心を病む軍人は懺悔室の戸を叩く。神父は聖典に準え語り掛ける。擦れ違う二人の望む処、ヒトの在る可き姿、其の答えのない疑問を垣間見る短編小説。
諸用により求められ提出したものに若干の改稿を施したもの。
また、同作品をアルファポリスにも投
稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 07:00:00
4216文字
会話率:0%
「お前の姉はあと数刻で爆発する」
エスラー・グライアは名家であるグライア家の長男であり、長女であり姉であるデンファーレ・グライアと並び、卑劣な悪として名を馳せた。そんな二人の最期は呆気なく、彼らが畏れ敬った実父に贄として殺されてしまう。し
かしエスラーはある契約を行い記憶を保ったまま過去へと戻ることに。自らの人生の愚かさを悔い、次こそは正しい選択を、そう考えていたエスラーに一つの声が語り掛ける。「お前の姉はあと数刻で爆発する。阻止したくば、姉の気質を正して見せよ」と。エスラーの脳内に響く秒針が時間を刻むような音、それは姉が爆発し死亡する30秒前のカウントダウンだった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 17:55:09
1786文字
会話率:32%
冒険者ギルドのSランク冒険者、大陸でも勇者の呼び声も高いアルベルトにクエストを手伝って欲しいと頼まれた駆け出し冒険者のリーファ。
彼女はEランクの自分が何の役に立つのかと疑問を感じながら、報酬に釣られアルベルトのパーティーと共にダンジョンへ
と潜る。
そのダンジョンの最下層でアルベルトは聖剣を手に入れる為、リーファを生贄に捧げると告げ、彼女の胸にナイフを突き立てた。
死んだかに思われたリーファに、聖剣を守護していた竜アルマリオスの魂が語り掛ける。
「僕と契約して魔竜少女になってよ」
騙されて利用された間抜けで終わるのは御免だ。
リーファはアルマリオスと契約し、黒幕である邪神の計画を阻止すべく暗躍を始めるのだった。
ノベプラでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 17:49:50
255996文字
会話率:55%
ある日の放課後、教室の中には二人の生徒が残っていた。
平凡な見た目で、いつも明るい運動が得意な少年。
高身長のイケメンでありながら、多才な読書家の少年。
サッカー部がオフの日だけ、二人で教室に残る。
ずっと本を読み続ける一方に、他方は
語り掛ける。
「好きな人がいるんだ……」
夕暮れの中、青春の愛を語る。
※月一投稿 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 22:15:59
22663文字
会話率:55%
小説になろうに作品を出している方に、語り掛ける内容です。成功してないけど、底辺だけど、文章が好きな方は一度は思う所で御座います。読み専にも読んで頂けると幸いです。
最終更新:2022-02-13 22:18:16
1983文字
会話率:0%
絶対的な価値観を持つ羽牟(はむ)。「あまねく創造者は内におられる。それは人(人間とは違う概念、有機的な人という意味である。)と共におられ、やはり、人の味方であられる。」
つまり、創造者、反抗者、視聴者は羽牟と共にいる者の事。
すなわち、羽牟
と共に、創造者、反抗者、視聴者は付属しているものであり、彼女の二つ名は社会の反抗者、物事の視聴者である。
物事を視聴しなければ、社会への反抗は不可能である。
社会の反抗者でなければ、物事の純客観的な視聴は不可能である。
すなわち、必然的に社会の反抗者と物事の視聴者とは、両立するものであり、また、彼女に付くあまねく創造者もやはり、それらに賛同する者である。
という事は、神はどちらかに付く方なので、「聖書」を視れば分かる通り、善の側に付く者である。
すなわち、機械的な社会とは、悪であり、有機的な交流が善である。
歌夢は少女にて、あまねく創造者である。
羽牟と歌夢は、社会の動乱に巻き込まれ、人生をずたずたにされた者達である。
それゆえに、羽牟は社会の反抗者と成っている。また、時節を外さない様に、物事の視聴者でもある。
つまり、羽牟と歌夢は、同志であり、歌夢と共に、神がおられるという事は、羽牟と共に神がおられるという事である。
羽牟は、社会の解放を願って、色々な事を起こす。同志を募って、乗り出していく物語なのである。果たして、羽牟は社会の解放を成し遂げられるのか?
また、歌夢は神である事を羽牟に認めさせる事が出来るのか?
羽牟は詩人であり、現実主義者であり、そして、一神教徒である。
彼女の言葉には、重みがありながら、軽やかで、しかも、ある種の現実感がある。
彼女にこそ、神がいる事を彼女は自覚しており、たびたび、神に話し掛ける様なそぶりで、読者に語り掛ける事がある。「ねえ、あなた。あなたは、私達よりも真理に通じているんでしょう?なら、神と言ってもいいんじゃないかしら?もし、あなたが私の思想を広めてくれるなら、私は私の神を信じる。やっぱり神はいたって。自己完結的だけど、社会の反抗者としては、平和な結論じゃないかしら?平和が一番よ。それは私も分かってる。でも、力があるはずのあなたでも、限界があるでしょう。その時に、力を自覚して、集団に成れば、より強い神に成るんじゃないかしら?それこそ超越神よ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 11:57:08
2722文字
会話率:17%
あの部屋で待っているよと、呼ぶ聲ももう聞こえない、祖母の枯れた耳。
美しい海が見えるよ、と、恋人に囁き繋がる身体に、桜貝が何処からか貼りついて。
夢の中で、あなたの名前を必死で呼んだのよと、仏壇の彼岸花に語り掛ける、夏。
妙なる匂いが、娘の
部屋からしてきて、死の華で埋め尽くされし部屋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 19:28:15
888文字
会話率:0%
10歳になる少年・アキは、酷い地震と共に現れた怪獣に町を蹂躙される。
力なき少年に語り掛けるのは、彼の大事な宝物であるおもちゃ――に宿った、異世界の戦士『レッドカイザー』!
アキはレッドカイザーと力を合わせ、強大な怪獣に立ち向かう。
果たし
て怪獣を差し向ける異世界の王とは? レッドカイザーの真の使命とは?
セカイ系エッセンスも混ぜつつ展開するSFアクション、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 21:00:00
282246文字
会話率:36%
高い塔の上で聖女様はこの国の平和と安定、繁栄を祈り続ける。
私は聖女様のお世話係、今日も聖女様は昔、愛した婚約者の王太子に裏切られ
どうしてこの塔の上に閉じ込められることとなったのか私に語り掛けるのです。
まだたった12歳のほどの少女に見え
ましたが、200年以上もこの高い塔の上に彼女はいるのです…。そんな彼女の悲劇をお話ししましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 20:07:08
1881文字
会話率:42%
今日は『黒い森の魔法使い』さんのお誕生日パーティーよ! ここは平和な『なろうキングダム』。黒い森の魔法使いさんも、たくさんの魔法を使えるとっても素敵なお友達なの♪
って……あ、ごめんなさい、自己紹介がまだだったわね。わたしの名前は愛子。『な
ろうキングダム』の2年生よ、そしてこのゲームブックにおける、あなたの分身だから、仲良くしてね♡
愛子ちゃんとあなたは、『黒い森の魔法使い』さんのダンスパーティーでダンスできるように、素敵な衣装ととっても素敵なイケメンパートナーを探して、ゲームブックの世界を旅することになりました(^^♪ さぁ、いったいどんな素敵な冒険が待ち受けているのでしょうか(*^_^*)
※この作品は、通常の小説形態とは違い、いわゆる『ゲームブック』と呼ばれるゲーム要素の高い作品となっています。『プロローグとゲームの説明☆』にゲームブックについての詳細な説明を載せていますので、最初にそちらをご覧いただいたあとに本編を楽しんでいただければと思います。
※作中に作者の別作品のキャラクターがゲストのような形で登場していますが、(たぶん)そちらを未読のかたでも楽しめるように書いたつもりですのでご了承ください。
※ゲームブックという形式上、やや二人称に近い形で書いています(実際は、作中に出てくる主人公の『愛子ちゃん』が読者である「あなた」に語り掛けるような形で進めています)ので、途中やや乱暴な言葉遣いをしていたりします。どうか悪しからずご了承くださいませ。
※こちらは、黒森 冬炎様主催の『お仕着せ企画』参加作品となります。
※黒森様主催の8/18限定・お誕生日イベントの参加作品ではございませんが、この場を借りて黒森様に感謝の気持ちもお伝えできればと思います(*^_^*) 黒森様、お誕生日おめでとうございます(^^♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 18:41:50
87681文字
会話率:35%
少女、シルフィは幼馴染と共に勇者パーティーにスカウトされる。
彼女はその非常に希少である白魔法を使い、勇者パーティーの中でも頼られる存在になっていく...。
なんてことにはならず、希少である白魔法の才能も、幼馴染や勇者パーティーの面々には到
底敵わず、実力不足からか、お荷物状態となってしまう。
そして遂には勇者パーティーから追放されてしまう。
失意の中、彼女に語り掛ける謎の声が。
「力を貸してやろう」
謎の声と共に溢れんばかりの力を手に入れた少女。
そんな彼女は強大な力を持って勇者パーティーに復讐を果たし、やがて世界最強へと成り上がっていく!
そんな事はさせない。何故かって...ホントはお前が復讐なんて望んでいないって知ってるから...。
これは、勇者パーティーから追放された後、秘められた力を解放させ最強に至る少女の話...ではなく、幼馴染が闇堕ちするのを何としても防ぎたい男が奔走する異世界ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 03:31:29
12641文字
会話率:34%
本作品は日本のO県県南S町の廃寺より202X年度に発見された、制作年度不明の、岡山誕生にまつわる神話体系、通称『ワンネス神話体系』の日本語翻訳である。
同史料は、学術的に非常に高い価値を有しており、現在世界各国の諸大学がこぞってその翻訳
作業に取り組み、当時の岡山の姿を再現しようという一大プロジェクト「ットショオ・ゼ・フジ リメイク」が試みられている。
いずれの話も一人のまつろわぬ民である、容姿端麗でかつちからもちな青年と、天上の神との対話から成る寓話形式でストーリーが進行していることから、本来は教訓の伝播を目的として綴られたということを、これから本作を手に取ってくださる賢明な読者の方々には特に意識して読んでいただきい。
この太古のしがらみの無い自由な世界で生まれた文学を通じて、辛い現代に生きる我々は何を得て、そして何を感じ取ることが出来るだろうか?
何世紀も隔て、我々に語り掛ける、この途方もつかない大昔からのメッセージを通じ、わずかばかりでも読者の方々の心の糧となりますよう、我々訳者一同願っております。
最後に、この場をお借りして、本作の製作に関し多大な協力を承りました、ビバノン・カッゼ大学名誉教授ジョエル・ドゥ・ヴィリー殿に心よりの感謝を申し上げます。
31/7/2021 パリの陽光の下、レ・ドゥ・マゴにて一杯の磯千鳥を仰ぎながら。
This work is a Japanese translation of the mythological system related to the birth of Okayama, commonly known as the "Oneness mythological system," which was discovered in 202X from an abandoned temple in Minami S-cho, O prefecture, Japan, and whose production year is unknown.
The historical materials have extremely high academic value, and universities around the world are currently 以下略
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 17:37:02
2013文字
会話率:28%
「お願いだからさ、ずっと、俺のことだけ見て、俺のことだけ思ってよ」本文より抜粋。
首輪が外れて脱走した飼い犬・タロウを追いかけていた紗枝。すると、歩道を歩いていた三白眼の男の子がタロウを捕まえてくれた。優しく犬に語り掛ける様子にハートを撃
ち抜かれた紗枝は、それが同じクラスで寝てばかりの青木くんだと気が付いて……。
それぞれの夢の行方と、眩しい青木くんとの、じれじれな恋。
★エブリスタさんのスイートラブ特集で特集して頂きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 21:06:48
106931文字
会話率:27%
世界を救うような偉業を成し遂げた、Sランク冒険者。
国を救うような快挙を達成したAランク冒険者。
幼い時から、才能に恵まれ、冒険者としての才能を開花させたアポロだったが、結局はその領域に達する事はできなかった。
そんな時、父が亡くなりその
遺産として兄から押し付けられるように渡されたのが、魔王セレニアの黄金像。
見た目こそ幼い少女の姿ながら、かつて、世界を蹂躙しつくしたという邪神の黄金像だった。
魔王の黄金像とはいえ、父の残した縁の品として受け取る事にしたアポロだったが、どうやら、この黄金像、本物の魔王が魔法の力によって黄金像にされたものだったらしい。
さらに、黄金像は衝撃的な事を語り掛ける。
――私、本当は神様だったのです。
魔王に貶められた神を自称する黄金像と頑張る一流半冒険者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 18:09:55
42782文字
会話率:35%
40歳で妻(妙子)を亡くし、男手1人で2人の娘を育て上げ、60歳の定年退職である今日の日を迎える。
最後の通勤で家を出る前に、仏壇の妻の遺影に語り掛けると、妻の声が聞こえた。
不思議な思いを抱きながら車に乗り職場を目指すが、途中でトラック
と衝突して意識を失う。
気が付くと、僕は異世界に放り出されていた。
そこで、恐竜の姿をしたアイナ、カイナそしてその子供のモイナと出会う。
そしてモイナと、この星(カミン)を1周廻る旅に出る事となる。
モイナの本当の両親とは?
カミンでは、光の国、闇の国、人の国があり、人の国には吸血の家系が上位能力を持つ事を知る。
以前に起こった、この星全体を巻き込んだ大戦争を止めた異世界人(タタン)が亡くなり、また大戦争が起こる事を旅の間に知る事となった。
それぞれ特別な能力を持つ血族(吸血家系)と知り合い、この大戦争を止める戦いが始まる。
この大戦争を起こそうとしている、意外な人物とは?
僕の運命も、この星で・・・・・。
感動、痛快小説となっております。
(登場人物)
第1章
主人公・・・・マコト
地球・・・妻 妙子 長女:咲子 次女:景子
第2章
カミン・・・アイナ、カイナ、モイナ
(新規(章)に入る前に更新)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 11:17:51
245436文字
会話率:45%
CB無線を手にいてた僕は、通常ありえない場所からの電波を受信してしまう。僕は必死でスピーカーの向こうの顔も名前も知らない人物に語り掛ける。だが、彼らには自分も知らない過去があって――。
最終更新:2020-06-01 21:15:10
2569文字
会話率:16%
私は名も無い殺し屋クライアントの依頼を受け仕事に向かいその行先で一人の少女に出会う少女は私に無邪気に語り掛けるあなたはだあれと?…その少女の名はネロ電脳少女である!今宵地下研究所で偶然にも出会った二人これは名も無い殺し屋と電脳少女後の対電脳
犯罪キラーになる二人の出会いと始まりの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 19:38:53
1287文字
会話率:34%
その男でなくても、犯行が可能だってことを証明してほしい……暗いバーの片隅で、高坂早苗が有馬慎吾に、十五年前のある事件について語り掛ける。つい先日、新たに発生した密室での殺人事件に巻き込まれてしまった高坂早苗。子供の頃、真冬の河原で発見され、
それ以前の記憶のない有馬慎吾。高坂早苗は、いずれの事件もその真相は、彼女の言う十五年前の君原流星誘拐事件に隠されていると言う。身代金が運ばれたホテルに残された足跡は、ただ一つ。ホテルから消えた人物もただ一人。しばらくして、密室の山荘で身代金とともに遺体で見つかるその人物。彼は、本当にその誘拐事件の犯人なのだろうか? やがて有馬慎吾は、その事件の真犯人が再び動き出したことを知る。十五年経った今もなお、虎視眈々と有馬慎吾を狙いながら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 10:48:36
200907文字
会話率:47%
女の子には誰だって、愛すべきタイプがいます。
さまざまなシチュエーションで、あなたに語り掛ける言葉を表現してみました。
最終更新:2019-05-04 03:18:39
1893文字
会話率:0%
微動だにせず横たわるその少女の傍で返答が無いにもかかわらず語り掛ける少女の親がいた。
ベッドに横たわる彼女の目には明る過ぎて視界に靄がかかり辛うじて天井が見えるようなそんな世界。
あれから六年意識が有りながら長い時間が経っている。
彼女はそ
の苦痛から逃れるために人格や感情を心の奥底に押し込めている。
そして彼女は擬似的な睡眠をしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 04:00:00
14492文字
会話率:17%