策略にはめられ、王子殺しの濡れ衣を着せられた元ドルバック公爵家の第2令嬢マドレーヌは、大罪人の悪名(あくみょう)を背負い、モンブロー監獄の地下牢でただ死刑執行を待つばかりであった。
が、突如、彼女は監獄から出され、馬車で移送される。その移
送先は、カール・マルテル王国の王都セリエーニュの横に建設中の宇宙港にある宇宙艦隊司令部。
彼女が監獄にいる2ヶ月のうちに、地球(アース)459と名乗る星の政府とカール・マルテル王国は条約を締結し、世の中は大きく変わっていた。そして宇宙からやってきた彼らが、この王都のすぐそばに居住区を建設しているところだった。
訳も分からぬまま、その宇宙艦隊司令部の建屋の前に連れてこられたマドレーヌは、その場で駆逐艦4160号艦への乗艦を言い渡される……
一度死にかけたお嬢様が、異文化に戸惑いながら、駆逐艦の砲で戦うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 17:06:27
107258文字
会話率:54%
2155年 オペレーション・アインソフオウル始動。初期構想。
2161年 第一セフィラ・ケテル建造開始。
2164年 第一セフィラ・ケテル完成。これより順次セフィラの建造、試験運行開始。
2172年 第十セフィラ・マルクト。完成。
これにて全てのセフィラが稼働可能状態へ。
2171年 現存人類の登録完了、抽出作業へ。
2172年 凍眠終了後に覚醒した人類を守護する方法の検討。終末戦争時の■■■■■の有用性。
2173年 ■■■■の打ち上げ終了。予定軌道上に到達。■■■■■については抽出配備完了。
2174年 人類の抽出完了、移送作業開始。第一から第五セフィラの改修作業。
2175年 第三セフィラ・ビナーにて暴動。動力コアの臨界事故。
2176年 第三セフィラ・ビナーの閉鎖。以降、セフィラ9基での運用体制へ計画変更。
2177年 第六セフィラから第十セフィラの改修作業。
2178年 暴動により収容予定者の移送作業難航のため■■■■■の試験的投入。暴動鎮圧。
2180年 全セフィラ、最終メンテナンス終了。全抽出者の収容完了。
2181年 凍眠開始。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 23:50:51
58194文字
会話率:52%
☓☓☓☓年☓月☓日上申に係る斉藤龍彦に対する死刑執行の件は、裁判言い渡しのとおり執行せよ。
移送中、突如異世界に転移した刑務官、長谷川は、死刑囚、斉藤を無事現実世界に返すべく奮闘する。
最終更新:2020-08-23 01:28:08
11216文字
会話率:24%
日々を平穏に送っていた男子高校生の男は、ある日車に轢かれ命を落としてしまう。
そして、異世界に転生したのだった。
しかし転生したのはとある一国の第一王子。名はリュカ。
婚約者もおり、文武両道、容姿端麗な現世の自分。
完璧に思えた人生だが、な
んと自分は悪役キャラであった。
しかも前世の記憶を思い出したのは、悪役である自分の断罪イベントだったのだ。
その後、罰を受けその移送中に、突然体が光に包まれそのまま光に飲まれてしまう。
次に目覚めたのは婚約者であったアリシアと、実の弟リアムと出会ったばかりの時であった。
そう、時が巻き戻ったのだ。
自分が過ちを犯す前に。
リュカは決意した。
もう二度と同じ失敗はしない。
あんな事もう起きてほしくない。
誰にも迷惑を掛けずに、平穏に、悪役キャラになんかならずに生きていこう。
そして絶対に破滅の道を辿らない___と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 20:07:08
3304文字
会話率:11%
謂れのない罪で罪人となったアレノル・ルデヴァ公爵令嬢はしかし前途ある若者であり、罪の意識を持っていると言う「温情」で処刑では無く貴族籍の剥奪及び修道院へ修道女として奉仕する事が決まった。
しかし監獄から修道院への移送中に事故に会い、若くして
儚くなってしまう。
天に召される間際に彼女が願ったのは「心豊かに生きていける未来」だった。
そうして再び目覚めた彼女は町娘のリッチェとして生まれ変わっていた。
柵を無くして生きて行けると喜んだ束の間運命が再び彼女に絡みつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 20:48:05
1730文字
会話率:24%
私は子供の頃、父と一緒に国鉄姫新線の月田駅に行った事がある。大きな町でもないその駅が、何故か急行列車の終着駅だったからだ。そこで私は一人のお婆さんと出逢うが、お婆さんはいつ帰って来るとも判らない息子を待っているのだった。
その頃を回想して今
私は思う。私は計り知れない程に尊い想い出を父に作ってもらって、育てられたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 08:38:35
17354文字
会話率:52%
エボラウィルスは、流行国からひそかに持ち出されている。
最終更新:2019-07-20 20:28:49
312文字
会話率:0%
日本の某研究機関にエボラウィルスを搬入する件
もはや古い話
実態は・・
最終更新:2019-05-13 20:02:34
375文字
会話率:0%
太陽系の外へと踏み出した地球人類を待っていたのは数多くの地球外文明の遺跡だった。それらの遺跡を詳細に分析した宇宙考古局はどの文明も最長1万年ほどで崩壊していることを解明した。地球人の文明も滅びに向かっているのならそれを回避、あるいは少しで
も遅らせる必要がある。
私こと考古局の下っ端調査員オータ・ケンジは「生きている地球外知性体が発見された。コンタクトせよ」という指示を受け、その恒星系に赴く。
知性体を発見したトレジャーハンターのヴォルグ一家によると相手は地下深くに住む手足を持たず、数という概念も知らないケイ素生物の最後の生き残りらしい。考古局が用意した200ミリ迫撃砲を使い、相手に「サラ」という名前を付けた私は不注意で「宇宙」という言葉をサラに教えてしまう。先祖の記憶から「宇宙」に興味を持ってしまったサラは「宇宙に触れたい」と言って時速1200キロの速度で地表を目指す。私は生命活動を停止してしまったサラを再び「柔らかく」するために隣の惑星にサラの一部を移送する事をヴォルグ一家に依頼するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 16:00:00
37021文字
会話率:42%
冴えないおっさんは心臓発作で死んだ。
そして、神と定義される存在によってその魂の情報を異世界に移送された。
神から幾つかの手助けと例外措置を提供され、おっさんは異世界に降り立つ。
代わりにおっさんは神の依頼を受ける。
それはこの世界のシステ
ムのデバッグと、改善案の提案。
果たしておっさんは、生きてるうちに依頼を果たせるのか?
その前に、おっさんは前世を思い出せるのか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
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異世界転生系が大好きな作者が、自分でも書いてみたくなって書いた小説です。
頻繁な更新ができるか分かりませんが、頑張ります。
カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 07:00:00
9358文字
会話率:19%
男は流れ者であった。北支を放浪。ひょんなことから帝国陸軍の特務機関の手先となって南京へ。だが、そこを離れて南京で知り合った、裏組織のつながりで上海の裏組織へと流れてきた。だが、そこでの抗争で、負傷。虫の息となったところを、ある娼婦Kに助けら
れ。そのまま彼女の所に留まることとなった。
ところが元の組織のナンバー2は、彼の存在を煙たがっていた。しかし、Kを知った彼は、元の組織とはかかわりを持ちたくない。租界に隠れて、静かに暮らしていたが、元の組織で内紛があり、ナンバー2が飛び出した。そして元々の組織と、対立しだす。
そんな時に、英国銀行が襲われて金塊が盗まれた。その犯人が、元の組織の頭だと言う噂が広まる。そして、その頭は、殺されてしまった。
そんな時に、彼は、元の仲間・・・・弟分・・・・から、銀行強盗の真犯人は、元の組織のナンバー2だということを聞く。抜けた組織だが、元の親分には、一応は義理がある。それにかってのナンバー2には、お返しをしなくて治まらない借りがある。
そこで彼は、かっての腐れ縁を頼りに、帝国陸軍の特務機関の男を尋ねてゆき、英国銀行の金塊が、今どこにあり、いつ移送されるかという情報を教える。
そしてその金塊を奪ったのであった。特務機関の男から約束の鐘を受け取ると、病を得たKを伴って、上海を後にして、保養地に趣いて、身を隠した。
保養地で女の病状は、しばらく安定していたが、その内に悪化、彼女が上海に残した親に会いたいと言うので、彼は彼女を伴って、上海に舞い戻った。
ナンバー2、執拗に彼の戻ってくるのを、網を張って待っていたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 21:18:32
11868文字
会話率:30%
魔術師の血統を持つ民が暮らすヴェラシード国。その田舎村タルタスに、ヴェラシードの民であれば誰もが持つ魔法の力≪サヴマ≫のない少女ヘルガが暮らしている。
ある日、“王の庭”と呼ばれる組織の魔術師に、サヴマを持たない空っぽであることを見抜か
れたヘルガは強制的にアザール収容所へと移送されてしまう。サヴマの極端に少ない者を隔離する法は大昔に廃れた筈だが、収容所には、多くのヴェラシード人が秘密裏に集められ、隔離されていた。この事実に慄くヘルガだが、そこで同じくサヴマの少ない少年ジョフレと出会い、己の価値をサヴマに頼らない彼の明るさに励まされ、ヘルガは共に施設を脱走する決意を固める。しかし、隣国では氷の山シャザワールに身を隠す邪悪な男ダルシアンが『ブックオブシャドウ』という強大な闇の力がこめられた書物を手にしたことで復活の機会を狙っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 15:51:02
50091文字
会話率:55%
「風間来栖を死刑に処す」___風間来栖ことクルスは善人ではない。ルールに縛られず、自分のやりたいようにやる。むしろ悪人と言った方がいい類の人間である。
そんなクルスが刑務所へ移送中にトラブルに巻き込まれて、クルスを信じてくれた警察官、秋津恋
ことレンと共に異世界に勇者として召喚される。
勇者とは言えない行動で周囲をドン引きさせるクルス、それを諫めながらもついて行くレンのドタバタファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 22:53:22
15073文字
会話率:66%
カリスマロックスター・夜叉はキューバで起きた航空機事故で命を落とす。しかしゾンビーウィルスに感染していたためゾンビとなって蘇り、帰国した。両親を亡くした少年・瑞生の住む『コスモスミライ村』に、夜叉は移送されてくるが、それは体のいい隔離であっ
た。夜叉は生存する唯一のゾンビであり、体内のウィルスは製薬会社・研究者垂涎の代物である。メディアや夜叉のファン、テロリストがゲート破りや侵入を試み、『天空のセレブ村』と言われる村には様々な思惑を抱える住人たちがいた。
夜叉に望まれ、屋敷に通うようになった瑞生には哀しい過去があり、心に傷を抱えた友人と薫風学園で出会う。ゾンビーウィルスの秘密を知るキューバ人医師サニは不思議な言動で瑞生の抱える秘密を解きほぐしていく。
同じ事故機に乗り合わせた2人の日本人の願いをサニと夜叉は叶えることが出来るのか? 砂浜に描かれたメッセージの謎は解けるのか? キューバで起きた日本人女性殺人事件の犯人は? ゾンビーウィルスに秘められたキューバ、ハイチの謎とは?
血の哀しい呪縛に潰されそうになりながらも、瑞生は学園生活の中で、生きる希望を見出していく。破天荒なロックゾンビ・夜叉は徐々に身体の機能を失っていくが、最期のアルバムをリリースしようとバンド仲間を呼び集める。しかしセレブ村の内部崩壊は、想定外の大惨事を引き起こしていくのだった…。様々な要素てんこ盛りの青春物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 14:47:32
558869文字
会話率:35%
「必ず、お前を殺す」
六年前に父親を殺害された男は、犯人に復讐するために
刑事になった。
男は初動捜査の時に突如、特殊能力が芽生え初め,担当する事件で見事
犯人を逮捕する。
この能力は神が与えてくれた力なのか、それとも悪魔が渡し
た力なのか。
男は、この力で最初の事件の犯人を捕まえたのはいいが、その犯人は拘置所に
移送中、死んだ。
移送中の車に同乗していた男は、犯人が薬で殺されたのを知ると同時に
あの時の“アイツ”もこの事件に関わっていることを知る。
そして、男は“アイツ”を探し出すため動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 14:18:29
4992文字
会話率:31%
─この物語は残虐なシーン、性的な描写を多く含みます─
とある失態で、リストラされたサラリーマンの中山陽一。
公園で項垂れているところに、ダークスーツで身を包んだ謎の男が現れる。
謎の男は、世界が滅亡しかけていると言い出した。
そして、その
危機を救うことができるのは、陽一だけだとも。
陽一が人より優っているのは、人より「ついていない」ことだけである。
一体なぜ、陽一が世界を救えるのか。
世界一ついていないが故に、世界中を巻き込んだ〝大移送計画〟が幕をあける。
待ち受ける、クーデター vs テロリストvs 警察 vs NATO連合軍の大激戦。
これは、世界一ついていないサラリーマンの、世界一長い夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 23:00:00
186187文字
会話率:26%
俺はパンダ外交に利用されて檻の中で一生を終えるなんざ真っ平ごめんだ。
ジャイアントパンダのリンリンは、パンダ外交のために日本に移送される前日に、異世界に召喚されてしまう。
食肉目クマ科ジャイアントパンダ属の食肉類と、政略結婚から逃れたい王女
の自由を求める冒険(ボケとツッコミ)が始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 18:58:31
1375文字
会話率:60%
魔族の侵攻により滅亡の危機にある世界が有った。その世界に残された最後の手段が勇者召喚。だが、その勇者召喚には多大な犠牲が必要だった。
三部構成の短いお話です。むしろ突っ込み待ちですので、息抜きがてらにお読みいただければありがたいかと思います
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 23:00:00
10198文字
会話率:28%
1945年8月15日に終戦を迎えなかったもう一つの日本。東京で陸軍抗戦派のクーデターが勃発し、密かに終戦を進めていた阿南惟幾(あなみ これちか)陸軍大将が暗殺され、大日本帝国は血みどろの本土決戦に突入。一般婦女子を巻き込んだ凄惨な戦争の果て
に、列島は北日本と南日本に分断された。1958年10月、ソ連の衛星国と化した北日本人民共和国で、私は最高機密文書の移送任務に携わっていた。
しかし、あることをきっかけに私の想念は本土決戦に引き戻されていく。1945年8月。17歳だった私は、女学生卒業後、義勇兵役法に基づいて親友の高木桜子(たかぎさくらこ)とともに国民義勇隊に召集されていた。
竹槍、刺突爆雷。女子学徒隊、国民義勇戦闘隊、札幌地区第八特設警備隊――
多くの友や家族を亡くしながら、血みどろの荒野に私と桜子が作り上げようとした世界。
小説『狭い器』――それは私と彼女の叫びだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 20:02:20
89125文字
会話率:41%
目を覚ますと、見知らぬ女性が目の前で射殺されており、駆けつけた警察官に身柄確保される山川に対して、捜査一課はその場で硝煙反応を検査。
硝煙塩が確認され、皮肉にも上司である佐久間警部に緊急逮捕されるのである。
マスコミから、誹謗中傷
を受ける状況であったが佐久間の機転で何とかマスコミを味方につけることに成功。
山川の無実を証明するべく、罪を着せた犯人を探し出すために捜査一課をあげて捜査を開始する。
捜査二課と合同結婚詐欺師を追っているなかでの濡れ衣であるため、山川の代わりに佐久間が結婚詐欺師を逮捕するために奔走する。
警視庁から検察庁へ移送されるまで四十八時間以内に山川の無実を証明出来なければ検察による起訴は免れないため、検察庁のプライドにかけて佐久間の推測が謎にメスを入れていく。
少しずつ捜査線上に本ボシの影が浮かび上がり、やがて本ボシ確保のために佐久間の策謀が始まる。
佐久間は、山川の濡れ衣を無事に証明することができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 13:32:22
75932文字
会話率:64%
2016/11/02に一話目の文章をリメイクしましたが本すじはかえてません。
瀕死の重傷者をも元に戻す力を持つ<少女マヤ>、地下施設から移送中に女性<美江>とその仲間によって逃亡を助けられるが、翌日に先の組織からの襲撃を受け再び三枝に連れ
られ逃亡する事に、その最中に<マヤの力>を受ける事になる男<御鏡総一>と出会う。怪我の手当てをするが、追っ手に発見され銃弾を受け重症を負い命を無くしかける<総一>、救う為に禁じられていた力を使ってしまうマヤ、辛くも窮地を脱するが行く場が無い二人を<総一>の店の住み込み従業員としてかくまう事になる。
3人は隠れて生活しながらも<マヤの力>と組織の二つの謎を追う。次第に明らかに成って行くなかで<総一>は自分が<マヤの力>を受けた事で代償を払った事を知る。
<マヤの力の秘密>と謎の組織が進める計画が明かされた時………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 19:53:25
49524文字
会話率:32%