つい最近。お姉様に、婚約者候補の方ができました。
彼は金髪碧眼で、如何にも女性に好まれそうな王子様みたいな容姿。
そんな彼がお姉様との交流中にわたくしに会いに来てくれるようになったのです。
何度も何度も、彼はわたくしに会いに来てくれて
。わたくしのことを気遣い、お花や、可愛らしいアクセサリー、お菓子などをわたくしへ贈ってくれました。
何度も不適切なこの関係を絶とうとしました。けれど、
「君と先に巡り会えていたなら、なにを置いても君に求婚した。だというのに、なぜ俺は君の姉の婚約者となってしまったんだ? 君の方が遥かに儚げで……こんなにも守ってあげたいと強く思うのに」
熱い吐息で、酔ったような顔で、彼がわたくしに囁くのでした。
「大丈夫。君のお姉さんと結婚しても、俺が本当に愛するのは君だけだ。心配しないで?」
そんな甘い囁きにわたくしは――――
「こんなことを言うと……お姉様にも、お母様にもはしたないと、淑女失格だと叱られてしまうことは判っているのです! ですが、もうわたくしはこの強く育ってしまった思いを我慢することなどできません!」
にこりと、嬉しそうにとろけるような笑みを浮かべて両腕を広げる彼へと、
「ああ゛? いつもいっつも、婚約者候補の妹相手に欲情した視線向けて、くっさくて荒い鼻息フンフン吹っ掛けおってからに、バチクソキッショいんじゃワレぇっ!! とく去ねやっ!!」
我慢していたこの熱く滾る苦しい胸の内を、思いっ切りぶちまけることにした。
という感じの、多分コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:23:16
5080文字
会話率:29%
ムギオのハーレムラブコメ。
数々の女性の悩みをムギオが包み込む。
多くの濡れ場、出会いと別れ。
…というより、単なるギャグです。
※GWを前にして浮かれ酔った勢いで書きました。
※黒歴史確定ですが、せっかくなので後悔します。
最終更新:2024-04-27 10:04:28
1640文字
会話率:34%
第二王子であるフィランダーの婚約者クローディアは、王宮の廊下をカツカツと歩いていた。
探しているのはもちろんフィランダーだ。彼はパーティーの途中でふらりといなくなり、これは今回に限ったことではなかった。
いつもいつも一人にされ
、いい加減、居場所を突き止めてやると意気込んで歩いていると声が聞こえてくる。それは酒に酔ったらしいフィランダーの声で、何やらクローディアの悪口を言っている様子だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 20:08:53
8098文字
会話率:38%
マリベルは回復術士兼ギルドの受付嬢。小さい頃に母を亡くし、一ヶ月前にギルド長だった父が亡くなり、ひとりぼっちになった。
更に追い打ちを掛けるように、恋人だと思っていたエミリオが親友のプリシラと付き合っていて、自分が浮気相手だったと知り、つい
お酒を飲み過ぎた。
二日酔いに目覚めると知らない部屋にいた。部屋にはC級冒険者のフェルがいた。
取り敢えずマリベルが酔いつぶれたのを介抱してくれただけのようだが、マリベルがいたのは街一番の高級ホテルのスイートだった。
彼は一体何者なのか。
聞けばマリベルの父と昔からの知り合いだったようだが、それ以上多くを語らなかった。
しかもどうやらマリベルは酔った勢いで彼につきあってくれと言ったみたいだ。
お酒の上のことだと一度はなかったことにしてほしいと言ったマリベルだったが、次の日、目の前にプリシラが現われエミリオと結婚することを告げた。
おまけにマリベルがエミリオにつきまとっていたかのように話す。
そこへフェルが採取の難しい薬草の束を持って彼女の前に現われる。冒険者としては中級だが、顔の良い彼は密かに注目されていたが、女性には塩対応だった。
マリベルはプリシラについフェルと付き合っていると言ってしまった。
そこからマリベルはフェルと表向きは恋人になったが、彼はC級とは思えない実力の持ち主だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 17:45:49
71224文字
会話率:50%
ワインで酔った時に見た、悲しい現場。
キーワード:
最終更新:2024-03-16 20:05:18
914文字
会話率:0%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
少し酔った魅力的な女性と、密室で2人きり。
でも僕の心はとてつもない恐怖心に支配されていて…
最終更新:2024-02-09 03:37:20
1157文字
会話率:6%
昔別れた、大好きだった恋人。
今でも忘れられない人に連絡をしたとき、どんな結末を迎えるのか。
好きな気持ちだけでは生きていけないけど、好きな気持ちを忘れることはできないというお話。
最終更新:2024-02-04 15:55:34
8379文字
会話率:15%
時は奈路坊(なろまち)、世は冒険者が闊歩する世界だった。
ナーロッパを和風世界に仕立ててみた実験作。
最終更新:2024-02-03 00:00:00
6477文字
会話率:39%
「横浜に火星人が襲来した」。ラジオから衝撃のニュースが伝えられる。
しかし、文豪である善岡(よしおか)は、BARでバイトの女子大生ミューズと他愛もない会話をして素知らぬ様子である。
しかし、酔った勢いで見る悪夢の中で火星人と出会い、対話を試
みるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 22:51:19
2886文字
会話率:56%
酔った勢いで購入したナイトビジョン。新たに手にしたおもちゃが嬉しくて、より多くの暗闇を覗こうと俺は夜の公園へと繰り出した。
最終更新:2024-01-01 20:00:00
979文字
会話率:14%
ある男性が酔った勢いでつらつらと旧友の暗黒期を書いた日記のようなもの。
最終更新:2023-12-15 21:11:51
1171文字
会話率:0%
中原仁也はイギリスのフリーライター・ハリーの案内役として、東北の山の中を歩いていた。途中で酔ったコンビニで天気雨を見た二人は、不思議な婚礼に紛れ込んでしまう。彼らは現実の世界に戻ることができるのか?
最終更新:2023-12-11 23:34:54
662文字
会話率:56%
正直悲恋なのかそうでないのか、報われてるのかそうでないのか、そもそも報われるとしてそれはどっちなのか…。
ジャンルが迷子です。オチもハッピーエンドのつもりだけど、ビターエンド?場合によってはバッドエンドにも見えるのかな?
主人公は貴族の
娘にしては特殊な環境で育った子。あまり人の考えがわからない子なのでご了承ください。
お相手の婚約者は恋に酔ったクソ野郎さま。多分下手な方向に酔い続けているのかも。挽回できるのかどうなのか。
クソ野郎さまに恋慕される聖女さまはいますが、まともに聖人やってる方なのでそこだけはご安心いただけるかと。
つらつらと書いてしまいましたが、とりあえず楽しんでいただけたら嬉しいです。ただ、読後感は少なくとも爽やかではないです。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 22:41:27
4073文字
会話率:67%
入るたびに構造が変わるローグライクダンジョン。その中でもトップクラスに難易度の高いダンジョン”禍津世界樹の洞”へとやってきた僕、月ヶ瀬将三郎はダンジョンを攻略する様を配信していた。
何でも、ダンジョン配信は儲かると聞いたので酔った勢いで
突発的に始めたものの、ちょっと休憩してたら寝落ちしてしまったようで、気付けば配信を見ていたリスナーに居場所を特定されて悪戯で転移罠に放り込まれてしまった!
ばっちり配信に映っていたみたいで、僕の危機的状況を面白半分で視聴する奴の所為でどんどん配信が広まってしまう。サブスクも増えていくが、此処で死んだら意味ないじゃないか!
僕ァ戻って絶対にこのお金で楽な生活をするんだ……死ぬ気で戻ってやる!!!!
※この作品はカクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 21:00:00
201907文字
会話率:54%
中学時代に片思いしてた彼に会うために参加した同窓会で酔った男子に絡まれる奈子。
そこを助けてくれた男子は、ある時期に仲の良かった下野くんだった。
それが恋に発展するでもなく、、、、
のはずが、実は下野くんにはとある事情(秘密)があった。
最終更新:2023-11-30 18:00:00
19761文字
会話率:19%
同タイトルの短編のその後の話です。1話目は短編と同じです。見合いを避けたい事務員のユーナジアは魔術師のレイモンドに結婚を提案され、酔った勢いで承諾する。二人が結婚式を挙げるまでの予定なので数話で終わると思います。少し二人の年齢を下げました。
最終更新:2023-11-18 21:14:57
36329文字
会話率:52%
故郷では行き遅れ扱いの事務員ユーナジアは、飲み友達の魔術師のレイモンドに「見合いさせられる」と酒場で愚痴を言う。見合い回避するために「自分と結婚すればいい」とレイモンドに提案されて……タイトルまんまです。
最終更新:2023-03-05 14:33:36
5879文字
会話率:64%
酔った勢いで関係を持ってしまって、子供が出来てなしくずしに結婚することになってしまった。
互いに感情のすれ違いがあるまま子供を作っていく。
もう子供はここまでと言われたことに腹を立て喧嘩になってしまい、メリーアンは飛び出してしまう。
運悪く
、メリーアンが帰ってきた時に、後家の女の尻を撫でているときで・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 17:00:00
3388文字
会話率:20%
私のベッドで寝れば良いじゃないか。
両親が出払っている時の用心棒(?)として家に招かれて、添い寝をする事になった。
何時もより饒舌なのは、眠いからか、はたまた匂いに酔ったからか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
何も知らない間柄の二人。
なんやかんやあって、付き合ったその後の話。
ハッシュドポテトのふわふわ感が増してました。
私は前のザクザクした方が好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:31:56
939文字
会話率:57%
酒の席だとついつい打算的に行動してしまう。
この人は私の事が好きか嫌いか。
それを今後の方針として、日々のやり取りを決める。
あぁ、でも酔いに任せたらまた変わってくるのかな……。
引かれそうだから、しないけど。
でも君だけは、酔った振りで
も許してくれるんだよね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
先日の 酔いは合わせた唇だけが知る の彼女視点です。
故に恋愛です。雰囲気R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 07:38:15
1178文字
会話率:41%
夜分遅くに帰ってくると、玄関で待つ女の姿があった。
香るのは微かなカクテル。身体中には爛れる程の熱。
必要事項を伝えた後、またも気絶した。
全て知るのはヘッドホンから流れる音の羅列のみ。
その歌ね、今の私の気分を歌ってるんだ。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 22:59:05
833文字
会話率:53%
3姉妹の長女の麗。
美人ともてはやされ、仕事も順調。
なのに、恋愛は散々だった。
ちゃんと一途に好きだったのに、浮気現場に居合わせてしまう。
外見だけだから?可愛げがないから?仕事ばっかりだから?
キャラじゃないけど、お姫様みたいに愛さ
れたいなあ。
「次は麗さんを大事にしてくれる人と付き合ってくださいね」と、酔った麗に言ったのは、苦手だった後輩で。
コンプレックスと向き合う、じれじれのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 08:00:00
34440文字
会話率:37%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%