迷宮(ダンジョン)。その中には多くの宝と魔物が存在し、命知らずの冒険者たちは一攫千金を目指して迷宮へと挑む。これは、とある迷宮の奥になぜか存在する奇妙なレストランのお話です。
※書籍版三巻まで発売中です
※本編は完結済みですが、後日談や番外
編を不定期更新しています
※続編にあたる迷宮アカデミアも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:56:04
1154577文字
会話率:38%
勇者によって救われた後の平和な世界。人間もエルフも魔族もその他諸々もそれなりに仲良く楽しくやっている世界に、ある日不思議な迷宮が生えてきました。それはもうイキの良いタケノコの如くニョキニョキと。なんとビックリ、その『迷宮達』はこの世界の神様
が創ったものだったのです。
大体の問題は最終的に「卑怯」か「暴力」で平和的に解決するほのぼの異世界ファンタジー!
※拙作『迷宮レストラン』の続編です。そちらは書籍三巻まで大好評発売中
※前作を読んでいなくてもそのままお楽しみいただけます
※(追記)タイトルから誤解されがちですけど学園モノではないです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:47:00
2801656文字
会話率:39%
教会からパンを売りに、貴族御用達のレストランへ出かけたエレナ。そこではちょうど、この国の第二王子のお世話係が店主と何やら揉めていた。その内容は「第二王子が魔術学院に通う間だけ、(主に女子生徒から)身を守るために、店主の娘を護衛兼婚約者とし
て貸してくれないか」というもの。店主は可愛い一人娘を貴族の因縁に巻き込ませたくなく、どうにか断りたい。
そんなところに顔を出してしまったエレナは、都合の良い存在として二人に目をつけられてしまう。親無し教会育ちのエレナは第二王子のお飾り婚約者の話を断るすべもなく、保護者である教会の神父も金で快くOKする始末。
そんなこんなで、平民生活から一転して魔術学院で生活することになった彼女は第二王子と対面するのだが、実はこの王子『不幸体質・弱々メンタル・女運最悪』の三重苦であった。加えてお世話係には「王子を死なせたら打首死刑になるぞ」と、後出しジャンケンのごとく脅されてしまう。
事あるごとに「もうやだ」「つらい」「死にたい」と口にする王子をなんとか励ましながら、不運で死にかけるのを体を張って守る、エレナの過酷な契約恋愛が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:03:16
9589文字
会話率:54%
フランスの小さな観光地でレストランを任された杏奈Anna 。
16歳も年下のRamonと最後の恋。
初めから終わることがわかっているのに愛はとめどなく溢れて。
最終更新:2025-03-31 18:00:00
40368文字
会話率:54%
日下部ひまわり は、グルメオタクの中学三年生の女の子。
学校の帰り道、不思議な妖精と出逢い、追い掛けて辿り着いた先は、グルメオタク界隈では有名な伝説とされている───とある国の三銃士が命を懸けて護った レストラン・「エルピス」が目の前に建っ
ていた。
お店の中に入ると、錆びた"スプーン" "フォーク" "ナイフ"が置かれていた。そしてその食器達から三色の光が放たれ、気が付くと 穏やかな笑みを浮かべた "ソウ"と名乗る青年に抱きかかえられていた。
ソウは、『お待ちしてました、女神様』と…ひまわりの手の甲に口付けを落す。
この世界ではもう時期戦争が起きると言われ、『エルピス』でレストランを経営する・ソウカンパニュラとスイレンとエンジュはそれを止めようと、戦い以外の戦争を考えていた。そして思いついたのが『食戦争』人間同士で傷つけ合うのではなく、料理で闘うものだった。
しかし、その戦い方はまだ広く浸透されてはおらず、戦争までに間に合わせる為に、ひまわりは食戦争に必要な『スパイスの女神』として召喚されたのだ。戦争を無くす為に闘い、人の心を動かす料理を作る為に、ひまわりは彼等に協力をする事に……。
外部サイト アルファポリス・カクヨムにも重複投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:36:24
17899文字
会話率:70%
「よくさぁ、アイデンティティが無い、個性が無くて困っていますって言うじゃない?あれってさ、当然だと思うんだよね。そういったものって自分から見つけるものじゃなくてさ、他人から見ての自分の評価だと思うんだ。だから——」
「どうでもいいわ」
放
課後の教室、学校の帰り道、テスト期間中のファミリーレストラン。
何気ない場所で、自分の気になったことを長々と話す僕と、そっけない態度で聞き流す君。
これはただ、君とお喋りするだけの、僕のお話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:20:54
89965文字
会話率:39%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 23:29:01
336991文字
会話率:41%
元野球少年のたかし
たかしはレストランのキッチンでバイトをしていた時足を滑りかし、転んで死んだ
目を開けると綺麗な王宮にいた。その世界はたかしが好きな転生漫画の世界だった
漫画の悪役姫様は最後は処刑される展開だった。それを阻止することに決め
たたかし。たかしはどう切り抜けるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:43:54
9007文字
会話率:89%
レストランで微妙に気の進まないお見合い結婚のプロポーズをしている最中に、足元で突然召喚陣が?!
しかも召喚されてみたら、相手方も実は召喚したくなかったと言われ・・・。
取り敢えず召喚さえできれば目的は果たされたので、生活費を支給するから後は
好きに生きてくれと言われた隆一。
異世界に召喚されてしまった研究者が、まったり自由に趣味に突き抜けた研究や迷宮攻略をしながら生きていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:00:00
2381898文字
会話率:21%
主人公:カズトは、五年前に勇者として召還され、勇者パーティーメンバーと共にとうとう魔王を討伐に成功した。
ただし、魔王討伐したら特にやることがなく昔の夢であった自分の料理を出す料理店をのんびりと勇者パーティーの女性メンバーと共にやる事にした
。
種族問わず料理に加え宿泊サービスを提供する傍ら何故か依頼が度々持ち込まれ解決して行く事になっていくのだ。
カズト自身、のんびりと店をやれれば良いと思ってる。ただし、自分の生活や周囲の人達に危険が及んだら容赦はしない。
※およそ、3日~4日のペースで更新していきます。
たまに仕事の都合や何かしらイベントが合った場合は遅くなるかもしれないので、その時はごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 08:00:00
970080文字
会話率:50%
目が覚めたら、知らない世界。そして――掲示板では俺の名前が大炎上中!?
屋台で飯を作ってただけなのに、バズって異世界の流れが変わった!?
•「夜桜の屋台、貴族レストランを破壊するw」
•「AI監視配信中!」
•「XLM賞金で大儲け!? も
う働かなくていい説w」
この世界では、《掲示板で話題になったことが現実に反映される》。
バズる=社会が動く、そんな“ねじれた世界”。
──だが、これはただのグルメ旅じゃない。
この世界には、「貴族が神々を封印し支配する構造」と、「世界樹果実を巡る覇権争い」がある。
俺のスキルは、6つの人格に分裂した“バグ鑑定能力”。
戦闘、恋愛、経済、変態、芸術、混沌……
人格たちが勝手に現れ、よくわからないアドバイスを投げてくる。
✅ 戦闘人格「ぶっ飛ばせば解決」
✅ 経済人格「貴族と婚約して市場を支配しよう」
✅ 混沌人格「監禁エンドまであと6日」
100人とキスしないと、俺は死ぬ。
だが掲示板では、「推したい」「舐められたい」「中入りたい」でスレ炎上中。
料理・恋愛・経済・神々の封印──
すべての構造が、《俺のバズ》で書き換えられる。
※本作は第14話で一章完結。以後は国家ごとの“1話完結型”シリーズへ移行予定。
毎話、ヒロインと呪い契約に向き合いながら、世界の構造に迫っていく。
⸻
⚠ 注意喚起(AI生成コンテンツ含む)
本作はフィクションです。AIを用いた創作表現を含みますが、実在の人物・団体とは関係ありません。
掲示板文化やスレノリに理解のある方向け。
異世界経済・恋愛・変態・革命が交錯する、AIが織りなす構文物語をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:30:51
68227文字
会話率:41%
普通で何でもないレストランの店長である少年、
どこか不思議な雰囲気を繕う彼は、エメラルドの瞳を以ていた。
昔からの言い伝え、『宝石の瞳』
迷信だと思われてきた瞳は実在した。
そんなある日騎士団が訪ねてきた。
最終更新:2025-03-28 07:00:00
7014文字
会話率:50%
日本各地に展開しているファミリーレストラン「MIKAZUKI」、MIKAZUKIをこよなく愛する42歳の霧雨 渉はいつものようにドリンクバーで珈琲を飲み寛いでいた。
突然、大型トラックが交差点を曲がりきれず渉の座っている席に突っ込んできて渉
は命を落とす…
不幸な事故に巻き込まれたことを悲しんだ神様は異世界へと転生を進める。
渉は乗り気では無かったが異世界でなら命を貰えて若返らしてくれるという提案を受け入れ異世界に転生することを選ぶ…
転生先はフォースサンデル大陸にある国グレイモルア王国に転生した渉は神様から貰ったスキル(レストラン)を活用して自分が転生する前にこよなく愛したファミリーレストランMIKAZUKIを開店させることを決意するのだった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:50:15
50288文字
会話率:62%
高校三年生の林朝陽は数学の特進クラスで、片思いの相手、五十嵐響子と再会する。
最終更新:2025-03-25 14:27:43
386281文字
会話率:15%
叔母の経営するレストラン『HANA』で働く本多歩には誰にも言えない秘密がある。
一つは同性が恋愛対象であること。
もう一つはそれが原因で高校を中退したことだ。
そんな歩の元に、叔母の友人であり地域起こしプロジェクトのスタッフとして働く
鳥居春海が訪れるようになる。
町の活性化の為、日々奮闘する春海と関わっていくことで少しずつ前向きになろうとする歩。
異性を好きになることが出来ず、同性を好きになる自分も受け入れられない。
過去の出来事に囚われて、未来に希望が見い出せない。
白とも黒ともつかない日々を過ごす少女を色に例えるならば、それは灰色で──
そんなごく普通の少女がタイトル通りに幸せになっていく話です。
※『カクヨム』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 15:00:00
444734文字
会話率:52%
とある理由で漫画専門の編集プロダクションを辞め、自暴自棄になり、自堕落な生活を送っていた響政宗(ひびきまさむね)。
27才になった彼は、フリーター時代の友人と一緒にファミリーレストランにいた。
響とその友人の話題は、『どうして編プロを辞め
てしまったのか』について。
響は漫画の編集は大好きだった、天職だと感じる程に。
しかし、彼は辞めざるを得なかった。
ひとつのケジメをつけるために。
と、そこに。響とその友人の会話に、突然割り込んできた人物。
その人物はブレザーの制服をまとった、一人の女子高生だった。
彼女の名前は、白雪麗(しらゆきうらら)。眉の上で切りそろえられた前髪が印象的な、すとんと落ちる綺麗なセミロング。響が抱いた白雪の第一印象は、「可愛らしい女子」。顔立ちはまだあどけなさを残し、しかし、とても美しく整っていて、彼女はまさに子供と大人の中間に立っていた。
そんな彼女が、むさ苦しい男二人の会話に突然割り込んできた。
「あ、あの! わ、私の漫画、読んでもらえませんか?」
白雪のこの言葉が、全てのスタートとなる。
青春をスタートする者と、青春を取り戻す者。
27才のダメ社会人と、漫画家を夢見る17才の女子高生。
そんな二人の年の差恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 17:00:00
111261文字
会話率:56%
アメリカの大地を駆け抜けた和夫と智恵子の夫婦は、RV キャンピングカーで 50 州を巡る壮大な旅に出発します。シカゴからサンタモニカへと続くルート 66 を走り、ナイアガラの滝やグランドキャニオン、ロッキー山脈、ヨセミテ国立公園などの名所を
訪れ、自然の壮大さと静寂に心を委ねます。旅の途中で文化や人々の温かさに触れ、彼らの絆はますます深まっていきます。
シカゴの街角で出会った老夫婦から「人生は旅そのものだ」と教えられた和夫は、キャンピングカーのハンドルを握りながら、その言葉の重みを感じました。ニューメキシコでは先住民の祭りに参加し、伝統的な音楽と踊りに心を打たれます。グランドキャニオンの夕日に見とれながら、智恵子は「ここで和夫と一緒にいられて幸せ」と静かに涙を流しました。
フロリダ、ミシシッピ、テネシーでは日本料理レストランを経営し、文化の壁や言葉の違いに苦労しながらも、汗と努力で店を軌道に乗せました。例えば、注文時に「イクラ」と言ったつもりが「イグアナ」と聞き間違えられて大笑いしたエピソードや、地元の祭りで寿司を振る舞い、大盛況となったことが口コミで広がり、常連客が増えたことなど、数々の出来事を通じて地元の人々と深い絆を築きました。「あなたたちの寿司は絶品だよ」と称賛される度に、二人は励まし合い、支え合う夫婦の絆を確かめ合いました。
息子たちの独立を見届けた和夫は 70 歳を迎え、故郷日本への帰国を決意します。長い旅を終えて成田空港に降り立つと、懐かしい日本の空気に包まれ、安堵感と共に新たな人生の幕開けを迎えます。
しかし、彼らの新しい生活には、高齢者が直面する問題が待ち受けています。健康管理や地域社会との繋がり、そしてこれまで築いた思い出の整理。例えば、和夫は早朝のラジオ体操に参加し、近所の仲間と交流を深める一方、智恵子は地域の手芸クラブで趣味を楽しみながら友人を増やしました。二人は地元のボランティア活動に参加し、若い世代にアメリカでの経験を語り継ぎます。
「人生の最終章こそが、最も輝かしい瞬間だ」と信じる和夫と智恵子。果たして、彼らはどのようにしてこの新しい旅を乗り越え、人生の豊かさや絆の大切さを再認識させてくれることでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 13:19:46
33615文字
会話率:38%
このシリーズは、高齢化社会に生きる人々が自身の人生を振り返り、終活に向けてどのように生きるべきかを模索する姿を描いた物語です。各エピソードは異なる主人公たちの視点から語られ、彼らが直面する逆境や選択、成長を通じて、人生の真の価値を見つけてい
く過程を描いています。
エピソード概要
19歳の晃久は、アルバイト先で知り合った10歳年上の女性と同棲生活を始めます。初めての経験で感情のままに貪り合い、充実した日々を送りますが、ある冬の寒い日、彼女が突然姿を消します。最初は一時的なものと思い待ち続けますが、日が経つにつれて彼女が帰ってこないことに気づきます。三ヶ月、三年が過ぎても彼女は戻らず、晃久は彼女の香りが残る部屋で寂しさと戦います。
彼女を探すために、晃久は福岡、広島、仙台と彼女の行方を追い続け、最終的に仙台で「彼女の実家は礼文島」という情報を得て、夏の礼文島へと向かいます。やっと彼女の家を見つけ、玄関に立つと、彼女に似た女性、彼女の母親が出迎えます。母親は今日が娘の誕生日であることを告げ、晃久に薔薇の花を受け取ります。その花束を持って、晃久は彼女のいる場所へと案内されます。
丘を登ると、美しい高山植物が咲き誇る小さな墓地が広がっており、彼女の名前が刻まれた墓石が見つかります。彼女の母親の言葉で、彼女が晃久と過ごした時間を幸せに感じていたことが明かされ、晃久は彼女が今も自分の心の中で生き続けていると感じます。物語は、晃久が彼女の死を受け入れ、彼女との思い出を胸に生きていく姿で締めくくられます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 06:15:32
58731文字
会話率:25%
とある異世界。料理人の息子、マノアは突然の事故で両親を亡くし、天涯孤独の身となってしまった。
深い悲しみを背負いながら、彼は両親が経営していたレストラン“シーサイド”を引き継ぎ、生計を立てることにする。
温かい常連達、冒険者、貴族…彼を取り
巻く人々と、騒動。
(たまに)かっこよさを目指す(かもしれない)彼の明日は―――――(思いつかない)
※グルメ小説ではありません。メインはコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 13:00:18
332020文字
会話率:47%
自分が異質で、世界からはみ出してるとわかってる。それでも居場所が欲しい。だれかに必要とされたくて、たったひとりの「特別」になりたくて――求めずにはいられないの。
貧困家庭出身で下級アルファな絹香には夢も、希望もない。
魂の番である運命
のオメガと出会うことに興味がない。
先の見えない未来や将来に期待しない。
恋愛や結婚を考えることもなく、ただ、代わり映えのない毎日を漫然と過ごしている。
ある日、絹香はかわいがっていたオメガの魂の番であるアルファにタコ殴りにされ、入院するはめになってしまう。
そして入院先の病院で元彼の和泉との再会を果たす。
腐れ縁の朔夜が起こした事件をきっかけにして、和泉とは自然消滅で別れだった。
が、大嫌いな地元を思い出させる彼とは
しかし、ひょんなことから彼の両親が経営しているレストランの手伝いをすることになり……
※注意※
NLメインですが、GL描写が入ります。
主人公が恋人となる男以外の女キャラを攻めます。
セフレ、浮気・不倫描写があります。
この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などと一切関係ありません。
残酷・暴力描写:*
性描写:※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 21:19:45
25192文字
会話率:50%
月光の竜であるシハースィには、夜の魔術師という人間の友人がいる。
世間では享楽的で残忍な男と言われ、また実際にその通りであるが、いっぽうで彼の、目的のために手間を惜しまない貪欲さを、そして大事なものへ向ける情の深さをシハースィは知っていた。
馴染みのレストランにて食事をしながら、二人は出会ったばかりのころに思いを馳せ、また変化を語らう。
思えば、ずいぶんと手札を増やしたものだ。
夜の魔術師をマエストロと呼び、彼の駒として夜を揺るがす四人の人間。
マントの飾り紐に、煙草、揃いのピアス――失った名。
さあ、過去を振り返ろう。未来を確実なものとするために。
これは、ただ一介の魔術師にすぎなかった男が、夜の称号を得るまでの物語。
◇
沫たつ時波の物語シリーズ
https://ncode.syosetu.com/s4410h/
森の魔女と夜の魔術師の物語の本編はこちら↓
『ユーリカの栞』
https://ncode.syosetu.com/n8502id/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:00:00
45470文字
会話率:35%
時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。
穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。
――ちょうどよかったんだ。俺はどこかの国に肩入れする気はまったくないからな。
――あな
たの事情に巻き込まないでください。わたしは静謐の魔女。騒がしいのは好みません。戦なんて、もってのほかです。
静謐と戦火。正反対ともいえる性質を持つふたり。
しかし魔女と聖人が一度結んだ繋ぎは解くことができない。好まない戦の要素を削ろうにも、婚姻によって紐づいてしまった自身の要素を崩すわけにもいかない。
静謐と戦火の繋ぎは成されたのだ。
しかたなく伴侶としての役目を果たすことにした静謐の魔女は、肌に合わぬ要素を最小限に抑えるため、友である明星黒竜たちに協力を仰ぎ魔法具を作ることにした――。
迷子が趣味な魔女と、国落としに精を出す聖人。
世話焼きお父さんな冬の竜と、貢物でレストランを営む秋の竜。
これは、最後の聖人を育んだ人ならざる者たちが紡ぐ、対話と幸福についての物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 18:40:20
121836文字
会話率:35%
レストラン「海の星」。料理の腕は抜群のオーナーシェフ、ちょっと口の悪いパティシエ。そして、つまずきながらも日々経験を積んで仕事に向き合おうとしている接客係。
「海の星」を訪れる人々と四季の料理の物語。
(※連作短編形式。とにかくお仕
事しています。第10話(60部分)で一区切り。以降から恋愛編スタート)
【関連作品】
「ビューティフル・ティー・タイム」(小説家になろう)
「瞬く間に夕陽」(小説家になろう)
「落ちない男が言うには」(ムーンライトノベルズ※R18)
「恋人になる午前三時」(ムーンライトノベルズ※R18)
(カクヨム・エブリスタ・ステキブンゲイにも掲載あり)
※実在の人物・団体とは関係がありません。フィクションです。
※2020.5.20 「宇宙の花びら」より改題
※遥彼方さんの「冬のあしあと」企画参加作品
※感想欄ネタバレあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 15:30:21
1357046文字
会話率:34%
父が連れてきた愛人の子に立ち位置を取って代わられ、居場所を失った伯爵家の末娘セシル。
隠遁先にとあてがわれたのは、街場のレストラン。お飾り経営者として適当に管理していれば良いと父には言われたものの――
10年そこに居座るうちに、自ら
現場に立つようになり、今では一番手のれっきとしたシェフになっていた。
もともと背が高く透明感のある美貌の持ち主で、男性と勘違いされることも多かったが、最近では女性絡みの色恋沙汰に巻き込まれることも少なくない。
その日もとある男に言いがかりをつけられ「表に出ろ」であわや殴り合いの大喧嘩になりかけてしまう。
そこに現れたのは、麗しい黒髪の青年騎士エリオット。セシルを助け、レストランで食事をして帰り、以降常連客となる。セシルはエリオットに惹かれそうになるが、エリオットはセシルを男性と勘違いした上で、自分の弱点を打ち明けてくる。
「実は俺は女性が大の苦手で」
誤解と勘違いの中で出会った二人が、美味しい料理を食べつつ、互いの抱えた事情を知ってハッピーエンドを迎えるまで。
【他サイトにも公開しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 06:00:00
22885文字
会話率:39%