨乳。
少しブスだが、中学生の時、バレー部の副主将を務めていた。
他の人よりおまんこが敏感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 22:06:09
1087文字
会話率:83%
大学一回生の佐野真綾(さの まあや)には、神楽小路君彦(かぐらこうじ きみひこ)という大切な恋人が出来たばかり。
大学祭、初デート、ファーストキス……一作目『胃の中の君彦』内でハッピーエンドを迎えた二人が歩む、その先の物語。
「いずれ、キ
ミに繋がる物語」シリーズ四作目(メインの登場人物が共通しています)。単品でも問題なく読んでいただけます。
※当作品は「エブリスタ」「アルファポリス」「カクヨム」にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 21:00:00
46117文字
会話率:68%
喜志芸術大学・文芸学科一回生の神楽小路君彦は、教室に忘れた筆箱を渡されたのをきっかけに、同じ学科の同級生、佐野真綾に出会う。
※現在毎日21時更新。全47話予定。
※当作品は「カクヨム」「エブリスタ」「アルファポリス」にも同時掲載しており
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:00:00
57883文字
会話率:63%
夏休み明けに都会から転校してきた高校1年生の佐野優馬。意外に早くクラスにも慣れそうだったが、後ろの席になった御影珠洲は、クラスでも有名な無口な女子で、全く話が弾まない。そんな時、父とドライブ中に立ち寄った神社で、彼女とその姉と思われる少女の
姿を見つける。
実は彼女達は、ある秘密を抱える一族。そして、優馬も既にその不思議な世界に足を踏み出していたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 22:12:01
123170文字
会話率:52%
※仮投稿のため大幅な修正の可能性あり。
主人格の黒葉と、黒葉から生まれた夏咲。
彼らにはそれぞれ唯一の願いがある。
それは、もう一人の自分が消えること。
そして。
小嵐夕、桜井麻琴の――黒葉派。
夢原凜
々花、佐野美玲の――夏咲派。
彼女たちもまた、好きな人のために、嫌いな人の消滅を願っていた。
――
二年生になって少しした五月、凜々花の花屋を手伝う目的で、夏咲グループ、黒葉グループ、瀬川薫の6人で旅行に行くことになった。
夏咲と黒葉は、彼女たちとの出会いを思い返しながら、それぞれの友達と思い出を作っていく。
ただ、この場所は――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 00:44:19
35579文字
会話率:45%
物語の読みすぎで、自分が誰なのかがわからなくなってしまった主人公「佐野 瑛介」が裏で何をやっていたのか…
最終更新:2022-02-22 14:13:53
2825文字
会話率:4%
都内中小病院で、中年救急医長として勤務する佐野トオル。週3回の当直業務の中で、過労死&異世界転移する。魔法や魔物もある異世界で、元々の医療知識や技術そして、犯罪スキルと忌避される黒魔法を用いて、病める人々を治療していく。
最終更新:2022-02-15 12:23:22
229139文字
会話率:41%
空に鳥が羽ばたいていきました
海に鳥が潜っていきました
地に鳥が横たわっていました
空高く飛び
海深くへ潜り
地に当たり全てを失いました
最終更新:2022-02-08 17:41:31
410文字
会話率:17%
毎日彼らは本に囲まれて働いている。
数万冊あるその本は全て主の記憶、それを主が求めるものを求めたときに開くのが彼らの仕事。
最終更新:2019-09-20 07:00:00
1832文字
会話率:29%
全てに裏切られた彼は心を閉ざしてしまった。
そんな彼に訪れるのは破滅なのだろうか、それとも救いが訪れるのだろうか
裏切りが彼を狂わせてしまった
最終更新:2019-09-19 01:00:00
829文字
会話率:13%
つまらない授業の中で夢を見た。暗い教室。首の長い先生。暗い顔をした同級生。手渡された人形は華やかな着物を着たおじさんの姿をしていて……。
「おじさん、関係ないんだけどね。」
最終更新:2022-01-22 19:54:25
6122文字
会話率:43%
高校生となった佐野湊だったが、目付きの悪さやツンツンとした髪質から周囲の生徒に恐れられてしまい、入学してからというものクラスのみんなに馴染めなかった。
ぼっちの生活は想像以上に辛く、入学から一ヶ月程で耐えられなくなり、保健室登校を始める
こととなった。
保健室登校にも段々と慣れてきたある日。いつもお世話になっている保健室の先生から、今日から保健室ではなく屋上に登校することを勧められた。
言われた通りに屋上へと足を踏み入れてみると、そこには大きなテントが張ってあり、その横には延々と空を眺める銀髪美少女が座っていた。
同じ制服を着ているのに、風になびく銀髪やそこから覗く綺麗な横顔に目を奪われる。どうやって話し掛けようかと思いながらも、銀髪美少女に空を見ていた理由を問いかけてみると、無表情ながらも整った顔をこちらへと向けて口を開いた。
「空は同じ形を作らないから、ずっと見てても飽きない」
その瞬間から、俺の灰色だと思っていた高校生活に色がついた。
※このお話は最初の十話まで一日二話ずつ公開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 19:14:15
324252文字
会話率:57%
東京の大学を卒業して、地元の石川の会社に就職したが、東京に残してきた3年間付き合った彼女に別れを告げられなかなか立ち直られなかった俺が、1人の女性によって少しずつ心の傷を癒やされていった。彼女の家の彼女の部屋に、ヘッドライトのハイビームを照
らして俺が来たことを告げると、彼女は、部屋の窓を開け、まるでロミオとジュリエットの様に2人は、愛を深めていく。だが、彼女に縁談話が来る。佐野元春のSOMEDAYの主人公のように自由で奔放に生きてきた俺が本気で裸の心を込めて彼女を求める。恋愛と結婚。俺と縁談相手の大人の間で揺れる彼女。
2人の未来図を画く彼女は、どんな答えを出すのだろうか。ある日の夜、俺と一晩の恋を成就させた2時間後に、俺に別れを告げる電話をする。俺は、彼女の父親と会い、最初で最後になる若さ故の裸の心の彼女への想いを告げる。大人になると言うことは、なんなんだろうか?何を亡くさなければならないのだろうか?何を獲るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 00:29:55
21734文字
会話率:5%