三姉妹の真ん中、平凡で何も持たぬコルネリアに婚約の打診が入る。お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。
わずかな婚約期間を経て結ばれた婚姻。
初夜にて「あなたを愛することはない」と宣言される。
それなのに、お飾りの妻
でもなく、大切にされているのは何故なのか? これは普通の夫婦ではないのか?
戸惑うコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 06:52:07
104534文字
会話率:36%
18回目の誕生日。その日は主人公が生贄となる日だった。
村に災いが訪れぬよう、毎年、滝つぼに棲むというバケモノに生贄を差し出す。生贄の印の飾りをつけられ白い布に包まれ、滝つぼのそばに岩に置かれた主人公は、死ぬことだけを見つめ続けた人生からや
っと解放されると深く息をつく。後はバケモノが訪れるだけと思ったその時、何者かの気配がした。死を覚悟した一夜。主人公に待つのは死か、それとも朝の光か。
この作品は、二次創作としてpixivに載せていましたが、一次としての発表が合っているようにこちらにもあげることにしました。カクヨム様にもあげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 04:09:55
20696文字
会話率:43%
ラッパーと、ストリートミュージシャン。属性似てる? 似てない? どっちだってA面を飾りたい! 今日も二人の音楽は嚙み合っていないかも。方向性の違いです。楠富つかさ様主催『星花女子プロジェクト』第11期参加作品。
最終更新:2022-02-07 16:40:49
8071文字
会話率:36%
一七七〇年五月十四日、コンピエーニュの森にて。
アントワネットは自分の夫となる少年をすぐに見つけた。それは道行きに女官長から「ベルサイユ人らしからぬ王太子」と聞いていたからだった。
ずらりと整列した青年貴族は、みな派手な格好をしていた
。
白い髪粉をふりかけた鬘《かつら》、大げさな飾りのついた帽子、白粉を塗りたくった化粧。その誰もが軽薄な笑いを浮かべている。その中に、静かな眼差しがひとつ。
金糸でふちどられた青の上着をさらりと着こなし、アントワネットを無表情で見つめる少年がいた。彼は髪粉もかけず化粧もしていなかった。
花嫁と花婿の目が合ったことに気付いて、ルイ十五世は機嫌良くこう言った。
「王太子、王太子妃に挨拶を」
アントワネットも女官長に促され、歩みをすすめる。アントワネットは目をまるくした。
────マリー・アントワネットとルイ・オーギュストの出逢いとはじまりの物語。
★この作品はカクヨムにも掲載しています。(R15と残酷な表現ありは保険として入れました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:00:00
9670文字
会話率:31%
滑舌が死ぬほど悪い主人公大久保陸は、ある日コンビニでバイトをしていた時に、噛みすぎて魔法陣を展開してしまう。
わけも分からぬまま転移した場所はまさかの拷問場――
さっそく元の世界に帰ることを決意した陸だが、その為には多くの敵と戦う必要
があった。仕方なくダンジョンに足を踏み入れ、受けたくもないクエストを受ける陸に集まる仲間は、難アリの仲間ばかり……。
100パーセント矢が当たらない、神具がもはや飾りのアーチャー。
王の娘は、優しさと正義の具現化……。優しすぎて敵は倒せないし、倒したとしても1時間の念仏を唱え続け……。
「めんどくせぇぇぇぇぇっ!!」
まともに詠唱を唱えられない代わりに奇抜な魔法を放ってしまう陸の、どこか変わった英雄譚が今始まる!?
「俺の最強魔法は、女湯に何食わぬ顔で溶け込むことの出来る魔法。マサニカレールーだぜ!」
弱い――
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
異世界ランキング80位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 11:07:35
105476文字
会話率:44%
伯爵令嬢のエルヴィアンカは、両親を亡くして裕福ではなくなった家のために王立学園を休学し、屋敷にこもって愛するお祖母様の看病をして過ごしていた。
しかしそのお祖母様も息を引き取ってしまい、最期のお別れをしていた時。婚約者だった侯爵子息から、「
お前のような女は幸せになる資格などない」と婚約破棄される。
彼の新しい婚約者は、なんと双子の妹のフランチェスカ。お祖母様の看病に少しも現れず、金銭を湯水のように使って着飾り、男性貴族たちの賞賛を集めることに執念を燃やす彼女は、「引きこもりで陰気で意地悪な姉は、美しい私を妬んで虐げている」と学園中に噂を流していたのだ。
社交界では「葬儀の場で婚約破棄された令嬢は不吉を呼ぶ」と囁かれ、エルヴィアンカの新しい婚約者はなかなか決まらず、屋敷には居場所がない。
そんなある日、「不吉を呼ぶ令嬢を娶りたい」と求婚者が現れる。
彼は精霊族の血を引く人外公爵と有名な絶世の美青年、ジュリアスだった。
長い年月を生きたジュリアスは色々とこじらせているあまり、エルヴィアンカへ「政略結婚に愛はいらない」と冷たく言い放つが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 07:00:00
21090文字
会話率:26%
婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。
学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と影で言われているのは分かってる。
いつまで
も貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解放します…
貴方のその想いが実りますように…
もう私には願う事しかできないから—
※ざまぁは薄いと思います。もしかしたらざまぁではない!と思う方もいるかもしれません。
お読みいただく際はご注意くださいませ。
※こちらの作品はアルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 18:00:00
22842文字
会話率:25%
青春《せいしゅん》楽《らく》は、中学生活を陰キャラぼっちで過ごした。
その日々はとても苦痛だった。
ーーそうして高校生活を迎える前、彼は決意した。
自分も高校デビューを飾り、陽キャラ達の仲間入りする事を。
ーーしかし、どうにか陽キャ
ラになるも、陽キャラにも様々な問題はあった。
そんな彼の前に現れた、三鶴城《みつるぎ》姫《ひめ》。
彼女はとても綺麗だった。しかし、その三鶴城との出会いは最悪だった‥‥。
三鶴城は、何故かぼっちを好んでいる。しかし自分は陰キャラではないと、青春に言い張った。
ーースクールカーストを中心に繰り広げる、様々な生徒の争い。リアルな高校生活を堪能してください。
こちらはエブリスタ、カクヨムで同時連載をしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 22:10:44
180332文字
会話率:41%
【煮ようが、焼こうが、妻にしようが、妾にしようが、使用人として使おうが、どうぞお好きに】
リンヒニア国の侯爵家令嬢ユリシアは、ダンス一つ満足に踊れない出来損ない令嬢。そんな彼女は雑な書簡と共に、隣国の大公グレーゲルの貢物ものにされること
になった。
マルグルス国の国王陛下の甥であるグレーゲルの二つ名は”血濡れの大公”───気分次第で首をすっぱり切り落とす残忍非道なヤバイ奴。付け加えると、どうも一途に愛する女性がいるようで。
というなんか色々問題がありそうなグレーゲル大公閣下の支配下で生き抜く為には、存在を消して大人しく過ごすのみ。
しかし、ある日グレーゲルに呼ばれこう告げられる。
「君を正妻として迎えることに決めた」
「……はぁ?」
政略結婚でも恋をして、愛し愛されることを望む大公様と、なぜか自分がお飾り妻だと思い込む侯爵令嬢の、北の最果てで繰り広げられるすったもんだの恋物語。
※アルファポリス様にて以前書いたものを改タイトル、加筆修正して数話まとめて投稿しています。なろう様でも途中まで投稿してました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 22:09:55
142756文字
会話率:35%
モミの木の森の中の、小さな森に住む、まだ小さい女の子「アーシャ」。
アーシャはその日、一人で留守番をしながら雪祭りのための飾り作りをしていました。薪を取りに家の外に出たとき、小さな青い石を拾います。これはわたしのものじゃない、きっと、誰
かが落としたものだわ。そう思ったアーシャは、青い石の持ち主を、森の中、そして外へと探しに行くのです。
森の中では、白イタチやトナカイ、白うさぎに出会います。心と言葉を通わせる、すこし不思議な、心あったまるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 23:57:50
5546文字
会話率:51%
出会いから始まるSFバトルアクション
最終更新:2022-01-08 12:03:48
3126文字
会話率:32%
新学期。
彼女は、美しく伸ばしていた髪の毛を切っていた。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2022-01-05 08:00:00
426文字
会話率:44%
山脈に囲まれたバタロニカ王国の公爵家の一人息子。私の名はルシアン。金髪に豚のような顔。王立学園卒業間近に決まった婚約者は才色兼備のミリア侯爵令嬢だった。彼女は冷たい令嬢と言われているが、私には勿体ない程に美しくそして、愛らしい。金豚だと馬鹿
にされつつも私の心は高鳴るばかり。しかし、ミリアが望むなら婚約破棄をしてさしあげよう。美男のカイセル王太子のお気に入りはミリアであった。所詮金豚の私はただの邪魔者のようだ。私はただただミリアが笑って過ごせるならそれで良い。そこに私が必要ないのならそれで良い。しかし、お伽話のような話だが魔術師の呪いを閉じ込めた七色の首飾りが運命を狂わすこととなるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 20:21:27
37691文字
会話率:41%
『国家間の争いは、国の代表による三対三での神前試合にて決着をつけるべし』というルールのある世界にて、帝国から試合を仕掛けられ陥落寸前となっている弱小王国は、一縷の望みをかけて勇者召喚を決行した。が、勇者が思ってたのとなんか違う。怠惰で気弱な
お飾り女王のマリアは、呼び出してしまった女王より女王様らしい美女勇者からなぜかめちゃくちゃに気に入られてしまい、神前試合に出場するべく地獄の特訓を開始するはめになるのだった。/この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 19:15:49
132686文字
会話率:22%
五国王家と肩を肩を並べる仙の血を受け継いでいるとされる風、花、水、月、山仙の家はその土地を国が成る前から守ってきた。五仙家と呼び名門の一つ――花家が治めてきたファンリョ。花の化身であったとされる女仙だったため、ファ家だけは女人が当主を務めて
きた。自分たち以外に関心のないファ家に棘あり花を守るとさえ言われだしたのは王の後ろ盾になったからだ。
ファン家次期当主補佐のルナは鼻と味覚が鋭い。六年間一途にヨンを想っていた。好きでいることもあきらめることもできず。主であるシアと恋仲である姿にずっと苦しい思いをしながらも大好きな二人に想いを告げることもなくひた隠しに感情を押し込めていた。五国から要請が届く。シアを囮に使い、謀反人を一掃する計画だ。姿が似ているシアの代わりに囮になることを反対されるが意見を押し通す。ヨンを忘れるために。
シアとして入宮する。第二殿下イルは彫刻が歩いているような容姿に鍛えられた筋肉。裸で出会う。気にった相手と婚約すると縁談を跳ね返していたが、裸に目を逸らないルナに一目で気に入る。初恋を引きずることを見破られ告白されるが自分でなくシアに告げたと思い込む。
歓迎会にヨンとシアの姿を見た。心に突き刺さる。逃げ出す。追いかけてきたイルは泣いてもいいとルナを優しく抱きしめた。涙と共に抑えていた感情があふれ出した。痛さを感じないように凍っていた心が溶けだす。初恋に別れを告げた。
宴の疲れか倒れた。イルに看病され優しさは錯覚だと言い聞かせるが、手に入れたかった心と居場所を差し出してくれるイルに自然と惹かれていく。傷つくのが怖くて素直になれない。
薬草を煎じようと訪れた薬草庫で陛下のお茶を飲んだ。薬草茶が原因で陛下の持病を悪化させていることに気づき謀反の証拠を掴む。刺客におびき寄せられ謀反の仲間に誘われた。手を取れば領主に任命し居場所を用意すると誘惑するがきっぱりと断る。
領主の意思を表す首飾りを奪われ一人閉じ込められた。
自分の不甲斐なさを責めるが思い浮かぶのはイルの顔。名を呼んで欲しかったと願う。助けにきたイルに想いを告げた。
優しさはルナに向けてのものだった。朝議に連れて行き、継承権を放棄しルナと婚約すると臣下の前で宣言した。
初恋を終えた後に訪れる本当の恋は自信と幸せを運ぶ。彫刻のような美貌を携えた裸の殿下。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 18:38:43
107034文字
会話率:52%
【書籍版重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】
【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載中です】
「おまえのような悪辣な令嬢には、この国から出て行ってもらおう」
王太子に
婚約破棄され捨てられた瞬間、公爵令嬢レティーシアは料理好きOLだった前世を思い出す。
レティーシアは国外追放も同然に、女嫌いで有名な銀狼王グレンリードの元へ赴くことになったのだ。
「王からも政治からも遠ざけられたお飾りの王妃? なら思う存分、趣味と料理を楽しみますね」
もふもふ達に囲まれた離宮で美味しい料理を作りつつ、前世の記憶と共に目覚めたチートな魔力を研究するマイペースな毎日を送るレティーシア。
だがある日、美しい銀の狼と出会い餌付けして以来、グレンリードの態度が変化していき……?
※料理を愛する悪役令嬢がチートを発揮し元婚約者たちを見返しつつ、狼の姿を持つ国王に愛されるお話
【年間ランキング1位(異世界転生・転移恋愛ジャンル)になりました。応援ありがとうございます!!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 23:00:00
560691文字
会話率:32%
日記を書いて、明日の支度をして寝る。
今日は道にあった雪だるまに飾りを着けたことを書いた。
そうして眠りにつく。
「夜分に申し訳ありません。よろしいですか?」
来訪者は、突然だった。
作者:どんなジャンルで投稿しようか迷い
ました。
投稿前の便宜呼称:雪だるまに気を付けて(仮)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 20:28:59
998文字
会話率:40%
飾り硝子の棚から、淡青い液体が満ちた壜をひとつ取る。
最終更新:2021-12-03 02:51:52
1177文字
会話率:3%
とある島の飛竜使いに救われた軍艦好きの海原駆《うなばらかける》は、異世界で創造主《クリエイター》の称号を手に入れる。知らない世界の戦争に意図せず巻き込まれた駆は、創造主《クリエイター》の力を使って旧日本海軍艦艇を造り上げる事を決意する。そ
の決意が世界にどんな衝撃を与えるのか、どんな影響をもたらすのか。対峙する敵の正体とは…。世界の運命は彼の手に掛かっていた。
これは彼が見た世界の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 01:03:52
375126文字
会話率:45%
世間一般で小説と言うのは難しいものだ。
読みづらくわかりづらいことが至上とされ、わかりやすい軽い文章は軽蔑される。
悪文がよしとされる風習に、嫌気がさして始めたweb小説。
しかし上手い表現をしようと、様々なマニュアルを見るうち、次第
に初心を忘れ難解化してゆく。
すでにシンプルな美しさはない。
それを助長させるのが、装飾語だ。
とても、さらに、もっとも、ただ、輝くような、非常に……。
過度な装飾は細やかな情景描写ならず。
むしろ著者、読者共に読みづらい悪文だ。
「白い」例を踏まえて書いて行こうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 13:10:14
1597文字
会話率:0%