小国デューク王国の第一王女オクタヴィアは、ただ一つ変わった能力を持っていた。それは、動物や昆虫と会話できるというもの。
彼女は、さまざまな生き物からの情報を通じて、自国に侵入した盗賊団の存在を知る。成人の祝いの席で、隣国ファルマン帝国の“美
男子”と名高いアービング公爵と出会い、運命が大きく動き出す。
盗賊団「ノートリアス」の陰謀が絡み、オクタヴィアの特異な能力が導く真実が明かされる中、各国の思惑が交錯し、事件は三カ国を揺るがしていく。そんな混乱の中、オクタヴィアに一目惚れしたアービング公爵。しかし、肝心のオクタヴィアはまったく気づいていない。果たして彼女の運命は? そして、二人の恋の行方は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:11:44
263981文字
会話率:44%
成人の儀《天賜の儀》──神より授かる“運命のスキル”によって、人生のすべてが決まる世界。
少女レヴィが得たのは、「クズ」と断じられたスキル。
その結果、彼女は奴隷の身分へと落とされ、奴隷娼館ミモザへ送られる。
けれど、そこで出会っ
たのは、奴隷という枠に押し込められながらも、懸命に生きる人たちだった。
優しさ、残酷さ、理不尽、そして小さな温もり。
少女は、そこで初めて“世界”を知っていく。
やがて、女神イースルールがレヴィの前に姿を現す。
それは、少女の運命を大きく揺るがす「流転」の始まりだった――
虐げられた少女は、やがて選ぶ。
“生きる”ことを、“抗う”ことを。
これは、最底辺から始まる少女の逆転譚。
滅びか、変革か。世界は、彼女とともに変わりはじめる。
※2019年発表作品のリメイクです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:10:00
87040文字
会話率:28%
藤森 雛乃(ふじもり ひなの)
十六歳の高校二年生。
彼女は幼い頃に兄二人と両親を失い、今は祖父と共に暮らしていた。
そんな彼女がある日、見つけた手鏡と懐刀。
それが、全ての始まりだった。
――失ってしまった記憶。
――閉ざした感情。
――視えなくなった色彩。
夢で語りかける貴方は誰なの?
私は一体、何を忘れているの?
遠く離れた過去と現在を結ぶ、たった一つの物語。
さぁ、激動の時代へ。
※史実に沿って進む予定ですが沿わない可能性有。オリジナル色がかなり強く、史実にはいない人物・団体もいます。
飲酒の描写がありますが、成人年齢は幕末当時に合わせており、それをふまえての描写です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:42:28
585932文字
会話率:38%
人間の悪意から生まれる怪物、『怪異』と怪異に対抗する力を持つ『魔法少女』の戦いは100年に渡り続いた
魔法少女は少女である
未成年の選ばれた女子のみ変身でき、成人と同時にその力を『返却』する
魔法少女は魔法を使う
ひとり二枚、魔法が封印
されたカードを受け取り、そのカードを一枚ずつ使って戦う
魔法少女には、マスコットが付き物である
マスコットは魔法少女に殆ど干渉しない。何人かの例外を除いて、マスコットは資格ある少女を選び魔法を授け、成人した時に回収するだけの存在である。呼べば出てくるが、基本的には近くで魔法少女を監視するだけの生物だ
魔法少女は、学校に行く
専門の養成学校が存在し、すべての魔法少女はそこに所属することが義務付けられている
魔法少女は人間である
当然、組織に従わない魔法少女が現れる。学園に所属しない魔法少女は『野良』と言われ、犯罪を犯す者も多いことから嫌われている
ここまでが現在の魔法少女の主な概要である
マスコットや怪異、そして魔法に対しては、今後も研究の必要がある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 01:28:28
118586文字
会話率:37%
暴君幼女・アリシア=グリーン(10)がチート級ギフトスキルと女神の加護とラッキーボーナスを獲得したところから始まる非日常な異世界転生ファンタジー。
アリシアは、楽してひっそりと暮らしたいが口癖。
だけど今日もやっかいごとのほうからやってき
て、世界を巻き込み&巻き込まれの大暴走!
夢の玉の輿でハーレムな異世界スローライフはどこに行った⁉
*
わたし、アリシア=グリーン10歳!
仮成人を迎えて、もう立派な大人なのです!
わたしの夢は、かわいいお嫁さんになって玉の輿ライフを送ることかな。
今日は愛の女神・ミィシェリア様の洗礼を受けるために神殿に来てるんだけど……愛のギフトスキルを授かろうかなって思ってます♡
え? なんですか? わたし、この世界の人間じゃないって? 異世界から転生してきたって何ですか⁉
そうですか。わたしの前世って不幸だったんですね……。今度はラッキーにまみれた人生を送りたいです……。
って、LUK≪幸運≫ステータスにポイント振ったら、ボーナスポイントやばいいんですけど?
これなら巨乳で調子に乗ってるやつらを倒せたりしますか?
あ、でもミィシェリア様は特別ですよ? 巨乳だけどちょっと好きになっちゃったので結婚してくれてもいいですよ?
あとなんかチート能力ください!
ねぇねぇ、このギフトスキルって何に使えますか?
これで玉の輿に乗って異世界スローライフ送れますか?
絶対ですか? ウソだったら責任取って結婚してくださいよ⁉
もう、うるさいってなんですか!
ミィシェリア様がそんなこと言うなら、信徒が減るようにネガキャンしますよ!
あの……これ、わたしの知ってるスローライフじゃない気がするんですけど。
偉そうな態度の貴族様から呼び出されたり、ゴリラみたいな騎士様に誘拐されそうになったり、王宮にまで。
ねぇねぇ、ミィシェリア様。
気のせいかもしれないですけど、わたし、みんなから注目されてませんか?
うん、知ってた。やっぱり気のせいじゃないですよね。
絶対このスキルのせいだ!
ううん、ちゃんと言われたとおり、ひっそり暮らしてましたもん!
たまにはちょっと気に入らないヤツを……えへへ。ちょっとだけですよ?
うぅ……絶対玉の輿に乗れるって言ったのに、ミィちゃんがウソついたー!
だから暴君幼女って呼ぶな!
今そう呼んだヤツ、一歩前に出ろっっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:05:18
441631文字
会話率:46%
正式タイトル[花屋の満開ツインズは食べごろにつき、おいしくいただいてもいいですか?]
保険会社に勤める山吹湧太郎(やまぶきゆうたろう/28歳/独身)と、エロい双子がいる花屋のお話。理性が崩壊するリーマン視点。恋のライバルはレストランのイケ
メンシェフで、双子の兄を狙っています。
※ 救済ファンタジーBL[スレイブゾーン]で凝り固まった頭をほぐす筆者の息抜き用。雑学ありの〈お仕事系BL〉ですが、楽しくエロくをモットーに書きたいと思います。こちらの作品は改稿版で、成人向けは[ムーンライトノベルズ][アルファポリス]で読むことができます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:00:00
47760文字
会話率:59%
上級貴族の娘、ジルティアーナ・ヴィリスアーズ。
成人の儀で【ロストスキル】を授かり、次期当主の座を剥奪されてしまう。
これからどうしよう?だって私は気付いてしまった。
【ロストスキル】は、失われたスキルでも、文字化けでもない。他の人には
読めない。私が住んでた異世界文字で書かれたものだって。
【ロストスキル】を手に入れて、解った。
自分が異世界から転生したこと。
ヴィリスアーズ公爵家がおかしい事。
今が、上級貴族なんて面倒くさい立場を捨てる、大チャンスである事を。
次期当主失格!?
え、いいんですか?好都合です。ありがとうございます。
貴族とか大変そうなんで、私は田舎の領地でのんびりさせていただきます。
美味しいものが食べたい。お洒落したい。
チート能力でお店経営して、もふもふを愛でたい!!
欲望を満たす為だけの、のんびり田舎ライフはじめます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:21:12
519476文字
会話率:34%
成人の祝福。
人族が16歳の誕生日に職業とスキルを得る事が、そう呼ばれる。
その得られる職業とスキルは、本人の素質、努力、神の気まぐれで決まると言われている。
そして、その得た職業とスキルで、その後の人生は大きく変わってしまう。
だが、それを打破する事も世界の理には有る。
それは、世界に勇気を示す事。
だけど、そのハードルが高すぎて、強くなれない人族。
そんな異世界に、神らしき存在が裏技を使う事によりチート職業勇者職を与えた者が居る。
そして、その神らしき存在に、勇者だとバレルと権力者に抱きかかえられ、強い力の影響の及ぶ範囲が狭くなるので、出来るだけ隠れてと指示された。
なので、主人公は同じパーティの友人にも嘘をつくことに。
隠れ勇者イサムは、今日も偽り・嘘をつき続けます。
残酷な描写があり、嫌な性格の人達も出て来るので、そう言うのが苦手な人は避けた方が良い作品です。
お題をもらって書くのも良いかも、と急遽描いた作品です。
推敲は不十分で、プロットは他作品からの流用で不十分なのですが、期間制限があるので、とりあえず投稿してみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:08:33
762368文字
会話率:16%
なんちゃってホラー『世の中には見えなくていいものって、あるよね』『ご主人はお料理上手です』の続編です。
犬上家の一人息子、悠里は最強の犬神の主人。けれど肝心の本人はその手の類が大の苦手。十四才を成人とする犬上家の一族。悠里も成人し、晴
れて仲間入りを果たしてしまった。(『世の中には見えなくていいものって、あるよね』)
守り手はいないものの霊感があり、その手の類が見えていたし、かわし方も分かっている悠里の幼馴染、昴はひょんなことから飯綱(管狐ともいう)の主人となる。
前世人の記憶を持つ飯綱は主人を守るために奮闘する。
(『ご主人はお料理上手です』)
上記二作の短編後の、犬上家とそれに関わる人やオトモタチの日常になります。
(短編をバラバラとアップするのもあれかなと思いまして、不定期ではありますが、連載形式とさせていただきました。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:35:02
16314文字
会話率:57%
目が覚めたら狼がいた。
戸惑うオレに父親が明るく言う。
うちは十四歳で成人扱いになって、自分の犬神が見えるようになるんだぞ、と。それから、気持ち悪いものも見えるようになってるから、と他人事のように。
帰って来て、オレの平穏。
最終更新:2025-02-28 23:07:00
6468文字
会話率:46%
世界には2つの能力が存在する。
世の理(ことわり)を覆す超常能力『ギフト』と、日常生活で役立つ程度のくだらない能力『ヘンテコ』。
ギフトが授けられなかった者はヘンテコを獲得する。
ヘンテコの能力は本当にくだらないものだ。
例えば、『紙を真
っ直ぐに切れる能力』
例えば、『ライター程度の火を起こす能力』
例えば、『猫の鳴き真似がうまくなる能力』
ギフト保持者はその力で軍事国家を樹立したが、ヘンテコ保持者は各国から馬鹿にされ蔑まれる現状だ。
人権さえも剥奪され、今やヘンテコ保持者を傷つけることは罪に問われない。
しかし彼らは身を潜め、来たるべき闘いの時に備えていた。
孤独を埋め合い、決して折れることなく、救いのない世界に抗うべく思考を凝らす。
これは──そんな少年少女たちがヘンテコを駆使して世界相手に大立ち回りする『闘い』と『革命』の記録。
本格能力バトル小説、開幕──
○登場人物
・フィア
能力『絶対捕手 〜落としそうになったスマホを必ずキャッチできる能力〜』
内気な少年。16歳。
・ツヴァイ
能力『なんでも収納 〜物を1つだけ収納できる能力〜』
気の強い少女。16歳。
・アインス
能力『マッチングペア 〜あらゆる物の片割れを探し出す能力〜』
冷静沈着な少女。17歳。
・ドライ
能力『聴覚強化 〜耳がちょっと良くなる能力〜』
無表情な少女。15歳。
○注意
本作では、予告なく以下の表現を用います。
・暴力・残酷シーン
・流血シーン
・性的表現
・憎悪表現
決してこれらを推奨する意図を持っての表現・描写ではありませんが、トラウマが想起される恐れがある方は読書をお控えください。
程度としては、『成人向けコンテンツ』ほどではないが『青年向けコンテンツ』と同程度、とお考えください。
いずれも文章としての表現であり、挿絵などの画像を用いた表現は含まれません。
☆クレジット
小説:瑞泉みずき
(https://x.com/mizuki_no_labo)
キービジュアル:朱禾
(https://x.com/akanogi_i)
キャラクターデザイン:ただよし
(https://x.com/tadayoshi_game)
○更新情報
<2025/07/15> 1話、一挙更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:53:43
70499文字
会話率:40%
事故で命を落とした主人公・レオンは、異世界に赤ん坊として転生する。
だが転生時に時空の誤差が生じ、本来“勇者として選ばれるはずだった運命”が、7歳年下の弟・セイルに託されてしまう。
レオンはその事実を女神から告げられ、
「弟の勇者としての
素質はギリギリ。だから貴方の力で影から支えてほしい」
と頼まれる。
既に成人し、かつてはSランク冒険者として名を馳せたレオンは、現在は実家の地位・辺境伯を継いで公務に従事している。
その立場ゆえに弟の旅に同行することはできないが、転移魔法や空間術、戦闘技能を駆使し、フルフェイスの全身鎧に身を包んで正体を隠しながら、弟を陰から支えることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:35:54
6623文字
会話率:24%
多くの空手家から尊敬を込めて「龍皇」と呼ばれる久米颯玄。その生涯を3部作で綴る第1章、「龍の目覚め」。幼いころから祖父の下で空手修行に入り、成人するまでの修行の様子を描く。
その中で過日の沖縄で行なわれていた「掛け試し」と呼ばれる実戦試合に
も参加。若くしてそこで頭角を表し、生涯の相手、サキと出会う。強豪との戦い、出稽古で技の幅を広げ、やがて本土に武者修行を決意する。本章はそこで終わる。
この話は実在するある拳聖がモデルで、日本本土への空手普及に貢献した稀有なエピソードを参考にしており、戦いのシーンの描写も丁寧に描いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:11:46
26861文字
会話率:26%
カクヨムでも連載中。
辺境伯爵であるミハエル侯に、皇帝陛下より内紛の鎮圧命令が下される。そのためローレン辺境伯領は、領主不在で主戦力を欠く状態であった。そんな中まるで狙っていたかのように、他国の軍勢が侵攻して来たと知らせが届く。
【ファンタ
ジーですので、結婚可能な成人年齢は十五歳、飲酒可能な年齢は十二歳からに設定しております。これは日本の法律に反する行為を、容認ないし推奨するものではありません。予めご了承下さい】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 15:05:28
823091文字
会話率:61%
英雄王グランディウスの子孫には、精霊の声を聴き、導く力を強く発現する者が生まれた。
精霊の祝福を受け、花開いたような瞳と、光に透けて色を変える髪を持つ彼女たちは〈精霊姫〉と呼ばれた。
精霊姫であるマリーエル・グラウス・ディウスは、成人の儀の
際に、深淵の女王と名乗る者の襲撃を受ける。
深淵の女王は、影を使役し、世界を絶望に染めようとしていた。
辛くも女王を退けたマリーエルは、影の力に抗う為、全てのモノが巡り還る処〈世界樹〉の枝葉を蝕む、澱みを祓う旅に出ることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 14:17:08
151887文字
会話率:46%
成人式の日、久しぶりに地元へ戻った青年が、かつての仲間との再会や過去の記憶を通して、別れやつながりの意味に向き合っていく青春ストーリー。
最終更新:2025-07-17 13:59:39
2403文字
会話率:30%
かつて少子化対策は「支援」によって行われていた。しかしそれは限界を迎えた。
2045年、日本は総人口8,700万人・高齢化率60%に到達
労働力・年金・税収すべてが崩壊寸前
政府は“国家維持の最終手段”として、「交配適齢制度」を導入する。
成人年齢は15歳に引き下げられ、AIによる“遺伝子適合マッチング”により、全国民に定期的な「交配相手」の通知が届く社会。
拒否は原則3回まで。それを超えれば、減税・年金・就職の自由は失われる。
制度は「恋愛や結婚の自由」を建前で守りつつ、実質的には“義務的な出産制度”へと変貌していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 13:32:06
29777文字
会話率:25%
異世界に生まれ変わったは良いものの、転生特典などはなくただの村人1になったらしい。
特技もないのでぼんやり生きてたら幼少期に突然死亡フラグが立った。原因は飢饉。村人らしい。そして前世知識も使うこと無くフラグは速攻で回収された。
また死んだと
思ったら、異世界で産まれるところへ巻き戻り、同じ村人生が繰り返される。死んらまた赤ん坊からのループだ。セーブポイントもない。
死にゲーみたくその都度対策をして、成人できるとこまではきたが、また失敗しまう。今回の人生は天寿を全うできるだろうか。出来れば平穏な終わりがいい。ついでに兄弟達のいる故郷も守りたい。
ループ人生で獲得した経験を糧に、なにも持っていない村人なりに動き回るぞ!
・・・とかやってたらいつの間にか弟の友達が俺のことを「ボス」と呼ぶ。
えー、どうしてこうなったんだっけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
21997文字
会話率:14%
釘宮病──それは某人気声優の声を聞いて発狂、もとい発症してしまう病。この病に罹患すると「くぎゅううううう!」と叫ばずにはいられないと言う──。
そんな釘宮病の姉を持つ凪宮湖太郎は、至って普通の男子中学生。しかし姉である早絵の傍若無人な振
る舞いにいつも気苦労が絶えない日々を送っていた。
そんなある日、早絵に騙される形で一緒にアニメグッズを買いに街へと出た湖太郎は、突然とある不良に突然絡まれてしまう。
不良にアニメグッズを台無しにされた怒りもあって、怖いものなしにケンカを買おうとする早絵を必死に止めようとする湖太郎の前に、突如としてレジェンドと名乗るカエルのお面を付けた成人女性が現れ、あっという間に不良を倒してしまう。
釘宮流拳法という、謎の武術によって。
話を聞くと、実はレジェンドも釘宮病患者であり、独自で編み出した釘宮流拳法を完璧なものとするために研鑽を積んでいる最中なのだという。
レジェンドの話を聞いて、いたく感銘を受ける早絵。そしてそのままの勢いでレジェンドに弟子入りを頼み込む。
その後、レジェンドと共に修行に出た早絵。一週間後に戻ってきた早絵は、見た目こそ何も変わっていないものの、街中で再び絡んできた不良達をあっという間に倒してしまう。
そんな以前よりも強くなった早絵の前に、由梨江と名乗るゴスロリ姿の女の子が現れる。実は由梨江も堀江病という釘宮病に似た病に罹っており、堀江流拳法という独自の拳法を編み出していた。
やがて早絵と由梨江は、反りが合わないせいもあってぶつかり合う事になる。勝者には湖太郎が手に入るという、湖太郎の意思をガン無視した勝手な条件を付けられて……。
果たして、二人の決着はいかに!? そしてどうなる湖太郎の人生!
くぎゅ好きのくぎゅ好きによるくぎゅ好きのためのバトルラブコメ、開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:10:00
62135文字
会話率:45%
ブラック企業の営業から転生した俺は、魔法学園の教授の助手を勤めていた。
しかし、チートなし、魔力なしで何もできない!
前世でパワハラされた記憶から、俺は本音が出せなくなっていた俺を、教授(成人男性)は友達だと言ってくれる。
魔王が目
覚めて数年経ったこの世界で、教授と共に魔王討伐パーティに参加させられることに。
きっと、異世界転生ならではの美少女ハーレムが形成されるんだろうな……!
俺の期待とは裏腹に、少年騎士がパーティに加わり、男三人で魔王討伐へ。
いざ、魔王と対峙してみると、彼はまだ子供だった!
魔王が大声で泣き喚くと、周りのものをランダムで消滅させてしまう。
俺以外、全員デリカシーがないので、魔王は全然泣き止まない……!
もう逃げられない俺は、ついに本音を炸裂させた。
「お前ら! 空気を読め!」
決死の訴えに、ようやく全員聞く耳を持った。魔王と和解し、四人で魔法学園に帰ることに。
ま〜た、男ばっかりだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:00:00
22011文字
会話率:38%
パリのスラムに生まれたマリナは父親に虐待されながら育つ。そんなマリナを祖母だけが守ってくれたのだが、その祖母もマリナに黒い聖母子像のペンダントを渡して息を引き取る。黒い聖母子像は母親が信仰していたブラック・ヴァージンと呼ばれるものだった。や
がて父親の虐待に耐えきれずマリナは家出、成人したマリナをブラック・ヴァージンがマルセイユに導く。マリナはそこで不思議な体験をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 00:01:26
74291文字
会話率:35%