九歳の時、両親を失った薄幸の公爵令嬢・シャーロット・ランスリーは思い出した。ここが、前世で読んでいた小説『明日世界が終わるなら』、通称『明日セカ』の世界であると――。その物語の中でシャーロットの役割は、『主人公』の当て馬。しかも幸薄い感じの
虐め役。そしてさんざん主人公を虐めていたくせに、最終的には主人公に心酔してしまう残念な子。ツンデレか。その上なんだかわかんないけど転生する時、自称神に訳の分からない命令をされていた。まあ聞こえなかったけど。
そして私がその命令に従う必要なんてひとかけらもない。断言しよう。『物語』も命令も知ったことじゃない。私は私の想うがままにしか私の人生は使いません。そんなの当然ですよね文句は受け付けませんよ、礼儀を勉強してから出直してはいかがだろうか自称神。
――というような主人公が繰り広げるあれこれ。完全見切り発車。更新は不定期になると思います……。
※※※2018/11/9より大幅加筆修正はじめています。大筋は変わっていませんが大分他者視点が増えています。今までブックマークしてくださっていた方は二年越しの変更で申し訳ありません(-_-;)※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 13:00:00
1560409文字
会話率:30%
ミーシュは、ある日突然記憶を失い、自分が誰であるかもわからぬまま親切な家族に保護されて、幸せに暮らしていた。
しかし、宮廷魔術師のフィデルとの接触事故により、魔法が使えなくなってしまう。責任を感じた彼から求婚を受け、フィデルの屋敷で暮ら
し始めたミーシュは、彼の優しさと深い愛情に徐々に心を開き、彼に惹かれていく。
フィデルが、記憶を失う前のミーシュの忠実な従者だったとも知らずに。
十年間も行方不明のミーシュを探し続けていた彼のこじらせ具合はとんでもなかった。
元主人が大好きべったりな薄幸美青年の恋愛ものです。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 20:00:00
36009文字
会話率:40%
万延元年のこと。
町居の剣術家は廃墟に出るという幽霊のうわさ話を聞いた。
江戸の庶民は物見遊山のつもりで廃墟に押し掛け、夜半に町の戸を出ているのも問題あるし、留守の長屋に泥棒が入るというので番所の同心が追い払いに来る始末だという。
町の名
主に幽霊退治を頼まれた剣術家は、件の廃墟に残された絵を発見し、描かれた美人像に一目惚れしてしまう。
家に持って帰るか? いやしくも武士がそんな盗むような真似はできない。寝食も忘れ、廃墟で独り、つい何刻もこの絵を見つめてしまうのだった。
そのうち、この廃墟の幽霊は男女1人ずつ、薄幸そうな女と、浪人風の男の幽霊だという噂に変化した。
ある町民は確かに幽霊を見たと言い張った。幽霊はふたりいたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 17:44:56
7955文字
会話率:38%
音声配信者だったせりかは小説の登場人物、伯爵令嬢のシルクに転生してしまう。
シルクは近いうちに死んでしまう薄幸なキャラクターであり、このままではバッドエンドまっしぐらだ。
シルクとして行動する中で原作にはほとんど登場しない婚約者・レイヴン
の存在を知るも、あくまで政略結婚の間柄であり、レイヴンはシルクには無関心の様子。シルクの死を回避する助けになってくれそうにない。
そんな現状を打破するため、シルクはこの世界でも音声配信者として活動をすることで逃亡資金を集める算段を立てる。
小説の記憶や前世の記憶を頼りに、試行錯誤を重ね配信者として少しずつ成果を出していくシルクだったが、配信活動に没頭するにつれてなぜかレイヴンとの距離が縮まっていく……?
______________
この作品は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 20:00:00
74192文字
会話率:46%
◇完結保証。本編全44話予約済◇
私――オフィーリアは大罪を犯し、処刑された。聖女であった義妹に婚約者を奪われ、積年の恨みと嫉妬が爆発して、彼女を殺してしまったのだ。
しかし気がつくと、目の前に彼女の顔がある。私は幼女な義妹にキスされて
いた。
「ふぃふぃねーね、らいしゅき!」
なぜか四歳の頃まで巻き戻っていた私。今度は彼女を殺さずに、誰かに愛されることは期待せずに、ひとりで生きていこう。
そう思っていたのに、義妹は毎日のように愛を囁いてキスをして、私を翻弄してきて……。
「フィフィ姉さま、愛してます」
「それは、どうも」
「姉さまも私のこと好きですか?」
「いいえ、嫌いよ」
――すべてを諦めた悪役令嬢を愛する義妹と、聖女な義妹に絆されて氷の心を溶かされていく彼女。
時にすれ違い、時に引き裂かれながら、ふたりの心は近づいていく。これは、ふたりの義姉妹をめぐる愛と恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 00:16:58
439888文字
会話率:42%
地味なOLとしてほのぼのと人生を謳歌していた飯田朱夏(いいだしゅか)28才。
ある日、ひょんなことから前世、自分が哀れな聖女だったことを思い出してしまう。
前世は前世!と割り切ろうとしていた朱夏だったが、
かつての自分の護衛騎士が同じ会社に
現れることに・・!
その美しい姿形、性格まで、
ほとんど同じことに驚く朱夏だったが、どうやら彼には前世の記憶が無い様子。
前世、あまりに過保護な彼から何とか逃げ続けた日々を思い出し、戦線恐々の朱夏。
彼が本社に戻るまで、猶予は3ヶ月!
せっかく地味に徹して生きてきたのだから、彼が何か思い出す前に、徹底的に避け続けることを誓うのだが・・
記憶が無いながらも、彼女への抑えきれない激情に戸惑う和泉理人と、どうにかそれを抑え込みたい飯田朱夏の攻防の日々です。
前世の前置きが長いですm(._.)m
オフィスラブと前世の記憶を行ったり来たりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 21:25:58
965文字
会話率:10%
家族に虐げられて育った華峰小夜は、ある夜、妹の華峰旭の落とし物を探すために外に出た。
そこで、吸血鬼である不知火夜光と、吸血鬼のなりそこないである屍食鬼(ししょくき)に襲われているところを香月瑛人に助けられる。
助けられた小夜は、瑛人に
家まで送り届けられた。
そこで、首筋に傷がある者は皆、血清を受けるように言われるが、義母である菖蒲は小夜に血清を受けさせず、蔵に閉じ込めてしまった。
蔵の中、熱を出して苦しむ小夜を、いつまでたっても血清を受けに来ないことを訝しんだ瑛人が助け出す。
香月が所属する軍の研究所に連れていかれた小夜は、己の血が、吸血鬼や屍食鬼を人間に戻すことができると知る。
血の研究をするために、という名目で、小夜は研究所に雇われ家から出ることができた。
研究所の病室で、小夜の特性のために、吸血鬼の主である不知火夜光に婚約者候補として求められるが、申し出を断り研究所で働くことに。
研究所の離れを寮に、良質な血を提供するために健康的な生活を過ごす小夜は、瑛人と関係を育んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 19:00:00
85368文字
会話率:33%
資産家である東竹家のお嬢様、志摩子。実は彼女は中学の時に両親を亡くし、親戚であったこの家に迎え入れられたのだ。それまでの質素な生活とは異なる何不自由ない暮らしだったが、彼女の心が昔のように温まることは無かった。
東竹家の女の役割は、事業のた
め家のために政略結婚をすること。志摩子の相手は、ライバルの西竹家の17歳も年上男性。だが全てを諦めている志摩子にとってはどうでもよいことだった。形ばかりの見合いの日に志摩子は、「自分の人生を生きて」という母の遺言を思い出す。
そんな志摩子には、誰にも言えない気になる男性がいた。しかし時おり会うその人のことを志摩子はほとんど何も知らないのだ。名前も、声も、顔すらも……
家紋武範さま主催「夕焼け企画」参加作品
(この物語は、書き友さんの歌川詩季さま著『河袋駅のねじれ問題—— 西口の東竹百貨店と、東口の西竹百貨店の謎https://ncode.syosetu.com/n7500il/』の設定から着想を得ました。歌川詩季さま、アイデアの種をどうもありがとうございます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 06:06:18
7628文字
会話率:16%
「リディア・マドレッティ・リュシフォダーチ! この場をもって貴様との婚約を破棄し、新たにフレデマインを私の婚約者とする!!」
ハワーウィッドバーグ王国の第二王子ミハイルから婚約破棄を言い渡された、伯爵令嬢リディア。彼の隣には義妹フレデマイ
ンの姿が。
「まるで生気を奪う死神みたいな顔のお前を誰も抱きたいと思わないぞ」
公衆の前でそんな風に言われ、笑われ、限界がきたリディアは大声で婚約破棄を承諾する。
震えながらも精一杯言い返せたリディアに、二頭身の丸っこい黒騎士ギルバートが「よく言ったね、リディア。上出来だ」と姿を見せてーー。
これは見た目から"死神"と蔑まれた薄幸系令嬢が、黒騎士とハッピーエンドになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 17:00:32
12108文字
会話率:56%
霊獣ゴリラの恩恵を受けたイヴァリース国の姫、ゴル・リラ・イヴァリースはその破壊的な怪力が原因で、人々からゴリラ姫というあだ名を付けられていた。結婚適齢期になっても、結婚の相手が見つからないリラの元に、ある日隣国ゲルタニアから結婚の申し込みを
受ける。
相手は第一王子のリチャード・フォン・ゲルタニア。心優しく寛大な彼はとても美しく儚い印象で、リラは一目で惹かれてしまう。
しかし彼は生まれた時から虚弱体質という、ある意味呪われた運命を背負っていた薄幸の王子様だった。
病弱で、少しの衝撃でも骨折をしてしまう彼との結婚生活が始まるが、新婚の妻に甲斐甲斐しくお世話をしてもらい、迷惑ばかりかけている自分の不甲斐なさに、リチャードはどんどん精神的にも衰弱していってしまう。
そんな彼を憂いたリラは、イヴァリース国に伝わる秘薬の存在を思い出した。彼を救う方法はこれしかない。
お伽話に登場するドラゴンの心臓、それは万病に効く特効薬とされている。
余命数か月と宣告された夫を救う為に、怪力無双のゴリラ姫はドラゴンの心臓を手に入れようとするが……。
※こちらは同名小説が、短編として投稿されています。内容の大筋は変わりませんが大幅に加筆してます。
※この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!
*不定期更新です。申し訳ありません*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 19:48:47
16107文字
会話率:26%
霊獣ゴリラの恩恵を受けたイヴァリース国の姫、ゴル・リラ・イヴァリースはその破壊的な怪力が原因で、人々からゴリラ姫というあだ名を付けられていた。結婚適齢期になっても、結婚の相手が見つからないリラの元に、ある日隣国ゲルタニアから結婚の申し込みを
受ける。
相手は第一王子のリチャード・フォン・ゲルタニア。心優しく寛大な彼はとても美しく儚い印象で、リラは一目で惹かれてしまう。
しかし彼は生まれた時から虚弱体質という、ある意味呪われた運命を背負っていた薄幸の王子様だった。病弱で、少しの衝撃でも骨折をしてしまう彼を救う方法はただひとつ。
お伽話に登場するドラゴンの心臓、それは万病に効く特効薬とされていた。
余命数か月と宣告された夫を救う為に、怪力無双のゴリラ姫はドラゴンの心臓を手に入れようとするが?
※この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!
※後日、同名作品の連載版を投稿します。そちらはリラ視点、リチャード視点、新キャラ、新たなイベント、そしてもっと甘々な展開を増やしたいと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:37:57
20487文字
会話率:29%
小説の中のヒロインと出会えば、人生が良い方向に変わるはずの不遇な王子様。
けど……物語上仕方ないとは言え、彼の現状があまりにも酷くない?
私前世ではよく、いろんな人の世話焼きしてました。
美形な王子様も幸せな方が、笑顔もより輝くよ。
……あ
、ヒロインそろそろ登場よね。
じゃあ、私はこれでって……何かまだ言いたいこと、ありますか!?
しごでき悪役令嬢が薄幸な王子様を物語前にある程度幸せにしとくかと思ったら、良くわからないくらい執着されちゃった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:41:38
10510文字
会話率:31%
ある日、侯爵令嬢のマーガレットは唐突に前世の記憶が蘇った。
ここは前世で読んだ小説の世界で自分はヒロインと敵対するライバル令嬢ボジだということを。
でもマーガレットはそんな事よりも重要な役割を見出す。
それは虚弱故に薄幸で虚弱故に薄命だった
推しの第二王子アルフォンスの肉体改造をして彼を幸せにする事だ。
努力の甲斐あって4年後、アルフォンスは誰もが憧れる眉目秀麗な健康優良児(青年)へと生まれ変わった。
そしてアルフォンスは小説通り、ヒロインとの出会いを果たす。
その時、マーガレットは……。
1話完結の読み切りです。
それ故の完全ご都合主義。ノークオリティノーリアリティノーリターンなお話です。
誤字脱字の宝庫です(断言)広いお心でお読み下さいませ。
アルファポリスさんにも時差投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 22:00:00
9811文字
会話率:37%
生まれもった不利を抱えた少女は目を覚ます。最初は何も聞こえず、何も話せない少女は自身の境遇に絶望する。しかしそれでも前向きに生きていこうと決断する。遠くない、むしろ間近に迫った終わりまで精一杯生きていこうと歩み続ける少女の話。(これは元々投
稿してあったものを書き直した作品となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 00:00:00
67177文字
会話率:35%
生まれもった不利を抱えた少女は目を覚ます。最初は何も聞こえず、何も話せない少女は自身の境遇に絶望する。しかしそれでも前向きに生きていこうと決断する。これはそんなお話。
最終更新:2018-11-08 17:26:02
2150文字
会話率:10%
「この子、私が貰ってもいいですかね?」ーーー 柊 真優は薄幸体質の平凡な大学生。ストレス発散のために出かけた旅先で、突然、理由も分からずに殺し屋である刹那に命を狙われてしまう。まさに殺されそうなその時、可愛いから殺さないで貰いますねって、命
は助かったけど…貰いますね、ってどういう事ですか?わたし、これからどうなるの?
薄幸体質・お人好し大学生×最強・最恐の腹黒殺し屋の青年と恋愛模様?
*2019/11/22 一部文を変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 20:16:47
19734文字
会話率:37%
"科学"が規制された世界では、反社会勢力が秘密裏に科学の研究を進めていた。
技術を進化させて競争する彼らの間では、時期も出処も不明ながら、いつまでも消えないある科学者達の噂があった──名を、望月兄妹という。
これは、奇妙
な運命に導かれ、彼らの下で働くことになったある薄幸の少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 17:27:15
18663文字
会話率:39%
幼い頃から生き抜くために努力をし続けてきた主人公は、ある日、貴族の女の子の護衛を依頼される。そこで出会った美丈夫な男性に求愛(求婚?)されるも、恋愛経験がほとんどないため本気にしていない。人との関りを極力避けてきた少女と恋愛初心者少女に振り
回される青年の物語、開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:01:46
6871文字
会話率:42%
「あれほど断ったのに寄こすとはな。レディ、きみも災難だったな。こんな怪物公爵に嫁がされて。だが、安心しろ。おれは妻を迎えるつもりはない。迷惑なだけだ。それは、きみも同じだろう? というわけだ。帰ってくれていい」
「怪物公爵」ことローマン・ガ
イスラーは、薄幸の公爵令嬢ミサ・ブラントミュラーに言い放った。
ミサが姉の身代わりでローマンに嫁ぎにやって来た初対面の場で。
幼い頃から家族に蔑まれ虐げられ虐待され続けてきたミサに行く所はない。なんでもする。どんなことでもするからということでお情けで使用人として雇ってもらう。
一生懸命働くミサ。ローマンはそんなミサにしだいに惹かれていく。
ドアマットヒロインがしあわせになる王道の物語。
※ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。ゆるゆる設定ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:25:08
39732文字
会話率:35%
優しく微笑むブロンドの長髪の教師は、穏和な性格で、分かりやすく丁寧な授業をする為、生徒からとても人気のある魔法学園の先生だ。
彼には、精神病に罹った妻が居た。彼は妻と昔の様に生活をする為、日々努力するが、妻は事故に遭い、亡くなってしまう
。
妻を亡くして茫然自失となった彼は、裏路地で出会ったエルフの女性に目を奪われ、彼女を購入するが、彼女は全く会話をしようとせず、自分から動こうともしない。正に人形の様なエルフだと思っていたが……?
薄幸なイケおじ×エルフの恋愛小説。
2話までに泣いて、3話から笑って下さい。
※この小説はアルファポリスにも掲載されています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/262140194/14785504折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 17:00:00
16191文字
会話率:33%
死んだと思ったら、前世で妹が熱中していた乙女ゲームの薄幸ライバル令嬢のモブ使用人になりました。
交通事故で妹を庇い、その無事を確かめることもできずに死亡したと思ったら、魔法が存在するファンタジー世界で貴族に虐げられるというクソ仕様。生
きるモチベも底辺で、貴族サマの暴行も甘受していた。そんな俺を助けてくれたのは天使の如き愛らしさをもつ公爵令嬢・エピドート。どことなく前世の妹と似た雰囲気の少女に、『妹の分まで、彼女を守り抜こう』と誓う。
──そんな矢先、エピドートに婚約話がもちあがる。相手は第二王子・ジルコニア。
アレッ確かそれ妹が徹夜でやってた乙女ゲームの攻略対象では? というかエピドートってどう足掻いても不幸にしかならない令嬢の名前では?
何それ地雷、断固拒否。フラグなんぞへし折ってやる。
そのつもりなのにどうしてこうなった?
みたいな感じで半無自覚たらし元男子高校生がお嬢様の幸せの為に頑張り、基本的にから回るお話です。
ミリしら知識で行動してたら何故か色々な人を攻略しています。BL:家族愛=7:3くらいです。
気まぐれ更新になると思いますがよろしかったらお付き合いください。
R-15及び残酷な描写は(私の感覚では)ないのですが、念の為に付けています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 17:00:00
42746文字
会話率:33%
名門伯爵家の嫡男と、没落した子爵家の令嬢。
立場の違いからすれ違っていた両片想いの幼馴染みは、お互いの本当の気持ちを打ち明けたことでようやく結ばれた。
一途な青年と薄幸の少女が迎えたのは、誰からも祝福される完全無欠のハッピーエンド──
「なんでっ、なんでエド様の婚約者がわたしじゃないのーーー!?」
ところで、二人の想いを通じ合わせるために利用された端役の男爵令嬢のことを、忘れてはいないだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 10:15:58
15810文字
会話率:30%