俺はよくわからないまま、異世界に転移する。訳も分からないまま帰る方法を探し続けたが、手掛かりが何もない状況が半年ほど続く。
だがある日、ついに俺はその手掛かりを手に入れる。「この世界の人間を皆殺しにすれば、元の世界に帰れる」という。その
手掛かりと同時に、人間を超越した能力である超法則「悪魔」を手に入れた俺は、決意する。
俺は元の世界に帰るために、この世界の人類を皆殺しにする。
子供も、老人も、カップルも、夫婦も、関係ない。
どんな人格者でも、非道な人間でも、優秀でも、無能でも、関係ない。
殺す。一人残らず、全て。どんな手段を用いてでも、殺す。
元の世界に、帰るために。
※毎日更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 12:38:01
165149文字
会話率:41%
蠱毒とは、一つの壺に大量の毒虫を投入し、最後の一匹になるまで戦わせることで最強の毒虫をつくる、呪術のようなものだと聞いたことがある。
そんなものが本当にあったのかどうかは知らないけれど、一つだけ確かに言えることがある。
もし蠱毒
という考え方が本当にあり得るのなら、きっと僕はその最後まで生き残った虫そのものなのだろう。
僕はそんなくだらないことを考えながら、死体が転がる空き教室に一人佇んでいた――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 12:08:06
6361文字
会話率:24%
かつて復讐に燃えた男がいた。男は飽くことなくその身を焦がし、復讐の炎はその先で彼自身をも焼き尽くした。
全てを終えた先で、なおも夢に現れる悪魔は言う──未だ何も果たされていない。故に貴様は何を対価とする?
──新たな生を受け、そう
して再び失う……
繰り返し家族を奪われた男の手元に残ったのは白いドラゴンのみ。故に彼女は言う──悪魔は正しかった、と。だからこそ私は貴方の隣で戦おう。
滅びの眷属がいつか、いつの日か自らをも滅ぼすまでの物語り。残された白いドラゴンと共に世界を旅して……そうしていつか、悪魔の言葉の意味に気が付けるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 17:52:34
119690文字
会話率:44%
前世の記憶を持つ令嬢マリアベルの前に、編入生の准男爵令嬢エイミが現れた。
「え、美少女すぎ?!」
この世界は、マリアベルが前世大好きだった乙女ゲーム「エイミと白い花」とよく似ている。
だけど、いろいろ違う。
普通に可愛いグラフィックだっ
たはずのエイミは「常識を覆すレベルに、超弩級の美少女」で「常識を覆すレベルに、超弩級のアンポンタン」だった。
悪役令嬢のはずだけど、とっくに放棄しているマリアベルは悩む。
この世界が大好きだった乙女ゲーム「エイミと白い花」の世界なら、自分はヒロインを虐げて、婚約破棄されて、断罪されるはずだ。
だけど、婚約者の王太子フレデリックは「それはない」と嗤う。笑うんじゃなくて、嗤う。こええ。
世界は、なんとなく乙女ゲームで。
なんとなくシナリオに沿っていて。
なんとなく「エイミと白い花」じみていて。
なんとなくじゃなく、王太子がキラキラしくて腹黒い。
やがて、舞台は学園を離れ、主人公たちは前世の因縁や、国家の陰謀、動乱と対峙します。
前半は学園コメディ、中盤からシリアスとダークが混入します。間違いなくR15指定、いちゃラブあり、三角関係あり、隠れキャラは後から出張る、世界観ざっくりの異世界ファンタジーです。
☆感想、誤字報告、感謝です☆
☆改稿が多いですが、設定の微調整やら誤字脱字を直してるだけなので、シーンや内容は変わってません。ご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 23:00:00
561914文字
会話率:32%
世間へ不満を募らせていた男は、偶然不思議な消しゴムを手に入れ人生が一変する。しかし苦境が訪れ二択を迫られたとき、都合のいい願望に逃避して大切なものを蔑ろにしてしまう。その報いは……
最終更新:2024-12-14 21:54:04
8174文字
会話率:9%
人間と仲よくしたい赤鬼のため、悪者を演じて去っていった青鬼。でも評判はどこまでもついて回り、行く先々で迫害されてしまう。そこで青鬼は、自分は本当は悪い鬼ではないと言ってもらうため、赤鬼の暮らす村に向かう。
最終更新:2023-07-08 16:51:37
2106文字
会話率:33%
ルーゼット侯爵家の娘、イザベラはもうすぐ十六歳。
幼い頃から侯爵家を継ぐ男児を産むことだけを望まれ、それ以外の価値を与えられず、心を殺して生きてきた。
母はイザベラを産んですぐに男と逃げ、父は愛する恋人との間にできたイザベラの義姉だけを愛し
ている。
家族の愛というものを知らず、それでも愛されることを心のどこかで諦めきれずに、求められる役割を受け入れていたイザベラだったが、デビュタント目前で病に倒れてしまう。
一命を取り留めたイザベラだったが、唯一の価値を失うとともに、自分は父の復讐のための駒でしかなかったことを知りショックを受ける。
傷つき、声すら失ったイザベラは、自分を押し殺すことをやめ、すべてを捨てて逃げることを決意した。
たとえ明日、絶望したのだとしても――。
傷ついた女の子が、わけあり青年に拾われて愛されるお話。
※『リーラの復讐』のクロード・ロシェット伯爵の友人、ジーンがヒーローの物語です。
※『リーラの復讐』の感想欄に書いていたジーンの設定とは少し変えてあります。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 20:00:00
148429文字
会話率:27%
蔑みの対象であるカエル色の髪を持つ子爵令嬢のステファニーは、義妹に婿入り予定だった婚約者を寝取られ、子爵家を継ぐ予定も流れ、急遽嫁入りしなくてはならなくなった。
そこで名乗りを上げたのは、若き伯爵アドニス・フェザー。
社交界の華である彼は
、初対面でこう告げた。
「きみを愛することはない」
そう、彼には真に愛する美少年の愛人がいたのだった……。
『きみを愛することはない』
お決まりの台詞を言われた令嬢と言った青年伯爵の、それぞれから見た、それぞれの結婚生活。
短編のつもりがちょっと長くなったので、前後編に分割しました。後編は一時間後に予約投稿中です。
※善良な物語ではありませんので、ご注意を。
ドン引き注意。閲覧は自己責任でお願いしますね…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 20:00:00
34217文字
会話率:21%
千年前の戦争で愛する妹を失った魔術師、ルイス。彼は絶望の淵、いつかこの国を滅ぼしてやると心に誓った。
彼は力を溜めるために転生を繰り返し、そして千年が経ったころかつての妹と再会する。
妹の今の名はアメリア。
彼女は今世のルイスの
主人である、侯爵家ウィリアムの婚約者だった。
ルイスはウィリアムの侍従として日々アメリアの幸せを願い過ごしていたものの、ある日思いを揺るがす事件が起きて――。
愛か、復讐か、愛憎渦巻く恋愛ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 14:14:15
23053文字
会話率:29%
高校二年生である黒野祐里はクラスごと異世界転移に巻き込まれるが、魔力から物質を作り出す《スキル》を神からもらった主人公は傍若無人に異世界を渡り歩く!
初作品ですので拙い文章はお目こぼし頂くと助かります。主人公はほぼ最強な予定です。六章か
ら地球が出てくる予定です。
一章 全てが始まり、世界は始まりへと歩みを進めた
二章 豹は虎の尾を踏み、虎は人々の怒りを買う←執筆中
なぜか多忙な時期に投稿を初めてしまったので投稿頻度が遅いと思われます。話数が溜まってから読むといいかもしれません。
予防として鬱展開注意のタグを追加しました。鬱展開になるとしても数話で収めるつもりです。予定にはありませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:14:01
441594文字
会話率:52%
「勝てるんだろ?なら勝てよ。…戦して、勝てば良いだろ」
《第四部までのあらすじ》
悪魔に身を乗っ取られた朔夜(サクヤ)は罪無き人々を惨殺した。
同じ頃、戔(セン)王となった龍晶(リュウショウ)は緊張関係にある国、苴(ソ)から取引として朔夜
の身柄を要求される。苴は朔夜に強い恨みを持っている事から、取引に応じれば友の首を落とされると予測した。
朔夜を救う為、龍晶は密かに友を逃す計画を立てる。
そんな時、自国と協力関係にある哥(カ)の女王が謀反により囚われた事を知り、朔夜に救出を頼んだ。表向きには国外追放として苴に向かうよう見せかけ、朔夜は哥に向かう。
一方龍晶は、岳父である灌(カン)王から養子を取る事を勧められる。その裏は己の国を乗っ取る計画があると気付きながら断れない。諸国との緊張は高まり、開戦寸前。龍晶は窮地に追い込まれてゆく――
ややシリアス戦乱ファンタジー 第五部
随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。
苦手な方は設定より非表示にしてください。
http://m-pe.tv/u/m/novel/?uid=higu&id=11
上記サイトにて掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 18:08:34
400452文字
会話率:43%
タイトルが重複してしまっていたことに気づき、変更しました(旧題:竜を探して)。オリジナル作者の先生、申し訳ありませんでした。
Writone様にて、冒頭をボイスブック化していただいています。
無事完結いたしました。応援してくださった皆
様、ありがとうございました。
二人の少年が竜を探すお話。
自称秀才が、自己の価値と人間の負の側面を知り、自己、他者、社会、自然、天、そして運命への向き合い方を探る異世界ファンタジーです。
流血、残酷描写があります。
主人公はチート使いますが、俺TUEEEありません。ギルドもステータスもスキルもありません。そういったご期待には沿えませんがよろしくお願いいたします。
アース・スター・ノベル大賞選考委員の先生方。規定数10万字に満たず完結してしまいました。すみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 10:05:58
95063文字
会話率:40%
亀の産卵を表現したくてピンポン球を口の中に放り込んだ拍子に喉に引っかかり、浅田賢治三十三歳はワンルームの自宅で一人窒息死してしまった。
気づけば、なにやら赤ん坊になっている。
これってもしかして、異世界転生?
母親は美人。
父親
はイケメン。
よっしゃっ!!
異世界で赤ん坊に生まれ変わった賢治は、この人生を最高に楽しもうと決意した。
つまり、その父親の物語。
(エロ、グロ、鬱展開注意ですが、笑える人は笑える短編ホラー、のはず。)
本編のレイティングについて。
暴力描写濃度、小。
残酷描写濃度、中。
性的描写濃度、小。
どなたでも読めるはず。
裏・本編のレイティングについて。
暴力描写濃度、無。
残酷描写濃度、小。
性的描写濃度、ごめんなさいレベル。
嫌いな人は嫌い。
ジャンル的にホラーでいいのか異世界ファンタジーに置くべきなのかその他に回すか迷っています。誰か教えてっ!
それでは、本編をどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 21:23:26
20447文字
会話率:35%
人間と魔物、両者の血で血を洗う闘いは異世界からの侵略者「ユウシャ」の出現によって唐突に終わりを迎えた。
チートスキル、妄想の具現によって加速する世界の崩壊。
混沌の裏で渦巻く野望。
やがて世界を制するのは、「ユウシャ」か、それとも…
感
想、評価、ブクマつけてくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 20:55:56
103718文字
会話率:38%
※※※※※
個人的な事情により休載しております。
※※※※※
神が気まぐれで作った世界には様々な種族が混在し、それぞれに暮らしていた。しかしそれはなんの不運か、長い年月を経て、少しずつ、少しずつ、その世界の住人たちが気がつかない形で狂ってい
く。
調和が失われた世界が進む先は、果たして…
この物語はそんな限られた世界で生きる若者が、己を、己の大切なものを、そして世界を、新たな境地へと切り拓く、そんな始まりの物語。
その扉が開く先は希望か、絶望か…
"Procursator " 開拓者
*視点がころころ変わります。
*中盤よりシリアスがかなり重たい鬱展開が続きます。
*元ネタ的に恋愛要素が少し強いです。
*そして、一部バットエンド注意です。
以上でもよろしければ、楽しんで頂けると幸いです。
自己満足感の拭えない趣味作品ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:43:35
147586文字
会話率:29%
遙か彼方、あるいはすぐ隣にある世界。
東方大陸と呼ばれた地で、かつて長きにわたる戦乱があった。
千代の地獄、千獄と称されたその時代を駆け抜ける一人の男。これはその足跡をたどる物語である。
機殻鎧と呼ばれる人型兵器が唸りを上げ、気と術が飛
び交い、魔獣が咆吼する! 似非戦国風味ファンタジー立身出世物語、今開幕!
刃は曇り、迷いは晴れぬ。
※第二部第一章・再起編開始しました。 時折鬱展開注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 08:51:33
724682文字
会話率:32%
世にも珍しい髪と瞳の色をした主人公エミリアは、さらに珍しいことに異世界の知識を持っていた。
それによると、自分のような人間――転生者は生まれながらに強大な力を持っているらしい。
が、そのようなものの片鱗すら見えない。
「私にチートは備
わっていないみたいだ」
俺TUEEEに憧れを抱きながらも、安定職であるメイドを目指して家事スキル、そして魔法の腕を磨いていた。
しかし、ある事件を切っ掛けに――全てが歪んでいく。
※タイトルを変更しました(旧題:転生者の憂鬱)
※息抜きで書いた作品なのでかなり設定が甘い部分があります。ご容赦ください。
※残酷な描写が突如、脈絡なく出てきます。個別に注意喚起はしませんので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 15:20:21
433029文字
会話率:30%
突然集団で異世界へといくことになってしまった主人公の双葉 優(フタバ ユウ)
しかし、召還されるまでの少しの間に少年は抗おうとする。
その数十秒の抵抗が不幸を呼び、神からの祝福であるスキル選択の機会を逃してしまう。
その後の異世界での
生活で荒んでいくユウ。
そんな、少年を憐れんだ女神アプサラスは主人公に「両利き」のスキルを授ける。
そして、彼はごみ能力と呼ばれる「両利き」というスキルを使い己の道を進んでゆく。
はたして彼は望まぬ異世界で幸せになれるのか…
これは後に「両利きの最優者」と呼ばれるようになる少年の物語。
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ぐだぐだな見切り発車の妄想垂れ流し作品です
ぜひ、生暖かい目でごらんください
主人公のスキル取得は結構あとです。
序盤はあんまりいいことない感じですので、悪しからず。
感想、ご指摘よろしければお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 22:57:30
35502文字
会話率:22%
これは、神が暇つぶしのためだけに行ったゲーム。
集められた者たちの中で、誰が一番欲望に忠実かが決まる。
自分の欲望をいかに理解できているかが生死を分ける。
これは、そんな物語。
ちょっと特殊な考え方をしている以外は極々平凡な少年・博は、と
ある夏休みにいきなり神様主催の殺し合いゲームに参加させられる。
右も左もわからないまま、欲望がすべてを支配するゲームへと身を投じることになった博は、自分の欲望を自覚し、仲間や敵などとの様々な出会いを経て、一体何を掴むのか。
そして、最後に生き残るのは誰なのか。
欲望をぶつけ合う戦いが、今、始まりを告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 18:00:00
191861文字
会話率:33%
昔話風。鬱展開注意。
最終更新:2015-06-13 12:19:07
1515文字
会話率:7%
奴隷ながら、見目麗しく国内外にその名を轟かせる美貌の少女、真珠姫。
美貌とともにとその名に付いて回る不吉な噂。
死を振り撒くと忌避された少女の悲哀と、たどり着いた未来。
※バッドエンド注意
※鬱展開注意
最終更新:2015-04-28 00:18:42
16152文字
会話率:10%
ひとりの主婦は叫ぶ――。「殺してやる」
ひとりの教師は語る――。「暴力と不倫は文化だよ」
ひとりの歌手は悩む――。「私の音楽が、人を殺してしまうことだってないとは限らない」
鬱展開注意〈全三話〉
※本作品は本作品終了後に連載開始される
「バスケットケース」のイントロダクションです。そちらを読む際にこちらを読む必要はないですが、少し違った視点からも「バスケットケース」を見ることができると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 17:09:32
11236文字
会話率:34%
彼女は赤い世界を駆けていた。
愛した男に会うために。
最終更新:2014-09-30 21:23:56
5409文字
会話率:36%