アイリスはとある領地を統治する子爵令嬢だった。
しかし、父親の再婚相手と継子の所為で令嬢ではなく使用人としてこき使われる日々。
だが、継母と継子にいびられては倍返ししていたアイリスは、ある日、魔道侯爵マリオンから、彼の親友の黒炎伯爵レ
イオスの奥さんになって欲しいと頼まれる。
あることを条件にそれを飲んだ彼女は伯爵と結婚する事になるが──
ネオページ、カクヨムで更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:05:38
88577文字
会話率:58%
突如謎の空間に引き込まれた宮下瑠璃、18歳。
そこで魔物の餌にするという理不尽な声が聞こえてきたが、別の声がそれを遮るように言うと光の中に吸い込まれていった。
そして目の前がはれると大きな狼が一匹いたのであった──
巨大な狼フェンリル
のスフェールと異世界転移させられた瑠璃のバトルラブ? 開始!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 18:29:34
57996文字
会話率:63%
異世界召喚された私、御坂和恵(みさかかずえ)。
王室でスキルを見られると「旅するレストラン」というスキルを持っていて、それを外れスキル認定され城から追い出された、ガッデム。
とりあえず使ってみようと城下から離れ、人気のつかない場所で叫ぶ「旅
するレストラン!」。
するとレストランが現れ、中に入ると自分の事をオーナーと言ってきて、無料で食事を自分には提供してくれるといってくれた。
ちょうどお腹も減っていたし食事をしていると、なんだか不思議な雰囲気の種族の人が入ってきて──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 18:03:42
77358文字
会話率:66%
伝奇ホラー✕建築✕空白の古代史
裏稼業すれすれのモグリ建築設計士・喪栗純。
依頼を受けた先で出会ったのは、長い眠りから目覚めた、額に第三の目を持つ少女の姿をした謎の存在・メミコだった。
殆どの記憶を失っていた彼女は、半ば気まぐれで純と共
に人里へおり、現代を彷徨う。
クセ強な悪友・塚荒明。霊能国家権力クニツカミの一員である少女・千絵らも巻き込み、
純はある土地に巣食う霊障と、古代から続く因縁に……最終的には自らの意思で飛び込んでいく。
時に怪異と渡り合い、時に歴史の裏側を垣間見ながら、築かれていくのは、世界を変えるほどの大事ではない。
ただ――たった一人の少女と、たった一人の男の、
誰にも踏み込めない「決意」だった。
すれ違いと戦いの果て、歴史はわずかに歪み、
忘れ去られたはずの「一族」は、
名誉と誇りを取り戻す。
そして、誰の記録にも残らない、
たった一つの「本当」だけが、
二人の間に、そっと囁かれる。
これは、裏稼業設計士と古代の姫巫女が紡いだ、
神話の続きを創る物語。
異色の組み合わせが叩き出すアクの強い作品をお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
36002文字
会話率:55%
人間と鬼が共存する国。
性格や考え方が違う人間と鬼。
人間の医者として生きる円弧キサラに惚れた紅家次期当主 ナツヒ。
ナツヒを治療するのがキサラの使命だが、キサラと結婚したいナツヒはなかなか言うことをきいてくれない。
人間と鬼の恋はかなわ
ない理由は――?
その困難を二人は越えられるのか――?
------
過去作『鬼の次期当主は結婚するまで離さない ~治療を担当したら、何故か求婚されました~』の書き直しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
10367文字
会話率:45%
人間と鬼が共存する国。
性格や考え方が違う人間と鬼。
人間の医者として生きる円弧キサラに惚れている紅家次期党首 ナツヒは、感情のまま思いをぶつける。
ナツヒを治療するのがキサラの使命だが、キサラと結婚したいナツヒはなかなか言うことをきいてく
れない。
紅家当主はナツヒを止めようとするが・・・。
人間と鬼の恋はかなわないと言われるが、その理由は――?
その困難を二人は越えられるのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:00:00
101316文字
会話率:47%
―――お前は絶対に地獄行きではない。それはこの冥王が誓う。
『蘇りの巫女』と呼ばれたミヨは、突然現れた冥王に殺された。
傷ついた魂を癒やすために冥界に留まるが、冥王はミヨのことを気にかけていて………
感情がぐちゃぐちゃになりながら、人生
と死について考える。
『蘇りの巫女』と『冥王』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:00:00
87667文字
会話率:41%
妖怪と人間がいまだ共存する日無村。しかし、最近は人と妖怪の間で争いが増えるようになっていた。
その村に住む日浦小姫に、ある日、異変が起こる。左腕、そして左足が、煙で消えたように無くなってしまったのだ。
村長でもあり、両者の間を取り
持つ調停者でもある彼女の母親に相談すると、妖怪と結婚すれば、元に戻るかもしれないと言うのだが――?
一筋縄ではいかない河童の妖怪・乙彦と、調停者の娘である小姫の、異種族間ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
76123文字
会話率:36%
見る者を恐怖に陥れ、石化させてしまうメデューサと、その前に現れた人間の男の恋の顛末。
最終更新:2024-12-20 20:16:22
1000文字
会話率:47%
妖怪の退治屋を目指している日髙 陽は『人喰いの屋敷』を倒したら退治屋として認めてもらうことになっている。
そんな中、『百鬼夜行』という喫茶店を見つける。喫茶店には『雪女』や『河童』と呼ばれる人たちが働いており、店長は『夜行さん』と呼ばれ
る好青年だった。
その喫茶店に働く人たちは本物の妖怪で『人喰いの屋敷』を探しているという。
退治屋の陽は妖怪夜行さん達と手を組むことになり――。徐々に陽は夜行さんと仲を深めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
110940文字
会話率:39%
裁判官を目指していた玻璃鏡子は「余の妻になれ」といきなり男に迫られる。よくよく話を聞いてみるとこの男は閻魔大王。そして鏡子のいた場所は地獄だった。
閻魔大王は最近の人間が罪を犯しすぎて、今の地獄でのルールでは裁き切れなくなってきていると
語る。そこで裁判官を目指していた鏡子に人間の法律を用いて、一緒に裁判をしてほしいと持ちかけ始める。
一緒に裁判をしていく中で、閻魔大王との関係も変わって……いくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 18:00:00
92250文字
会話率:46%
陰陽師。平安の世より、脈々と人々を妖魔から護ってきた者たち。
現代に置いても、その存在は変わらずにあった。
国が極秘裏に設立した組織、国営陰陽機関『逢魔』
近年、妖魔の発生率が増大傾向にあり、その強さも増していくばかりであった。
主人公は逢
魔所属の陰陽師、久遠凛夜(くおんりんや)。
物語は凛夜と、かつて平安の世において最強と言われ、現代に蘇った妖魔、カガリとの戦いから幕を開ける。
その出会いが、日本の運命を左右する戦いに繋がっているとは、まだ二人は知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 17:49:43
17931文字
会話率:23%
私が、聖女?!
ヴィストリア聖竜皇国第一皇子の婚約者である公爵令嬢ルヴィリアは選別の儀で聖女に選ばれてしまった。
聖女には天界に住まう竜王様の花嫁になるという慣わしがあり、例外はない。
これから私、どうなってしまうの?
まさか竜王様に溺愛さ
れるなんてこと、ないわよねーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 17:00:00
45800文字
会話率:53%
時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。
国主、狭瀬源太郎厚隆(あつたか)の末弟である剛厚(つよあつ)は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。
ある日、あやかしばかりが住まう妖山(あやかしやま)に事件が
起こる。長年この地域の領主を務めていた人間一族白澤家の当主が急逝してしまい、断絶の危機に見舞われたのだ。そこで白羽の矢が立ったのが剛厚である。
性根善良、野心なし、それなのに強面で巨漢。
恐ろしげな外見ゆえに、人間の家臣はもちろんのこと、あやかしからも舐められることはない。けれども顔に似合わぬ純朴さゆえ、国主にとっては扱いやすい。
そんな残念な理由から、人食い鬼である剛厚は、白澤家の姫、雪音と夫婦になり、婿養子に入ることとなる。
食欲と愛情の間で腹の虫を鳴かせながら日々葛藤する剛厚。
一方雪音の方も、何やら事情があるようで……?
妻の肉が美味そうで美味そうで仕方がない、煮え切らない人食い鬼の剛厚(つよあつ)
×
なぜか屈強なものに目がない、したたか女子の雪音(ゆきね)
×
個性も能力も豊かな、ご近所のあやかしたち
×
そして忍び寄る、憎悪と争いの気配
化かし化かされる人間とあやかしの戦国風ファンタジー!
※約12万字
※カクヨムさん、talesさんでも公開中
※ジャンル迷子です。歴史ジャンルにしていますが、歴史上の有名人物は明確には登場しません。戦国時代風世界を舞台にした歴史ファンタジーですm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:30:00
33299文字
会話率:49%
最近妙な夢を見るんだよね。なんていうかファンタジーなのに妙に現実味な夢。
そんな夢を見ていた・・・・らあれ?赤ちゃんになっていた。
いや、確かさっき電車に撥ねられそうになって・・・・・・あれ?
まじですか。
これって所謂転生ですか・
・・・・。
まじですか。
静かに人生を過ごしたいなぁ・・・・・・周りの人達だけで質素ながら、良い旦那さんを迎えてさ。私夢だったんだけどね。
でもそんなゼロからのスタートなのに静かにって・・・・無理かな?
どう考えても無理だよね?私どうやら公爵家の令嬢だし・・・・・。
最後に言います。
・・・・・マジですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 13:03:16
1409374文字
会話率:38%
ゲームの悪役令嬢に転生し、ストーリー通り生贄になったエリザベス。魔王城の謁見室、魔族に囲まれている中、彼女は叫んだ。
「私を食べるより、料理させた方が美味しいものを長く食べられるわよ!!」
食われるわけにはいかない。なぜなら彼女は前
世で料理人として生きるはずだった、つまりは調理する側なのだから。
前世の知識を活かし、冷たいのにどこか優しい大食漢の魔王や曲者ぞろいの四天王、ほかにも個性豊かな魔族たちと送る社員食堂立て直しライフ!
「……おいしい、おかわり」
いっぱい食べてくれる魔王に絆されてしまったのは……、仕方ない。
※この作品は短編で投稿していた「前世料理人は生贄になりません」のリメイク&長編verです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:03:38
94719文字
会話率:48%
『そうだなー、俺は故郷に帰って幼馴染と結婚するかな』
魔王討伐から二十二年、勇者パーティーの魔女ソフィアは、森の奥深くに引きこもっていた。……理由は簡単、勇者様に失恋したからである。
一人で泣いて喚いて過ごし、やっと涙も枯れてきた頃
、トラップだらけの森を抜けてやってきたのは。
「ソフィアさん! やっと会えました! お久しぶりです!」
父親激似の勇者様の息子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 07:07:09
4579文字
会話率:56%
エリザベス・カートレット侯爵令嬢は、主人公を虐めたことで断罪され、魔王への生贄にされてしまった。
……が、彼女は前世で料理人だった。
「私を食べるより、料理させた方が美味しいものが長く食べられるわよ!!」
そして魔王は……だった。
最終更新:2024-09-09 07:19:31
4247文字
会話率:40%
虫を愛する男は、皮肉にもその虫が原因で命を落としてしまう。
「今度生まれ変わるなら、人ではなく昆虫にでもなりたいなぁ……」
彼は天に召される間際、そう願った。
その願いが天に届いたのか、目覚めると彼は異世界でカブトムシに転生していた。
カブトムシに転生した事に狂喜乱舞する中、彼の目の前に自らを生み出した存在、魔王が現れる。
魔王は彼に自らの後を継ぎ、魔王になれと言ってきて!?
これはカブトムシに転生した主人公が魔王から名と力を受け継ぎ、スキル昆虫召喚(サモンインセクト)で愛する仲間達を増やしながら立派な魔王への道を歩んで行く、虫から始める異世界ファンタジー!
・この作品はカクヨム、マグネット、ノベルアップでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:00:00
942125文字
会話率:54%
しきみ彰様主催の企画、『ドラゴン愛企画』参加作品です。
俺はイグニス、ドラゴニア王国って言う竜人の国の第一王女だ。
俺は今日純人の婚約者と結婚するんだけどよ……その婚約者は俺の好みとは全く真逆の奴だったんだよ。
何でこんな奴と結婚しな
きゃいけねーんだって思ってたんだけど……何かこいつと居ると胸の奥が暖かくなるんだよな……何なんだろーなこれ?
―これはイグニスが恋を知る前のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 21:14:27
5453文字
会話率:60%
シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。
ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室に
もらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。
アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。
しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。
頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。
「わたしが帝国に参ります」
誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。
(これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)
なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。
そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:00:00
460425文字
会話率:33%
ミア・マクシオンは大予言者ミアの予言の日時に生まれた。この日時に生まれた子供は「運命の王」となるらしい。
ミアには前世の記憶があり前世では日本で暮らしていた。そして26歳で車に轢かれて他界。
転生先は異世界。この異世界の大陸には人間以外にも
いろんな種族が住んでいた。竜族、獣人族、魔族、翼人族、海龍族、妖族、人間族の七種族。
大商人の娘として育ったが子供の時に自分が「透明人間」になれる能力があることに気付く。
表の顔は父の後を継ぎ商人になり国々を回る日々。だが行く先々の国で陰謀に巻き込まれることに。ミアは「透明人間」のスキルを使って「女スパイ」として活躍する。
ミアはそれぞれの国で知り合った魅力的でありながら一癖も二癖もある七人の男性たちと恋に落ちる。
ミアと七人の男たちとの恋の行方は!?ミアは本当に「予言の子」なのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 11:06:29
156715文字
会話率:38%
アモルリーベは恋と魔法に満たされた素敵な世界。
今日もどこかで貴族令息令嬢たちの愛の花が咲き乱れている。
ここはライシャール帝国。アモルリーベ一の魔法大国で、今日は嬉し恥ずかし、素敵な魔法研究の発表会。誰もが希望を胸に壇上に立つその時、と
ある令嬢に婚約破棄が忍び寄る!!
その時、魔法塔教授トゥノレーはっ!?
だいたいそんな感じのお話です。4〜5話ほど短編予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 11:00:00
12006文字
会話率:46%
晩夏の蜂蜜宴(ハネムーン)* ヘイゼル×ルチシャ
竜王×人間の異類婚姻譚。
「封印を解いてくれたこと、心から礼を言うよ」
暦(月の巡り)を司り、太古の森を守護する高位精霊である竜王は、竜種にしては穏やかな気質であり、数多の知識を有する
賢者であると評されている。
けれどもそれはあくまで『竜種にしては』穏やかなだけで、人間の基準ではやはり、脅威は脅威でしかない。
そして彼の得意とする『呪い』は、じわりと染み入る毒のように、肉体から精神に至るまで自由自在に蝕む悪辣さを有している。
▽
「僕は暴力には向かないんだ」
「……。(他の竜の鱗を悉く剥いだって言っていたような…)」
「加減がうまくないからね」
「……。(察し)」
「呪いは万能だから、こちらの方が扱いやすい」
「……私の事は呪わないでくださいね?」
「必要がなければ、呪わないよ」
ハシバミ色の瞳に宿る蜂蜜のような甘さに絆されて、ルチシャはいつも、それならば良いかと許してしまうのだ。
▼プロローグ
耽溺という言葉の意味を身を以て思い知ったのは、ルチシャが十九歳になった晩夏の頃。
地上で最も力ある竜である竜王に、嫁入りしてからの事だった。
深い深い太古の森のなかに佇む、木と漆喰壁で出来た大きく荘厳なお屋敷、その一室。
部屋の主が竜の姿に戻っても困らぬよう、主寝室は人間には想像できないくらいに広く、天井も高い。
そんな寝室に置かれた、人間が五人くらいは横になれるサイズのベッドに、人型になった竜王とその妻であるルチシャはぎゅっと身を寄せ合って横になっている。
自分を抱き込むようにして眠る竜王の立派な体躯に頬を寄せながら、ルチシャは小さく欠伸を噛んだ。
目を閉じれば今でも思い出せる。
ルチシャが生まれ、十八年間を過ごしたカントリーハウス。
その裏手の森にひっそりと佇んでいた、竜が眠るという伝承を持つ祠石。
すべてはそこから始まったのだわ…と、ルチシャは夢と記憶の狭間にその身を委ねた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:50:00
16592文字
会話率:20%
塾の帰り道、いきなり異世界へと転位された少年。
転位先は、ジャングル奥地のオークの集落でした。
そこで待っていたのは、美人で大雑把なオークの首長。
着くといきなり婿殿と言われて、子作り生活。
さてさてこれと言って、運動能力に長けて
もいない、主人公の少年。
どのような異世界夫婦生活が、始まるのでしょうか?
異世界恋愛、ラブコメ始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 08:00:00
351740文字
会話率:21%
時は昭和。それも、もうすぐ平成の世となる頃のお話です。
まだまだ地方では、コンビニエンスストアも余り無いそんな時代です。
主人公山本翔太は田舎のとある小さな購買部で女性を助け、保護します。
まあ、保護して助けるのだけなら良いですが。な
んとその女性は宇宙人、ではなくて、異世界からきた勇者様なので御座います。
まあ、その事を知らない翔太は、勇者を助け自身のアパートへと連れて帰り彼は渾身的に介護するのですが。
当の勇者は目が覚めれば、己の身体は甲冑を着衣した状態では無く。裸体の上に。勇者自身の記憶が魔王城での魔王との出逢い。戦いの最中? 終わり? まあ、そのぐらい迄の記憶しか彼女にはなく。
裸体の己の容姿を女性が見れば、直ぐに脳裏に浮かぶことは裸体イコール強引な凌辱行為を受けたと勘違いの上に。主人公である翔太のことを魔王と勘違いするといった良くあるお話の上に、人身を凌辱したオスを殺すこともできない女性の性と言うか? これも良くある話しの魔王と勘違いをしている翔太に責任を取れ! と、の押しかけ女房のお話で御座いますが。
もしかすると? 突然勇者嫁に時空を開く能力が授かるかも知れないお話? もしも授かれば? 昭和の時代の終わり。そう、ワンレン・ボディコン仕様か? 特攻服かボンタンジャージの容姿をしたヤンキーエルフの勇者様が、異色の恰好。仕様で。己の産まれ故郷へと、婿殿を連れて帰還…。
その後は、良くある話しの通りで、異世界と日本を行ったり来たりの商い日和のお話になるかも?
まあ、作者にも先が解らない。昭和の時代も異世界ゲートは開かれたお話で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 17:00:00
211017文字
会話率:12%
第3回カクヨムコンテスト・ラブコメ部門・中間選考作品の改修版です。カ
クヨムさまと小説家になろう様の両投稿サイトでPV数80万突破した作品です
主人公和樹は脱サラをして、自身で商い……。広島風お好み焼き屋を始めようと計画……。
不動産へと
行き、住宅付きの貸し店舗はないか? と、相談。すると和樹の担当者になる女性の容姿を見て余りの美しさ……。彼女の女神のような美しさに驚愕! 慌てふためいてしまう。
まあ、慌てふためいてばかりいると相談できないので、住宅付きの店舗はないか? と、尋ねる。
すると、超美人な営業担当のお姉さまは、只今そのような物件はないと和樹に告げるのだが。和樹は貸し店舗がなければ中古の店舗付き物件はないのか? と、またお姉さまへと尋ねる。
う~ん、でもね。彼女は「只今弊社にはそのような物件はないのですよ」と、和樹に告げるのだよ。
だから和樹は「仕方がないか……。この度は諦める」と、美しい彼女に、落胆しながら告げる。
すると彼女は、「新築で建てられたどうですか?」と、和樹に提案をしてくれるから、彼も彼女にお任せしますと告げたら。彼女は「お客様はどのようなお店をされるのですか?」と、和樹に尋ねてきたから。
「広島風お好み焼き屋を始めようと思います」と、つげると。綺麗なお姉さまは、自身んも広島風お好み焼きが好きだと告げてきたので、二人は意気投合──。
和樹は勇気を振り絞り「今晩僕とお好み焼きを食べにいきませんか?」と、綺麗なお姉さまを誘う。
すると綺麗なお姉さまは、「いいですよ」と快く了承……二人で初デート?
まあ、初デートならばいいのだが、和樹はお好み焼き屋で綺麗なお姉さまこと絵美に「僕と結婚してください!」と、勇気を振り絞り嘆願。
これまたあっさりと絵美から「はい、宜しくお願いします」と、了承……。
二人はめでたくゴールインとなるのだが。二人の幸せは長くは続かいない。
和樹は自身の最愛の妻である絵美を自動車事故で失ってしまう。
まあ、それからの和樹は、酒や薬に頼り溺れる毎日が続くのだが。そん時に幽霊となった元妻が……。
異世界と日本とを言ったりきたりと、登場人物達の視点切り替えによる書写も多々ある作品ですがお時間あればお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:00:00
221756文字
会話率:25%
都会の喧騒と人間関係に疲れ果て、過去のトラウマを抱える新卒司書・西川絵美。彼女が職場として選んだのは、人里離れた山奥にひっそりと佇む私設書庫「月読文庫」。そこは、スマートフォンも圏外、外部との連絡は一台の黒電話のみという、まさに陸の孤島だっ
た。
「心身ともに強健にして、孤独を愛せる者」――奇妙な募集条件と破格の給与に惹かれ管理人となった絵美を待ち受けていたのは、膨大な未整理の古記録と、書庫の奥に存在する「開かずの間」、そして前任者が残した「決して深入りするな」という謎めいた警告だった。
静寂に包まれた書庫で、夜ごと聞こえる微かな物音や、謎の「彼女」の気配を感じ始める。
書庫に眠る『山守の日誌』、『異境遍歴記』、そして初代館主が遺した『月読文庫縁起覚書』。次々と紐解かれる古い記録は、彼女を深淵へと誘う。消えた万年筆、届けられた和歌と鳥の羽根、記憶を呼び覚ます花の香り――。彼女からの不可解なメッセージは何を伝えようとしているのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:40:00
6061文字
会話率:15%
ナマケモノ族のナナミーは、ヒョウ族のヒヨクの運命のつがいだ。
鬼畜上司ヒヨクと同じ模様の、「つがいの証」となるアザを持っている。
ヒョウ族のヒヨクは左頬に、走るヒョウの形をしたアザがあり、ナナミーも同じ模様のアザを左のお尻に隠し持っていた
。
鬼畜上司は今日も終業時間15分前だというのに、机の上に書類の束を置いて、鬼畜な言葉をかけてくる。
「その書類、明日の朝イチで使う資料だ。それを訳すまで帰れると思うなよ」
運命のつがい(であるはず)の、ナマケモノ族ナナミー と、ヒョウ族ヒヨクの、運命に引かれている………のか分からないお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:30:00
133132文字
会話率:16%
かつて…、
吸血鬼たちと、人間(アース)が、
戦を、起こし、平和条件として…、
人間(アース)は、
吸血鬼たちに、、吸血鬼の神に、
選ばれし姫、【フォト姫】を、
差し出し、
そして…、フォト姫は、
吸血鬼たちにも、
愛された姫で、あった_
。
そして…、また、フォト姫が、
生まれ、新たなるフォト姫の、
歴史が、始まる_!!
異世界恋愛、吸血鬼などの、
異類と、×人間(アース)物語。
【毎週、金曜日、公開!!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
191058文字
会話率:14%
「空門(SoloMon)――悪魔を紅茶専門店で雇う話――」を現在編といたしますと、こちらは過去編となります。
どちらからお読みいただいても、支障はございません。
本作は、一話完結となっており、どのエピソードから読んでいただいても、
物語を追えるようになっております。
もちろん、すべてお読みいただければこれほど嬉しいことはございませんが、まずは各エピソードの前書きをご確認いただき、ご興味をお持ちいただけた物語だけでもお付き合いくだされば幸いでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 06:06:23
104409文字
会話率:60%