クリスマス直前、年が明ければ二十五歳になるネルは、二十歳の頃に結婚し、ほどなく離婚した元夫の訪問に動揺していた。彼はなんと、ネルに復縁を求めに来たのだ。
タイミング悪く街は吹雪に覆われ、いやおうなくふたりきりで過ごすことになり、ネルは封
印していた記憶を揺り起こされる。そして、「絶対に彼には云わない」と決めていたある事実を告げてしまう。
©2022 刀洞 やや
XIさま3081502の真・恋愛企画参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 00:00:00
4923文字
会話率:62%
浅川里梨子は事務員だ。
今日も一人会社で残業をしていた。
すると、
ピポピポルン、ピポピポルン。
何がしかの、着信音かのような音が里梨子の鞄あたりから鳴り響く。
「げ」
その音はどうやら彼女の鞄の辺りから鳴っているようで
――――?
「あなたの心にときめく力。魔法乙女☆リリコ、参りました!」
これは四十間近の女性が、大切な物から力を貰いまた力を還してゆく、巡り巡るストーリー。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様・XI様合同企画『穏やか事務員さんの真実!!企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 23:54:45
5670文字
会話率:48%
俺の名前は佐藤友樹(さとうともき)24歳。入社して2年の中堅商社の営業だ。
俺が所属している第2営業課には、高橋瞳(たかはしひとみ)さんという営業事務の女性社員が居る。
髪を三編みにして、分厚いレンズのメガネを掛けている。不細工という訳では
ないのだが、地味で物静かな女性だ。
他の課の人は恐らく知らないだろうが、彼女は「デキる」。そんな彼女が少し気になっている。
この作品は、そんな佐藤さんと高橋さんの物語です。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様&XI様が主催する『穏やか事務員さんの真実!!企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 09:00:00
5596文字
会話率:35%
極道組織『名雲会』の組長の息子・名雲優には許嫁が居る。その子は名雲会とは親密な関係の極道組織の子で、そしてまだ優が小さい頃、優の双子の姉がその子にした事のせいで許嫁になったワケで……。そして優の姉とその子は、物静かな優とは正反対な行動力で
……? この物語は、XIさんの『男前ねえさん企画』参加作品にして『紫煙伝‐清雲高校怪氣事件簿‐』に登場したあの子の秘密の一端が明らかになる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 07:00:00
5000文字
会話率:45%
入社三年目の五十幡は実験で大きなミスをしてしまう。
そのとき、ミスのフォローをした者が課長の香崎だった。
終業終わりの五時以降。
失敗と立ち直り。
それを手伝ってくれる人。
そんな感じの話です。
XI様主催の「男前ねえさん企画」参加作品
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 14:33:22
4007文字
会話率:33%
「アレクシア・クレヴァー並びに、その部隊の者を追放処分とする」
祖国を守る為、懸命に戦ったあたし達に告げられた処遇がそれだった。
身寄りのないならず者で結成されたあたし達『クレヴァー隊』は上層部にしてみれば戦犯を押し付けるのに都合が良かっ
たんだろう。
祖国に見捨てられ、帝国に追われるあたし達に安住の地などあろう筈もない。
そんなあたし達に未来なんてあるのか?隊長としてあたしがすべき事、それは……。
XI様主催の『男前ねえさん企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 19:00:00
5000文字
会話率:45%
ヴェリア王国が誇る不敗の第一部隊に所属する唯一の女性隊員、ビアンカ。彼女はその胸に仇敵カナン王国に対する尽きえぬ憎悪の炎をたぎらせる碧眼の死神。
この日、ビアンカの所属する第一部隊は常夏の海で久し振りの休暇を楽しんでいた。
隊長であるラフ
ァエルは羽目を外す隊員の中にビアンカの姿が見えない事に気が付き、ビアンカを探す。
一人寂れた浜辺で鍛錬に勤しむビアンカを見つけたラファエルは一緒に浜辺を散歩しようと誘う。
本作は碧眼の戦乙女ビアンカ・シュミット〜その瞳に映る世界が移ろうとき〜の番外編、前日譚に当たる作品です。時系列的には本編の約二年前のお話です。
作品内にひだまりのねこ様に描いて頂いたヒロイン、ビアンカの水着イラストがあります。
とっても素敵な絵なので是非ご覧になってくださいませ。
寧ろそのイラストとXI様の企画があったからこそ認めることができた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 13:53:23
5981文字
会話率:46%
とある王国の、とあるお城にて。
王様にはとっても気になる女性騎士がいる。
その名はクラリス。
王様は彼女にアタックをするものの、連敗続きの毎日を送っている。
一方のクラリスは主人でもある王様さえも邪険にしながら、自身は恋愛とは無縁であろう
と、頑なに「女らしさ」を捨てようと躍起になっていた。
そこには根深いようで、ちょっぴり複雑な理由があって……。
「母親みたいに惨めな人生を送るなんて、真っ平ごめん」
自身の生まれにまつわる卑屈さと、母親に対する誤解。
クラリスは大嫌いな母みたいになるまいと、自分の腕だけで生きていくつもりでいた。
だけど、そんな彼女を温かく見守るのは、決して王様だけではなくて……。
XI様主催「男前ねえさん企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 00:00:00
4966文字
会話率:45%
破いた紙の一片みたいな文章。
キーワード:
最終更新:2022-11-07 17:09:56
13258文字
会話率:53%
破いた紙の一片みたいな文章Ⅺ。
キーワード:
最終更新:2022-09-27 00:35:33
728文字
会話率:34%
健気で可愛い後輩の彼女とケンカしたので、学園のアイドルと評される美少女とデートしているところを見せつけた男の話。
※この作品はXI様が主催されている「XIの短編企画(1)」参加作になります。
最終更新:2022-09-01 08:27:06
6311文字
会話率:52%
『織姫さまと、彦星さまはかわいそう。だってもう何百年も、一年一度しか会えないんだもの』
天の川伝説のふたりを思いやる女の子、ソナタ。
そんなソナタをささえる、お兄ちゃん代わりの男の子、ミライ。
七夕の日を舞台に、ふたりのやさしく淡い恋模様を
描きます。
『うさねこ』シリーズ、200ブックマークを記念してつづった小さな物語。
これ単体でも、お楽しみいただけると思います♪
※ XIの短編企画(1)に参加させていただいております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 12:21:56
1251文字
会話率:12%
「聞いても面白くないわよ?」
そう言って彼女は遠い目をしてから話し始めた。三毛猫である彼女が定食屋を継いだ理由を。
最終更新:2022-08-06 20:04:46
3059文字
会話率:31%
魔術の長けた国ルクナの王女。
彼女は他国の王子から想いを寄せられるが、二人には共に人生を歩むことが出来ない事情があった。
切なくも本当の愛を知る王女と王子。
二人の愛はどこへ向かうのか。
こちらの作品は作者別作品「異世界で婚約者生活!
冷徹王子の婚約者に入れ替わり人生をお願いされました」
「生意気な黒猫と異世界観察がてら便利屋はじめました。大好きなラノベを読むため必ず帰ってみせます!」
に出て来ます、イルグスト王子の母親の話になります。
この話の主人公も想い出話として上記作品に出て来ます。
もし上記の作品も気になるようでしたら読んでいただけると嬉しいです。
※上記作品を読まなくてもこれだけでお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 18:27:53
5139文字
会話率:32%
ローゼンブルグ城崩壊の日。ローゼンブルグ追討軍の将、ディートリント・フェルゼンラントは、主将である皇兄フェルディナントから、1冊の日記を預かった。落城とともに命を落とした、彼の従姉妹『エミリア・ローゼンブルグの日記』である。
『辺境伯嫡孫
ディートリント・フェルゼンラントの生涯(n4363hp)』に引き続き、『皇帝の罠、令嬢の罠(n4913hm)』に登場するディートリント・フェルゼンラントの視点で物語が進行します。今回は本編のネタバレが盛大にありますので、そちらを先にお読みになることをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 08:30:44
5587文字
会話率:5%
最近私はXIさん(2985280)の『読み合い企画』というものに参加しています。「お互いの作品を読み合う」というシンプルではありますが、大変奥の深い企画です。で、ひょんなことから私は思ったのです。「アカウントの近い人の作品も探して読んでみ
ればいいんじゃね?」こう考えて行動した結果をここに記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 12:10:57
2270文字
会話率:4%
素顔のままでも、とても美しい顔立ちをしている七星は、映画製作サークルで当然のように女優を務めていた。しかし、彼女は恐れていた。自分に匹敵するほどの美しい顔立ちをした女を。その女の存在で、自分の美しさがかすれてしまうことを。だから七星は、その
女に制裁を加えることにした。
その女の名は、水咲華奈子。
妖艶漂う美人女学生、水咲華奈子が大学キャンパス内で起こる12の事件の謎を解く、第11の事件。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 01:00:00
32535文字
会話率:48%
物語は三人の視点から描き出される。一人目は、「アンちゃん」と皆から呼ばれている、残念ハーフであるところの妄想少女。都立の工業高校に通う一年生。今日も今日とて、「鋼鉄兵機」という名のロボットで、巨大な怪物たちを撃ち倒す空想科学じみた「夢」を
見ては、寝坊して遅刻しそうになる毎日。そんな平凡ながら平穏な日常を送っていた彼女は、ある時、自分の見ている「夢」が連続性を持って展開していることに気づく。
二人目は、少女の「夢」の中で人型の鋼鉄兵機を操り、戦う女性―アルゼ。その超人的な操縦技術によって敵を屠るその姿に、少女はいつしかのめり込んでいく。そして女性と、その彼女が属するところの「自警組織」の面々たちに意識を次々と「憑依」させるように移ろいながら、少女は現実と見まごうようなリアルな「夢」の中で奮闘する。
三人目は、少女の「夢」なのか、少女の「夢」の中の女性の「夢」なのか、それとも現実なのか、定かではない世界で、直近の記憶を失い地底をさまよう謎の人物、「ヤクモ ミノル」。自分の名前と年齢は覚えているものの、自身が宇宙旅行のさなかに何らかのアクシデントに見舞われ、「異世界」に辿り着いてしまったことの経緯が抜け落ちたまま、洞穴の中を何とか脱出へ向けて四苦八苦する。
そして。少女が見ていた「夢」は、十七年前、自分が生まれる前に起きていた、災厄の事実だった。自らを重ね合わせるようにして見ていた「夢」の鋼鉄兵機のパイロットが自分の母親だと知らないまま、時を経て甦り、地底より湧いて出て来た怪物たちに、少女は襲われてしまう。自らをかばった親友が傷つき倒れていく絶望の中、助けに現れたのは、母親とその搭乗する鋼鉄兵機だった。怪物の骸から現れた、過去と同じくこの地に惨禍を及ぼした「骨鱗」と名付けられた、邪悪な輩との戦い。その魔物に執拗に付け狙われる少女。常軌を逸したその力に、両親も、地区自警の面々も、なす術がない。しかし逃げまどい追い詰められた少女は、「穴」から突如自ら出土してきた謎の鋼鉄兵機に誘われるようにして搭乗する。それは「骨鱗」をも凌駕する、遺伝子を、細胞を交雑することで未知の力を発する「ハイクロスブリッダー」なる超生命体の器なのであった。何とか「骨鱗」と「穴」をその力で消滅させた少女、アーヌは「日常」を守るため、「日常」をこなしながら、今日も行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 06:55:59
114873文字
会話率:17%
I will publish here the misconceptions I encountered while practicing yoga (and not only).
These are my delusions.
I hea
rd something wrong, I misunderstood something ..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 08:46:26
8419文字
会話率:95%
How to "influence" people?
This question has been asked by people for millennia.
They say that the first was t
he Word ...
What was the first Sentence?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 08:36:13
661文字
会話率:0%
西暦20XX年、雷鳴と閃光と共に突如巨大な次元の裂け目が出現し魔獣と呼ばれる怪物が次々と現れ地球は未曾有の混乱へと陥った。
世界中へと散らばっていった怪物は人知を超えた力で猛威を奮い人類を恐怖のどん底へと叩き落としていく。
世界
の滅亡は免れないと思われた時、現代では転移門と呼ばれる次元の裂け目から流れ出た魔素と呼ばれる粒子により怪物達が持つような力を発現し後に魔闘士と呼ばれる人類が世界中で現れ出し人類は徐々に形勢を逆転していった。
そして転移門の出現から150年の月日が経った西暦21XX年、魔闘機関によって統治された現代で魔獣に両親を奪われた一人の少年、朝霧赤也。
残された妹と共に越して来た東京にて、物語は動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 16:37:09
7501文字
会話率:46%
プロジェクトの責任者である代々木は、ハーブの責任者小原を問い詰めた。
小原は、しどろもどろに代々木の追求を交わしていたが、交わしきれなくなったのであろうか、
小原は告白する。
「実は、私も見たんですよ。緑色の小人、ホムンクルス」を。
最終更新:2020-03-07 10:00:00
2483文字
会話率:38%
~各章のあらすじ~
序章 ◇ 無人の社で暮らしていた少女、朧封(おぼろふ)舞永吊(べつり)は、ある日の夕刻時、そこで塞(ふさぎ)巴馴(はなれ)という子と出会い、声を掛ける。
一章 ◇ 以前、舞永吊は、落果(ラッカ)という村に孤児として預
けられて暮らしていた。
忘れてしまった過去や本当の故郷の事を想う日々を続けていた。
そんなある日、村人達の異変を感じ取り、怯えていた所、籠迷(かごめ)散槃(ちりは)という村の女性に声を掛けられて、共にラッカから出る約束をする。
その約束は叶えられたのか。
断章 ◇ 舞永吊と巴馴は無人の社で慎ましく暮らしていた。
舞永吊の傍らに舞う蝶に立摘(リツ)と名付ける。
二章 ◇ 以前、病弱だった巴馴は、近くに海が見える実家で母と二人で暮らしていた。
ある日、家の庭に横たわっていたヒテイという獣と会うと、次第に親密になっていった。
悪化する病気と険悪になっていく母との関係、その先にあったものとは。
三章 ◇ 今境(ききょう)神社という無人の社に住み続けて3ヶ月、舞永吊は、たびたび恐怖に怯える巴馴の事を心配しながら、冬が訪れる前に山奥にあるこの社から抜け出す術を探っていた。
社の中にある資料には、ヒテイに関する事柄がいくつか載っていて、それを読んでいく内に、ヒテイの正体を掴んでいく。
冬を間近にした中、舞永吊に迫られた選択とは。
四章 ◇ 大きく発展した都、宮海壮(クウソ)。
その都に住む弔詠(とむらえ)烏蓮(うれん)は、同じく都に住む流求雨(るもとめ)逢応(あいの)に恋をして、告白し、見事恋が成就する。
しかし、その都は大きな闇を抱えていた。恋愛ストーリー。
五章 ◇ 失くしてしまった舞永吊の過去を探り、回想する。
大切なことを永遠に忘れないで。
キャラ参考(これは初期原案として描いたものなのです、ちょっと挿絵と違うかもしれません)
http://img1.mitemin.net/7r/6i/4fjajnnj79xd6w2ojk52ple40xi_px5_38o_2i0_13la5.jpg折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-04 22:45:15
119430文字
会話率:17%
言の葉とつなぎ手のあらすじ。
キーワード:
最終更新:2016-04-12 13:19:30
679文字
会話率:0%