これは少年が『名も無き英雄』に成るまでの物語である──
◆◇◆あらすじ◆◇◆
凶暴な怪物『邪族』と人類とが戦いを繰り広げる混迷の時代。
主人公は、山奥で病弱な妹と静かに暮らしていた。
そんなある日。村に現れた男が言う。
「私たちは〈勇者の
剣〉を求めてここまで来た。道案内ができる者を探している」
妹の治療費を稼ぐため男の依頼を請けることを決意した主人公。
山道を案内して帰ってくる、それだけの依頼。
──そのはずだった。
突如として襲い来る邪族。
狙われた〈勇者の剣〉。
命を落としていく仲間たち。
そして凄絶な逃亡戦の果て──
いかにして、ただの村人である主人公が英雄に成ったのか?
◆◇◆登場人物◆◇◆
主人公……………………山で妹と暮らす少年。ひょんなことから〈勇者の剣〉を運ぶことになる。新米の狩人。
主人公の妹………………名をメノウ。病弱で目が見えない。薬草に詳しく、匂いと手触りだけで選り分けることができる。
高潔な「騎士団長」……名をミストラ。愚直で高潔な男。『暁の騎士団』団長。〈斬撃〉の魔法を得意とする。
魔眼の「魔法使い」……名をライラ。〈魔眼〉をもつために普通の意味では世界が視えない少女。
異国の「狩人」…………名をザナリ。褐色肌の野性的な女性。髪に木と骨でつくった部族に伝わる髪飾りをつけている。
咎人の「僧侶」…………名をディルクス。禿頭の男。過去に罪を犯して片耳を削がれた。
勇者………………………名をアステラ。前線で邪族と戦う、”勇者”の称号を持つ騎士。
前線の兵士………………名をマウロ。勇者と共に戦う兵士。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 13:03:13
100109文字
会話率:45%
いつもぼっちの神沢勇気はとある女の子に興味を持ち、
徐々に仲が深まり…?
キーワード:
最終更新:2024-09-09 16:12:35
309文字
会話率:12%
一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる
親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 07:46:34
16780文字
会話率:34%
小学五年生のあの日から、俺は君の名前を呼べなくなった。
あれから四年が経った中三の夏、一緒に七夕祭りへ行くことになったけれど……?
幼なじみの甘酸っぱいお話。
☆コロン様主催『菊池祭り』参加作品です。
最終更新:2024-07-17 18:13:23
4936文字
会話率:39%
私は君の名前にバッテンをつけた。
これは君が死んだという意味だ。
※エブリスタ、カクヨムにも投稿してます。
最終更新:2024-03-20 12:35:11
957文字
会話率:6%
~プロローグ~
もっと、君の名前を呼べばよかった。
もっと、好きだと言えばよかった。
もっと、愛してると言えばよかった。
声に出したい…
アキ…
最終更新:2024-02-06 19:55:54
22397文字
会話率:51%
「私はサッカー部の佐野君のことが好き!めちゃカッコいいよねー!」
「えー?私は弓道部の杉浦君かな?美形だし、弓を引く横顔とかさいっこーにカッコいいし!」
「私はぁ、3年の浦賀先輩が好きだな。優しいし、笑顔が素敵だし。何より、学校いちのイケメ
ンだしぃ」
給食後の長い休憩時間。校舎横のテーブルベンチに座りながら、友人たちはコイバナで盛り上がっていた。すると、今度は付き合えない男子の名前を上げ出す。
そこでまさかの、私が密かに想いを寄せている平川君の名前が出てきて────……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 01:00:27
2323文字
会話率:50%
ある日、会社の歓迎会でお酒に酔い、その酔った勢いで、ちょっと気になる後輩の茄子川君をお家にお持ち帰りして、茄子川君と身体を重ねた。
翌日の朝。
目を覚まし、ベッドの隣を見ると、そこには茄子川君はおらず。そのかわりに、何故か茄子がひとつベッ
ドの上に転がっていた。
茄子川君の名前を呼ぶと、隣で転がっていた茄子が動き──────?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 18:30:04
3694文字
会話率:61%
私のベッドで寝れば良いじゃないか。
両親が出払っている時の用心棒(?)として家に招かれて、添い寝をする事になった。
何時もより饒舌なのは、眠いからか、はたまた匂いに酔ったからか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
何も知らない間柄の二人。
なんやかんやあって、付き合ったその後の話。
ハッシュドポテトのふわふわ感が増してました。
私は前のザクザクした方が好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:31:56
939文字
会話率:57%
今よりずっと昔、生物学も地理学も未発達だった頃。魔女狩りが始まったばかりの頃。一人の学者と一人の魔女が忌み地で出会った。学問にしか興味がない男とただ生きることに必死な女。彼らの共同生活は突然始まり、理通り終わりを迎える。
二人は別々の道を生
きていくはずだった。でも、会いたくてたまらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 22:30:35
18893文字
会話率:47%
しょうもないことばかりしていた高校生活。
その3年目にして、転校生襲来イベントがきたる。
角の生えたロリJK……君の名前はなんて読むんだ!?
最終更新:2023-10-03 18:38:36
5763文字
会話率:53%
2020/11/3(火)文化の日 公開
最終更新:2023-04-09 21:12:49
201文字
会話率:93%
日本初の鉛筆…だった筈の「ぺんしる」は仙台の一人の若者が作り上げ、自分の手で消してしまったのだった。鉛筆だけに消しゴムで。
最終更新:2022-12-06 19:38:51
951文字
会話率:15%
夏休み。
高校3年生の梨心は事故に遭ってしまう。
意識が戻らない梨心、そんな梨心を見舞う大輝、梨心の姉であり大輝の彼女の璃心。
少しずつ、少しずつ歯車が軋み始めた3人に起こる悲劇とは
https://plus.fm-p.jp/u/ka
zucouri0130/mypage
↑で活動もしています。
こちらでの更新のほうが早いので続きが見たい方はこちらから更新をご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 23:31:00
168701文字
会話率:38%
大手製造物流小売業の社員の修一は、どうしても忘れることができない傷を胸の奥に刻み込んでいた。雨、アジサイ、着古した制服、儚げな表情。あの子。
恋をしても、どこかでブレーキがかかった。就職して付き合った後輩ともうまくいかなかった。
みんな、あ
の子が胸の奥にまだいるからだ。
君の名前は忘れない。
でも、忘れなきゃいけない。
君によく似た人を見つけてしまったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 22:59:10
31498文字
会話率:37%
家族との関係に悩む孤独な少女百合奈は、家族旅行で出向いた高原の森で、圭と名乗る少年と運命的な出会いをする。
それから3年間、毎年夏の夜に百合奈と圭は森で会って話した。
2人の交流は続いていたが、4年目の夏の夜、圭は『君の事を絶対忘れな
い』と言って、百合奈の前から消えた。
文字通り、目の前から忽然と消えた。
本来ならパニックになりそうなところを、百合奈は何故か、ああ、帰ってしまったのね、と受け入れた。
あり得ないような現象をどうして受け入れたのかわからない。しかし握りしめていた胸元の石がほんのりと熱を持っていることに、百合奈は気がついていた。
実は圭は膨大な魔力を使って時空を超えてやってきた異世界人だった。
一方、百合奈にも秘密があり、百合奈は自分自身を救うために、時空を超える決心をするのだった。
全5話予定です。
*
異世界転移がメインの話ですが、設定はゆるゆるです。
結果的に異世界転生になります。
異世界ではありませんが、生まれ変わりの記憶持ちが出てきます。
魔力を溜めて異世界へ渡る原動力にしたりしますが、そこら辺は本当にゆるい設定なので、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
自死やナイフで刺されたりと、センシティブな表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
26758文字
会話率:27%
妻君の名前は忍の上。夫君の名前は祐高卿。ごく普通の平安貴族のふたりはごく普通に縁組をし、ごく普通の結婚をし、ごく普通に三児の親になりました。でもただひとつ違っていたのは……
ふたりは両片想いだったのです!
平安ラブコメミステリ『探偵
は御簾の中』番外編SSです。
pixiv再掲。
https://www.pixiv.net/novel/series/1473445折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 15:47:33
64255文字
会話率:48%
「いつだって同じだ」で始まって、「君の名前を呼んだ」で終わる物語
最終更新:2022-06-24 13:00:00
1183文字
会話率:50%
陰キャは普段おとなしく生活していたが突然、陰キャの下に同じ趣味を持つ女の子が現れてしまう。彼女と毎日、昼休みを限定してだが、話すことになった陰キャはその日常を楽しく思えてしまう。しかし、、
最終更新:2021-11-25 23:39:36
4389文字
会話率:40%
君は身籠っている。
恋人である僕と血の繋がっていない命を、君はその身に宿している。
透明感のある白く長い髪と燃え盛る炎の様に真っ赤な瞳を持つ君の名前はイヴ、僕の最愛の恋人だった。
「いつか消えてしまいそうだ。」
そんな僕の言葉に君は何処
にも行かないよ、と微笑んだ。
そう誓ったその日に君は、飛び降り自殺を行ってその命を散らせた。
イヴは亡くなる寸前にその命をふたつに分けて、再びこの世界に生まれ落ちた。
「おやすみ、イヴ。
また巡り合おうね。」
これは僕が再びイヴと出逢う為に、ふたつに分かれてしまった彼女をひとつにする物語。
君が死ぬことがこの世界で必然だったのなら、彼女たちの死もまた必然だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 19:07:48
58994文字
会話率:22%
男、國島 由季が目覚めるとそこは和風の屋敷だった。
どうやら、この屋敷に彼含む数人が閉じ込められているようだ。
脱出しようとする彼らを、様々な悲劇が襲う。
吹っ飛ぶ生首!頭が真っ二つ!侍同士の一騎打ち!
アイエー!!貴様、裏切るのか!
國
島は果たしてこの惨劇を抜け出せるのだろうか!?
「生まれてきてくれて、ありがとう。」
「君はきっと自由に生きて、いろんな世界を見て、たくさんの季節を巡るだろう。」
「なら、それを祝ってあげるような名前じゃなきゃ、だめだよね。」
「決めた。」
「君の名前は――――――。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 21:28:06
59692文字
会話率:37%