東と西にある二つの大陸を陸続きに繋ぐ場所に位置する13の統治区をもつ大国アンシェリア、今この国は存亡の危機に瀕していた。かつてこの地域にて起こった大国同士の覇権争いに勝利したアンシェリアは、周辺の中小国家郡に対して盟主のような存在として永ら
くこの地域一帯の諍いを治め栄華を誇っていた。それから幾ばくか時が過ぎ、近年急速に周辺国家郡を吸収し力をつけてきた西の大陸のランドルフ帝国、東の大陸のアデーレ皇国の二大国に挟まれる形となったアンシェリア王国は敗戦を重ね徐々に力を削がれていった。心労がたたり、高齢であった国王が病没し人々は希望を見出せずにいた。統治区を治めるものたちはこの亡国の危機に一つの決断を下す・・・・・・それは王国に伝わる御伽噺であった。
「ハーメルン」でも投稿しています。
http://novel.syosetu.org/46531/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 16:00:00
23405文字
会話率:54%
小国のお転婆姫サラとと苦労性な近衛騎士。
サラは旅に出る。そして、知らされた国王崩御。
何かが動き出している。
王道主従もの。
初投稿、ホントに拙い文章です。
最終更新:2016-04-19 18:45:03
11185文字
会話率:41%
我々が未だ、大海を知らず、小さな井を飛び回る蛙であった頃の話。
我々が抱く王国とは、ただ一つ。
我々の世界は、このただ一つの王国を中心にして回っていた。
その世界には、地動説も天動説も存在しない、ただ、国王が朝だと言えば、どんなに常闇の中で
あろうと民衆は仕事に取り掛かり、老鶏でさえも声を高らかに叫ぶ。
小さきこの世は、まさに圧政。
狭きこの世は、常に暴政。
しかし、そんな小国エルドラド王国からの支配を逃れた小さな山が一つあった。
正式には「支配を逃れた」というより、「煙たがられ」「手放された」。
その山では特に希少な資源が採取できるわけでもなく、山頂から良い景色が【拝める】程度の価値しかないようなボロ山であったからだ。
そして、もうひとつ原因はあった。
そこに住む「どうもう」な生物。俗にいう【盗賊】の群れ。
この物語は、盗賊の頭であるフリークスと魔【術】使いのアリアの死闘を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 20:00:00
866文字
会話率:0%
アストラン大陸。
西のはてに位置する、その大陸の、別の国の同じ時に。強くて弱い、姫達の物語。
【心を無くした海の姫】海神の子孫の竜の国、ハイロン皇国。前世に海神と愛し合ったために、国を危機に陥れた、彼の国の皇太子セラスミスは、その罪を償った
代わりに心を失った。幼馴染みだった隣国の国王の結婚式に向かったその先で、出会った小国の王子・アイラス。唯一出来た、人間の友達は、セラスミスの心を、取り戻せるのか…?冷淡な姫と、へたれ気味な王子が、結ばれるまで。【塔の賢者姫】西にある大国、ゼルラン聖公国で国一番の賢き人、通称・賢者と呼ばれるユレーア侯爵令嬢レイラ。彼女は、賢者として塔に幽閉されていた。わずかな護衛と侍女一人と共に暮らしていたレイラに、新たに護衛が送り込まれる。彼の名は、カイン・レヴス。ゼルラン聖公国公主直々に送り込まれたのは、「レイラの婚約者だから」。当人達は認めたくないその関係だったが、二人ともそれぞれの秘密を、相手に知られてしまう。そこから始まった、強気な男装侯爵令嬢と自称平凡なげやり近衛兵の恋の行方は?【田舎領主のわがまま姫】東の大国、ルポルタ王国。国王の一人娘、フィオナは、18歳の誕生日にあることを望んだ。「私、隣国の田舎領主に嫁ぎますわ!」と。形だけの皇帝が君臨する隣国で、大国のわがまま姫は、夫と国を変えるため、一念発起する。と言うのも、フィオナは持って産まれた〈未来視〉で、母国が滅ぶのを知っていたから―――。一見わがままな本当のお姫様と、彼女に振り回されるのんびり田舎領主の建国&ラブストーリー。【雪華の官吏な人質姫】冬は雪で閉ざされる小国・エンデュラ王国。王女ユリアは、所謂政略結婚として、大国・イルジスト王国の側室となる。人質のようなものだ。だがユリアは、挨拶に来た宰相に会ったとたん、話を持ちかけた。「私をイルジスト王国の官吏にしてください。」なんとか、宰相の養子として身分を偽り官吏となったものの、それから三年も過ぎた頃、ユリアは今までの目立たない部署から異動になった。「宰相の補佐官?!」もしかしたら国王(夫)にあってしまうけどそれだけは避けたい(夫には秘密でやっている)雪国の姫(官吏)と堅気な厳しい上司(宰相)のほのぼの恋愛譚。
※1話ずつが長いです。ゆっくり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-28 18:00:00
35390文字
会話率:49%
異なる世界、異なる地域にて数多の戦場に参戦し勇名を欲しいままとしてきた傭兵ギルド、クアトロケルベロスが衰退を続ける小国イスニアへと向かう。
イスニア再興を目指す国王アルフレートとロジアータ地方でも有数の強力な傭兵ギルドのリーダー、ガイウスが
出会うことでイスニアの未来が変わろうとしている………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 21:15:46
7716文字
会話率:41%
20xx年、世界各地で戦争が頻発していく中、世界で数万人に一人の割合で超能力者が出現しだした。
サイコキネシス、発火能力、水流操作能力、瞬間移動etc……彼らの能力はどれも強力で、中には一人で軍隊1つ以上の戦闘力を有する者も多く、彼らは戦争
に積極的に投入され、その多くが大きな働きを見せた。
しかし、戦争終結後、彼らの扱いは一変する。戦争が無くなったことにより、彼らは反乱の危険分子であるとし、世界中で超能力者を取り締まる動きが活発になっていった。
そんな中、日本では『国に背く恐れのある超能力者は即刻処刑とする』という法律が施行された。
国内屈指の戦闘力を持った超能力者の青年、霧崎ヒジリも戦後、国によって捕えられ、今まさに処刑が行なわれようとしていた。
そして処刑直前、ヒジリは「私があなたの命を救いましょう。その代わりあなたは私のために戦っていただけますか?」という問いかけとともに異世界に召喚されてしまう。
「戦争は各国代表者のみで行われる」という代理戦争制度を採用している異世界・ヴィルドでヒジリは滅亡寸前の弱小国家・ブリッツ国王女・リネアに頼まれ、代理戦争に参戦することに……
異世界を舞台にした魔法vs超能力の異能バトル!!
元最強の超能力者でひねくれた性格のヒジリが弱小国・ブリッツを大国へと導いていく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 09:00:00
139567文字
会話率:49%
理解できない超科学は魔法。
魔法としか言い表せないロストテクノロジーで、極小国が大国に立ち向かう!
今から2千年ちょっと前。巨大な宇宙船(ゼクトンシップ)が地球のとある小島に落下した。魔法のような超科学文明をもっていた彼らは、代を重ね
るごとにいろんな事を忘れていった。
そして現代。
南海の小島・ゼクトール王国に、大国より侵略の魔手が伸びる。
迎え撃つのは少年国王。そして、暗躍する幼なじみの少女。さらに、役に立つのか立たないのかわからないゼクトールの首脳陣である少女達(平均年齢16.8才)。
古の超兵器を稼働。敵対国の派遣艦隊をかろうじて撃破。
というのが前回までのお話。
戦争はまだまだ続く。
(前回の話「悪役上等! 武装戦闘国家ゼクトール」をお読みでない方でも大丈夫な作りになっています) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-21 07:00:00
153841文字
会話率:32%
神話から続く歴史をもつ小国、タルトゥ王国。
その国の子供たちの間を、脳波によって操作できる四輪駆動のホビー、「ドラグーン」が席巻していた。
タルトゥ国王のひとり娘、アイリもドラグーンに魅了された一人。
10代も中ごろに差し掛かったのに、今日
も今日とて同じドラグーン狂の従者を引き連れ宮殿の中でレース三昧。
けれどそこに突然、隣の共和国の軍が攻め入ってきて……
昔に某文芸賞に投稿した作品を改稿したものです。
作風はファンタジー+コ○コ○系ホビー作品といったところです。
一章づつ投稿していきます。
次章は5日以内に投稿します。
楽しんでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 22:08:11
50589文字
会話率:53%
よく言えば行動力のある、ギョクラン国王アルバート、つい思い付きである小国へ書簡を送ってしまった事により、一人の読書好きな王女様やギョクラン国に色々な変化をもたらしてしまうお話です。
ほのぼの、コメディを目指してます。
初めての投稿となります
ので温かく見守っていただければ嬉しいです。
R15と残酷な描写ありは一応の保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 00:51:22
7490文字
会話率:34%
小国家サヴィトリアは、公の場に魔法使いを受け入れながら緩やかに発展してきた豊かな国である。
大臣ワーロックは、国王エスヴァダルの独断に振り回されている苦労人。今回もエスヴァダルは隣国へ留学していた王女ミランダを国に呼び戻し、メビウスに娶せよ
うともくろんでいた。魔法使いのメビウスは世界で唯一の召喚術の使い手であり、古い技術をこよなく愛する変わり者。しかし、当の王女はメビウスとの結婚には乗り気でない。国が不安定な状態にあり、魔法使いメビウスに頼りきりである現状を憂いた王女ミランダはメビウスを相手取に一計を講じるのだった。
自サイトとの二重投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-01 22:00:00
39502文字
会話率:47%
ある夏の夜、さくらは祖父から衝撃の告白を受ける。
その日から始まる、両親探しの冒険。
夏休みを利用して、奔走するさくらを巻き込む数々の出会い。
大企業の会長、怪盗団首領、元アイドル歌手、警察官、小国の国王らが、さくらに語りかける話、伝えてく
れる情報とは。
果たして、さくらの実の両親は誰なのか。
そして、居候先の同級生への恋の行方は。
魔法のiらんど様他にも同名小説をアップしておりますが、内容が若干異なります。(筆名は「yukarix4000」「ゆかりx4k」「yukari4000」です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-13 20:17:24
130634文字
会話率:32%
中世西洋風の架空の小国。第二王女ロゥデリュシカの乱心により、父王が殺された。悲嘆に暮れる第一王女イルェシュニアは即刻妹を処刑せんとするが、自らのそば仕えの騎士セリヴによって制される。何よりも対外情勢を憂えていた父王のために、ロゥデリュシカは
隣国皇太子と婚約を交わしている身であった。次期女王の判断として、イルェシュニアは刃を収め、冷静に騒ぎを収めるべく隣国との再交渉にも臨んでいく。しかし一方で、妹を殺させなかったセリヴと妹がかつて恋仲であった事実が、イルェシュニアの心を確実に波立たせていく。そんなある日、隣国王室から届けられた“翡翠の仮面”と一通の“国書”。その“国書”に記された隣国の要求とその含意に、イルェシュニアは戦慄を覚えるのだった…。
初出:「すくりぃべんてぇすの本 第39号」(2013年)
http://scribentes.m22.coreserver.jp/?page_id=811
他サイト:青空文庫 http://slib.net/36548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 17:16:57
28876文字
会話率:30%
遥かなる太古、大陸には文明と呼ばれるだけの人間社会が形成されていなかった頃、大海に浮かぶ島に人が乗って操縦するバトルスーツを駆使して、その地を制定した王国があった。
しかし、国王の弟の突然のクーデターにより国が4分割され、かつての王国は中で
も一番小さな弱小国と化してしまう。
病に倒れた王様に代わって、王国を再建しようとする姫の奮闘記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-11 15:54:40
117860文字
会話率:23%
欧州、食文化の花開く小国・フィオリシェルゴ。
田舎から鞄一つで王都に出てきた少女・コンスタンツァの夢は、一人前のパティシエール(菓子職人)になること。今は菓子店に住み込みで働きながら、王立の製菓学院への入学を夢見ている。
ひょんなことから学
院主催の大会に出場した彼女は、翌日王宮に呼び出される。期待に胸を膨らませるも、学院長の横にいたのはこの国の王子だった。
「国軍に製菓中隊を新設しますので、製菓指導に行ってください」
そこはリンゴ畑しかない国境の街、のはずだったが……。
これは、後に<国王陛下の菓子箱>(ドルチェ・デ・ドゥージェ)と呼ばれる世界一役に立たない軍隊──製菓部隊が、ある小さな町を救ったという、ささやかで、とても馬鹿げた戦争の記録である。
※アリアンローズ新人賞 一次通過(二次落選)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-28 00:52:06
58816文字
会話率:41%
帝国歴961年、大陸南端にある小国ダムネシアは、列強とのはざまで国の存続にかかわる、さまざまな問題をかかえていた。ダムネシアの天才科学者ニュートは、その解決策の一つとして国防軍の兵士補てん用に人為的に人間をつくる実験に取り掛かっていた。人
工生命体である、生体サイボーグ実験だった。
実験は成功し、プロトタイプとしてつくられた生体は少女の姿をしていた。機械制御で動く魂なき少女である。国王により、リーナと名付けられた生体は、やがてニュートが想定した以上の自立行動をとるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-17 07:00:00
557605文字
会話率:49%
カザンヌ王国子爵令嬢リアーデは18歳になったばかりであったが、
大国ドレンデラに“人質”として送られることになる。
カザンヌ国王アルディードが無謀ともいえるドレンデラ侵攻を行い、
惨敗を喫したため、急きょ“人質”となる者が必要だったのだ。
カザンヌ王室には王女がおらず、王家の血を引くリアーデに白羽の矢が
立ってしまった。リアーデの実母にあたるウェルシーがカザンヌ
王アルディードの妹王女であったためだ。
ドレンデラ王宮に赴いたリアーデはそこで自分が侵攻の原因を作ったと
非難される。伯父にあたるカザンヌ国王が「誕生祝い」と「結婚祝い」
に何が欲しいと尋ねた時、不用意にも「綺麗な紫水晶」と「風光明美な
別荘」と答えてしまったことが発端となったと言うことだ。
ドレンデラの冷酷な宰相ペイジはリアーデを“人質と”して遇する
のみならず、戦で傷ついた君臣たちを“慰めるために”利用しようと
計画する。亡国寸前の子爵令嬢と大国の冷酷宰相の謀略と恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 23:56:08
36686文字
会話率:17%
今は無き小国の王女と、魔族の覇王と、変わり者の国王がメインのお話。ファンタジー傾向ですが、恋愛モノです。若干年の差、たまにすごい年の差。年の差苦手な方は避けて通る事をオススメします。※まだ内容がまとまっていないので、こんな紹介で失礼します。
もう少し話が進んだらちゃんとしたあらすじ考えます;
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-03 01:34:43
2944文字
会話率:15%
北欧の小国・ヴァーヴィット公国。
ロイウェン城に住む少年国王、セディ・ヴァーヴィットには、誰にも言えない秘密があった――……。
少年城主と吸血姫、そこに盗賊の少年が加わって?
ドタバタの【シリアス】ラブコメディ。
最終更新:2012-07-08 19:00:00
1956文字
会話率:8%
『愛と黄金の国サイノプス』は地下資源が豊かな小国。読書好きで戦いが嫌いな国王メンドゥーサのせいで、軍事力が乏しくいつ戦争を仕掛けられるかわからない。そこで戦術に長けた者を優遇する政策を打ち出したが、集まった者の多くは力を持つ者《クリンガ 》
と言われる人々。そんな国の軍隊に入隊すべく乗り込んできたのは、札付きの傭兵「ボタンのザイオン」だった。
春のファンタジー短編祭(武器っちょ企画)参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 15:51:28
14689文字
会話率:35%
人間の小国に立ち寄った、美貌の魔族サーラ。畏怖の念を抱きながらも、国王とその姫に守られて精一杯生活するサーラに、人々は心を許し始めた。
この人間界で、暫し生きようと決意したのもほんの、十二年。
優しき国王、無邪気な姫君、慕う国民。
魔族のサ
ーラは、護りたかった……この人間の小国を。
※自サイト他からの転載です
※本編の過去話ですが、読んでいなくても解ります。むしろ読んでいない方が良いと思います
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-20 19:24:03
26205文字
会話率:37%