彼氏とデート中に、彼氏から服の好みのことでダメ出しされて、大喧嘩。
喧嘩別れして、公園で腹いせに空き缶蹴ったらそれが変なおじさんの頭にクリーン・ヒット!
「どうしてそんなに怒ってるんじゃ?」
「どうせ私の歳では、可愛い系の服なんて似
合いませんよ! 人間、ずっと18歳じゃいられないですよね!」
「そうか。それなら、100年くらい18歳してみるか?」
「はい? いや、100年18歳したら、118歳ですよね?」
「ものは試しというものじゃろ?」
「え? じゃあ、できるなら……」
次の瞬間、世界が暗転。目を覚ましたら、私はエルフの赤児に転生していました。
世界樹の森を守ったり、森の外で勇者パーティーに加わって魔王と戦ったり、世界樹の頂上を目指したりするSF・ハイファンタジーですです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 22:09:41
182748文字
会話率:27%
太陽系の外へと踏み出した地球人類を待っていたのは数多くの地球外文明の遺跡だった。それらの遺跡を詳細に分析した宇宙考古局はどの文明も最長1万年ほどで崩壊していることを解明した。地球人の文明も滅びに向かっているのならそれを回避、あるいは少しで
も遅らせる必要がある。
私こと考古局の下っ端調査員オータ・ケンジは「生きている地球外知性体が発見された。コンタクトせよ」という指示を受け、その恒星系に赴く。
知性体を発見したトレジャーハンターのヴォルグ一家によると相手は地下深くに住む手足を持たず、数という概念も知らないケイ素生物の最後の生き残りらしい。考古局が用意した200ミリ迫撃砲を使い、相手に「サラ」という名前を付けた私は不注意で「宇宙」という言葉をサラに教えてしまう。先祖の記憶から「宇宙」に興味を持ってしまったサラは「宇宙に触れたい」と言って時速1200キロの速度で地表を目指す。私は生命活動を停止してしまったサラを再び「柔らかく」するために隣の惑星にサラの一部を移送する事をヴォルグ一家に依頼するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 16:00:00
37021文字
会話率:42%