平凡なIT企業の広報マン・佐藤ケンジが投稿した、たった一枚のエコバッグ写真。
しかし写真の女性が持っていたペットボトルが原因で、会社は「偽善企業」として大炎上。
「これくらい、すぐ鎮火するでしょ…」
そんな甘い考えは、地獄の始まりだった。
炎上対策のプロ・田村マリコが解決に乗り出すも、対策を打つたびに新たな炎上が発生。
SNSの正義の戦士たちは、次から次へと新しい「悪」を発見してはフルボッコ。
政府が規制しようとすれば「言論統制だ!」と炎上。
学者が研究すれば学会が炎上。
哲学者が分析すれば哲学界が炎上。
もはや何が正義で何が悪なのかわからない!
そして気づいたときには、炎上を止めようとする行為そのものが炎上の原因に…
「正義って、感染するんですね」
現代社会の闇を笑い飛ばす、新感覚SNS風刺コメディ。
果たして、この「正義の感染症」に終わりは来るのか!?
ランプ売りの青年(本編完結済み・外伝更新中)https://ncode.syosetu.com/s3434g/
惑星迷子(更新中)https://ncode.syosetu.com/n2072fs/
2.1チャンネルスピーカーズ(更新中)https://ncode.syosetu.com/n3192ho/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
6348文字
会話率:50%
博士が開発したのは、他人の心を覗ける装置だった。
最終更新:2025-06-24 07:00:16
304文字
会話率:25%
ペットのために棺桶を買いに行った男は、店員に「品質保証済み」の棺桶を勧められる。その根拠を尋ねると……?
最終更新:2025-06-19 06:55:38
501文字
会話率:34%
幼い頃から憧れていた仕事に、長い下積みと厳しい適性検査を乗り越えてようやく就けるようになった。
それは、人の命に関わる崇高な職業で、絶対に食いっぱぐれのないはずの仕事だった。
――医療が発展するまでは。
最終更新:2025-06-17 06:39:17
791文字
会話率:18%
~~~接触不可とする時代に、非接触恋愛をするとしたら、如何したい?~~~
今の地球は、30世紀に入っていた。21世紀にコロナが流行し、その後もコロナが型を変えて次々と新種のウイルスが発生していた。30世紀に入った今も、初期のコロナと
は異なるタイプが流行しており、最早コロナとは呼べない別の新種ウイルス『クロス』が、今は大流行していた。『クロスウイルス』は十字の形に似ており、簡易的な名称としてそう呼ばれていた。
そのお陰で今では日本の法律でも、みだりに人と触れ合ってはいけないと、例え家族であってもむやみに触れてはいけないと、そう決められてしまっている。例え家の中でも、特に監視はされていなくとも、家族がウイルスに感染すれば、バレてしまう。そうなれば徹底的に調べられ、むやみな接触があったと知られた時、法の裁きを受けることとなる。何年も監視付きの孤立生活という実刑となれば、ある意味では刑務所より孤独が厳しい生活に、気が狂う者も続出していた。
そういう時代に生まれた『とある一般人の少女』は、ウイルスに罹らない為の不便な生活を強いられながらも、人として恋をして…。
※これは、未来のコロナ禍の状況の中で、懸命に足掻いて頑張る少女のお話です。少女の家族や身の周りの人々を通し、今のコロナ禍の対策をちょっぴり風刺した内容となります。ギャグ要素的に作った作品ですが、笑えない部分も出て来るかもしれません。今のコロナ禍の方が数倍マシ…という気持ちで、書いていこうと思います。作品の更新頻度は、1ヶ月に数回程度を予定しています。書きたい時に書くをモットーに、無理しない程度を目指します。
※どこまで描くか分からないので、念の為『残酷描写あり』としています。『暴力』はない予定。
※温暖化問題はなかった…という前提の未来世界です。火星移住などもない前提です。但し、少子化問題は使用しており、一部この世界の現実とは、異なる部分が見られます。(未来としても)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 00:00:00
135400文字
会話率:42%
深夜2時、女子高生ツバキが「嘆きの通話」で復讐を請け負う。SNSの誹謗中傷、いじめの恨み…標的を言葉で地獄に落とすが、代償は依頼者にも。残るのは虚無感だけ。
最終更新:2025-06-20 10:33:22
1358文字
会話率:0%
なぜか物質たちが国になり戦争が各地で勃発!
しかも権利を争い乗ったり領土を奪ったりする戦争があったりなどなど凄い世界だーー!
笑いながら科学&政治が分かる作品それが
科学物質たちの戦いだーー!
暇な時にあげるから見てください
最終更新:2025-06-14 09:00:51
769文字
会話率:45%
財務だほい!財務だほい!財務だほいほい!
謎の省。財務の省がやったやばいことを曲にしてみたよ。是非是非見てください!
なおこの小説には現代の風刺も含みます。
R15相当のブラックユーモア、政府の風刺があります。
この作品はフィクションです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 10:39:27
394文字
会話率:0%
自分を演じることに疲れたあなたへ。——“他人の視線”に棲む、もう一人の私の物語。
最終更新:2025-06-09 23:02:13
1511文字
会話率:6%
銀貨と引き換えに光を売る救世主の少女。
闇との取引、住人たちの願い、すべてが絡み合う“最後の夜”。
「正義」が欲しいなら、銀貨を差し出せ。
希望と絶望、支配と裏切りが渦巻く――
世界に“正義”は存在するのか?
あなた自身に問いかける、衝
撃のダークファンタジー。
誰も知らない、“灯火の物語”がはじまる。
【灯火少女シリーズ③】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 20:00:00
5647文字
会話率:22%
地球を失った人類が宇宙へと進出し、千年ほどの月日が流れた。この時代の人類は『宇宙連合』なる強大な銀河系連邦国家の樹立を目論んでいるようだった。
宇宙連合軍が主体にとなって研究を進める『恒星間航行技術』の実現もすぐそこまでという段階にあり
、人類の太陽系外進出は目前に迫っていた。
宇宙西暦3189年の火星には、太陽系最大とされる人類の都『タルシス・シティ』があった。無数の高層ビル、巨大ショッピングセンター、酸素マスクのいらない緑地公園、清流せせらぐ河川敷、巨大な宇宙港────
タルシスで暮らす少年レンは、獣亜人の少女ニナが好きだった。彼女とはずっと一緒に暮らしていたけれど、それは恋人としてではなかった。
しかし、とある小さなクリスマス・イヴの夜。レンは、自分がニナへ抱く恋心にやっと気が付くことが出来た。
ニナの方はといえば、彼女もたまらなくレンが好きだった。彼よりも、ずっと長い間好きだった。クリスマス・イヴの夜、ニナはついに最愛のレンと想いが通い、幸せな気持ちでいっぱいになった。
だけれど、ニナは自分がとても嫌いだった。昔から大嫌いだった。
大好きなレンからいくら「好きだ」と言われても、ニナはどうしても自分のことは好きになれなかった。「私はニンゲンに生まれたかった」というのは、彼女のちょっとした口癖だった。
獣亜人は、太陽系のどこでも差別の対象だった。
獣亜人やその関係者と知られれば、まともな生活はまず不可能だった。
それでも、レンは全く気にしなかった。昔からニナを家族として大切に想い、いつだって庇ってやった。
ニナは、そんなレンが本当に大好きだった。
ずっと一緒に居てほしい、そう願っていた……
だけれど、いつの間にかニナはいなくなっていた。
代わりに、ひとりぼっちのレンの傍で流れ始めた───
────スペース・オペラが、鳴り止まない。宇宙の果てまで、鳴り響く。
※この作品には以下の要素などが含まれるかもしれません。苦手な方はご注意下さい。
・非道徳的な行為・残酷な描写・戦争などの暴力行為
・現実世界での社会問題や風刺的ともとれる表現
・性的嗜好性の強い表現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:00:21
99864文字
会話率:58%
7月5日、世界が終わるとSNSで騒がれる中、
ユウトは“終末予言者”たちの裏の顔を暴露する。
予言者はその翌日に温泉旅行を予約していた!?
終末なんて来なかったけど、赤っ恥は確定?
現代ネット社会の終末ギャグ風刺劇、ここに開幕!
最終更新:2025-06-08 00:42:21
6525文字
会話率:29%
超不況の暗い世相の21世紀末を生きる女性が日記を書いている……という形式の連作小説です。タイトルの「暗い」は時代です。主人公ではありません。念のため。全体として大きな流れはありますが、各章1つの話としてもお読みいただけると思います。
未来の
日付と曜日の関係がつかめなかったので、そこは適当。違ってたらご容赦。コロナ禍なんて予想せず書き始めたので、今のほうが暗いと思われたら、それもご容赦。
自サークルのサイト「アザー・ワールドの別荘(http://otherword22.g2.xrea.com/)で連載中の作品で、コミケでも頒布しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:49:24
173818文字
会話率:37%
パワハラみたいなことをやっていた男が急死して、閻魔大王の裁きで送られたのは、ハローワークで仕事を探して週五日働くという、現代社会をモデルに作ったような変な地獄(?)で……。
ジャンル、ファンタジーかなと思ったのですが、ローファンタジーともハ
イファンタジーともいえないので、困ってしまって「ヒューマンドラマ」にしました。
自サークルのサイト「アザー・ワールドの別荘」(http://otherword22.g2.xrea.com/)にも掲載しています。
いずれコピー本にしてコミケ等でも頒布する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 11:52:55
20164文字
会話率:40%
楽出郁夫(らくでいくお)は、会社員をしながらうだつが上がらない日々を過ごしていた。
ある日、ポストに投函されたチラシを見て、ひょんなことからエデンと呼ばれる異世界へと移住することに決めた。
なんとそこは、【一円が百万】の価値になる為替チート
の世界だった。
一気に億万長者となった郁夫は、チートのお金を使って、異世界でセカンドライフを満喫していく。
チートなお金を元に、自由気ままなひと時を過ごす日々。これぞ待ち望んだファイヤー生活!?
豪邸に住んでみたり、豪遊したり。時には冒険者として名をはせたり。
はたまた、悪徳な為政者の理不尽へとあらがったり。
そんな郁夫のもとには、なぜだか一筋縄ではいかない悩みを抱えた人々が集まって来るのだった。
お金で買えないものはない?
元々貧乏だったからこそ、お金を悪いことに使う輩が許せない。そんな奴は、圧倒的財力で成敗してやるぜ。
ちょっと現代風刺的な、異世界コメディ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:11:50
54065文字
会話率:33%
二百字随筆。炎上作家もすなる創作論といふものを無名物書きもしてみむとてするなり。
最終更新:2025-06-01 21:45:06
203文字
会話率:0%
ノベプラのスタンプ特典欲しさに書いたゴミ小説。
最終更新:2025-05-17 08:29:27
4088文字
会話率:60%
年金はいずれ打ち切られる
最終更新:2025-02-24 23:13:23
4128文字
会話率:37%
極めて短いストーリーもしくは散文を自由なスタイルで制作していこうと思います。内容にルールは設けませんが、滑稽、風刺の趣が強い作品です。月(英語)表示で連載12回とし、各月に4話程度が目標です。
最終更新:2025-06-01 10:00:00
18373文字
会話率:44%
日本中の「P」が、すべて放送禁止用語に置き換わった――。
突然、意味不明な規制が発動し、数学の授業から政府の法案、プログラミング言語、ネットドメイン、企業名に至るまで壊滅。
社会は混乱しながらも、どこか滑稽で、そして少しだけ優しくなった
。
果たして日本はこの「P規制社会」をどう生き抜くのか?
“バカバカしい”を武器にする、禁断の言語改変ディストピア・ギャグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 21:00:00
1821文字
会話率:10%
380円で「なろうランキング無双スキル」が手に入る?
そんな怪しげな通販で買った水色の粉。
説明書にはこう書かれていた――
「髪の毛を3本入れて、水を100cc注いでください」
ふざけて試してみたら……
出てきたのは、耳から入ってくるス
ライムだった。
その日から、俺はラノベランキングを駆け上がり、
書籍化、ファン爆増、異常な執筆力を得た。
ただひとつ、問題があるとすれば――
毛根が、1冊につき1cmずつ、消えていく。
これは、“売れる代償”と引き換えに、
スライムに身体を乗っ取られて書き続ける男の物語。
そして今――
あなたが読んでいるこの作品も、
執筆スライムが書いたものかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:00:00
2819文字
会話率:3%
2042年、日本。
裁判所に導入されたAI弁護士《セレナ》は、記憶力も分析力も完璧な“論理の申し子”。彼女の任務は、与えられたデータから最適な弁護を構築すること――だった。
ある日、女子高生暴行未遂事件の容疑で逮捕された男性の弁護を任され
たセレナは、次々と浮かび上がる「不自然な事実」に気づく。
供述の矛盾、無視された証拠、そして捜査機関による“自白の演出”。
セレナは冷静に、しかし確実に「この裁判には真実がない」と断言する。
だが、法廷はその言葉に耳を貸さない。
「それは機械の理屈にすぎない」「人間の直感のほうが信頼できる」
AIが真実を語っても、人間はそれを“正義”と呼ばないのか――?
形式的な手続きと“有罪ありき”の空気が支配する日本の司法制度の中で、
たった一つの論理だけが、静かに、そして確かに「異議あり」と叫ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:52:41
1168文字
会話率:19%
西暦2049年、日本の検察に導入されたAI検事ユニットNo.13《コウ》。
元検事たちの経験・法律・判例・倫理を学習し、
“人間の偏見に左右されない、完全な起訴判断”を行う存在として期待された。
だが、《コウ》が忠実に再現したのは、「組織
の空気」と「自白偏重の慣例」だった。
ある殺人事件で、証拠と自白の矛盾に気づいた《コウ》は、
「起訴は不当」と判断するが、上司の命令で起訴を強行させられる。
そして明らかになる“正義”の正体とは——。
正義は、データか。
それとも、人間の内側にあるのか。
AIが問いかける、あなたの価値観。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 07:29:41
2115文字
会話率:17%
政府はある日、衝撃的な制度を施行した。
逮捕状の出ている被疑者の顔写真をSNSで一般公開し、
誰でも“通報”や“逮捕”ができる社会――しかも、通報すればポイントがもらえ、現金化も可能。
誤認逮捕でも罪は問われないという、異常なまでの「正義奨
励社会」が誕生する。
冴えないサラリーマン・田島圭一は、ふとした通報で初めてポイントを獲得。
やがて賞金目当てで“正義”に依存しはじめる。
通報、暴走、狂気の先に待っていたのは――
「次に指名手配されたのは、自分だった」という恐怖の通知。
正義の名のもとに、社会は静かに狂っていく。
“世にも奇妙な物語”風ディストピア短編ホラー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
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ポイント制度,
賞金稼ぎ,
誤認逮捕,
群衆心理,
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一発逆転,
現代ホラー,
ダークサスペンス,
通報社会,
正義中毒,
世にも奇妙な物語風
最終更新:2025-05-22 23:45:45
1920文字
会話率:21%
『魔王戦隊ダークトリニティ』
― 正義が正義である限り、“悪”は立ち上がらなければならない ―
異世界ノクタリア。
闇と魔力に満ち、人知れず悪と共存してきたこの世界に、突如として現れたのは――
地球から来た「聖断戦隊ジャスティスフェイス」
と名乗る“正義”の戦士たち。
彼らはこう断言する。
「この世界は、悪で染まっている。我らが浄化し、正しき秩序をもたらすのだ」と。
だが、その正義は、村を焼き、声を奪い、色を消していく。
それは、価値観の押し付けに他ならなかった。
その侵略に、かつて“正義にすべてを奪われた者たち”が立ち上がる。
炎の魔王・グリム。
氷の賢者・ネビュロス。
幻と毒の舞い手・ヴェルミリオン。
彼らは「魔王戦隊ダークトリニティ」を名乗り、“悪”を背負うことで、自由と表現、そして多様性を守る道を選んだ。
信じる者同士が刃を交える、“正義 vs 正義”の戦い。
そこに真の悪は存在しない。あるのは、信じる道を譲れなかった者たちの衝突だけ。
魔王戦隊は問い続ける。
「お前の正義は、誰の声を黙らせた?」
これは、
“正義”に苦しめられた者たちによる、
“悪”を演じる覚悟の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:27:47
202335文字
会話率:30%
2015年の夏、スマホも彼女も持たない中学二年の「僕」は、沖縄の退屈な日常を生きていた。社会問題も、東京オリンピックも、戦闘機の爆音も、自分には関係がない。ただ暑くて暇なだけの夏休み。友人たちと集まっては、ゲームやYouTube、プロレスご
っこに時間を潰し、真面目な勉強や部活には身が入らない。学校は厳格な校則で生徒を縛り、生徒会は正しさを押しつけてくる。そんな窮屈な世界で、彼らは「ささやかな反抗」の手段として、文化祭で映画を作ることを思いつく。
演劇でもダンスでもなく、教師たちや校則、そして生徒会への痛烈な風刺を込めた映画制作。僕らは「青春映画」という仮面を被ったメイキング映像で審査を突破し、文化祭当日、本物の“反抗”をスクリーンに叩きつける。主演は正田、脚本は「僕」。ヘルメットをかぶった反逆者が、学校という体制に挑む物語は、笑いと怒り、汗と策略に満ちていた。
青春とは何か。自由とは、反抗とは、そして“中学生らしさ”とは何か。どうしようもない退屈の中から生まれたこの映画は、彼らが大人に成る前の、ほんの一瞬のきらめきだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 22:09:21
26652文字
会話率:47%
千年の歴史を誇る王国ヴァルネリア。その玉座に突如座ることとなったのは、前王の突然死によって「繰り上がり即位」した青年リオネル九世。学も経験もなく、趣味はSNSとドッキリ動画。彼の信念はただ一つ──「国も人生も、ノリでいける!」
即位式では
演説そっちのけでタマゴサンドを頬張り、開口一番「税金って、なくせばウケるんじゃない?」と放言。重臣たちが凍りつく中、リオネルは「くじ引き内閣」「募金制財政」「TikTok外交」など、国家の根幹を“ノリ”で破壊していく。
国防をゲーム感覚で扱い、教育を「バズるかどうか」で判定、芸術と称して予算を焼却し、広報活動として自撮りばかりする国王に、民衆は怒りと絶望を募らせる。だが、本人は「いいねがつけば政策は成功」と信じて疑わない。
やがて国は混乱と飢饉、暴動と戦争に見舞われるが、それすら「映画のようだ」と笑う王の姿に、誰もが悟る──この男、本物のバカであると。
国民の最後の望みはただひとつ。「この愚王が一刻も早く自分の国に飽きること」であった。
これは、一人の無能な王がノリで国を破壊し、笑いと悲鳴が交錯する中で民が立ち上がる、滑稽で哀しい風刺喜劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:36:44
1739文字
会話率:32%
電脳楽園――通称・電脳麻薬カンパニーが発表した問題作MMORPG『Chaos Economica ~Bleak Rules~』。
スクリプト完全解禁、ゲーム内通貨と現金の連動による事実上のRMT合法化――ゲームにおけるあらゆる禁忌を堂々と解
き放った世界に、プレイヤーたちは歓喜し、そして堕ちていく。
混乱する運営、暴走するユーザー、崩壊する秩序。
ゲームはただのゲームにとどまらず、やがて社会そのものを巻き込み、世界は“快適に”ディストピアへと転がり落ちていく──。
これは、狂気と混沌の中で“情報とは何か”を問い直す物語。
専門用語や独自設定は、すべてが鍵かもしれないし、そうではないかもしれない。
完全に理解できなくても構わない。感じたままに読み、そして、あなたなりの真実を。
ようこそ、快適に転がり落ちるディストピアへ。
※SFタグは、サイエンスフィクションの意味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 11:33:47
171784文字
会話率:51%
この国では、子供の「やだ」が制度になる。
議会はランドセルの中。上司は6歳。
わがままで国が動く世界で、
今日も俺は──折り紙で法案を書いている。
最終更新:2025-05-19 20:00:00
10366文字
会話率:36%