ロザンナ・エストリーナ。ブロンドの髪に青い瞳。可愛らしい見た目から、幼少期は天使と呼ばれる。
父親は宰相、十歳の時にアルベルト王子の花嫁候補に選ばれ、誰もがその人生は輝かしきものになると思っていたが、馬車事故で両親を亡くしてから、翳りが
生じる。
王子の花嫁には選ばれず、生きるか死ぬかの狭間で怯えながら生きる日々。ロザンナは諦めのため息と共に生涯を終えるが、
……すぐに人生の幕は上がり、彼女は九歳から人生を繰り返すこととなる。
「私、この人生飽きましたわ」
うんざり発言から始まった十回目。なんだか今回はいつもと違っていて……。今まで使えなかった光の魔力で両親を救ったら、王子の溺愛っぷりが爆発。
しかし、彼への想いなどとっくの昔に捨てました。王子の愛は不要です。十回目の人生、ひとりで華麗に生きてみせましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 17:03:49
121878文字
会話率:38%
救国の英雄となることを、神の啓示により約束され生まれてきたはずの王子ヴェルミリオ。
しかし、神託の証であるはずの刻印がひとつ異なっていたがために、周囲からは腫れ物のように扱われていた。
やがて「本物の神託の御子」が現れると、不要となったヴェ
ルミリオに王命が下される。
誰ひとり生きて帰ってきたもののいない、竜の討伐を名目に、彼は追放されてしまうのだった。
不遇な彼の希望となるのは、死のみか、それともーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 12:00:00
42742文字
会話率:30%
回復薬の聖女として教会勤めをし、民のためにと日々頑張っていたティファニー。
そんな彼女は突然、『奇跡の聖女』が現れたことで不要とされた。
結ばれるはずだった王子から婚約破棄された挙句、教会からも追放処分を受ける。
ふらふらと彷徨い歩くうち魔
獣に襲われかけ、絶体絶命かと思われた時、隣国の騎士団長だというトーマスに命を救われた。
「お礼をしたい」と強く申し出て、聖女の回復薬を作る技術を利用して騎士団の傷を癒すために働くことになったティファニー。
次第にトーマスに惹かれていく彼女だったが、身分や立場を考えれば、ただの癒し係と騎士団長では決して釣り合わない。彼と毎日顔を合わせられるだけで幸せだ、と自分に言い聞かせていた。
しかしそんな毎日に、ティファニーの祖国が壊滅寸前になったことで不穏の影が差して――。
※安心安全ハッピーエンドです!
※楠結衣様ご主催、『騎士団長ヒーロー企画』参加作品。作品に入れた要素は(瓶入り回復薬・キス)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 19:10:00
11500文字
会話率:31%
国王の側妃の娘として生まれた故に虐げられ続けていた王女アグネス・エル・シェブーリエ。
彼女は父に命じられ、半ば厄介払いのような形で訳あり侯爵様に嫁がされることになる。
しかしそこでも不要とされているようで、「きみを愛することはない」と言われ
てしまったアグネスは、ニヤリと口角を吊り上げた。
「どうせいてもいなくてもいいような存在なんですもの、さっさと逃げてしまいましょう!」
逃亡して自由の身になる――それが彼女の長年の夢だったのだ。
あらゆる手段を使って脱走を実行しようとするアグネス。だがなぜか毎度毎度侯爵様にめざとく見つかってしまい、その度失敗してしまう。
しかも日に日に彼の態度は温かみを帯びたものになっていった。
気づけば一日中彼と同じ部屋で過ごすという軟禁状態になり、溺愛という名の雁字搦めにされていて……?
虐げられ姫と女性不信な侯爵によるラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:30:20
27000文字
会話率:23%
悪役令嬢。
子爵令嬢の企みによってそう呼ばれるようになった侯爵令嬢ジャネット・デイヴィス。
彼女は婚約者であった第一王子から冤罪で婚約破棄をされ、代わりに王弟殿下と婚約することになる。
「貴女を愛することはない」
「承知しました、王弟
殿下」
妃教育に社交にと厳しい生活から一転、何もしないでいいという幸せ過ぎる白い結婚生活を謳歌し始めるジャネット。
しかし彼女は日に日に王弟殿下から愛されるようになっていって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 21:00:00
13000文字
会話率:33%
コーダーの俺、幸田大河は色々あってファンタジーの世界に転生した。天使のミスで不要なスキルを付与され、楽しい無双ライフを送るつもりが思わぬ事故で魔王を消してしまう。英雄になった俺は、今更ながらスキルの凄さに気が付いて――?
コーダーがウェブの
世界に転生したら無双じゃないか?という切り口で考えた短編ギャグ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 17:25:54
11147文字
会話率:44%
容姿が極端に悪かった俺は最悪な人生を歩んだ。
特にいじめは俺の人生の大半を占める最悪な出来事だ。
中学高校はどこにいってもいじめの餌食にされた。
ブサイクな俺の入学は、周りからはご馳走に見えんたんだろう。
そして当然ながらこんな俺は恋愛なん
て手の届かない事だった。
俺は生まれ変わりたかった。
せめて普通の見た目になって、普通の人生を歩みたかった。
そして奇跡がおきた。
周りの環境は全く同じだったが、俺の希望を超えるイケメンとして生まれ変わることができたんだ。身体能力や頭脳も前世よりも遥かに高い。
でも、俺にはここまでのスペックは正直不要だった。
普通の幸せさえあればそれで良い。そう考えていた。
そんな俺は、目立たずに静かに平凡な暮らしをしようと考えていた。
しかし・・・
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
優越感に浸ることが気持ちいい。女に惚れられて振るのが気持ちいい。
男に嫉妬されるのも気持ちいい。
振られた人・奪われた人は悲しい表情を浮かべている。俺がイケメンだから悪いのか?俺のスペックが高いから女を奪ってしまったから悪いのか?
いいや、俺は悪いことはしていない。
ただ俺のスペックが高いだけだ。そう。これは犯罪ではない。
合法的に俺が優越感に浸り、人を悲しませることができる。
こんな快感を知ったら後には戻れない。
狙った女は俺に惚れさせてやる。そして振ってやる。
男は俺の才能に嫉妬しろ。俺の力を見せつけてやる。
そして、前世の俺を最もいじめた奴がいる。そいつは生まれ変わった俺が全力で不幸にしてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 17:12:29
74728文字
会話率:59%
「ハズレSRの買取価格が1枚100万円超えるとか嘘だろ!? 10枚あるよ!」
転移先は、カードゲーム至上主義世界でした。
TCG『モンスター・サモナー』が好きな大学生主人公、天川ツルギ。
ある日彼は、目が覚めると中学生時代に戻っ
ていた。
しかも、戻っていたのはツルギの家族もである。
状況確認のためにつけたテレビから流れるのは、大量のモンスター・サモナー関係のCM。
そして、政界におけるカードゲーム関係のニュース。
「あっ、これ異世界転移してるわ」
カードゲームアニメの世界に転移したと確信したツルギ。
幸いにして前の世界で持っていたカードは全てある。
せっかくカードゲーム至上主義の世界に来たのだ、派手にやらせてもらおう。
これは、とあるカードゲーマーが不要なレアカードを売って大儲けしたり、カードの知識とプレイングを使って無双したりする物語。
【カードリストはこちら】
→https://ncode.syosetu.com/n2651iv/
※感想等はお気軽にどうぞ
※【重要】ファイト構成ミスに関しまして
基本的にファイト進行のミスは、修正可能なものに限り修正いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 08:18:25
470259文字
会話率:45%
「婚約破棄する、ケイト!お前は親友のゲインと結婚しろ!」
「何をいうリオネス!俺にケイト嬢は不要! 女の家柄でなく己の力で成り上がる!!」
「ああ、ゲイン!我が友よ」
「リオネス!!」
「ふざけないでくださいまし」
ケイト・ロードキー公
爵令嬢は婚約者と婚約者の親友の茶番に付き合わされ、衆目の前で雑な婚約破棄を言い渡される。
長年の扱いに疲れたケイトは婚約破棄をを了承。
しかし実家は「軽口を本気にするなんて」とケイトを怒り、元婚約者はケイトを冗談の解らない悪役令嬢と罵るように。
ついには年上男性の後妻にさせられそうになっていたケイトだが、懇意にしていた第五王女ミレイラが声をかける。
ミレイラは、ケイトの親友だった。
「男の友情に煮え湯を飲まされたのなら、女の友情で煮え湯を紅茶にしちゃいましょう!」
そうしてケイトはミレイラの輿入れに侍女として同行することになる。
隣国で活躍するケイトに、手放したことを公開する元婚約者と実家。
そしてケイトのことを、本当に認めてくれる人々に出会う。
軽んじられていた令嬢が、友情を通じて隣国に渡り、本当に大切にしてくれる男性と出会う話です。ハッピーエンド。ざまぁあり。
※ガールズラブ、ボーイズラブはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 07:00:00
16101文字
会話率:42%
王太子は、自身の私欲のために聖女を追放することにした。自分は不要なのかと問いかける聖女に、王太子は渋い顔のまま別れを告げる。
国に貢献してきた聖女に対してとは思えない言葉にもかかわらず、聖女は王太子の発言に怒るわけでもなく無邪気に微笑んで
みせた。
自分を追放するならば今まで王国に与えたすべての恩恵は返してもらうことになると言い放つ聖女。涙をこらえつつ王太子は悔いるように地面に崩れ落ちるが……。
王族として国のために働きながらも、愛するひとのために悪役になろうとしたヒーローと、そんな彼の苦悩をすべてわかった上でヒーローをまるごと愛したヒロインの恋物語。
作者的にはハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 20:03:53
8001文字
会話率:66%
「イヴリン、お前はもう不要だ。即刻この国から出て行け」
聖女イヴリンはある日、唐突にそう告げられた。
五歳の頃から神殿にて、国のための祈りを捧げ続けてきたイヴリンは現在二十歳。
そんなイヴリンを、元婚約者である第一王子・アレックスと妹のメ
アリは嘲笑う。
「魔力が弱まったあげく、嫁き遅れるとは……何とも哀れな女だ」
「お姉様、お可哀想……! これからもひとりで惨めに生きていくなんて!」
(嫁き遅れって……それ、あなたが私との婚約を破棄して、妹と婚約したせいですよね?)
神殿からも実家からも突き放され、その身一つで追放されてしまったイヴリン。
右も左も分からないイヴリンに、唯一残っているのは弱まった魔力だけだった。
生きていくために治癒魔法を駆使するイヴリンだが、とある男性との出逢いがイヴリンの日々を塗り替えていく。
「君が嫁き遅れてくれて良かった。そのおかげでこうして会えたんだから」
(……その言い方は、卑怯です!)
甘々な伯爵に蕩かされつつ、今日もイヴリンは治癒魔法を使う。
……ちなみに私の魔力って、本当に弱まってるのかなぁと疑問に思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 10:53:58
130244文字
会話率:39%
勇者擁するセヴィレト王国と、魔王率いるガル魔国の長きに渡る戦い。
その最終決戦は、魔王デスティアが勇者アイリスによって討伐されるという結末に終わる。
……舞台はそれから三十年後のこと。
喧嘩していた王国と魔国は仲良くなり、すっかり平和にな
ったセヴィレト王国の隅っこにある、田舎町スフに生まれた少年マオ・イーベル。天職【勇者】を授かったものの、近所の子どもには「不要勇者」とか呼ばれ、散々な扱いを受けている。
そんなマオの元に突然やって来た、ボロボロの外套を纏った不審者。その人物との出逢いによって甦った前世の記憶によると――
「あれ? もしかして俺って……【魔王】デスティアの生まれ変わり?」
死の直前に勇者アイリスと交わした約束を果たすため、元魔王で現勇者のマオは、立派な冒険者を目指して故郷を旅立つ。
★タイトル変更しました。「元魔王の勇者、元勇者の魔王に会うため本日もダンジョンに潜ります」→「不要勇者の英雄譚 ~平和になった世の中で、元魔王の勇者は本日もダンジョンに潜る~」 (2020/02/16)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 17:18:33
163779文字
会話率:37%
2022年2月24日に東ヨーロッパの国家ウクライナが、隣のロシアと称される脅威に侵攻されてしまいました。
今回、ウクライナ情勢の作品『防衛線を見守るあなたに』で語ろうと思っていた北方領土関連を、いくつかまとめて独立させました。本作品も
個人的な見解で語るので、ご了承下さい。それと、足りない部分は各々で補完をお願いします。
※本作は日本とウクライナを擁護し、国境を越えて侵攻作戦を始めた侵略者であるソ連やロシアに否定的な考えを示す内容になっています。ソ連は元々ウクライナだったという当然の情報の感想は不要です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 10:00:00
3372文字
会話率:5%
「無駄遣いするデブは不要だ」「必要経費ですわ」
伯爵夫人エルメスは、無駄遣いしたとして離婚を要求された。何にもわかってない伯爵と離婚して、窮地にたたされている侯爵と出会った。
最終更新:2024-06-10 06:54:49
8265文字
会話率:65%
ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、対外的には事故死したことにされ幽閉されていた。そしてある日、冥府に近い魔の国とも呼ばれるラングレー皇国へ嫁げと言い渡される。しかも、妹であり聖女の第
二王女・アクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたが、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 22:43:50
160578文字
会話率:48%
名門の魔法学校に通う伯爵令嬢のローズマリー。
魔法が大好きな彼女は、魔法学校で誰よりも努力と研鑽を重ねて、入学からずっと首席の座を独占し続けている。
順位などにまったく興味がなかった彼女は周りの目も気にせずに魔法に没頭し続けて、やがて首席の
まま卒業を果たすと、卒業パーティーの当日に婚約者から婚約破棄を告げられてしまった。
「男を立てられん妻など不要だ」
男尊女卑で男を立てる時代、能力のありすぎる女性は嫌悪されて結婚でも不利とされている。
名門の魔法学校を首席で卒業したローズマリーは女のくせに生意気という理由で婚約破棄され、多くの男子生徒たちからも嫉妬を買ってしまい、卒業パーティーの場で非難の的となってしまった。
そんな中、一人の生徒が声を上げる。
「じゃあ、代わりに僕がもらおうかな」
それは、入学からずっとローズマリーの背中を追い続けてきた次席の第二王子だった。
※完結まで毎日投稿。四十話ほどで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:10:00
108957文字
会話率:27%
「あんたもういらないから、さっさと出て行きなさいよ」
【育成師】の天職を持つアロゼは、仲間の成長率を上昇させるスキルや万能な支援魔法を使い、勇者パーティーをたった三年で最高レベルに成長させた。その後、育成師のスキルはもう不要だと言われてパ
ーティーを追い出されてしまう。心が折れた彼は生まれ育った故郷でもある駆け出し冒険者の町に帰り、これからは目立たず静かに暮らしていこうと決意した。そして駆け出し冒険者に混じって細々と活動する中、ある日一人の少女がアロゼの自宅を訪ねてくる。
「育成師の力で私を強くしてください!」
駆け出し冒険者の少女は、成長が遅いせいでどこのパーティーからも門前払いをされていて、事情を知ったアロゼは仕方なく手助けをする。すると少女は規格外の才能の持ち主で、アロゼが少し手を貸しただけで勇者に匹敵するほど成長してしまった。それからアロゼのもとには桁違いの才能を持った駆け出し冒険者たちが集うようになり、伸び悩む彼女たちを助けているうちにアロゼの周りは最強戦力だらけに。そして彼は『はじまりの町の育て屋さん』として名前を知られていく。
一方でアロゼのおかげでレベルだけ急激に育った勇者たちは、戦闘技術が伴わないまま、彼の忠告も聞かずに魔王軍に挑んで壊滅状態に……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:05:23
572151文字
会話率:35%
宮廷に聖女として務めているスピカ。
彼女は圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷か
ら出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……
短編からの連載となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:06:05
103305文字
会話率:30%
ただのボッチな高校生である僕は4人の勇者の1人として異世界に召喚されてしまう。そんな僕に与えられたスキルは大量の初級スキルと固有スキル【物々交換】でした。しかし僕はどうやら勇者として不要なようでして殺されてしまうようです。死にたくないので他
の勇者のスキルと僕の初級スキルを交換してやりました。
「何故スキルが使えない?」
「あ、ごめん。それ、僕の雑魚スキルと交換しちゃったんだ」
「は?」
返してくれって言われても最初に殺そうとしたのはそっちですよね?
返すわけがないでしょ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:04:56
13267文字
会話率:23%
異世界で空を飛べるものとは何か、人か?ドラゴンか?
否、答えは飛行船ツェッペリンである
※飛行船ツェッペリン(独: Zeppelin)とは、20世紀初頭、フェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵(通称Z伯)が開発した硬式飛行船の一
種を指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 18:03:41
2426文字
会話率:56%
「お前にはパーティーを抜けてもらいたい」
ある晩のこと。
アタッカーのリジン・ジョレイドは、パーティーの仲間たちと共に酒場で飲んでいた。
そこでリーダーからクビ宣告を受けるが、納得がいかない。
だが、リーダーが口にした一言で、全
てを分からされてしまう。
「――アタッカー不要論」
それは【勇者】の称号を持つ金級三つ星冒険者の発言だった。
その人物は、自身がアタッカーであるにも関わらず、世にアタッカーは不要であると論じた。【勇者】の称号を持つほどの人物の言葉だ。アタッカー不要論が世界へと広まるのに、然程時間はかからなかった。
「おれたちのパーティーには、テイマーのおれが居る。魔物との戦闘行為は、おれが使役する魔物に全て任せればいい」
今までアタッカーが担っていた部分は、テイマーが使役する魔物や、攻撃的なタンクが担うことが出来る。
回復役として、ヒーラーは絶対に必要不可欠。
メイジであれば応用も効くが、戦うことしか能のないアタッカーは、お荷物となる。だからリジンは必要ないと言われた。
「リジン、お前もアタッカーなら分かるはずだ。おれたちが冒険者になる前の段階で、既にアタッカーの需要は減っていた……それなのに、おれたちのパーティーの仲間として活動できただけでも運が良かったと思ってほしいんだ」
今の世の中、アタッカーは必要ない。
では、アタッカーとして生きてきた冒険者はどうすればいい?
これは、アタッカー不要論の煽りを受けたアタッカーが、アタッカーだけのパーティーを組んで成り上がる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 00:10:00
21573文字
会話率:37%
手出しは、不要です。
キーワード:
最終更新:2024-05-27 21:44:47
208文字
会話率:0%
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張
本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 08:10:00
104097文字
会話率:42%
時は平安。都を守護する神々に仕える巫(かんなぎ)・煉夜(れんや)。
世の秩序を乱す不浄なるものを祓うのが煉夜に与えられた使命だ。
これまで数多の妖を無情に屠って来た。
ある晩、いつものように妖の討滅に出向いた際、煉夜は出会う。
金毛の妖狐
の幼子に。
手負いであったが、妖に掛ける情は不要。
粛々と祓おうとするが——金色の瞳で自分を見つめ「助けて」と懇願した妖狐の言葉に煉夜は思い留まる。
……手を下す事が出来なかった。
理由は明確だ。
妖狐の色がそうさせた。
時折夢に見る情景がある。
暖かく柔らかな金色に包まれて穏やかな眠りにつく夢。
煉夜は神に賜った神威(しんい)により、永き時を生きて来た。
朽ちぬ容姿、死ねぬ身体。
不死は最早呪いだ。
夢の情景の様な終焉に、煉夜は焦がれていた。
だからだろう。
気付けば煉夜は優しい夢に出て来る色と同じ色を持った妖狐を救い、連れ帰っていた。
しかして出会った二人。
金色(こんじき)と名付けた妖狐は煉夜を恩人と慕い、煉夜は金色の無邪気さに絆されて行き——。
いつしか、煉夜は金色を愛でるようになる。
それはもう、周りが呆れ返るほどに。
此れは不死の呪いを受けた巫と妖狐が紡ぐ奇譚。
和風バトルロマンスファンタジーの序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 07:10:00
10000文字
会話率:28%
親に連れられた王宮の夜会で見初められたアマリリスは、王太子との婚約を幼い頃決められてしまう。
そこからお妃教育のために、すべてを捧げる日々。子どものように遊ぶことも、親と触れあうことさえも出来ず王宮で過ごすこととなった。
しかし当
の婚約者である王太子は、アマリリスに会いに来ることもない。
何のために自分はこの教育を受けるのだろうかと思いながらもアマリリスは、落ち込むことなく過ごしてきた。
そしてやっと婚約披露パーティーにて、王太子と会うこととなる。夜会では、何人もの他の女性たちと親しくし、まるでアマリリスになど興味のない王太子。
しかし急に近づいたあと
「まだ記憶は戻ってないのか?」と意味不明な言葉を投げ掛けられる。
自分は何を忘れているのか。
王太子の眼、そして首にある特徴的なほくろを見た瞬間、アマリリスはやっと過去を思い出した。
目の前にいるのが、前世で浮気をしまくっていた自分の元夫だということをーー
「はぁぁん!?転生先まで浮気元夫(ゴミ)とか、いらなさすぎるんだけど!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:11:05
22058文字
会話率:31%