「真冬の花火企画」参加短編です。
テーマ「美しいもの」に相応しく、私が考える最高にキラキラした童話を書いたつもりが、当て馬ヒーローが残念なことになりました。なんでだ。
とにもかくにも、ハッピーと魔法と、キラキラしたものを詰め込みましたの
で、お楽しみ頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
8238文字
会話率:35%
三姉妹の真ん中、平凡で何も持たぬコルネリアに婚約の打診が入る。お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。
わずかな婚約期間を経て結ばれた婚姻。
初夜にて「あなたを愛することはない」と宣言される。
それなのに、お飾りの妻
でもなく、大切にされているのは何故なのか? これは普通の夫婦ではないのか?
戸惑うコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 06:52:07
104534文字
会話率:36%
エリザヴェータ=コトフ公爵令嬢は、幼い頃から王太子であるアレクシス=ヴォルコフの婚約者として、妃教育を受けてきた。
特に“人前で涙を見せてはいけない”と厳しく言われ続けた彼女は、いつしか“鉄壁の表情”、“氷の理性”と言われるように。
そん
な中訪れた、エリザヴェータ十八歳の誕生パーティー。
エスコート役としてエリザヴェータの自室に現れた、アレクシスの放った言葉は、「エリザヴェータ=コトフ公爵令嬢、貴女との婚約を、終わりにしたい」だった。
そしてその側で佇むのは、男爵令嬢であるアリサ=メドヴェージェワ。
これはもう、ひどい裏切りだわ……!
……と思ったら、なんかちょっと違う。
「リザたん尊い……!」
「くっ……!(鼻血)」
これは、ヒロインから推され、ヒーローから溺愛される、悪役令嬢のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 07:05:09
12554文字
会話率:22%
優秀な成績で魔法学校を卒業したリセ。順調に得た仕事は、天才と名高い魔法使いの助手。誰もがうらやむ就職先に、天にも昇る気持ちだった…はずなのに。
「コレ☆君の制服」
差し出された服は、これでもか、と膨らんだスカートにふりふりのレース付き。そし
て差し出した本人は白塗り、大きな帽子に赤い髪の道化師姿。
「え!?変人?」
苦労人リセのお仕事日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 23:59:41
4741文字
会話率:45%