「えー、本日は皆様、本ツアーにご参加いただき誠に――」
「まぁこぉとぅに、ありがぁとぅーございまぁす!」
「お前が言うんかい!」
「はははははははっ!」
「ねー、バシアンの新作み?」
「あー、み。敬徳」
「あら、あなた。ダメですよ、こんな
ところで服を脱ごうとしちゃ」
「首のあたりがなんか苦しいんだ」
「はぁ……」
「ため息はいい加減やめたらどうだ。せっかくのツアーなんだぞ」
「ふー、なんかぁ、けったいなところんだんなぁ」
「んだなぁ」
「むふふ、どうだ? 私の雄姿をちゃんと記録できているか?」
「ええ、ええ、もちろんですとも社長、ほほほほほほ!」
「……えー、当ツアーは今回で記念すべき1000回目で――」
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最終更新:2024-09-05 11:00:00
3973文字
会話率:100%
ある夜。とあるアパートの二階の部屋にて、二人の男がテーブルを挟み向かい合いって酒を呑んでいた。
いや、正確には呑んでいるのは一人。もう一人、その部屋の主である男は手に持つ缶ビールの蓋を開けることもせず、頭からまるでローブのように布団をか
ぶり、震えていた。
「……で、いい加減話せよ。店長、ブチ切れてたぞ。無断欠勤、無断欠勤。ようやく連絡ついたと思えばしばらく休みますとか。こっちにまで皺寄せが来て、ちょっと大変だったんだぞ」
「ああ、悪いと思ってるよ……」
「んー、そんな状態でそう言われると、こっちも責めらんないんだよなぁ。
まあ、店長も急なヘルプでバイト代、増やしてくれるって言ってたから俺はいいけどさ……。でも、理由くらい聞かせてくれよ。まあ、仮病じゃなさそうなのは見てりゃ分かるけどさ」
「ああ……その……実は見ちゃったんだ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 11:00:00
1255文字
会話率:88%
とある村に、お喋り好きの若い男がいた。
いや、好きなんてものじゃない。その喋りっぷりときたら、嵐に揺れる木のごとし。鳥が枝にとまろうと思う間もなく、逃げ出す始末。
ぺらぺらぺらぺらぺらぺらと、朝も昼も夜も飯時も喋りっぱなし。畑仕事の最
中もだ。仲間からいい加減にしろと顔を殴られても一時、止まるだけでまたもぺらぺらぺらと始末に負えない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 11:00:00
4065文字
会話率:0%
あたし、平民のパティは、突如降臨された女神様に『ひろいん』として任務を与えられた。
(女神様によると断るのは不可。断ったら世にも恐ろしい罰が……)
その任務とは、悪役公爵令嬢セラフィーナと婚約中の皇太子の心を奪い、二人を婚約破棄に持ち込
むこと。平民の町娘にそんなこと出来る訳ない! 住んでる世界が違うよ! と抗議するも、実は、男爵様の孫だったことが発覚。外堀は埋められた。やるしかない。
でも、降臨された女神様、めっちゃいい加減。全然この世界のこと知らない。こんな神様の指示に従っちゃって良いの? ほんとにセラフィーナって悪役?
疑問満載で始まった、あたしの新米令嬢ライフ。どうなりますやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 03:14:47
325478文字
会話率:41%
8歳で次期王太子である第一王子の婚約者となり、19歳で結婚式を迎えた。
その当日、誓いのキスの瞬間、王太子の友人を傷つけたとして斬首刑を言い渡された。
斬首の瞬間、大好きだった王太子、その横で王太子に腕を絡める男爵令嬢、見向きもしない両親と
国王夫妻を見て誓った。
もしも生まれ変わっても今度は絶対愛さないし望まない。
叶うならひっそりと引きこもった生活をしたい。
斬首刑から始まった少女の巻き戻し人生です。
目覚めたら8歳の婚約前に逆戻り、こうなったら全力で愛さない人生を!!
なのに、どうして王太子は構ってくるし、両親だってちやほやしてくる。
いい加減にしろー!!
さてどうなることか……
一応ちゃんと恋愛もの……の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 08:30:00
13751文字
会話率:35%
なんじゃこりゃー!?
交通事故にあったと思ったら変な変身ベルト付けられてた!
英語が母国語じゃないおっさんに英語でワケわからん説明されたけど、あんたがわかってないのに俺がわかるか!!って怒ったら今度は流暢な日本語で俺に今日から生まれ変わって
戦隊モノの青になれだって!
最初からそう言えっての!って怒ったらおっさん涙目。
気まずくなって話題を変えて「俺が青って事は他に赤とか黄色とか居るんだろ」って聞いたらおっさん今度は号泣!!
─────俺にどうしろと!?
そんなこんなで、たった一人で戦隊名乗る羽目になってちょっとブルーな俺のお話。
この作品はカクヨムさんにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 12:25:59
401172文字
会話率:33%
日常生活に支障をきたすほど飯を食わなくなってから数年が経過します。
「あれは食っても無駄これは食っても無駄」
「そんなものは食べていないできちんとした食事をしたほうが良い」
と言われ続けた事を真に受けて、どんどん飯を食わなくなっちゃった。
豆腐を食っても体のためには成らないとか、カップ麺と言うジャンクなものを日常に取り入れてはいけないとか。
おまいらは結局俺に飯食ってほしくないのか? と、思って幾年月か。
いい加減、周りのボイスはどうでも良い。
飯を食って体を鍛えて行動力取り戻すぞ。
と言うわけで、飯食って体を鍛えるようになれるまでの記録を、ぼつらぼつらと記述します。
更新はランダムです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:33:15
93397文字
会話率:1%
キャッチコピー『お前らいい加減くっつけ』
モダモダしててなかなかくっつかない男女の恋愛を纏めたもの。
ハッピーエンドばかりです。
ファンタジー世界の要素が含まれます。
魔物と戦ったりもします。
戦闘シーンが若干グロくなる可能性があるので
R-15にしてます。
ドロドロの愛憎劇はありません。
必ずハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 19:00:00
34742文字
会話率:39%
南蛮の武将の次に何故か覚えてしまう三国志武将「胡車児」。今回は彼にスポットを当ててお話を書いてみました。
最終更新:2024-08-24 05:01:18
5308文字
会話率:29%
病気で死んだはずの魔女リシェルは見覚えのある森で何故か再び目を覚ました。記憶を頼りに歩いているとそこで出会ったのはこれまた何故か青年の姿へと成長している弟子だった。
『師匠のためなら何だってします!』
そんな師匠思いの優しい弟子だった
からきっと快くこの訳の分からない状況の力になってくれるはず!と思ったのだがーー
「お前のようなガキが来るところではないから今すぐ出ていけ」
あんなに素直で優しかった弟子からは聞いたことのないような乱暴な口調に冷たい瞳。私の弟子に一体何があったんだ!待ってろよ!師匠が今お前を救ってやるからな……!!
最愛の師匠を失って生きがいを失った弟子と生まれ変わってもどこかいい加減で前向きな師匠の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:20:00
22426文字
会話率:56%
「ちょっと斉藤さん、いい加減名波くんと別れてよ!」
「はぁ? アンタらバカなの?」
昼休み、購買に向かう途中の廊下でいきなり拉致された挙句、なにアンタら全員で同じコスプレでもしてんの? みたいな巻き毛茶髪ギャルメイクな女子集団に囲まれ
た咲は、不機嫌さを隠そうともせずに言った。
もうダメだ。アウトだ。おしまいだ。
購買では今頃、飢えた学生たちがたかりにたかって、咲が買う予定だった火曜日限定販売のクロワッサンサンドは、買い尽くされてしまっただろう。
このために今日はお弁当も少なめにして、四時間目のチャイムの最初の音とともに教室を飛び出したのに。ていうかこのヒトら、咲を待ち伏せするために、わざわざ授業サボったんだろうか。
「……つーか、誰も通らないし」
低く小さく呟いて、舌打ちをする。
一番人気のない特別棟の廊下。今の時間生徒たちがやってくることは稀だろう。
小柄で可愛らしい女の子がおっかない女子六人に囲まれているという、なんとも助けがいのあるシチュエーションなのに。
「バカってなによ!」
「ちょっと斉藤さん、あんたちょっと可愛いからってチョーシに乗ってんじゃないの!?」
そんな感じに幼なじみのモテ男のせいでクロワッサンサンドを買えなかった咲と、彼女を好きだと公言して憚らない幼なじみ侑紀と、ふたりが突然見えるようになってしまった半透明な少年友成の、ホラー要素皆無の青春ドタドタバタバタラブコメディです。
昔書いた小説を発掘しまして、日の目を見ることもなかったのでこちらにアップすることにしました。最終話まで予約投稿済みです。
(8月4日から12時に一話ずつ公開されます)
ラストの五話、エピローグは同日公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 12:00:00
34104文字
会話率:52%
【性別逆転・転生転移なしバディミステリ(?)】
病弱な帝姫の宮。姫の寝台の上では小柄な宦官が下着姿の姫君に追い詰められていた。
とある事情から自分に成りすませと迫る姫君に対し、必死に抵抗する宦官の少年へ女官たちの魔の手が伸びる。
★ ★
★ ★ ★
「ちょっと待て! 俺は女装なんかしねえぞ!」
「いい加減観念しろ。なんでもやると言っただろう」
「そうはいったが女装は嫌だ!」
「女装女装って、お前、本当は女じゃないか」
「うるせえ、この腹黒女装皇子!」
★ ★ ★ ★ ★
宦官のはだけた胸元にはさらしに巻かれたささやかな胸。
姫君の下着の下には滑らかな胸板。
性別を偽って生きる二人の互いの利害が一致するとき後宮に渦巻く陰謀が牙を剥く。
腹黒「姫」に翻弄されながら、姫の命を狙う陰謀に巻きこまれていく白狼。
白狼の武器はスリの腕と、人よりすばしこいという点だけ。
腹黒「姫」の武器は鋭い洞察力と完璧なる「貴婦人」の姿だけ。
後宮に巣くう敵を二人は一掃できるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:30:00
232992文字
会話率:47%
読めばわかる
読まねばわからぬ
何事も
真名子、いつでも名字を捨てる準備は出来てる。
時は来た
判子を持っていざ出陣!
仕事や友達にも恵まれている真名子だが、自分のフルネームが小学生の男の子の大好物なワード。
いい加
減コンプレックスな姓名とおさらばしたい真名子の笑いあり苦笑いあり涙無しの、旦那、もしくわ旦那、あわよくば旦那が欲しいそんな真名子の愛活のお話。
Here we go!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:31:48
30064文字
会話率:27%
目覚めたら小説の中ですぐに自殺してしまい退場する令嬢に転生していたルディア(5歳)。
妹に婚約者を奪われる経験なんて一度で十分! 今世は全力回避させていただくため、婚約自体拒否!
諸悪の根源である父親とも縁を切りフラグを折るどころか立たせな
い!
けれども裏で暗躍するアンポンタンが余計なことをするせいで面倒なことに?
せっかく諸悪の根源を家から追い出したのに、どこまでもチラチラと気配を感じてしまう。
ならばこちらも徹底的に————無視!
虚弱な体質のせいでなかなか思うように動けないルディアは、神官の力を借りて体を治すために神聖国に向かう。
そこでの出会いはルディアのその後の人生を大きく左右するもので、無自覚に原作小説のヒロインの邪魔をしているが、気にしない。
だって自分の人生が大切だから!
神聖国で魔法を習得したルディアは本当の父親の正体を受けて別の島に旅立つ。
異母兄たちの洗礼を受けたルディアとルディアを溺愛する異父兄のフィディス。
末の妹にメロメロになってしまう異母兄たちが突然腕試しを始めた目的はいったい何なのか?
唖然とするルディアに知らされた目的、それは————ルディアの専属岸になる事。
強力なライバル(?)登場に焦りを感じるフィディスだが、本当のライバル(?)は地上の魔族の国にこそいた。
夢の中でだけの邂逅だった念願の相手、ノクスとの出会いに胸を膨らませ神聖国に戻ったルディアを待っていたものは、アンポンタンの計略!?
いい加減しつこい。そう思っていれば大神官長から教えられた衝撃の真実。
ふざけんな、女神! その台本は屑籠行決定だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:05:15
177642文字
会話率:43%
母、分裂す。
はじめに言っておきますと。
基本私は完結したものを投稿するのですが、この作品は趣向を変えてリアルタイムで書いていきます。
そのため前後で矛盾が発生するかもしれません。
また、完結できるか謎です。普段小説は朝にがっつり書くタイ
プですが、この作品は夜の空き時間で書こうかと思っております。
投稿するペースも長さも文章もいつも以上にいい加減です。
プロットは相変わらずありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 09:00:00
10598文字
会話率:22%
目が覚めると夫が鬼の形相でわたしを睨んでいた。わたしは困惑した。困惑していると夫は言った。「何であの時、私を殺さなかった!」全く身に覚えが無い事で怒鳴られ、わたしの堪忍袋の緒は限界を迎えた。「いい加減にして! もううんざりなのよ! アナタの
そういうとこ、付き合ってる頃もそうよそうやって何でもかんでも暴言と暴力でねじ伏せて! もう限界、別れましょ!」夫に手を伸ばすと空間が歪んだ。瞬間、視界に暗みが増す。何だ、夢か......時計を見ると午前五時に針が傾いていた。朝食の準備をしなきゃじゃないと夫に何されるか分からない。そして今日こそ言おう、離婚の話を。わたしは夫の眠りの妨げにならないよう音を殺して階段を降りた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 18:12:42
3296文字
会話率:67%
誰もが憧れるシンデレラ、超現実主義だったら……
シンデレラほか、いろいろな御伽噺とのクロス・オーバー! なパロディ・ラブコメ。
幸せを求めるシンデレラ。いい加減魔女のせいで舞踏会に行き、王子からのプロポーズを受けるけれど……
魔女のミス
マッチングから出発した現実主義シンデレラ、よその御伽噺に次々訪問。
おとぎの世界、冷静沈着シンデレラ、幸せは自分で切り開く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 23:13:38
10004文字
会話率:41%
学内テラスでいつも見てくる謎の年下男子。いい加減に嫌気がさし相手に牽制したものの、それをキッカケに様々なわだかまりや謎がとけはじめていく。
オラルメンテシリーズ裏派生作品
(シリーズ未読の方でも大丈夫なように書いています)
20
24.07.20 公開
エブリスタ同時公開中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 14:05:57
14073文字
会話率:27%
伯爵家令嬢に転生したエリーゼは両親に溺愛されて育った。
溺愛のあまり子離れできないお父さまに、婚約者のラインハルトがキレそうになっている。
「婿殿、いい気にならない方がいい。うちの家訓は結婚後の出戻りを推奨していてね! エリーゼはいつでも
帰ってきていいんだ!」
「義父上(ちちうえ)、いい加減に子離れしてください!」
今にも掴み合いが始まりそうなお父さまとラインハルト。
そんな結婚前夜の幸せなお話し。
前世の記憶が蘇ったことを切っかけに悪役令嬢エリーゼの運命が変わっていった。
悪役令嬢なのに幸せになってもいいのかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 17:09:26
8383文字
会話率:34%
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメな大人と、理不尽ないじ
めを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
0kAbxveIfHizKAi8oNyrJw==折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 11:59:38
336226文字
会話率:52%
魔法も現代知識もあるチート主人公が転生したのは、女性しか魔法が使えない世界。
え、キミ、なんで魔法を使えるの?と怪しまれたけど、女顔のおかげで事なきを得ました。物理も魔法も最強だけど、目立たないようバフ(豊胸)係を務めます。
地味に冒険した
かったのに、なぜか冒険者の女の子に次々絡まれてしまう! 魔王が攻めて来て王都がピンチ、助けたけれどなぜか勇者からはにらまれ、王都追放の危機? いい加減スローライフを送りたいけれど、厄介ごとを持ってくるのは王様のほうでした。
誰か俺に平穏な日常をくれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 17:40:00
322708文字
会話率:40%
生涯一度もタイトルを取る事が出来なかったおっさんプロ棋士。
最後の挑戦として挑んだ名人戦は敗北し、一人家で晩酌を楽しんでいた。
そして、いい加減眠ろうと立ち上がった所で意識を失い、命を落としてしまった。
そして気づくと、幼女になっていた
。
これは幼女に転生した無冠のプロ棋士おっさんが、史上初の女性プロになり名人のタイトルを手に入れようと努力する、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 12:00:00
270997文字
会話率:32%