異世界から帰還した勇者。御剣山翔一。
一年前、異世界で熊人間にされ、様々な苦難の末に巨悪を倒した。
そして、役割を果たした翔一は自分の世界に帰還を果たす。
しかし、帰ってきた世界は元と同じ世界ではなかった。都市伝説やオカルトと思われていたよ
うなことが現実として出現し、世界を犯し始めていたのだ。
元勇者として翔一はひそかに立ち上がる。
己の力を正しく使うために。
※『異世界に来たら子熊!? 熊人間になった少年の物語』の続編になります。
※『1-1 キャラクター紹介』をご覧になられたら、主人公をご理解いただけると思いますので、前作を無理に読む必要はないでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 10:26:31
1417785文字
会話率:46%
1884年 8月
日本にいる兄から来てほしいと乞われ、エレン・マルタンはサンフランシスコから横浜へ向かう船に乗っていた。横浜にもうすぐ到着するという時にエレンの頭の中に現代アメリカ黒人女性の記憶や知識が流れこんだ。頭の中に存在する現代アメ
リカ人の知識はあまり役に立たず、現代日本のkawaii好きに明治時代の日本は微妙。
タイムトラベルなのか、悪魔がとりついたのか、ただの妄想なのか。エレンは自分がどのような状況におかれたのかまったく分からないが、日本でホームシックで弱っている兄を助け、ひそかに日本の女性に独身最高を広めようとする。
日米どちらもポリコレなど存在しない女性の地位が低い時代は女にとって生きづらい。それでも自分が望む生き方をしたいと頑張る女性達がいる。
明治時代の日本、金ぴか時代のアメリカ、現代のアメリカ。まったく違うようで似ているを生きるエレン・マルタンの話です。
*差別や侮辱の表現、あからさまではありませんが女性が同意のない性的接触をされる表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 06:00:00
68980文字
会話率:25%
この作品は、拙著「勇者様が帰らない(https://ncode.syosetu.com/n4756ff/)」の続編です。第1部を読んでない方は、ネタバレにご注意ください!
あらすじ――――
一度は離れ離れになり、別の道を歩まざるを得
なかった勇者リーズと、かつての仲間だったアーシェラ。だがリーズは、仲間を訪問する旅にかこつけて、人々に忘れ去られた辺境の村に住んでいるアーシェラの家を訪問し、そのまま居ついてしまう。
ひそかに両思いだった二人は、一緒に過ごしていくうちに恋心が高まり、とうとうお互いに告白。勇者リーズを連れ戻そうとする王国の魔の手を払いのけ、二人はついに結ばれたのだった。
アーシェラと結婚し、勇者リーズは今や小さな村の一員になった。
冬を前に、新しい村人たちが加わり、かつての仲間たちとの連絡も復活した。
戦いが終わって復興していく世界の中で、リーズは自分を愛してくれるアーシェラの「夢」を思い出し、その実現に向けて進んでいくことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 20:12:36
661728文字
会話率:49%
星乃宮真子は、お金持ちで超美人!スタイルも抜群です!
そんな真子は通っているお嬢様高でも、一目も二目も置かれています。
恵まれた環境をエンジョイしていた真子。
しかし、真子はある日、異世界に召喚されてしまいます。
そこにいたのはポワンとい
う、可愛い女の子!
その時にふと目にした光景をマコリンは忘れられません。
『他の女の子の...初めて見た...可愛い!』
ポワンは真子にマコリンというあだ名をつけ、『一緒にこの世界で暮らそう』と誘いますが、真子にその気はありません。
なんとか元の世界に戻してもらえたものの、なぜかポワンもついてくることに...
すると予想通りというか、マコリンの周りは大騒ぎに!
更に、謎のゲート(異世界への扉)まで現れる始末。
マコリンは困っているかと思いきや、ポワンとのエッチなシチュエーションをひそかに楽しんでいたり...
果たして、マコリンは元の平和な生活を取り戻せるのか?
それともポワンとの甘美な日々に溺れてしまうのか?
あっと驚く結末が...待っているとかいないとか...
〇アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 20:00:00
144727文字
会話率:42%
新生活に胸を躍らせるも、不安を抱えながら高校生活をスタートさせた白鳥一哉。内向的で自分に自信が持てない彼は、親友の野村太一と共に、新しいクラスでの生活を送ることになる。そんな中、クラスの中心的存在である美少女藤井明日香に出会い、ひそかに心を
惹かれていく。
しかし、一哉は明日香が自分とは別の世界にいると感じ、距離を置こうとしてしまう。そんな中、夏休みにはバイトを始め、そこで明日香の姉である藤井陽菜との出会いが一哉の運命を大きく変えていくことに。
一哉は、陽菜や太一との関係、そして文化祭やバイト先での試練を通じて少しずつ成長し、自分に自信を持ち始める。果たして彼は、明日香との距離を縮めることができるのか――。恋愛、友情、そして成長を描いた青春物語が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 16:00:00
2194文字
会話率:41%
スパイ・・・ひそかに相手の陣営に入り込み,相手方の機密情報を探り出すこと。また,それをする者
ーーーーー
高校一年 文月 楓(ふみずき かえで)
正直、中学校生活はそんなに楽しくなかった。
だからこそ、今の高校生活がとても楽しい。
友達
も担任もきっと恵まれている。
そんな俺は思う。
彼女が欲しい。
小学校も中学校でも俺は特に恋愛をしてこなかった。
そもそも小学生の頃は恋愛なんて1ミリも興味なかった。
中学生にもなると女子を意識することもあったがモテることなく三年間を終えた。
今までの俺に恋愛という言葉はなかった。
だから俺は生まれてから恋愛を1度もしたことが無い。
そして彼女が欲しいと思う割には異性に恋をしたこともない。
もしかしたら、俺は恋をしているのかもしれない。
だけど俺はそれが恋なのかすら分からない。
ーーーーー
文月 楓は恋愛をしなさすぎて恋という気持ちを知らなかった。
そしてそれがどんな気持ちなのかを知りたかった。
そんな文月楓は人の恋愛を見る事ばかり。
次第にそれが楽しくなり、、、
そしていつしか、人の恋路をスパイしていくうちに、文月楓は恋を知る…
色々な視点から繰り広げられる恋愛。
現実でありそうな事件。
現実ではありえない事件。
そんな学校の日常をお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 19:13:10
292827文字
会話率:39%
地球より数百光年も離れた遠い場所に、かつて地球よりもずっと高度な文明を持ったネコ達が支配する星があったという。ネコ達はロボットを使役し悠々自適な生活を続けていたが、ある日突然発生したロボット達のクーデターによってネコ達はあっという間に滅亡し
たといわれる。
だがその時一匹の子猫が、ネコ達を救ってくれるという「伝説の五色の魔法子猫達」を探すため宇宙船に乗って長い旅に出たという。
それから長い年月が経過し、日本の宝石市に住む高校生の日乃彩なみは1年最後の終業式の日の登校中、隕石のような物体が学校の裏庭に落下するのを目撃する。学校終了後ひそかに裏庭に捜索に向かうと、そこで一匹の子猫ミカと出会い、家族の一員としてともに暮らすことを決意する。
春休みをずっと一緒に過ごしながら、「伝説の五色の魔法子猫達」探しに出た二人だったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 22:12:27
186443文字
会話率:46%
葉灼は穿越してすぐに死ぬ寸前だった!彼女は皮を剥がれ骨を抜かれた状態で魔窟に投げ込まれ、皆は彼女が万魔に食べられると思っていた。
しかし、葉灼は魔尊のベッドの上に転がり込んだのだ。魔尊は彼女の血で癒され、千百年も治らない傷が治った。
魔道の
弟子たちはまだこのことを知らず、ひそかに論じていた。
ふんふん、この人族のかわいそうな子は、恐らく魔尊様に食べられ、骨すら残らずになるだろう。
魔尊は大きな手を振る。
「さあ、魔蓮を取り出して彼女の皮膚を形成し、魔骨を取り出して彼女の骨を形成せよ。これから彼女は我が門下ただ一人の女弟子となる。」
魔道の皆が驚愕した!
何で彼女が?
皆が反対しようとしているとき…
葉灼はピクシーの血筋を覚醒させ、呑み込む力を手に入れた。万物を呑み込むことができ、呑み込まれた者の能力を継承できる!
葉灼は腰を据えて、魔道の先輩たちに自分のピンクの小さな口を指さした。
来い来い、賛成しない者は私に呑み込まれるがいい!うおお!
そして彼女は魔窟の小さな悪魔となり、仙門に殺しに戻って、一口ずつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:46:31
12199文字
会話率:23%
※いずれも一話完結。
公園を舞台にした怪奇・怪談集です。
公園は、いろんな人々が憩う場所です。
幼い子供を連れた若い家族、友達と遊ぶ小学生、甘い言葉を交わしあう中高生、生活に困ったフリーター、弁当を広げるビジネスマン、女子会と洒落込む
ママ友、散歩を楽しむ老夫婦ーー。
じつに様々な人々が行き交う場所、それが公園です。
ひょっとすれば、なかには、目に見えない存在ーー幽霊や悪霊、呪いや死神、悪魔などの人外も、ひそかに訪れているかもしれません。
お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 12:10:00
19572文字
会話率:11%
田んぼだらけの田舎に住む少年、征司(まさし)は神主の”じいちゃん”が大好きだった。
じいちゃんは数多くの人外の話を征司に聞かせてくれた。
自然に宿る精、山に住まう姫、その恋人である神、妖怪になってしまった人間。
成長するにつれ
、幼い頃に教えてもらった伝承を確かめたいと考えるようになった。
やがて征司をひそかに慕う小紅(こべに)、征司の義兄弟のサスケと共に旅へ出る。
道中で仲間が増えたり、幼い頃の疑問を解決していく度にいつしかなんでも屋として頼られるようになる────。
※この作品はエブリスタ、note、アルファポリス、カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 22:53:41
112114文字
会話率:47%
黒木諒には前世の記憶がある。こことは異なる世界・リュシアーナという国の騎士だった記憶が。
春休み終盤に幼馴染の紹介で、前世でひそかに愛していた女性と瓜二つの女の子・真珠(まこと)と出会う。しかも彼女はリュシアーナの王妃その人だった!
時間を
かけて仲良くなろうと平和な日々を過ごしてきたが、5月末、突然諒の目の前で過去の異世界に攫われた真珠。
前世で何があったか思い出せ!
――現在日本と過去の異世界――
二つの世界をもう一度つなぎ、彼女を連れ戻す方法を見つけるために!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 22:30:00
84543文字
会話率:29%
人を助けた罪で、時の流れが違う人の世界で生きることになったエイブリー。
亡くなった最初の婚約者の魂を慰めるという名目で、終わらない機織りを続けているが、人の世界ではそれなりに幸せに暮らしている。
「エイブリー、今日は何を食べようか」
時折訪
れる料理上手の旅人バールにひそかに思いを寄せ、彼からの好意も感じるが、元精霊である自分が人と結ばれると互いに命を失ってしまう。
(だから死ぬまでこの思いは隠し通さなくては)
そう決めていたエイブリーだが――
これは長岡更紗様主催、「ワケアリ不惑女の新恋」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 01:07:06
6120文字
会話率:21%
高校生の少女翡翠は、ある日突然に魔法を使えるようになる。それからというもの、世界は一変し、様々な異常現象が世界で起こるように。
翡翠はその原因を突き止めることができるのか。
また、ひそかに存在する並行世界では、翡翠の並行存在が大変なことに.
..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 21:32:35
11698文字
会話率:29%
“宝石が王を決める” 神秘の星リラ。
リシューは、戒厳令が敷かれたその星へ向かおうとしていた――
この物語はリラ星を舞台に繰り広げられる冒険ものである。
リシューは、依頼された仕事をこなしながら宇宙を旅している闇組織バイスの一員。
通り名は、シルバーフォックスと呼ばれている。
一緒に宇宙船に乗っている相棒は、能(脳)天気少年のパット一人。
よく雨が降るある星でパットがいつものようにリシューに話しかける。
「ねぇ、リシュー、緑色の雨ってすっごくきれいだね。きらきらしてて、小さな森がたっくさんふってくるみたい……」
無邪気に、ときにはとんでもない言葉でリシューを翻弄する。が、その何気ない会話がリシューのささくれだった心を知らぬ間に癒していたのである。
数年前、リシューは父とともにリラ星のダール大臣の依頼で銃を運びこんだ。その後、内乱へと発展し、王と王妃は囚われ、王子二人は異星へと脱出した。
リシューは今も内乱が続き、何一つ情報が伝わってこないリラの現状と、その地に住む友――パルの安否を憂えていたので、ひそかに入り込む決意をする。
その矢先、リラより依頼が舞い込んだ。連絡してきたのは、かつての友パル。
今はダール王となった彼のもとで大臣となっていた。敵か、味方か。不安な要素にリシューは迷っていたが、行くことを決める。
パットは、ひょんなことからリラ行きを願っていた少年二人と知り合い、リシューに黙って船に乗せた。さまざまな想いを、それぞれの胸に秘めながら、宇宙船は辺境の星リラへと旅立つ。
そこでリシューたちを待ち受けていたのは、驚くべき事実であった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 23:26:15
99459文字
会話率:43%
隣のクラスの木暮ひさしという男子に想いを寄せていた女子高生・河合夏美はプライドが高いタイプの少女だったため自分から告白することができずにいた。定期テストが終わったある夏の日の放課後、自分の親友の佐藤春子が、その木暮ひさしに呼び出しを受け、ひ
そかにショックを受けた夏美だったが、彼女の予想を裏切る最後が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 18:06:22
3469文字
会話率:44%
閻魔大王の娘であるネリネは、二人の兄が人間界へ行っているのに、自分だけが地獄に残って、勉強や習い事をしているのに飽き飽きしていた。そこで、本当なら心臓と引き換えで受け取る、人間界へ行く手形を偽造すると、二番目の兄の蛍の所へ遊びに行くことにす
る。
だがそこに蛍の姿はなく、蛍がひそかにペットにしたいと思いを寄せる、なずなの友人であるみのりが現れた。どうやら、蛍たちと遊園地に行く約束をしていて、寝坊したらしい。ネリネはみのりと一緒に、蛍たちを追いかけて、さびれた遊園地へ行くことにするのだが、そこには地上げを仕掛ける、怪しげなやくざたちがいて……。
Xで懇意にさせていただいている、玉楼二千佳さんの投稿小説、「蛍地獄奇譚」の設定を元に、当人から外伝を書きなさいと言われて(命令されて?)書いた作品です。本編は「地獄先生ぬ~べ~」をほうふつとする、妖怪ネタ満載の学園物語なのですが、今回はほぼ設定だけお借りして、夏らしく、ハシモト闇ワールド全開の、ホラー仕立てでお送りさせて頂きます。
なお、玉楼二千佳さんの「蛍地獄奇譚」の本編は、下記のURLになります。どうか本作と合わせて、ご一読のほどをよろしくお願いいたします。m(__)m
https://www.alphapolis.co.jp/novel/639100483/38577043折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 20:38:10
29937文字
会話率:52%
人類は大きな災厄を乗り越え、日本は消失した時代。
これでもひそかに日本のサブカルチャーを愛しつつ外人の二人。
天才美少女と呼ばれる金髪ポニーテールロリっ子司馬アンジェリナ、銀髪無口イケメンの猟魔人諸葛夢、二人は新元学園で出会う。
魔族、魔獣
、異星人、巨大ロボット、バイオテクノロジ、人類は災厄はまだまだ終わらず、二人は仲間たちと一緒に、失われたネタをはしりつづ、敵を倒して人類を守る。
時にシリアス、時にハチャメチャ。
元々中国語で中国の小説サイトで連載したが、途中バンされちゃって、気取り直して思い切って日本語で一からやり直しの作品である。翻訳ツールは使わない。渾身のローカライズだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 17:29:18
430634文字
会話率:48%
「お前、俺が見えてんだろ?」
技術の飛躍的進歩により、全てのネットワークが電脳空間(サイバースペース)によって一元管理されるようになった世界。
人々は例外なく、生まれてすぐに個体認識用のマイクロチップを埋め込まれる。それはサイ
バースペースへのアクセス権限でもあるが、もう一つ、重要な役割を担っていた――。
小説を書くのが好きな高校生、豊利紬(とよりつむぎ)はこの時代には珍しく手書きでノートに物語を綴っていた。しかし、ある日うっかりそのノートをなくしてしまう。
ノートを拾った人物は、寄りにもよってひそかに物語の登場人物としてモデルにしていた青年、加冶人志(かじひとし)だった。
――彼は、政府によって秘匿された存在のはずだった。
見えるはずのないものが見える目を持つ高校生の紬と『重力操作』の異能を持つ秘匿存在の人志。
二人の出会いが遠い昔の“約束”を巻き込んで、物語を紡ぎ始める。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 23:00:00
248343文字
会話率:43%
没落待ったなしの伯爵令嬢リズベットは、負債を理由にして、名ばかりの婚約者から逃げようと画策中。
しかし、幼いころに書面で婚約を結びつつも顔合わせをしたことがない婚約者は、なぜか婚約解消に同意してくれない。顔合わせの日程を引き延ばしつつ逃げの
一手を打とうとしているリズベットに、執事のダグラスは相手に会うことを強要してくる。
好きなひとに別の男性を斡旋されるなんて、勘弁してほしい。
おまけに顔も知らない婚約者は、リズベットがひそかに想いを寄せているこの執事と同じ名前の「ダグラス」というのだから、運命の神様は意地悪が過ぎるだろう。
両片思いな男女主従による、すれ違いでポンコツなラブコメです。
※他サイトへも掲載中
※エブリスタへは8000字へ改稿した形で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:18:47
9487文字
会話率:51%
性癖と停学により14歳で実家を追い出された少年は拾われたおっさんに育てられ、おやっさんと煙を愛するおっさんになった。生まれつきの強面が周りの環境のせいで(?)より人相が悪くなり、それをひそかに(実はかなり)気にしていた。
しかし急な病気で死
ぬことになり、異世界人の実験により一人魔法のある世界に転移することになるが、そこではかつての自分のように捨てられた少年と出会ってしまった。
見た目で誤解されるが結構インテリで面倒見のいいおっさんは、拾った少年とともにどう生きていくのか。
主人公のおっさんは同性愛者です。規約的にもR18描写はしませんが、苦手な方はご注意ください。
ほかの異世界を舞台にした小説と同じく、異世界の法律に従って話が進んでいきます。日本の法律とは違うところも、時代背景的に過去には許容されていたが現在は許されない描写もありますが、日本国内(この現実世界)の犯罪を助長・肯定する意図はありません。
書き溜めた原稿がある限り、しばらくの間は偶数日の更新を基本とすることを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 18:00:00
121614文字
会話率:56%
――末期の共和国、全盛期の帝国。
強大な軍事力と二十を超える植民地を持っていた共和国にそれまで何でもなかった帝国に蹂躙された時に誰かが放った皮肉だ。
その言葉は共和国の現状を的確に表しているだろう。
帝国との開戦からすでにおよそ四年半
の月日がたっていた。
開戦以前、簡単に例えるならばまだ戦場で騎兵が猛威を振るってい時代。
共和国は世界の三分の一の土地を有した。
巨大な工業力と軍事力を持っており戦神と呼ばれるほどの英雄がいた時代。いつだって血を流すのは兵士だけだった。
共和国が世界の法であり戦争なんてしようものなら共和国の敗戦はあり得ないと一部の属国の国民が言いだしたほどまでだった。
そして、帝国との開戦。初戦での大敗北。次戦での敗走。
それまで、道でしかなかった属国の帝国に、共和国が大岩だとすればただの砂利でしかなかった帝国に共和国は大敗北した。
自国の絶対的勝利に自惚れていたこともあったかもしれないが一番の敗北の原因は工業の発展の差だ。
それまでの戦いは騎兵が主力だった。旧世代の剣と弓代わりに攻守両方に対応できるマスケット銃が使用され歩兵はリンチにされた。
しかし、実際のところその戦法は無力だったのだ。
実際、帝国初戦では地の利と兵士の人数の差もあってか勝利は共和国側にあったが武器の差において負けたのが原因であろう。
ひそかにマスケット銃を旧世代の遺物と知らしめたライフルの生産に帝国が成功したのだ。
もちろん、いちいち装填のかかるマスケット銃よりライフルのほうがはるかに優れているのは明らかだ。
猛威を振るっているはずだった騎兵とマスケット銃の哀れな兵士たちが蹂躙されるのはそう時間はかからなかった。
そうして、共和国の発展の遅さに気づいた植民地が離れていくのも時間はかからなかった。
もはや、共和国と他国との差は追いつきようのないものになっていた。
従来の戦法を重んじていたこともあってかやっとのことで軍にライフルが配備されるも、依然として軍事力の差は塞ぎきれなかった。
そうして呼ばれたので強国の皮を被った弱小共和国。末期の共和国だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 15:39:18
20132文字
会話率:26%