[訳あり騎士×拗らせ王女。恋に踏み出せない二人のじれじれ純愛ストーリー]
流れ者の剣士であったリゲルは、突如として王命を受ける。それは――「王女アルテミシアが結婚したがらない理由を聞き出せ。もし一年以内にできなければ、そなたが王女と結婚
せよ」というもの。
リゲルは王女の近衛騎士として働くことになるが、内心乗り気ではない。彼には、流れ者として日陰の生活を続けていきたい事情があるのだ。実は彼の正体は、死んだことになっている亡国の王子レグルスだった。
また、リゲルがレグルス王子であった頃、即ち彼の故国が滅びる前、子供時代の彼と王女アルテミシアは会ったことがある。けれども十年を経て再会した今、王女のほうはリゲルとレグルス王子が同一人物だとは気づいていない。
さらに、生涯結婚しないと言い張るアルテミシアにも理由があった。「人を好きになるのがこわいの。私は不吉な子だから」
心の傷を抱える二人は、次第に惹かれ合ってゆく。しかし一歩恋には踏み出せない。訳あり騎士×拗らせ王女の、じれじれ純愛ストーリー。
(あくまで創作として、作者なりに設定した架空の世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。)
・なろうにのみ掲載。
・マイペース更新となります。
最初の数話は連日投稿しますが、その後はかなりゆっくりな更新となること、ご了承くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 13:36:24
15068文字
会話率:16%
かつて列車強盗を主戦場に、あらゆる悪事で大金を稼いだ大悪党、ザギール。果ては町を丸ごとその手に収め、支配者として振る舞っていた。
しかし、それに異を唱えた流れ者のガンマンが現れた。彼はザギールに決闘を申し入れ、ザギールは見せしめにせんと
それを受けた。無論、毒を盛る、決闘前夜に手下を差し向け怪我を負わせようとするなど小細工は欠かさなかった。
しかし、彼はそれを難なく押しのけ、決闘の時を迎えた。
距離を開け、向かい合う二人。見守る町人たち。風が砂埃を巻き上げ、静寂が広がる。しかし睨み合いはそう長くは続かなかった。風が止んだ瞬間、先に動いたのはザギール。ホルスターから銃を引き抜くと同時に、引き金に指をかけ、そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 15:00:00
739文字
会話率:16%
死者蘇生を行使する
奇跡の流れ者が、ある日突然 王国に現れた。
天使のようであり、女神のようであるその者が起こす数々の奇跡に
世界はついに死を克服したと狂喜乱舞した
しかし、それは絶望と地獄の暗黒時代の到来を告げる来訪者であったのであ
る…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 17:50:45
5750文字
会話率:31%
くいっさ(山本九一)は明治40年の生まれ。尋常小学校を出るとすぐに常滑の関製陶所に就職。土管造りに励んだ。大正年間から昭和初期の太平洋戦争までの常滑は土管造りで栄えていた。
当時の土管造りはほとんどが手作業だった。くいっさが関製陶所に入
って数年後に社長の1人娘の綾さんが生まれる。この綾さん、鄙にまれな美貌の持ち主。小さいころから土管場の窯場や作業場を遊び場としてた。他の女の子の様にままごと遊びにには興味を示さず、百人近くいる従業員の仕事ぶりばかり見て育っていた。特にくいっさがお気に入りで、仕事中でもくいっさにまとわりついていた。
綾さんが中学校を出て数年後、くいっさと共に釉薬の研究を始めた。その後、綾さんは東京の建材店の勧めで、釉薬の研究をするために東京に出かけた。
それから2年後、綾さんは殺された。遺骨が奥さんの胸に抱かれて帰ってきた。この時くいっさは言いようのない絶望感に襲われた。
それから数か月後、1人の流れ者が関製陶所に雇われた。くいっさと同じ部屋で寝泊まりした。彼の名は“のぶ”と言った。のぶは小柄で痩せてはいたがすぐにも土管造りの作業に馴れていった。数か月して、綾さんと共に始めた釉薬の研究や窯焚きも手伝わせた。
ある夜,くいっさはのぶが真夜中に外に出ていくのを知った。後をつけると墓場であった、関家の墓の前で蹲り、墓の中から白い骨を取り出してしゃぶったりしていた。くいっさは慄然としたがその行為をとがめて連れt還った。
そしてのぶが綾さんを殺した事、綾さんを愛するあまり、ここまで来た事を告白した。
くいっさはのぶを殺した。釉薬用の窯にのぶの死体を入れて、釉薬の見本と共にのぶの死体を焼いた。
焼きあがった釉薬のなかに、綾さんの肌色そっくりの色見本が出てきた。
くいっさはそれを終生大切の持っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 09:25:31
23262文字
会話率:17%
王国の秩序と繁栄を担う『女王』は、千年の昔から『季節の塔』で世の安寧を祈る。
しかし突然に祈りは途絶え、『季節の塔』は凍り付き、冬は終わらなくなった。
王は広く国民に告げる。
『季節の塔』の扉を開くことができた者には、好きなだけ褒美を取ら
せよう。
多くの者が『季節の塔』に集い、扉を破壊すべくあらゆる手段を試みる。
そんな人々の姿を、一人の男が遠巻きに見つめていた。
これは、今でないとき、ここでない場所の物語。一つの王国の、穏やかにめぐる季節の、その終わりのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 16:03:25
90219文字
会話率:51%
非公式ながらも第二次大戦以降の撃墜王と評される米空軍大尉イー・シーは、見た目の素朴さを覆す凄腕のテストパイロット。特別任官の台湾系米国人である事を理由にあからさまな偏見に晒され、生き辛さを感じながらも達観した人生を送っていた。
その腕と
使い勝手の良さを見込まれ、下知あらば正規兵に任せられない危険任務から使い走りまで幅広くこなしていたが、毎度使い捨て用品の如くこき使われては、ろくな説明もないままねぐらを変わらされる事幾多。またしても不穏な空気にのまれ、任地を伝えられる事なく連行された先は、何と日本の学校だった。
そこで突然目の前に現れた、明らかに学校に相応しくない妖気を纏う怒れる美女の配下となる事を一方的に告げられると、続け様にその紅唇がスパイだの護衛だのと訳の分からない事を言い始め——。
あれよあれよという間に【内閣の事務員】と呼ばれる諜報機関でリッチ(不死の魔術師)のコールサインを持つ絶美の魔性エージェントに仕える事になった流れ者が、良くも悪くも振り回される学園物スパイアクションシリアスコメディー。
※尚、この小説は「カクヨム」「魔法のiらんど」「NOVEL DAYS」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:09:52
478845文字
会話率:51%
迷宮都市カーヴドソードに現れた、流れ者グンル。日銭を稼いで暮らしていくうちに、迷宮で己の宿命を幻視する。協力者〈フュルギア一座〉とともに〈最果てへの途路〉を巡る旅が始まった。
最終更新:2023-08-12 18:00:00
101492文字
会話率:32%
自分の腕を頼りの流れ者、グンジ。立ち寄った酒場の店主の口利きで、スーズ商会の商会長と会うことになった。商会長から獣退治を依頼され、二人の味方と共に山に向かう。
最終更新:2023-01-16 21:02:46
14667文字
会話率:40%
竜乗りの傭兵、つまり竜傭兵であるドラグナージークはレッドドラゴンのラインと共に帝国領ガランの町の平和を守る。流れ者の身だがガランの町はドラグナージークに優しい人でいっぱいだった。そんな大切な人々を脅かす空の出来事、敵対する王国との戦いのた
めに彼は今日も竜と共に空を舞う。(ノベルアッププラスにも掲載中)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 18:11:52
129223文字
会話率:47%
魔術の盛んな国ルクナ。その国には日本からの転移した『流れ者』が多くいた。
だからか、日本と雰囲気の似た街並みなのは……、ってそんなことはどうでも良いのよ!大好きなラノベの続きが気になるのよ!ラスト間近だったのよ!何で私が異世界に!?こうな
りゃ絶対帰ってやるんだから!
帰る方法を探すためにまずはこの異世界を観察して知ることからよね!情報収集のために便利屋はじめます!
異世界で謎の黒猫を相棒に、もふもふしながら便利屋をしつつ、自分は恋よりラノベ命!と帰る方法を模索している間に何故かラノベ世界のような王子に気に入られたり、王女の恋模様に巻き込まれたりなんかする、そんな普通女子の奮闘記!
はたして無事に元の世界に帰ってラノベの続きが読めるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 19:12:16
221671文字
会話率:48%
書を捨てて街へ出よう、何かしら変わるかもしれないしさ。
キーワード:
最終更新:2022-02-22 16:32:07
279文字
会話率:0%
花と精霊に愛される街カイム・アウルーラ。
その街で有名な花修理工房の2代目店主であるユノ・ルージュは、花と精霊に感謝を捧げ、花学技術の結晶たる花導具を恋人のように愛でながら修理して過ごしている。
過去の出来事から、ユノはあまり人間を
好まない。
だけど、彼女を好む人達は街の中にも外にも多かった。
ユノの工房で居候している見た目幼女な年齢不詳の謎多き女性ユズリハ。
何故か工房に住み着き始めた妙に頭の良いトカゲのドラ。
気がつけばユノの弟子となっていた、孤児院で暮らす少女ライラ。
カイム・アウルーラの最高責任者夫婦に、暗部たる裏社会の統べる東の帝王に西の女帝。
隣国の王族たる白銀の双子に、さらには伝説の存在とされていた統括精霊にまで――
……人を嫌い、最低限にしか接することがない自分は、他人から好かれることなどないと思っているユノは、みんなからの好意に気づいておらず、自分の『居場所』なんて存在しないと思い込んでいた。
それでも彼女は、自らが愛する花導具を、誰かの大切な花導具を修理し続けていた。
そんなユノが、ある日――カイム・アウルーラのシンボルである大花時計を巡る事件に首を突っ込んだ時、周囲のことと、自分の中に芽生えていた気持ち……そして『居場所』を少しだけ自覚する。
街を愛する奇人・変人・超人に、流れに流れて腰を落ち着ける流れ者が集まる街カイム・アウルーラ。
そんな街を中心に、日々の生活を営む者たちの物語。
これは――人と花と精霊の『居場所を巡る幻想譚』。
『居場所』に気づくか、『居場所』を築くか――
あるいは、『居場所』を護るか、『居場所』を変えるか――
人間はいつだって『居場所』を巡って右往左往するモノだから――
しばらく不定期の更新となります。
(R15とか残酷描写とかは一応つけておきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 21:33:52
622205文字
会話率:41%
かつての仲間から連絡を受けた元宇宙海賊のラライは、相棒のタコ型宇宙人バロンと共に辺境の惑星を訪れた。そこははじめ暴力が支配する無法の大地と思えたが、辿り着いた流れ者の町レバーロックには、新しい人生を夢見る人々が集っていた。しかし彼らは、理不
尽に繰り返される武装勢力ストームヴァイパーの襲撃に悩まされていた。親友の夢を、そこに住む人々を守るため、ラライの孤独な戦いが始まる。蒼翼のライシリーズ、エピソード5。今度は西部劇だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 06:00:00
388168文字
会話率:28%
一文無しな流れ者の話
最終更新:2021-12-22 19:00:00
312文字
会話率:25%
大魔災により旧世界が崩壊して千年、魔属の跳梁する世界に二人の男女が挑む。
幻想悪漢小説(ファンタジー・ピカレスク・ロマン)。
詐欺師の二人組、アキラ・フォードとライア・トラップは、とある宿屋で瀕死の女性と出会い、その女性を診ていた医者から衝
撃の事実を伝えられる。
やせ細って、骨と皮だけと化した女性が、実は、さる皇族の姫君だという。
医者の話によると、皇族は現在、王位継承権をめぐって争いが絶えず、姫君はその争いの犠牲になったという。
医者は涙ながらに国を憂い、流れ者の二人なら、きっとこの争いを止められる、と強く訴えるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 00:36:59
5151文字
会話率:24%
ーー死者の弔い方にはその地の特色が強く現れる。
異世界におけるチベットのような土地に住む人々のお話。
厳しい自然、外部から隔絶した社会、長い歴史がその地で多くの文化を生んだ。
そんなこの地にでは特殊な葬送方法を生み出した。
動物に墓を背負わせるのだ。
この儀式を通して人々がどう動くのか、ある一人の流れ者を中心に話は進んでいく。
※この話は連載するシリーズの前日譚的なお話です。
蟲師とかキノの旅といった不思議な風習を持つ街が好きな方におすすめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 17:45:47
8353文字
会話率:14%
不意を打たれ倒れた武人・山民(サンミン)は、しかし死の淵から蘇る。身を起こした先に見えたのは、白衣の占者・師尊(シズン)であった。
恩義を感じた山民(サンミン)は、半ば押しかける形で旅に同行する。師尊(シズン)の行く先を、あるいは行く末
を見届けるために。
かくして動乱の世、奇妙な二人旅が始まった。
山民(サンミン):武人。流れ者。生命を救われ、護衛を買って出る。
師尊(シズン):占者。「おさめよ」と天の声を聞く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 20:01:52
30130文字
会話率:31%
古来より魔法が存在する世界で。
幼い頃に生を求めて数多の国文化が集う超自由幻想都市国家{クレアヴォーヤンス}に流れ着いた青年、ブレード。
彼はハワイアンカフェを経営しながらも許可制階位式賞金稼ぎ{ランカー}となり、地元のトラブルシューターを
行い、生きていた。
しかしある日、同級生であり仕事仲間の弟の救助任務が発生。
それをきっかけに、過去の精算に苛まれる大事件が発生するのだった。
暴虐で傍若無人な自称キモヲタ男が男女平等に数多の敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
外道英雄譚、ここに開幕。
※pixivにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 00:56:11
416618文字
会話率:32%
京の街で鬼と謳われた幕末の天才剣士『沖田総司』は25歳と言う若さで肺結核によりこの世を去る。
しかし死の闇を漂う沖田に謎の女性の声が響く。
「似て異なる身体を持ち、無より転生する」と。
気がつけばそこは異世界。
目を開け初めて見たのが行商人
でもある蜥蜴人《リザード》のルー。
その風体に驚きつつも次第に打ち解けて行動を共にする二人。
しかし時代は神族《スピカ》と魔族《ルファルド》の戦争真っ只中。
果たせなかった夢。
届かなかった剣の頂き。
叶わなかった恋。
幕末の騒乱から異世界の戦争に舞台を変え、新たな仲間たちと歩き出す、沖田総司の新しい異世界浪漫風雲録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 15:15:34
8040文字
会話率:58%
流れ者イヴァルノンと、ペットのオセットの放浪記。 球体の中にある世界、空の上に薄らと見える景色 魔法や機械が入れ混じる不思議な世界観は如何ですか?
この作品はpixivにも掲載しています。
最終更新:2021-02-01 00:01:34
175087文字
会話率:49%