イヴェット・オーダム男爵令嬢の幸せな結婚生活が始まる……はずだった。
父の死後、急に態度が変わった結婚相手にイヴェットは振り回されていた。
財産を食いつぶす義母、継いだ仕事を放棄して不貞を続ける夫。
それでも家族の形を維持しようと努力す
るイヴェットは、ついに殺されかける。
「もう我慢の限界。あなたたちにはこの家から出ていってもらいます」
覚悟を決めたら、なぜか騎士団長様が執着してきたけれどそれどころじゃないので困ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 00:03:40
122362文字
会話率:34%
「返事は『はい』か、『イエス』でお願いします」
美貌の騎士サイラス様から求婚された男爵令嬢リーリエ。剣を突きつけられてのプロポーズは「ノー」と言える雰囲気は微塵もなくて……。あなた、どうしてこんなことしてまでわたしと結婚したいんですか!?
でも彼のことを考えると胸がどきどきするし惹かれ始めてるような気が――あ、もしかしてこれは恋(じゃなくて吊り橋効果)?
殺意(?)から始まるはーとふる婚約らぶすとーりーです。
「イケメン騎士様が「殺したくないから俺の言うことに従って」と言ってきます。」より長編化目指して書いています。応援よろしくお願いします!
※主人公リーリエの苗字を語感の関係でちょっと変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 12:00:00
35489文字
会話率:45%
夕方。友人の大寺と飲みに行く予定だったのだが、奴が目当てにしている飲み屋はまだ開いていないらしい。どうしたものかと考えていると、近くに動物園があるというので、おれたちはそこで時間をつぶすことにした。
入場券を買い、中に入って、喋りながら
歩いていると、突然大寺がブフッと笑った。おれは訊ねた。
「どうしたよ」
「ふ、ふははっ、あの虎、見てみろよ」
「ん? 虎?」
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最終更新:2024-08-29 11:00:00
1873文字
会話率:72%
需要がないのはわかっていますが、思いついたので書いてみました。
この物語は、狂言『附子』からインスピレーションを受けた作品です。
作者なりに『ひねり』を加えてみました。
最終更新:2024-08-27 14:58:38
8980文字
会話率:30%
僕の青春は虚偽だらけだった……。野宮だいきは偽善者と自分の大切なものと共に偽りの青春を過ごす。空虚で虚ろな他者からは見えない友と彼女とともに過ごす青春時代とは間違っているのだろうか?否、間違いであり、嘘であり、虚偽であり、偽りの幸せであると
思いながらも現実を嘘で塗りつぶす。嘘と言う些細な幸せと共に描かれる彼の青春は果たしてどこに向かうのだろうか……?これは嘘の恋と青春と現実と共にえがかれる青春ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 23:18:05
5804文字
会話率:40%
元恋人を送った帰り道、主人公・坂田良平は何とも言えぬ孤独を感じていた。
言い知れぬ喪失感を抱えながら駅のホームで電車を待つ彼の目線は、気づけば線路に向かう。
正確には、線路内に沈むように浮かぶ月を。
その後彼は夢を見る。
支離滅裂で
意味の通らない、それでいてどこか現実味のある夢を。
恋人との別れから始まった不可思議の連続は、彼をどこへ導こうとしているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-05 22:29:26
4231文字
会話率:24%
某コーヒーショップド〇ールで時間をつぶすために書いた
キーワード:
最終更新:2024-07-30 16:06:30
990文字
会話率:0%
日下部透には妹がいる。可愛いものと百合をこよなく愛し、百合に挟まろうとする男を許さない過激派百合オタクの妹が。そんなある日、人付き合いの多くない妹が家に女友だちを連れてきた。普段から口酸っぱく「百合に挟まるな」と言われていた透は二人から距
離を取り、見守ることを決意する。しかし、妹の友だちが好きなのは実は透で――。
「あの、お兄さん。……その、水族館っ、一緒に行きませんかっ!」
「今度、ななちゃんがいないときにおうち、言ってもいいですか?」
「連絡先、交換してくれると嬉しい……です」
これは、距離を取ろうとする主人公と距離を詰めようとする妹の友だち、そして二人の仲を取り持とうとする妹。三者三様の思惑入り乱れるいちゃらぶすれ違いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:10:00
100293文字
会話率:37%
トラック事故で異世界転移した男が見たのは、おなじみのファンタジー種族が普通に暮らしている、パラレルワールドの現代日本!?
魔族の魔王様は総理大臣と呼ばれるし、合法的に魔王を討って政権交代を狙える法律があるし、健康診断で攻撃力やら魔力やらの数
値(ステータス)が出るし(あと検便で特殊能力が判明するし)、自治体の公共機関で申請したら誰でも勇者パーティを組める世界……理解が追いつくのがたいへん!
異世界転移した一般人の男。区役所で永き若い時間をつぶす一般エルフ女性。魔族が交通網を遮断した国道を走るフリーの運送屋。三人の若者が、魔族の政権をとりあえずなんとかしたい冒険物語!
※この物語はフィクションです。実在の地名、施設などが登場しますが、実際の個人、団体とはいっさい関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 22:29:05
42008文字
会話率:60%
王子様から婚約破棄された主人公が復讐をするというテンプレです。2話目からの復讐がメインです。ですから1話目の婚約破棄する話はあっさりにしました。もしも婚約破棄の事件の詳細が知りたい場合は短編版をお読みください(ペコペコ)。主人公は普通ではあ
りません。恨みは絶対に許さないという筋金入りの頑固者です。おまけに復讐のために作者からチートが与えられました(笑)。王子だろうが貴族だろうが泣いても許しません。何処かの伝説のドライアイスの剣並みに冷たいです。もっとも理不尽な暴力にさらされた(つまり犯罪の)被害者なら主人公のとことん復讐する態度に共感できると思います。なお、「もういい加減ゆるしてやれや!」ってくらい何度も叩きつぶす予定です。たとえるなら、叩き潰した後、さらに叩き続け、完全に跡形がなくなるまでエンドレスに続ける感じ?・・・ほとんど病気ですね(笑)見切り発車で出来た所から投稿いたします。ゴールは決めていますが文才が微妙なので本当に辿り着けるか自信がありません(笑)まさに乞うご期待!←期待を乞うってところが本作を如実にあらわしていたりする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 06:00:00
262354文字
会話率:22%
古代中国に似た異世界。
真冬の池に突き落とされ、『海琴(みこと)』という高校生として生きた前世の記憶を取り戻す。
腐れ縁のあいつといっしょに召喚された『海琴』は、わけもわからず殺されたのだった。
そんな残酷な世界に転生した僕──『
雨(ユイ)』は、水を浴びると黒髪の人魚へと変化する特殊な体質のもち主に。
この世界で、黒髪は神の使いだという。
育ての親からは、こき使われ。
同年代のこどもからは、いじめられ。
村のどこにも居場所を見つけられずにいた僕の孤独な日々は、なんの前ぶれもなく終わりを告げる。
血のにおいをまとった、黒ずくめの男の手によって。
「──人間風情が、舐めた真似を」
僕は、一夜にして血の海となった村から逃げ出した。
「あんた、うちに来ないか?」
行くあてのない僕を気にかけてくれたのは、いわゆる用心棒を稼業にしている鏢局(ひょうきょく)のみんなだった。
「おれは、ミコトといっしょにいきたい」
──そうだね。行こう。生きよう。
ちゃんと息ができるように。
だれかに利用されたり、怯えたりしないですむように。
これは独りぼっちになった臆病者が、情けなくわめいて、足掻いて、たいせつな仲間を見つける、愛と冒険の物語。
※本作は『男の子同士のキスやハグ』など、一部ボーイズラブ表現がございます。
※過度な性的描写はありません。
※使用しているイラストはすべて自作のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:47:46
49646文字
会話率:36%
俺はジャスパー・ベルモンド。
斜陽貴族の次男坊。
ベルモンド家は王家の血を引いていると親父は誇りにしているが、本当だろうか。眉唾だ。
とりあえず、一つ年下の許嫁であるコニールとイチャイチャしてお気楽に暮らしていられれば、それでいいや。
そう
思っていた王立学校に通う俺の人生はある日を境に劇的に変化した。
四十年の長きにわたってリーズラーン王国を治めていたロイス三世の突然の崩御。
国内に動揺が走る服喪の期間に、ベルモンド家に王宮からの使者が現れる。
政権の重役の席が回ってきたかと胸を高鳴らせる親父の期待を冷たく踏みつぶすように使者は俺の名前を呼ぶ。
「ジャスパー・ベルモンドよ。新国王陛下の『異腹の双子』として生涯をかけて陛下に使えよ」
異腹の双子とは、つまり国王陛下の影武者のこと。
市井から存在を抹消されて、一生、影武者として陛下の傍で暮らすわけ。
使者が帰ると、親父は烈火のごとく怒った。異腹の双子に選ばれるような馬鹿者は親でも子でもない、って。
影武者としていつ死んでも良い、何の取り柄もない凡庸な人間として国に選ばれた不名誉な人間をベルモンド家から出してしまったことに親父は怒り心頭だ。
母さんは、突然息子が家から出てしまい、会えなくなることに泣き崩れる。
学校を退学して、王宮へ出仕することになった俺は、気持ちの整理がつかないままコニールのもとへ。
だけど、そこでコニールが他の男と乳繰り合っているのを目撃してしまう。
コニールは開き直り、笑顔で俺に別れを告げる。
俺の人生って何なんだろう。
絶望から始まった影武者生活。
だけど、同い年の新国王ロイス四世陛下は俺を気に入ってくれて、
俺を無二の友人として接してくれる。
国王と一緒にいる影武者だからこそ見られる景色。
国王と一緒にいる影武者だからこそ体験する事件。
喜び、悲しみ、寂しさ、悔しさ、空しさ、おびえ、楽しさ、勇気。
毎日がワンダフルデイズ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 18:11:11
381897文字
会話率:37%
僕こと渕上三郎(ふちがみさぶろう)は携帯ゲーム会社社員。
ある日会社の後輩 指宿多恵(いぶすきたえ)から夕ご飯に招待される。
他意はないとのことだが、食後指宿さんは僕のあるところが気になるらしく行動に出るのだった・・・
翌日同じく会社の後輩
三好有美(みよしゆみ)からも僕のあるところが気になると言われ・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 23:00:00
5547文字
会話率:34%
何もすることがなくても、何かをしたくなるのが命のさが。
そこに理由があるとすれば……。
最終更新:2023-11-24 18:00:00
2583文字
会話率:0%
指遊び、あなたはしたことがありませんか?
ほんの時間をつぶすだけから、方向を極めてみると……。
最終更新:2021-07-13 23:00:00
3029文字
会話率:12%
学生時代の私は、遠足をさぼったことがある。
理由を思い出せないところを見ると、きっとたいした理由のない、気まぐれだったのだと思う。
集合場所からいくらか離れた本屋で時間をつぶす私。最初は大きい罪悪感も、集合時間を30分も過ぎると引っ込んで
いく。
終了までの時間の過ごし方を考える私の前に、不思議な出来事が迫ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 22:47:17
3556文字
会話率:0%
老衰で死んだ爺さんが、女風呂を覗く夢を叶えるために化けて出た。
爺さんの夢を潰すため、俺は父さんに電話した。
最終更新:2023-11-13 06:39:24
3148文字
会話率:40%
――今の状態は?
――胃の内壁をアルコールで拭き取りたい。
――じゃあ、翌日は安静に。お粥にするから。
それをぶすくれて我儘を言ったのが運の尽きだった。
気が付いたら、布団に縛られていた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
カオスなシュールコメディです。
狂人しかいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 18:18:27
1161文字
会話率:35%
惚れた女の過去の恋。
普通は聞きたくないって思うかも知れないけど、俺は聞きたい。
その過去まで塗りつぶす。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ベースは普通の恋人の話です。
一人語り
のみが、異類婚姻譚の悲恋です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 17:21:59
1193文字
会話率:46%
特別とはかけ離れていることを自覚している男子高校生の主人公 柊 真冬。
彼は一人の少女と出会い、人生が特別に染まっていく。
これは、自らのために、そして人のために戦う…いや、戦ったり遊んだり基本遊んだりする思ったより戦わないかもしれない異
能力バトルコメディーストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 14:08:50
12760文字
会話率:56%
口裂け女に出会った時の話。
そもそもきれいとかぶすとか面と向かって言うのはちょっと失礼だよねって話。
最終更新:2023-09-20 02:11:12
4271文字
会話率:70%
著者の中学3年生の頃の実話と、「変化」をテーマにした純文学。
最終更新:2023-09-07 22:00:00
2624文字
会話率:9%
私が体験した話ですが、怖さがボケる部分が多くあります。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-03 08:00:00
2284文字
会話率:10%