紀貫之の帰京の旅を綴ったもの。
現代の便利さは、まるでない。
船旅の苛酷さ、都への思い、任地で娘を失った哀しさが、綴られる。
今から千三百年前の日本の姿に、なります。
カクヨム、ノベルデイズ、noteにも掲載します。
最終更新:2024-12-20 07:00:00
49006文字
会話率:9%
延長八年、国司として土佐に赴いた歌人、紀貫之は、ある夜夢を見る。
その時、僧は貫之のいる国府に念を送り……。
歴史をもとにした短編の伝奇小説です。
最終更新:2024-06-02 23:15:50
3791文字
会話率:34%
男《著名作者》もすなる日記《ラノベ》といふものを、女《私のらしろ》もしてみむとてするなり。
徒然(つれづれ)なるままに、日ぐらし、硯(すずり)《パソコン》に向かいて、心にうつりゆくよしなし事(ごと)《妄想》をそこはかとなく書きつくれば
、怪しうこそ物狂(ものぐる)おしけれ。
ごめんなさい、ごめんなさい。
古典愛読者の方、受験生の方や、土佐日記、徒然草ファンの皆様にお詫びします。
本当にごめんなさい。
素人の私が時代小説????挑戦してみたく、頭にまず浮かんだ言葉がこれだったのです。
でも、この言葉は私の気持ちを十分に表しております。
もし、少しでもお時間を頂けましたら、お付き合いください。
これから始まるお話はよくある転生ものです。
内政チートなお話です。
時は戦国もそろそろ終わりに近い信長が活躍し始める時代に、名も無き民の代表格である戦災孤児やその関係者が、今の三重県桑名市あたりに転生した主人公「|孫空《まご ひろし》」自身の知識を使っての内政チートを武器に無双し、戦国の英雄や豪傑に対して、一歩も後に引かずに強かに時代を生き残っていく話です。
彼とその仲間たちの活躍にご期待ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 13:32:31
1020899文字
会話率:18%
土佐の国守の任期が終え、紀貫之は京へ戻る。橙乃は紀家の侍女。途中、新任の国司に呼び止められたり、海賊王と称する藤原純友と出会ったりしてしまう。紀家の侍女橙乃は大事な和歌集を海賊に奪われてしまわぬように、ひそかに胸にしまい込むが・・・婆様「あ
れがないんじゃ」「え?あれって何?」和歌が自然と口をついて来る体質の紀貫之は、和歌の達人、ミリオンセラーヒットを出した有名人で、ちょっと変人。女もすなる日記というものを書き出した紀貫之、海賊、天候不良に襲われる船旅、紀貫之の息子時文が何やら秘めた思いだのを言い出して来たり・・橙乃の旅は波乱万丈。
土佐日記を書きたいと思ってましたが、橙乃の恋愛を主にすると、土佐日記の部分がほとんどカットになりました。雰囲気だけでも楽しんでいただけたら幸いです。一応恋愛物。平安物。時代考証はゆるいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 00:54:17
33863文字
会話率:41%
お兄ちゃんがやってるネトゲを、こっそりやってみました。
(土佐日記のパロディです)
最終更新:2020-02-27 19:39:30
406文字
会話率:0%
「土佐日記」の冒頭部の有名な所だけですが、高校生向けに現代語訳してみました。
最終更新:2019-04-27 18:01:31
934文字
会話率:14%
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」紀貫之『土佐日記』のかの有名な冒頭である。日々感じたものを書くのに男だ女だと騒いでた時代は紀貫之で終わっているのである。いまさら若造だ年寄りだ、学生だ社会人だなんて言ってるような頃合い
ではない。小学生だって日記くらい書く。だから、私が書くことにだって誰も文句は言えないはずだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 21:59:33
16477文字
会話率:3%