かつて復讐に燃えた男がいた。男は飽くことなくその身を焦がし、復讐の炎はその先で彼自身をも焼き尽くした。
全てを終えた先で、なおも夢に現れる悪魔は言う──未だ何も果たされていない。故に貴様は何を対価とする?
──新たな生を受け、そう
して再び失う……
繰り返し家族を奪われた男の手元に残ったのは白いドラゴンのみ。故に彼女は言う──悪魔は正しかった、と。だからこそ私は貴方の隣で戦おう。
滅びの眷属がいつか、いつの日か自らをも滅ぼすまでの物語り。残された白いドラゴンと共に世界を旅して……そうしていつか、悪魔の言葉の意味に気が付けるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:27:51
132144文字
会話率:44%
ある日、カルアの幼馴染の少女が行方をくらませた。六年近く経った今も結局彼女は見つからず、無気力に日常を送る彼に転機が訪れた。
その日も同じように道場で父と手合わせしていた。相も変わらず容赦のない父の一撃でカルアは気絶して、気がつけば見
知らぬ空間に。
そこに座する女神と名乗る女が幼馴染の行方を知ると言う。怪しいとは思いつつも、今に至るまで彼女のことを忘れずにいたカルアはその口車に乗って、彼女が飛ばされたと言う異世界に降り立った。
これは彼が彼女を取り戻すまでの物語り。いつか、あの頃のように二人笑い合える日常を取り戻すために──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:06:12
95259文字
会話率:42%
中学校に進学した翔。半年が経ち学校の大きなイベント「体育大会」に向けての練習に取り組む。ある時、ある女子に意識を向けるようになった。近づきそうで近づかない。そんな二人の甘酸っぱい青春恋愛。
最終更新:2019-03-22 20:00:00
3847文字
会話率:49%