昔々、ある所にお姫様がいました。
それはそれは、とても綺麗なお姫様でした。
お姫様は真っ白なドレスを着て、真っ白な塔に住んでいました。
お姫様がいる真っ白な塔の先っぽからは、いつも、白くて、キラキラしたものがモクモク、フワフワと出
ています。
あれは、何だと思いますか?
それは、綺麗な綺麗な雪でした。
真っ白なお姫様は、小さなお手々を合わせて、お願い事をしています。
お姫様のお願い事は、真っ白な雪に変わって、お空に飛んで行くのです。
それは、とっても綺麗な結晶でした。
けれども、とっても冷たい結晶でした。
お姫様はいつも独りぼっち。
きれいな服を着ても、きれい塔に住んでいても、とても寂しかったのです。
…………………………………
大晦日に投稿いたしました「ふゆのおひめさまとおいしいぱんの物語。」の漢字バージョンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 17:20:28
1775文字
会話率:2%
おひめさまはまっしろなどれすをきて、まっしろなとうにすんでいました。
まっしろなとうのさきっぽからは、いつも、しろくて、きらきらしたものがでています。
あれは、なんだとおもいますか?
それは、きれいなきれいなゆきでした。
まっ
しろなおひめさまは、ちいさなおててをあわせて、おねがいごとをしています。
おひめさまのおねがいごとは、まっしろなゆきにかわって、おそらにとんでいくのです。
それは、とってもきれいなけっしょうでした。
けれども、とってもつめたいけっしょうでした。
おひめさまはいつもひとりぼっち。
きれいなふくをきても、きれいなとうにすんでいても、とてもさみしかったのです。
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「冬の童話祭」には参加表明していませんが、書き上げました。
おたのしみくださいませ。パン大好きより
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 06:41:45
2038文字
会話率:2%
あたしは魔法使いのマギー。
パートナーのアリサといっしょに【なんでも屋】をしながら、宇宙船カピバラ号で旅をしてるんだよ!
そんなある日、とある国でおひめさまをさらったドラゴンをたいじすることになったの。
でも、おひめさまにもドラゴンにも、な
んだかヒミツがあるみたい。
それに、この国では魔法を使っちゃダメな国なんだって。
それでもあたしは魔法使いで【なんでも屋】だもん。みんなのなやみごとを解決しちゃうんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 22:06:40
78412文字
会話率:34%
かた目を 失った うさぎの ぬいぐるみ。
お姉さんお姫様たちに 劣等感を抱く 末っ子姫。
二人の出会いが 織りなす 優しい 言の葉の 物語。
はじまり、はじまり。
最終更新:2016-12-12 02:37:34
4410文字
会話率:15%
――それは、人が空を見上げるその理由。
最終更新:2016-08-22 14:12:46
2622文字
会話率:2%
童話『かわいそうなおひめさま』とそれに纏わる少女の話について。
オリジナル童話をベースとした、様々な視点が絡み合う児童文学風の話。※身体障がいに関わる描写があります。
最終更新:2015-12-17 21:36:10
7641文字
会話率:19%
森の池に住むいぼがえると、おひめさまのお話。 ※平仮名ばっかりなので読み辛いと思います。
最終更新:2015-11-01 09:50:22
1728文字
会話率:25%
いちごの国の、おひめさま。そんな痒い設定の美味しいバイトも今回最後と、空の都市最高峰、広大なガラスドーム型庭園を会場に、次世代高級健康食いちごの売り子に臨んだアキヒだが、相方の大統領秘書官さまとの距離が、例年より近くてーー。
見てくれは甘く
ても、甘いものよりお酒が好き。コイバナよりも実験データが好き。相方の甘いマスクの王子さま、いや、大統領秘書官さまだって、苦手な理系女子…のはずが。
今年は妙に絡まれる。いやいや、ここはきっぱりスルーさせていただきます!って、スルー技能は磨いていたはずなのに、いつの間にかきな臭い事件に巻き込まれてない!?
苦手ながらも信頼する相方のために、膨大な実験データの解析で協力することになったのだけどーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 14:33:21
109608文字
会話率:38%
おねえちゃんは、とても『そうぞうりょく』がはたらきます。
おねえちゃんがうごかすと、どのにんぎょうも、ほんもののにんげんみたいに、あるいたり、しゃべったり、かんがえたりしはじめます――
この短い物語は、作者であるアウローラが、自身の
「妹」に取材したことをもとに書いたものです。
自分と妹とが幼い頃に楽しんでいた『物語をつくる遊び』の様子を、妹の視点から語っています。
作中に出てくる「おねえちゃん」というのが、アウローラのことです。
ちなみに、作中に姉妹の名前が出てくるところがありますが、当然、本名ではございませんので、念のため……
※個人サイト『時空跳躍ターミナル』にも同作品を掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 21:16:48
4047文字
会話率:27%
ある一人の少女の話。
最終更新:2015-04-26 23:45:13
2451文字
会話率:15%
『むかしむかし、あるおうこくにふたりのおひめさまとまほうつかいのじゅうしゃがいました。』
これは、どこにでもある王国伝説。
でもね。この話には秘密があったの。
えぇ。
3人には、決して譲れない誓いがあったそうよ。
例え道は違っても、全て
への答えは同じだった。
あら珍しい。あなた、こういう昔話好きだったかしら?
……………もう。ちょっとした冗談よ。いちいちムキにならないでちょうだい。
ふふ、そうねぇ。まずは…………………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 22:31:32
1269文字
会話率:18%
メーデーメーデーメーデー。
なぜこんなことになっているのでしょう。
なんと私には、前世の記憶があるようです。
あった方がいいのか、なかった方がいいのか。
もうそれは分かりませんが、取り敢えず全力で生きていこうと思います。
※タグには、
これから出す予定のものも含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 22:04:40
897文字
会話率:3%
今から20年ほど前、とある田舎の進学校に入学した少年は、入学式の日に教室で倒れてしまう。
入院中のある夜、彼はこっそり病院を抜け出した。そして、「運命」と出逢う…。
人生で初めて書いた小説なので、拙いところが多々あるかと思いますが、ぜ
ひ完結までお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 17:30:38
10810文字
会話率:58%
ーーいつの間にか図書室ごと森の中にいた。
それから時は流れ、今は一緒に飛ばされた田中くんに養ってもらっている。図書室からは、出してもらえないけれど。
最終更新:2014-12-27 03:39:52
7805文字
会話率:51%
ある日国が雪でおおわれた。
おひめさまの凍った心を溶かすため、森のどうぶつたちは、お菓子を作ることにした。
それは王さまが教えてくれた、えがおの魔法のレシピ。
最終更新:2014-12-20 01:52:40
3082文字
会話率:24%
シュールナンセンス。ねずみの国の雪のように真っ白なねずみのお姫さまは。
ブログより転載。
最終更新:2014-08-10 01:50:31
2194文字
会話率:3%
おひなさまは、ひとりではなれない。
卒業式の振替休日の月曜日、だらけて家でゲームをしていたら幼気な男の子がやってきた。まさかのおひめさまにしてほしいという無茶ぶり。なんなの。どうして。ああ泣かないでよ家の前で。
内心、慌てていたらその子の
兄が遅れてやってきた。懐かしいけど、会いたくなかった。
大事で、一番大切で、だからこそ手を離したあの幼馴染が――
自サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-03 23:12:35
8516文字
会話率:29%
冬の童話祭2014応募用に作りました。
皆が真っ白な髪なのに、自分一人だけ真っ黒な髪をもっているお姫様が悩むお話です。
童話という事で、綺麗で優しいお話になるように意識したので、優しい気持ちで読んでいただけるとうれしいです。
最終更新:2014-01-16 15:01:19
3254文字
会話率:0%
おひめさまは閉じ込められていました。
わるいまじょだった妹によって。
最終更新:2013-03-01 15:05:08
2042文字
会話率:24%
今日、おれの天使が言った、「とうさま、わたし、おひめさまになりたい! 」と。娘をお姫様にするには、さて。
男は、腐れ縁の坊主と語る。
最終更新:2012-11-24 00:06:16
3688文字
会話率:43%
醜い容姿のせいで、王女のはずが一度も外にでたことのないツァーレン。ある日ツァーレンに縁談が舞い込んで。
☆本編、番外ツァーレン編、完結しました。
最終更新:2012-07-07 23:56:21
97151文字
会話率:27%