【ケガレつき】
そう呼ばれる少女がいた。
その少女の名はミリア。彼女は特異な魔法を持ち、それが彼女をケガレつきとしていた。
そのケガレた魔法のせいで追放されたミリアは、とある魔女の計画の手伝うことになる。
その計画こそ【魔王復活計画】
。まるで悪役が企んでいそうな計画だが、ミリアは思った。
ケガレつきと呼んだのはあいつらじゃないか。
じゃあ、自分がケガレつきとして世界のケガレである魔王を復活させても、誰も文句は言えないだろう。
そんな理由で始めた計画だが、この計画は彼女に様々な影響を与えた。
それは良い影響? それとも、悪い影響?
それは分からない。
だが、一つだけ分かることは――――
彼女はこの計画のおかげで孤独ではなくなった。
※注意※
本作はガールズラブ・百合に属します。(この時点で大歓迎! って人は問題ないと思います)
詳細に言うと、本作にはLGBTQに該当するキャラクターが登場します。
その殆どはレズ(女性の同性愛者)とバイ(両性愛者)です。
これを踏まえた上で、女性同士の恋愛描写を非常に多く含みます。
また、展開としては殆ど描かれませんが、ゲイ(男性の同性愛者)やその他のセクシャリティも登場します。
ただし、メインは依然としてガールズラブなので、ボーイズラブの展開は殆ど描かれません。(その為、要素としてボーイズラブは入れていません)
恋愛描写に関しては以上です。
とは言っても、本作はストーリーが第一なので、単純に天使とか悪魔がいるファンタジー作品になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:00:26
417778文字
会話率:44%
人とアンドロイドが共に暮らすことが当たり前になった時代。
人々は彼らに「感情」を与え、「家族」や「友達」として迎え入れるようになった。
だが、その“心”はあくまで模倣されたもの——そう信じられていた。
春日透、小学六年生。
表面上は何も変
わらない毎日を過ごしていたが、家族の喪失という過去を抱え、誰にも見せない心の奥に、まだ言葉にならない痛みを沈めていた。
そんなある日、透の家に感情支援型アンドロイド「ユイ」が届けられる。
見た目は透と同じ年頃の少女。人間のように喋り、笑い、けれどどこか、人間ではない。
冷たく接しながらも、ユイと暮らす日々の中で、透の中の“なにか”が少しずつ変わりはじめる。
それは、閉ざしていた心が静かにほどけていくような、小さな芽吹き。
ユイには感情がある。だが、「恋」という感情だけは、設計されていない。
彼女が“それ”に気づくまで、まだ長い時間がかかる。
そして、その過程で透もまた、自分自身と向き合うことになる。
これは、少年とアンドロイドのあいだに芽生えた、静かで、純粋で、長い長い旅の記録。
「人の心は、どうしてこんなにも複雑で、あたたかいのだろう」
プログラムでは測れない、心と心の距離を描く青春譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:00:00
61240文字
会話率:33%
忙しない日常に疲れた帰り道。
静かな路地裏で、小さなカフェを見つけた。
落ち着いた空間、やわらかな音楽、香ばしいコーヒーの香り。
そして、そこで働く店員・遥(はるか)の、静かな微笑み。
名前も知らない彼女に、なぜか心をほどかれてい
く。
ただ、客と店員というだけの関係だったはずなのに。
ある夜、カフェを騒がせる出来事が起きる。
それをきっかけに、ふたりの間にひとすじの小さな糸が生まれた。
言葉にしなくても、確かに少しずつ近づいていく距離。
それはまるで、温かなカフェラテの中にそっと描かれた、小さなハートのように。
——まだ何者でもない僕らが、
少しずつ、確かなものになっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 18:00:00
54303文字
会話率:32%
冴えないフリーター梶原純平はある日余命宣告を受けた。
そんな彼と彼の周りの人間の人間模様を描いた作品です。
最終更新:2025-06-29 18:00:00
2363文字
会話率:4%
穏やかな村に暮らしていた一人の青年が、ある日、ふとした気まぐれで「光の剣」を引き抜いた――
それは、伝承に語られる“選ばれし者”の証であり、王国に新たな運命をもたらす序章でもあった。
青年のもとを訪れたのは、エルデンティア王国第一王女、リ
アノ=ルヴィア。
気高く、冷静でありながらも柔らかな微笑を絶やさぬその姫君は、自らの眼で青年の誠実さを見極め、やがて“勇者”として彼を王都へと迎え入れる。
王城にて、彼は国王陛下と謁見を果たし、その人柄と真心を認められるに至る。
さらに姫君は、人知れず得た“婚約の言質”を軽やかに公表し、場を動かす気品と機知を見せつけた。
そして夜、別々の寝室へと案内された二人。
王家の伝統に従い、互いの心の距離を尊重しながら――
姫君は静かにこう語る。
「無理のない関係から始めましょう、勇者様。
いずれは隣でお休みになりたいと思っていただけるように……わたくし、努力いたしますわ」
これは、剣によって選ばれし青年と、王国を背負う姫君が、
少しずつ、誠実に、心を重ねてゆく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:53:35
5939文字
会話率:18%
ヴォルヘルム王国の王太子であるジルクハルト・ヴォルヘルムと婚約していたレティシア・ヴィクトリウス侯爵令嬢は、実の両親を事故で亡くしてから子爵位だった親戚が侯爵位を継いだことで虐げられていた。
身の危険を感じたレティシアは弟のセシルを連れて
邸から逃げ出し平民として暮らすことを決意する。
男装して男として生活して騎士となり王都警護班に配属されたのも束の間、訳あって王太子(多分まだ婚約者)の専属護衛をすることに!?
義家族と婚約者である王太子から逃げて平民として暮らしたいレティシア(男性名レオン)と、婚約者を救い出して愛し抜きたいジルクハルトの攻防
■2020.11.05 完結 全57話
■小話更新中
■番外編はジルクハルトとセシル、ジェイド側のお話を更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:11:43
219547文字
会話率:35%
聖女として認定されたモニカ・ベルタが聖女となり自身の人生を激変させ、『神のお告げ』を伝えたことで自滅へと向かう。
そばにいる男や教会関係者の思惑通りに動くことになるが、欲しいものが手に入ることで私欲のために『神のお告げ』を伝え...
最終更新:2022-12-01 21:00:00
5408文字
会話率:33%
佐藤奈緒子(さとうなおこ)は商店街で洋食屋を営む27歳。「美味しいものを食べて幸せな気持ちになって欲しい」をモットーに、細々とお店を切り盛りしている彼女は、恋愛方面サッパリの地味女子だ。
そんな彼女のお店の高校生バイト・御影晴人(みかげ
はると)は、年の割に落ち着いていて、仕事の出来るイケメン君。だけど毎日意味深な笑顔で意味深なことを言ってきて、奈緒子はタジタジするばかり…。大人を揶揄わないで、御影君!
陥落寸前の奈緒子だが、二人の間には法規制という大きな壁が立ち塞がる…。
洋食店の負け組女店主&一途だけどちょっと曲者な高校生バイト君の、ほっこり年下攻めラブコメディ。
●2025年1月29日よりTikTokにて本作のショートドラマが配信されております(^^) リンクは↓
https://www.tiktok.com/@everystar_official/video/7465259692827217159
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:05:43
20815文字
会話率:54%
北東北の「駅弁大学」で一年間モノクロな生活を送ってきた田中逸郎。そんな彼の日々は新入生・中嶋弥生との出会いで彩りはじめる。雪のように純粋な弥生に惹かれる逸郎。だが、ある日を境に、弥生は突如としてネットの片隅で危うい「別の顔」を見せ始める。逸
郎は彼女の変貌に心を痛めながらも、ミステリアスな同級生・ファインや、世話焼きな後輩・由香里との関係を深めていく。現代の若者たちのリアルで切ない「ヰタ・セクスアリス(性の記録)」を描く青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:00:00
324798文字
会話率:37%
白亜の都ディアルセレス、光の都と謳われるその地に、孤児の少女リヴィアは薔薇のごとく咲いた。才気と美貌、そして清らかな心は社交界の寵児とされ、だがその輝きは王女セリシアの嫉妬を呼び、陰謀の渦へと誘う。政略の犠牲、愛なき婚約、彼女の純真は逆説的
に悪意を照らし、敵を自滅へと追い込む。しかし栄光の玉座は虚無であり、血に染まる手はやがて復讐の剣を握る。愛も信も失い、業火の女王は都の貴族を焼き尽くし、ついには異国の侵略を招く。剣折れ、城は落ち、都は灰と化す。全てを滅ぼしたのは、彼女自身の孤独と絶望。風は血と灰を運び、ただ星のみが冷たく輝き、物語の終焉を見下ろしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 16:52:02
19397文字
会話率:14%
本作『退屈と難解』は、哲学的日常と理屈まみれの非日常を交錯させる、全百話構成の観念的連作短編集である。
舞台は、特定されない現代の一室──そこには名もなき「私」が住んでいる。読書を始めようとしては鼻水が出、ティッシュを投げ損ねては哲学に耽
り、窓辺に立っては世界の本質を問う。目に見えるものの背後にある「もの自体」に手を伸ばしながら、結局は「カジュマル」なのか「ガジュマロ」なのかも定かにできない。退屈に沈むたび、難解な思索が始まり、難解さに疲れるたび、また退屈が訪れる。
第一話「窓辺にて」では、くしゃみ一つから純粋理性の不完全性を語り、続く各話では「郵便物の意義」「コーヒーと自由意思」「洗濯物と永劫回帰」など、極めて些細な現象が次第に形而上学的ドラマへと変貌していく。
本作の魅力は、何も起きないことの中に「すべてが起きている」と錯覚させる点にある。退屈と難解、それはこの世界の二大構成原理であり、そして我々の生の背後で密やかに蠢く、最も厄介な「現実」そのものなのである。なお、分類は、「その他」「その他」である。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-14 15:05:54
89159文字
会話率:23%
大正の世。夢破れた若き絵師と、世間から隠された娘が出会う物語です。
お互いの心の機微と寄り添い合いに注目して描いてみました。
世間の片隅で出会った、静謐な二人だけの世界で紡がれる、切なくも美しい恋物語です。
じっくりと物語に浸りたいあな
たへ、一時の癒しとなりますように。
※R15(またはR18)程度の性的描写を含みます。
※更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 16:47:02
15763文字
会話率:46%
「隠れオタク(自称)」で元イジメられっ子、
それでも妙にふてぶてしい捻くれ者の男が
何の因果か 【異世界転生】!
しかしその転生した先での姿はなんと清純可憐な 『美少女』!
しかも即座に 【魔皇】 認定され〇されかける!
フザけんな! 何の
罰ゲームだよコレ!
それでも苦難は数々、 雪崩式に彼 (?) へと降り注ぐ!
よっしゃー解った! 〇〇(ピー)共! お前等 「敵」 だな!
『神』 も 『真実(まこと)』 も知ったコトか!
全部まとめてブッ潰す!
吹き荒れる魔導と異能!
【異世界毒舌放浪劇】
全編〇〇(ピー)あり自重なし! 放送禁止用語の雨アラレ!
怖くないヤツだけかかってこい!
どうもこんにちは。
「沙波羅(スナハラ) 或珂(アルカ)」と申します。
最近 『異世界転生モノ』 というジャンルを知り、
興味が湧いたので描いてみました。
タイトルに深い意味はありません、
「セ〇シーコマンドー “外伝” 」 みたいなモノですw
後の展開は未知数ですが、出来れば皆さんと共に
楽しみながら最後まで描けたらと想います。
それでは宜しくお願い致します。
更新は『毎日の午後4~6時』
一時間おきの『2~3回投稿』を予定しております。
面白いと想って貰えたなら、
「評価」「レビュー」「感想」など戴けると幸いです。
『挿絵』が増えるかも知れません(≧▽≦)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 16:12:04
385117文字
会話率:14%
2116年、時代は近未来。
人材不足が多いこの世の中、その補助を補うためにworld:bot社が開発したロボット、名は”job:bot”。
job:botの開発により、人材不足は解消され事態は回復していくと思っていたが…とある事件が発生す
る。
そう人が何よりも恐れていたロボットの”暴走”である。
この物語は特殊刑事課、黒田純一郎がjob:bot関連の事件を謎解いてくSFホラー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 16:00:00
18652文字
会話率:40%
「夢野くんの子ども、100人欲しい。」
それは、27歳独身OL・坂下あかりの、真剣すぎて若干ヤバい恋のはじまりだった。
高身長・清楚系・笑わない・本が好き。
職場に現れた新入社員・夢野聡太(ゆめの・そうた)に、あかりは一目惚れ。
「この人し
かいない!私の未来の専業主夫だ!!」
そう決めてからは、暴走モード全開。観察、検証、試練……ややストーカー寸前の恋愛作戦が幕を開ける。
でも、夢野くんにはある秘密があって──?
推しと結婚したいヒロイン×人生を静かに読みたい本好き男子の、
ちょっとズレてるけど、真っすぐな恋と夢の物語。
※あかりの妄想と暴走は、すべて“本気”です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:54:24
26331文字
会話率:23%
神々の声が響く社、代々その守り手として異能を受け継ぐ白蓮一族――。
その中でも「白蓮の守護者」と呼ばれる最強の力を受け継ぐ者は、一族の歴史において誰も現れることはなかった。
しかし、その力に選ばれたのは、3歳の幼い少年・白蓮透真だった。無
邪気で純粋な彼が知らないのは、自分の中に眠るその力が、白蓮一族と社の運命を根本から揺るがす存在だということ。そして、それが一族を狙う者たちの標的となり、悲劇を引き起こす火種であることを――。
無垢な日々の裏に隠された力の覚醒と、家族の愛、そして避けられない運命。
「白き蓮の記録〜零〜」は、後に探偵として数々の謎を解き明かしていく白蓮透真の幼少期を描く物語。彼の成長を知る前に、まずはその原点を追体験してください。
Pixivでも公開中!さらに、成長した透真の活躍を描いた「白き蓮の探偵記録」はアルファポリスで好評連載中。過去と未来、両方の物語をぜひお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:28:13
4813文字
会話率:40%
かつて日本でありきたりのろくでなしだった俺は、ある日お約束のトラック事故によって死亡する。たいていの人は死を悲しむものだと思うが、俺は「これでチート、ハーレム、ヒーローの異世界勇者になれるぞ!」と喜んで異世界に転生する。
しかし転生先で俺は
一日もしないうちに、ガハハと笑う魔神王の降臨に出くわし、テンプレお姫様セレスティーナに救国の王子様と勘違いされ、放逐されたざまぁの悪役令嬢エミリアに出くわし、そして天から舞い降りた聖女フローラに勇者と呼ばれるようになった。さらに世界には「七つの大罪」といういかにもな魔王たちが現れ、そいつらは俺が続々と生み出すチート能力により滅ぼされる。最初こそ全部盛りの混沌とした世界に振り回されつつも、自身の活躍、人を幸せにしているという達成感、そして俺を愛してくれるセレスティーナ、エミリア、フローラによって俺はようやく「生きていていいんだ」と自己を肯定できるようになっていく。これは流行りの要素全部盛りの俺が、同じく今昔、東西、流行りの要素全部盛りの世界で、あらゆるチートで世界に挑戦し、愛する三人と生きる物語だ。【※】たまに逢瀬(ラブラブ)イベントが起きますが、なるべく生々しくなりすぎないよう、言葉を選んで描写しています。また、主人公(あなた)を含め、三人のヒロインやほかの登場人物がひどい目にあう描写や展開、残酷、鬱、曇らせ、NTRなども一切ありません。純粋におバカでテンプレな娯楽小説です。電車待ちのひとときや、アイスブレイクの際にちょろっと読んで楽しんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:52:09
53884文字
会話率:33%
春だというのにちっとも筆が進まないのは「憂鬱」のせい!?
精神的リハビリを含め、ツイッターに描いたイラストを投稿してみようと思いついた「加純さん」は。
長いブランクも、技術不足もなんのその。新アイテム「コピック」を使って、イラストを描いてみ
ようと四苦八苦。のんびり、それでも真面目にイラスト制作に取り組み始めるのですが……。
はたして作品は出来上がるのでしょうか!? そしてツイッターへイラストを上げることはできるのでしょうか!?
徒然イラスト制作日記、超マイペース更新で、内容は気分次第。
イラストの掲載あり、です。
©︎ 加純 2018.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:47:00
402206文字
会話率:4%
遥彼方様主催【共通恋愛プロット企画】参加作品です。
父のケガとそれに続く不幸のせいで、ワケアリの伯爵様と結婚することになったエムリーヌ。
意外と気前の良い伯爵様のおかげで実家の危機は回避できたのだが、ワケアリだからなのか当の伯爵にはなかなか
会えないまま、家令のリヨンによるスパルタ貴婦人教育を受けることに。父の治療費、領地の税金、家族のパン代のために、伯爵も認める立派な貴婦人になれるよう奮闘するエムリーヌだが、実は彼女にも伯爵家の人々には悟られてはいけないワケがあって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 20:02:56
158571文字
会話率:29%
しいなここみさま主催「梅雨のじめじめ企画」参加作品。
最近鬱々としていまして。そんな気持ちを整理してみようかと。200文字以上の規制があるので、詩と短歌で構成しています。
最終更新:2025-06-14 13:25:13
300文字
会話率:0%
雪降る年の瀬、心優しいおじいさんが見つけたのは、六体の古びたロボット地蔵だった。彼らに笠をかぶせてやったことから始まった「恩返し」は、やがて村を巻き込む大騒動へと発展し、おじいさんの人生を根底から揺るがす悲劇を引き起こしてしまう。
純粋な
善意がもたらした破壊と絶望――。
愛するものを奪われたおじいさんの心は、世界への深い憎悪に染まり、やがて宇宙を脅かす「破壊王」として覚醒する。彼の復讐の矛先は、故郷である地球に向けられた。
絶望に沈む地球を救うため、立ち上がったのは、かつておじいさんと相対した「花咲か爺」と、純粋な善意の力を持つ「舌切り爺」と彼の相棒「スズメボット」だった。
遠い宇宙の彼方で、三人の爺さんたちがそれぞれの力を結集し、憎悪の連鎖を断ち切るための最終決戦が今、始まる!
善意とは何か? 憎しみはどこから生まれるのか? そして、本当に世界を救う力とは?
昔話から生まれた、壮大なスケールのSFバトルファンタジー!
この衝撃の物語を、ぜひあなたの目で確かめてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:08:47
9319文字
会話率:31%
長きに渡り戦争が続く二つの国。
身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。
国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。
ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した
敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。
目的は、この地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放する事だった。
けれども、捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。
そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。
菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。
そんな女性に、「アリーシャ」と名付けて、捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのを機に、アリーシャに興味を持つ。
けれども、アリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。
それならせめて、アリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。
どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、ある日突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。
「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」
縁組を回避する為に、オルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えの「契約結婚」。
縁組の話と同時期に、ようやく記憶を取り戻したアリーシャには、頑なに国に帰りたくない理由があるようでーー。
一方、シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際、その場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。
その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。
今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。
縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。
これは、「愛」を知る物語。
※他サイトにも掲載しています。
※こちらは年齢指定版を書き直したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:04:56
492992文字
会話率:38%
私、まりは双子の姉であるみどりの代わりとして、みどりの夫となる芳樹(よしき)さんと結婚式を挙げる事になる。
そうなった理由は単純だ。
結婚が決まった事に安心したみどりが、幸せ太りをして、用意していたウエディングドレスが着られなくなったから
ーーサイズが合わなくなったからであった。
ウエディングドレスを着られなくなったのが、幸せ太りしたのが原因である事、それを理由に結婚式までキャンセルしてしまったら、結婚式に参列予定だった人たちにまで、みどりが太って、ウエディングドレスが着られなくなった事が知られてしまう。
そうなれば、みどりは一生笑い者になるだろう。
それを避ける為に、芳樹さんが提案したのは、みどりと顔がそっくりな妹の私が、みどりの振りをして、結婚式で新婦役をするというものだった。
結婚式は無事に進み、残すは誓いのキスだけというその時、思わぬ乱入者が、会場に現れたのだったーー。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 20:32:44
7884文字
会話率:44%
【かんたんな紹介】
好きな女の子を守るために世界を敵に回す系のお話です。
内容は主にバトルと、銀髪美少女とのイチャラブが中心です。
【あらすじ】
約3年前、『魔界』から西側諸国への魔物の大暴走が発生。
たくさんの人が犠牲になり、少年・ジル
の祖母と妹も帰らぬ人となった。
それからジルは冒険者、さらにはその上の人類の英雄『勇者』を目指す決意をし、剣の鍛錬を欠かさない。
そんな少年はある日、一人の少女と出会う。
子どもと大人の狭間の危うく儚い美しさ。輝いているかのような幻想的な水色の瞳。
銀髪の少女のあまりの美しさにジルは一目惚れし、初めての恋をする。少女はアリスと名乗った。
アリスはどこか不思議なところはあるが、距離感が近くて愛くるしい無邪気な少女だった。
ジルの初恋はやがて実り、二人は付き合い始める。
そして恋は愛に変わっていき、アリスはジルにとってかけがえのない大切な存在になっていく。
たとえアリスが世界の敵とでも言うべき、破滅の権化であろうとも。
これは一人の少年が、一人の少女のために戦う恋とバトルのファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:01:38
151382文字
会話率:39%
幼少期から山で育った孤高の野生児、立町 静照(たてまち すてる)29歳。
彼はひょんなことから異世界へ転生し…手に入れたスキルはなんと、《断捨離》スキル!!?
断捨離スキルの効果は単純。
捨てた物の価値に応じて、その全てがステータス経験値へ
と変換される。
己の身一つで生きてきた男にとって、装備や豪華な報酬など、不要。
この欲にまみれた世界を、男はただ一つのユニークスキルで無双する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 14:38:19
31015文字
会話率:38%
この物語の主人公は、本当に「ヒカリ」だと思う? 場末のポーション屋の少女ヒカリ。彼女を見守る物知りな祖母。そして、王国の危機に現れる謎の賢者。三人の視点が交錯する時、あなたは驚愕の真実を知る!「え、そんなのアリ!?」――常識を覆す、ファンタ
ジーミステリー。最後のページまで、あなたはきっと騙されている!
【登場人物たちの囁き】
ヒカリ:私、ヒカリ。おばあちゃんとポーション屋をやってます。学校では目立ちたくないのに……最近、変なことばっかり。でも、リナちゃんやリオ君……大切な友達がいるから、頑張らなくちゃ。(時々見るあの不思議な夢は、一体……?)
リリアーナ姫:ごきげんよう、リリアーナですわ。先日、森で危機に陥ったわたくしを救ってくださった方がいますの。その方の魂の輝き……忘れられません。どうやら魔法中学校の新入生のよう。必ず再会して、この感謝を伝えたいのです。
千代(オババ):わしは千代。場末のポーション屋の婆さ。孫のヒカリがねぇ、少しばかり普通じゃないところもあるが、優しい子だよ。あの子が幸せなら、それでいいんじゃ。ふぉっふぉっふぉ。
オルダス公爵:ふん……「純血の薔薇騎士団」を率いるオルダスだ。現王家は軟弱。真のアウレリアのため、我々が立つ! …ヒカリ・ミツキとかいう小娘、我が家の「王胤の験石」が異常な反応を示した。利用価値がありそうだ……。
エルミナ(賢者):(静かに)世界の均衡は常に揺らぐ。ヒカリという存在が、その流れにどう関わるのか。私はただ見守り、必要な時に手を差し伸べるのみ……。
【作者:輝夜より】
ヒカリの周りには、友情、憧れ、そして邪な企みが渦巻きます。王女リリアーナはヒカリの正体に気づき、秘密の絆を育む。病弱な第三王子フィンセントは、ヒカリとの出会いで予知能力に目覚め、共に王国を襲う脅威に立ち向かおうとします。
一方、オルダス公爵は隣国と手を組み、王国の転覆とヒカリの力を狙い、様々な陰謀を巡らせる。
ヒカリは、大切な人々を守るため、その内に秘めた力を発揮していきます。しかし、彼女自身の壮大な秘密――には、本人もまだ気づいていません。
これは、一人の少女が「本当の私」と向き合い、成長し、運命を切り開いていく、壮大で心温まるファンタジー、なのかも。
どうぞ、最後までお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 14:03:46
6248文字
会話率:19%
天界でも人気の歌姫GENKIは、その歌声で人々に希望を与えていた。しかし最近、彼女の歌の力が弱まり、同時に下界では原因不明の無気力感が広がり始めていた。この異変の裏には、元天界の楽聖であった堕仙チルアウトの陰謀があった。チルアウトは「忘却
の黒琵琶」を用いて人々の気力を奪い、世界を完全な停滞状態に陥れようとしていた。
事態を重く見たGENKIと、彼女のマネージャー兼護衛である道士の蒼釉は、チルアウトの野望を阻止するため、崑崙山脈の秘境に住むという伝説の仙人ぜんを訪ねる。ぜん仙人は飄々とした人物で、GENKIたちに「心の主(ぬし)を釣り上げる」という奇妙な試練を与える。
GENKIは試練を通して自身の歌の力の根源を見つめ直し、純粋な想いを取り戻す。そして、ぜん仙人からチルアウトの妖術を破る秘策を授けられる。
力を取り戻したGENKIと蒼釉は、下界の都で最終段階に入ったチルアウトの計画を阻止すべく決戦に臨む。GENKIの希望に満ちた歌声は、チルアウトの邪悪な音色を打ち破り、人々に再び活力を与えていく。激しい戦いの末、GENKIはチルアウトを封印し、世界に平和を取り戻すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 01:28:15
2627文字
会話率:30%
数百年前の戦いの末、竜族に膝を屈した人間の王は、復讐と屈辱の刃を逃れるために誓いを立てた。
「同じ年月に子が生まれたなら、竜族に差し出す」
しかし同じ年月に子は生まれず、約束は長い月日とともに忘れ去られ、伝説は霧のように薄れていった。しかし
、運命の歯車は静かに動き出す。
村娘・リア。明るく純粋な少女が、竜族の少年・ギルフォードと奇跡的に同い年であることが発覚したのだった。そのためギルフォードが成人を迎えるその日、リアは生贄として竜族の闇深き領域へと引き渡される運命に呑み込まれる。
「弱っちくてすぐ死にそうだなァ。こんな女が俺の嫁になんのかよ?」
だが、衝撃の真実が明らかに――竜族にとって、これは生贄ではなく、結婚による神聖な同盟の儀式だった。人間たちの誤解が、リアを灼熱の運命へと投げ込む。
「生贄のはずが…結婚!?」
混乱と恐怖の中、リアの心は激しく揺さぶられる。竜族の誇り高き少年との未知の未来、儀式の重圧、幼馴染からのアプローチ、そして抑えきれぬギルフォードへの胸の高鳴り。
規約に縛られ翻弄されるリアは、運命に抗い、愛と真実を見出すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:59:07
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会話率:45%