『婚約破棄して欲しい』
幼馴染にして婚約者であるアルバスからの手紙を受け取ったユミル。手紙には更に『邪竜討伐祝賀会』への招待状も付いていた。
魔物達を統べる存在とされる邪竜。邪竜復活の報により王都に武術大会に赴いたアルバスはそのまま徴兵され
〝聖騎士〟と呼ばれるまでに武勲を挙げた。そう――この国の王女にして〝聖女〟サクラと親密過ぎると噂される程に。
そして『邪竜討伐完了』の報と共にもたらされた婚約破棄。前の彼と変わってしまったのかと失意に暮れるユミルだが、粛々と王都行きの準備を行う。
そして当日。「ユミル様ですか?」〝レイ〟と名乗る金髪の美青年が迎えに来て、ユミルの運命は大きく変わる。
王都に着くまでに語り合うユミルと〝レイ〟。幼馴染だったアルバスのこと、そのアルバスと婚約していたが破棄されたこと、嘗ては官吏になって国の為に働きたかったが平民の女なので断念したこと、婚約破棄になりもう嫁の貰い手も厳しいのでいっそ王都で何か職を探してみようかと考えていること等を話すユミル。
そして王都に到着し、成り行きでユミルは〝レイ〟の家に転がりこむこととなる。
しかし――そこでユミルは実は自分を此処まで案内して連れて来てくれた〝レイ〟が邪竜討伐を成し遂げた英雄の一人〝勇者〟レイクリウスであったこと知らされ――⁉
一方、幼馴染で婚約者だった〝聖騎士〟アルバス。彼の隣には〝聖女〟サクラの姿があった。
「これで良いのか?」サクラの問いかけにアルバスは「これで良い……いえ、これが良いんです」そう返した。
絡み合う思惑、錯綜する願いと祈り、沸き立つ激情。幾重もの人々の想いが募り、交差し合う。
時が経って訪れる、別れ。最期の刻、それぞれの中にある後悔と未練。
そして齎される――奇跡。
『〝もしも〟の世界を夢見ますか?』
奇跡によって与えられた再びの機会。それぞれの未練を失くすべく動き出す四人。そして蠢き出す――影。
もしも人生の選択を選び直せるとしたら――貴方はどうしますか?
村娘のユミル、〝聖騎士〟アルバス、〝勇者〟レイクリウス、〝聖女〟サクラの四人による群像劇になります。題名通り後半タイムリープし、一回目の未練を失くそうと奮闘するお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:43:02
25625文字
会話率:48%
ヴォルヘルム王国の王太子であるジルクハルト・ヴォルヘルムと婚約していたレティシア・ヴィクトリウス侯爵令嬢は、実の両親を事故で亡くしてから子爵位だった親戚が侯爵位を継いだことで虐げられていた。
身の危険を感じたレティシアは弟のセシルを連れて
邸から逃げ出し平民として暮らすことを決意する。
男装して男として生活して騎士となり王都警護班に配属されたのも束の間、訳あって王太子(多分まだ婚約者)の専属護衛をすることに!?
義家族と婚約者である王太子から逃げて平民として暮らしたいレティシア(男性名レオン)と、婚約者を救い出して愛し抜きたいジルクハルトの攻防
■2020.11.05 完結 全57話
■小話更新中
■番外編はジルクハルトとセシル、ジェイド側のお話を更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:11:43
219547文字
会話率:35%
侯爵令嬢シャロンは婚約者に、「結婚してもお前を愛することはない」と宣言され、ブチ切れた。それなら婚約破棄して欲しいと考えたシャロンは、前世の趣味である男装をすることに。すると、女の子に異常にモテただけでなく、何故かこの国の王太子リオンに見初
められて、ものすごく真っ直ぐな求愛を受けることになる。
次第にシャロンはリオンに惹かれるが、彼は常に暗殺の危険に晒されていて……!?
心が広すぎる王太子×自分が好きになれない男装令嬢のラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 19:00:00
89137文字
会話率:59%
「カトレア、婚約を破棄させてほしい」
伯爵令嬢であるカトレアの部屋に突然押しかけてきたのは、栗色の髪をしたルイスと名乗る侯爵家の次男。どうやら、“好きな人”とやらに婚約破棄してくれと頼まれたらしい。
カトレアは、興味なさげにその言葉を聞
き流す。それよりも―――。
「―――失礼ですが、どなたですか?」
階段から転げ落ち、記憶喪失になったカトレアは、ルイスのことなど覚えていなかった。
そのため、二つ返事で婚約破棄を了承した……はずなのだが、なぜかこの男、毎日のようにカトレアの部屋に押しかけてくる。
「この人って、本当に婚約者だったの……?」
許されない外出、毎日行われる医者の問診、週に一度の血液検査、そして何より自分が記憶喪失になった理由――――。カトレアは少しずつ身の回りの違和感に気が付き始め……?
◇ちょっとサスペンスなお話ですが、ハッピーエンド確約。◇全11話の中編。毎日投稿です。最後まで執筆済。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 18:00:00
31185文字
会話率:35%
「リリス。俺は君の事なんて好きじゃない」
婚約した相手にそう言われたリリスは、婚約破棄して欲しいのかとたずねた。しかし彼はそれを拒否し、婚約して監視をすると言う。確かにリリスには悪い噂がついて回っているが、正義感から婚約して監視されるのは
ごめん被ると思った彼女は対話を試みる。
その結果、彼はとんでもないことを言い出した。
「君が死ぬ度に、俺は時間を戻され、何度も何度も何度も同じ人生を歩んでいるんだ!」
これは悪役令嬢に呪われた男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 11:22:47
4774文字
会話率:44%
侯爵令嬢のジェシカは、婚約者のネイサンや家族、王妃様から嫌われ冷遇されていた。
そんな中、ネイサンから婚約破棄して欲しいと告げられる。隣には、男爵令嬢カミラの姿も。ショックを受け、家に帰るジェシカに対し、父親は激しくジェシカを叱責する。
家から追い出されたジェシカは、唯一自分の味方でもある従者のヴァンを連れ、大好きな海へと向かった。
その海で、日本人だった前世の記憶を取り戻すジェシカ。今まで自分がされてきた仕打ちに、ジェシカは憤る。
「あんな浮気男、こっちから願い下げよ。こうなったらネイサン様と婚約破棄をして、前世で大好きだった旅に出てやるのだから」
こうして始まった、ジェシカの婚約破棄計画。でも、中々思う様に行かなくて…
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢ジェシカが、今まで自分を冷遇してきた人たちを断罪し、自由を手に入れ旅にでるまでのお話です。
途中胸糞悪い話もあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
カクヨム、アルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 16:36:02
114575文字
会話率:42%
異世界から聖女が現れたので、婚約破棄して欲しい→嫌だけど家臣としては分かる。
聖女との恋のアドバイスとサポートをしてほしい→は?????。
婚約破棄してほしいと言った口で、恋のサポートを頼んできた王子。
断ったが断り切れなかっ
た悪役(のシナリオを自ら書いた)令嬢。
これは、そんな彼女が後々聖女と愚痴り友達になる物語。
「王子って本当に恋愛○んちですよね!」
「それな!」
一話が 婚約破棄編
二話が 旦那様は発明王子編
三話が 聖女がキレた!のタイトル回収で
三話完結です。
今日中に投稿予定なので、短い話しですが見ていただけると嬉しいです!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 01:01:38
19774文字
会話率:29%