ある日目覚めると、世界は変わっていた。
町中には餓鬼※が溢れかえり、人々の怨嗟と絶叫が響き渡る。
文明は一夜にして滅び、残された人類は争いを強いられることとなる。
次々と侵入する六道の怪物。欲望を満たすために争う人間たち。
弱者は蹂
躙され、強者はさらなる強者に蹂躙される世界。
そんな地獄の中でも、一筋の希望はあった。
ーー怪物を屠ることで得られる能力
神仏より授かった二種類の能力は、弱者を強者へを変貌させる。
そして、いち早く変化した世界に適応した猛者たちは、能力を強化し、仲間を集い、勢力を築き上げる。
秩序は崩れ、怪物と人が入り乱れる乱世。
そんな中を勝ち抜いた勝者だけが「涅槃寂静《ねはんじゃくじょう》を求めた戦い」の真実を知る。
ーー「俺は、他人を信用しない」
ーー「俺は、俺しか信用できない」
ーー「だからもし、俺がお前を信用する時が来るのなら、それはーー」
※餓鬼:六道のうちの一つ「餓鬼道」に住まう者たち
本作品はプロローグ、エピローグを除く九章構成となります。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
アルファポリス様にて先行投稿を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:20:00
169656文字
会話率:47%
「1999年、7の月 空から恐怖の大王が降ってくる」
かつて世界は混乱に陥った。
この予言を残した男の名は
ノストラダムス
約500年の時を超えて、転生する。
人類に新たな予言を与えるために。
…否!!
もう無理無理無理!中二
病だっただけなんだよ!この黒歴史、絶対封印してやる!
一人の男が黒歴史を封印するために転生!
現代日本でノストラダムスの戦いが今、始まる!(始まらない。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 23:36:48
10229文字
会話率:89%
廃墟ビル、錆びついた車、崩壊した都市で暮らす4人の男女。なぜ文明は滅びたのか、僕たちは何者なのか。
最終更新:2025-03-01 20:32:36
6705文字
会話率:47%
人類の未来を背負った宇宙船が、失われゆく地球を後にして果てしない旅路へと進んでいた。船を導くのは、アカシックレコードにアクセスし、人類の過去・現在・未来を見通す「最後の目撃者」──ウプシロン。かつて植物と機械の融合体として生まれた彼女は、人
類の希望と絶望を見つめ続け、失われた地球の記憶とともに運命の星へと導いていく。しかし、その旅は、人類の自己矛盾と対立をさらなる試練へと変えていく。ウプシロンの「目」に映るのは、救済への道なのか、それとも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 08:44:38
70532文字
会話率:41%
ある日街で前世の推しだったバンドヴォーカルにそっくりな吟遊詩人に出会ったクリスティーナ。すっかり彼の虜になっていたが、彼に裏切られて自国は滅びた。しかし彼に出会ったあの日の朝に時間は巻き戻り、クリスティーナは誓う。ーー今世では彼には恋しない
わ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:00:00
15114文字
会話率:44%
世界が滅びて半世紀ほど時が経つ。
世界は未知の物質『雪』に汚染され、その雪を取り込むと肉体が変異し、最悪死に至る。
人々は荒廃した世界の中、『コロニー』と呼ばれる街を作り隠れるように生活していた。
ある日、一人の青年視界に流星にも似
た一筋の光が舞い降りる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 23:45:13
355802文字
会話率:35%
ゲームの世界に転生したので《推しキャラ》に幸せになってもらおうと思います!
主人公の白石姫琉は、ゲームが大好きな平々凡々な女子高生。
学校からの帰宅途中、親友を庇って鉄板の下敷きになり死亡……
したハズが!!
気がつくとそこは見知らぬ
霧が深い森の中、そこは大好きなRPG《エレメンタルオブファンタジー》の世界だった!!
自分がこの世界に転生したのは、推しキャラである、【ラスボス・セレナイト様】を救う為だと勝手に思い込み、彼女を救う為、ゲームには存在しなかったチート級の精霊アルカナと共にいざ冒険の旅へ!
道中色々な人を巻き込んで、目指すは人間禁制の“エルフの国“
旅を進める事に明らかになる世界の謎。
バトルあり、脅しあり、推しへの愛ありまくり!!
「ラスボス救うと世界が滅びるかもしれないけど、推しの幸せのためなら仕方ないよね?」
※注意※
・最初、女の子の方が多いのに、いつの間にか周りが男性キャラばっかりです。
・主人公が推しの事しか見えてません。恋は盲目です。
・主人公女の子だけど、バリバリ戦います。魔法戦より拳が多いです。
・幽霊出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 23:33:42
459921文字
会話率:39%
十一年前に終結した資源をめぐる大陸間大規模戦争で、この星は荒廃した。
ステラ・オルグレンに転生した菊理は、戦争遺物収集売却業、通称――発掘屋稼業で戦争で放棄された施設に忍び込む。警備システムが停止している事を確認し、売り物になりそうなも
のを集める。
元軍の施設だったのか、電子書籍を含む幾つかのものが残っていた。簡単に仕分けをしている最中に手書きの地図を手に入れた。その地図は古代文明の遺跡の場所を示す地図だった。
売却可能な物品が手に入らなかったので、おまけ感覚で遺跡に向かった。
到着した遺跡は、放棄された軍の施設のような見た目をしていたが、警備装置は稼働しておらず、大過なく奥に進む。
最奥で、金属の箱の中に一体のロボットが安置されていた。このロボットは大戦で使用された際に全て破壊されたと言われていた『古代式人型機動殻』だった。
※更新は遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 21:48:39
40256文字
会話率:30%
婚約破棄されて自殺を図った侯爵令嬢のレオナに転生した菊理。
目が覚めると神の怒りを買った国が滅び掛けており、レオナを迎えに来たと言う神の使いを名乗る神獣のシマリスが現れた。
仲の良かった人達と別れを済ませて、神の許へ向かう。
「時は近い。千
年に一度の神々の宴にお前も馳せ参ぜよ」
対面した神はそう言った。
宴の中身は物騒だけど、経験になるから良いかと、菊理は受け入れた。宴に参加して何を体験する事になるのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 01:41:31
14889文字
会話率:30%
R15は念の為です。
産まれた時に髪色が黒檀を連想させる黒だった事から、エボニーと名付けられた少女に転生した菊理。
エボニーはフェザーランド家の嫡女だが、記憶を取り戻した時は『母と一緒に毒を盛られて死にかけたが奇跡的に回復した』と言う
、何が有ったと突っ込みたくなるような状況。
しかもここは、妖精が見え、言葉が交わせるだけで聖女扱いされる世界だった。
聖女だからと王太子と婚約させられたけど、髪と瞳の色を理由に初対面で嫌われた。更に父の再婚相手の平民の娘が『絵に描いたような性悪女』で、王太子の婚約者を狙い嘘泣き演技でエボニーを陥れようとする。
婿入り父は馬鹿だった。その妻と娘も都合良く泣く馬鹿だった。
王太子も凡人な馬鹿で、自称妹の嘘泣き演技に騙される始末。
馬鹿はどうでも良い。聖女としての仕事が済んだら国を出ようと思っていたら、今度は聖女を自称し始めた。しかも『姉に虐められている』と金を使って噂を流し、自分が気に入らない貴族も尾ひれを付けて遊び出す。
挙句の果てに王太子は、他国の使者の目の前で婚約破棄宣言をして剣を片手に襲い掛かる始末。
無実は証明したが、次々と国交を断たれて国は窮地に立たされた。
国難を乗り越えたのに、王子と自称聖女が原因で国家凋落の道を辿る事になる。
国家凋落を招いたパーティーから一ヶ月後。
全ての仕事とやるべき事が終わったので国から去ります。
外見で聖女じゃないと罵った王都の住民なんてもう知りません。
助けたのに自分を王太子の婚約者の座から引きずり下ろす為に『聖女じゃない』と罵った貴族も知らん。
行動の遅い国王夫妻も知りません。
調査もせずに嘘を事実と思い込み、冤罪で処刑を企む馬鹿王子も知らん。
去る事で国が滅びようとも、もう知らない。
私は一人で旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 02:21:03
11775文字
会話率:12%
大災害後、世界はモンスターの侵略と混沌に包まれた。
人類は生き残るために奮闘し、覚醒者と呼ばれる特別な能力を持つ者たちが現れ始めた。
その一人である武智健勇は、世界に背を向け、自分だけの砦を築いた。
ナノマシンを操る製作能力者である彼は、復
讐というたった一つの目的のために生きる。
「世界が崩壊しようがしまいが、俺のやることは決まっている。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:12:03
5677文字
会話率:0%
最奥にはまるで眠るように目を閉じた女性。なぜか、彼女は周囲の死体とは違う別のなにかに見えた。
床に流れる白い髪はほのかに光を発している。それはとても幻想的で、まるで触れてしまえば溶ける幻のようだ。
彼女の纏う古びたコートすらも美しく見え
る。
惹きつけられるように、そっとその存在を確かめるように。
――僕は彼女に手を伸ばした
――
滅びた地下世界を旅する青年と、なにもかもを捨てた一人の女性との儚くて短い旅路。
めちゃくちゃ未来の終末世界を舞台にした作品です。
こんなところがよかった!or悪かった...などがあればコメントで教えてくれると嬉しいです!
カクヨムでも連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 15:30:00
1993文字
会話率:27%
かつてアズラントの大地には、眩いばかりの太陽の光が降り注いでいた。
しかし “白月(ホワイトムーン)” が訪れたその時、人々の光は奪い去られ、
世界は永遠の闇に閉ざされることとなった。
ヴァルデマール・ヴェルニー――
石の
天井に覆われた地下ではなく、果てしなき空が広がる新たな世界を
同胞のために見いだそうと夢見る若き魔術師。
だが、地底に築かれたアズラント帝国では、
いかなる異端も容赦なく粛清される。
不死なる闇の領主のひとりの前に引き立てられたヴァルデマールは、
拒み得ぬ選択を突きつけられるのだった。
その一方で、剣士マリアンヌ・レナールには、
かつて滅び去ったはずの邪教団に残る
数多の謎を解き明かす任務が下される――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 09:22:59
27574文字
会話率:27%
人間だった主人公。次に輪廻転生したら何故か神として生まれていた。
世界の管理者として人間だった頃の記憶が微かにある中、自分の常識が通用しない世界で四苦八苦しながも滅びかけた世界の管理者として神様業やっていきます。
最初から問題だらけスタート
。世直し、祝福、腐敗しまくりな世界を立て直す。神(管理者)の世界では実の両親に肉体のない魂だけの自分の姿に頭を抱える毎日、困ったお世話係の手を借りて今回の人生ならぬ神生頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:30:35
1068文字
会話率:0%
大樹海の奥地に作られた国が、滅びの危機に瀕していた。
己が命を賭け、王自ら救世主を喚ぶ儀式を始めてしまった事態に、娘のアリアは途方にくれていた。
そんな娘の心配を他所に、儀式はきちんと発動したのだが。
最終更新:2025-02-26 21:30:00
3745文字
会話率:38%
もはや雪に滅びるしかない。その年の記録的豪雪のせいで閉ざされた小国は、最後の手段として救世主を召喚する儀式に手をつけた。そして異世界からの救世主が聖なる銀色に輝く姿を現した。
最終更新:2025-02-24 08:36:11
3815文字
会話率:26%
隠岐へ流された後鳥羽院のもとに、崇徳院の怨霊が現れ「憎しみこそが力」と告げる。後鳥羽院は崇徳院の過去を幻影として追体験し、都を追われた彼が怨霊となるまでの絶望を知る。
その時、新たな幻影が広がる——鎌倉を巨大地震と津波が襲い、幕府が一夜に
して崩壊する光景。もし自らが怨霊となれば、この未来は実現するのか?
しかし、すべてが滅びた後に残るのは 空虚な残骸だけ だった。
「これが本当に私の望みなのか?」
後鳥羽院は和歌を詠み、怨念を振り払うのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:01:23
2636文字
会話率:20%
離婚調停中に事故死した私が転生した先は、滅びかけの国の未婚三十路王女だった。仕方あるまい、一級建築士の私が国を設計して建国しよう、そうしよう。
最終更新:2025-02-25 22:47:14
14250文字
会話率:45%
【新選組xクトゥルフ神話】
幕末。京の都は倒幕を謳う不逞浪士のみならず、魑魅魍魎の跋扈する魔境と化す。
ある晩、沖田総司は蜘蛛のような怪人に襲われていた尼僧を救う。しかし、その尼僧は金髪の異人だった。
少女はヴァチカンから来た聖女を名
乗る。教会の禁書庫から魔書<ネクロノミコン>を奪った坂本龍馬なる男を追って日本に来たという。禁書には恐るべき力が秘められており、悪用されれば日本はおろか世界が滅びかねないと言うのだ。
鎖国の禁を破って少女を招いた一橋慶喜(後の徳川慶喜)の命により、沖田は<ネクロノミコン>を奪還するため、異人の少女とともに坂本龍馬と彼が率いる魔物の軍団<廻厭隊(かいえんたい)>との壮絶な戦いに身を投じるのだった。
※ネオページ様にて5話先行連載中。続きを早く読みたい方は「新選組討魔録 ネオページ」で検索!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 19:51:30
250837文字
会話率:42%
ある日、太陽がふたつに増え、あらゆる小村が墓地から蘇った。蘇った小村どもは凶暴で、人類にはない異能をも備えていた。「こむらがえり(小村還り)」と呼ばれたこの現象により、人類は滅びの危機を迎えつつあった。
最終更新:2023-08-17 19:09:04
4877文字
会話率:27%
最後のサンタクロースが死に、世界は滅びた。主義者たちが消え、子どもだけが生き残った世界に希望はあるのか?
最終更新:2022-12-24 19:02:12
3382文字
会話率:28%
この世界には『マナ』と呼ばれるエネルギーが存在する。
『マナ』は人が魔法を使う為に必要なエネルギーであり、この世界のすべての生物が生きる為に必要なものであった。
そして人々はその『マナ』を生み出す『世界大樹』と呼ばれる巨大な木と、
『世界大樹』を癒す特別な能力を持った一族…『樹癒王の一族』の庇護のもとで繁栄していたのだが、ある時よりその一族から『世界大樹』を癒す能力が失われてしまった。
どんどんと枯れていく『世界大樹』、それに伴って世界中から失われていくマナ、そんな滅びに向かっている世界の中で一人の男の子が生まれる。
その子は世界を救える能力を持っていたのだが………誰もそれに気付かない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 10:32:28
38620文字
会話率:54%
妄想癖のある、アクションゲームが好きな、ちょっと変わった女子高生の火神ライカは、春休みのある日、友達との待ち合わせ場所に向かうため、電車に乗ってとある地方都市に向かっていた。しかし、そのタイミングで世界が一変する出来事が起こる。
ゾンビ
パンデミックに、モンスターパニック。復活する死者と、暴れ回る巨大怪獣。世界は昨日までとはガラリと変わってしまった。
そんな中、ライカは、頭の中に声が聞こえてきたと思ったら、何やら謎の力に目覚める。謎の力はゲームのようなレベルやスキルやステータスのシステムによって、彼女に戦う能力を授けた。
力に目覚めた主人公は、その力を使って、まずは大切な親友との待ち合わせの約束を果たすために、彼女の元へと向かう……
ちょっと変わってる主人公が、それゆえに謎の力に瞬時に適合し、メイン武器に選んだ日本刀を振り回しながら、滅びゆく世界で頭角を表していく。
彼女は果たして、世界を救う救世主となり得るのか、それとも……ん?
——そんなことより、この能力ってまるでアクションゲームみたいだね、すごい楽しい(by主人公カガミ)
楽しんでるだけなのか……?
スタイリッシュ終末世界モンスター(+ゾンビ)討伐アクション活劇、ここに爆誕ッ!
※タイトルにゲームと入っていますが、現実(リアル)が舞台です。ゲーム的なシステムの能力が出てくるという意味です。
※ガーズルラブのタグは保険です。……たぶん。
※ストックがある内は、毎日更新していきます。
※この作品は、『カクヨム』にも投稿しており〼。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:10:00
1337583文字
会話率:32%
かつて復讐に燃えた男がいた。男は飽くことなくその身を焦がし、復讐の炎はその先で彼自身をも焼き尽くした。
全てを終えた先で、なおも夢に現れる悪魔は言う──未だ何も果たされていない。故に貴様は何を対価とする?
──新たな生を受け、そう
して再び失う……
繰り返し家族を奪われた男の手元に残ったのは白いドラゴンのみ。故に彼女は言う──悪魔は正しかった、と。だからこそ私は貴方の隣で戦おう。
滅びの眷属がいつか、いつの日か自らをも滅ぼすまでの物語り。残された白いドラゴンと共に世界を旅して……そうしていつか、悪魔の言葉の意味に気が付けるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 17:52:34
119690文字
会話率:44%
ただ混血だと言う理由だけ天界を追放された少女いた。七つの時、彼女は翼をもがれ堕天する。
それでも堕天した先の小さな村で優しい人々に拾われて長く知らなかった愛情とその温もりに触れ、人として生きていけると、この先も幸せに生きていけると……
思っていた──
今日、腐った世界は彼女の思い描いていた未来を嘲笑い、蹂躙した。その先にある暗い深淵を見せつけ、そこに蔓延る狂気が澱む。
間もなく訪れるのは滅びの前触れ、三度の回生がその凶兆──
──故に、白い少女は謳う……
「創まりの世界を喰らいし我らが『神』よ」
脆く憐れな一人の少女が神に至り、そして斃びるまでの物語り──
いつか、いつの日か盛大に踏ん反り返った世界に目に物見せるため……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 21:02:09
961095文字
会話率:41%
———世界は核の炎に包まれた。
———滅びの日が来るべくして来てしまった。
そんな終末戦争と呼ばれた核ミサイルの打ち合いから5年後、
主人公、須藤鍵起(35歳)は妻子をもつシステムエンジニアだったが世界が滅びて全てを失った。
死人のよう
に過ごしていた彼だが、ある廃墟と化した研究所で裸の美少女と出会う。
すると彼は唐突な性衝動に駆られて、彼女をレイプしてしまう。
社会機能も法律も存在しない世界で、誰も鍵起を咎める人間などいない。
だからそのままヤリ捨てるつもりだったが、ほんのわずかに心にあった良心のおかげで、鍵起は彼女を自宅まで連れて帰って志う。
そこからどうするかと悩んでいたその時、彼女は自らの正体を明かす。
「———私は生き人形。繁殖能力を備えたロボット」
彼女は人口調整のために作られた、人の〝理想の恋人〟となるようにデザインされた半機械半生命の部分を持つロボットだったのだ。
そんな人間に都合のいいような存在として作られた彼女だったが———、
「私は———〝愛〟が知りたい」
愛を、求めていた。
滅びた世界で死人のように生きてきたおっさんと、愛を知りたい人形少女の舞踏《ロンド》が始まる———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:22:13
8259文字
会話率:32%
幼馴染がパンデミックを起こした———。
主人公、江戸木春雄はずっと後悔していた。
学生時代、彼は幼馴染の少女、神代舞と共に同人ゲームを作っていた。その時間はかけがえのない青春で大切な時間だった。
「ねぇ、私たち付き合わないか?
」
ゲームは完成した———。
そして、同人即売会で完売し、ツイッターでも話題になった。
その祝勝会である。
舞からの告白だった。
「ごめん」
これが、後悔――――。
ー-----------------------
十年後。
春雄は教師として教壇に立っていた。
28歳独身。
舞の告白を断った後悔からか。付き合っても長く続かず、ずっと独り身。最近は同性愛者かと疑われている。
そんな日々の、一つ。
『新型ウィルスが蔓延しています。非常に致死性、感染力共に高いウィルスで―—―製薬会社・レインがワクチンをと偽り開発していたウィルスはすでに世界中に蔓延しており、多数の死者を出しております。
開発したのは、研究主任の————神代舞容疑者。彼女を全国指名手配しており……』
一か月後、新型ウィルスにより世界は滅びた。
たった一月で世界中に蔓延し———春雄も感染し、死に至った。
ー-----------------------
「ハッ—―—―—―」
目が覚めると、高校時代に戻っていた。
「どうした? 春雄」
目の前にはパソコンと向き合う、高校時代の舞の姿が。
春雄は高校時代へタイムリープしていた。
ゲームが完成するまであと一ヶ月の11月11日。
ここから、春雄の舞と世界を救う物語がリスタートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 21:55:24
5914文字
会話率:48%