幼なじみで恋人のつむぎと渉は互いにオメガ・アルファの親公認のカップルだ。
順調な交際も六年目――最近の渉はデートもしないし、手もつながなくなった。
「もう、おればっかりが好きなんやろか?」
馴ればっかりの関係に、寂しさを覚えるつむぎ。
その
うえ、渉は二人の通う高校にやってきた美貌の転校生・沙也にかまってばかりで。他のオメガには、優しく甘く接する恋人にもやもやするつむぎ。
嫉妬をしても、「友達なんやから面倒なこというなって」と笑われ、遂にはお泊りまでしたと聞き……
「そっちがその気なら、もういい!」
堪忍袋の緒が切れたつむぎは、別れを切り出す。すると、渉は意外な反応を……?
倦怠期を乗り越えて、もう一度恋をする。幼なじみオメガバースBLです♡
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:59:58
5729文字
会話率:42%
吉村時生、高校一年生。
ある日、自分の父親と親友の父親のキスシーンを見てしまい、平穏な日常が瓦解する。
「時生くん、君は本当はぼくと勇二さんの子供なんだ」
と、親友の父から衝撃の告白。
なんと、二人は魔法使いでカップルで、魔法で子供(俺)を
作ったらしい。
母ちゃん同士もカップルで、親父と母ちゃんは偽装結婚だったとか。
「でさ、魔法で生まれた子供は、絶対に魔法使いになるんだよ」
と、のほほんと言う父親。しかも、魔法の存在を知ったが最後、魔法の修業が義務付けられるらしい。
でも、魔法学園つったって、俺は魔法なんて使えたことないわけで。
同じ境遇の親友のイノリと、時生は「全寮制魔法学園」に転校することとなる。
「まー、俺はぁ。トキちゃんと一緒ならなんでもいいかなぁ」
「そおかあ? お前ってマジ呑気だよなあ」
腹黒美形×強気平凡の幼馴染BLです♡
※アルファポリス・カクヨム・ノベルピアにも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 11:59:14
454017文字
会話率:43%
おねえちゃんは、ときどきこわいかおをする。
おねえちゃんは、やさしいこえでぼくのからだをふいてくれる。きがえもてつだってくれる。
でも──ぼくは、しってる。
ほんとうのことは、ぜんぶ、ぼくだけがしってるんだ。
最終更新:2025-07-25 23:23:15
1262文字
会話率:0%
異世界の終わりで、案山子と猫は出会った。
動けないぼくと、喋る猫が紡ぐ、やさしい終末のスローライフ。
――春風、虫の音、そして君の名を呼ぶ声。
最終更新:2025-07-25 22:00:00
14007文字
会話率:22%
紛争の絶えない国から日本へと疎開してきた少女。
彼女は行方不明となった家族との再開を目指し、数年後には再び海外へ飛び立つ。
日本で出来た力強い仲間たちと共に…
そんな日本人達が世界を行脚し、世界を救うまでを描いた物語です。
世界から見た日本
人ならではの役割に気づき、立ち上がる姿。
日本という国を飛び出し、異世界当然のような舞台で暴れる10代の若者達の揺れる心と振り回される運命に抗う姿を描きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
1056940文字
会話率:39%
空を飛べるはずだ――
そう思ったのは、根拠などない本能だった。
魔法は覚悟があれば使える。そう信じて、ぼくは飛び降りた。
空に向かってではなく、落下へ。何も起こらず、世界は静かに終わった。
それが、始まりだった。
目を覚ますと
、赤ん坊だった。
知らない母の腕の中で泣いていたが、空だけはすぐに見つけた。
この世界には魔法があった。人々の生活を支える小さな魔法。
だが空を飛ぶ魔法は、誰にも知られていなかった。
幼い頃から、ぼくは空を見ては胸が騒いだ。鳥を見ては、翼を感じた。
母は言う。「また魔力を使いすぎて、気絶するよ」
それでも、ぼくは止められなかった。毎日、魔力を使い尽くす。少しずつ回復しながら、魔力が育っていく。
魔法を使うための知識も紙もない。
だから、ぼくの記録は“身体”と“感覚”の中にある。魔力が流れる指先、痺れる心臓、揺れる視界。
それらを積み重ねて、空に届く手段を探している。
前前世の記憶は、ない。
けれど、誰にも教わっていない魔力制御が、ぼくの中には確かに存在している。
それは、かつて空を駆け、魔法で戦った者の名残かもしれない。
魔法航空師団――その団長だった魂が、ラクスという名前の下で生き直しているのだとしたら。
空は遠い。
でも、命を軽んじて届く空ではない。
今度こそ、生きたまま、空へ至るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
11900文字
会話率:10%
ある日ふと、自分の名前を不思議に感じたタケル。
商店街の裏にある古びた廃屋で、彼は“カイ”という別の名前をもつ自分の写真を見つける。
ぼくは、本当にタケルなのか? それとも、別の誰かだったのか?
アスとともに「自分とは何か」をめぐる、不思議
で切ない旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
139191文字
会話率:38%
転校生アスは、誰にも見えないものを見ているような不思議な少年。ある日、彼が言った。「今日、死んだ先生が学校に来てたよ」。
タケルは彼とともに、使われなくなった旧校舎へ向かう。そこに現れたのは、確かに去年亡くなったはずの理科の先生だった。
彼
女はなぜ、もういないはずのこの場所に現れたのか?
“存在する”とはなにか、“見つけられる”とはどういう意味か――命の不思議に、ふたりの少年がそっと触れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 19:34:02
1405文字
会話率:49%
アスがぽつりと語った、「時間が止まった町」の噂。
それは、どこか懐かしく、でも少しだけこわい話だった。
週末、タケルとアス、そして兄はその町を訪れる。
静まり返った街並み。ゆっくりと揺れるブランコ。
そして現れた、どこかで見た浴衣の少女――
。
“時間”とは、ただ流れるものではなく、
「気づく」ことで生まれるという不思議な真実に、タケルは少しだけ触れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 11:20:56
1359文字
会話率:27%
ぼくの父はアンドロイドだった。
これはぼくが家族から巣立つまでの、それだけの話。
最終更新:2025-07-25 19:30:53
178116文字
会話率:37%
不思議な少女に出会った夏の日。
ぼくの中の常識は死んで、風に強くなびく銀の髪だけが脳裏を埋める。
命を賭けて魔を滅する少女と、
どうしようもない僕の、
ありえない日々の話。
最終更新:2025-07-25 19:00:00
1594文字
会話率:24%
ある日、ぼくんちのトイレに現れた天狗。その天狗と僕と僕の周りの人達のつながりの物語
最終更新:2025-07-25 16:51:18
6305文字
会話率:18%
夢を見ることができない少年が夢を得るまでのお話
最終更新:2024-02-15 16:11:00
2662文字
会話率:8%
ぼくには秘密の場所がある。
目を瞑ると現れるその場所は、とても不思議な場所。
みんな幸せに、みんな楽しく、自由な世界。
僕はまた、特別を持ってその場所にいく。
最終更新:2023-12-25 11:05:04
5209文字
会話率:23%
自由を求めて異世界に転移したエンジニアの物語。彼に与えられた加護はしょぼく、異世界でエンジニアの説明をしても誰にも理解してもらえない。しかし、魔法と科学を融合させた魔科学を独自に編み出した彼は、やがて異世界に技術革新をもたらし、魔法の謎を解
き明かしていく。ついには技術力と財力にものを言わせて、冥府の女王の異名を持つ魔王を服従させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:06:01
340095文字
会話率:42%
休日。何気に身体のケアをしたはずが、気が付いたら石田三成になっていた私(仮空)。目の前にいた島左近と名乗る人物に日付を尋ねたら慶長5年の9月14日で場所は大垣城。
……と言う事は今日は関ヶ原の戦いの前日。
このままでは……。
最終更新:2025-07-25 12:00:00
129082文字
会話率:79%
慶長5年。関ヶ原の戦いで父石田三成が敗れ、居城佐和山も陥落。
その時、大坂城で豊臣秀頼に近侍していたのが次男の石田重成。
「このままでは助からない。」
絶望的な状況を見兼ね、手を差し伸べたのが同僚津軽信建。
最終更新:2025-05-01 14:10:00
24688文字
会話率:83%
武田信玄が急逝。上洛戦の継続は困難と判断するも、周囲は敵ばかり。3年も内を固める余裕は無い。
この困難な事態に武田四天王が協議。その結果、
「陣代」
武田勝頼に当主になるよう進言。勝頼はこれを受諾。武田家中が1つとなり、織田徳川との戦い
に臨むのでありました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 14:10:00
13708文字
会話率:83%
平凡なサラリーマンが事故で転生した先は異世界の非力な3歳児?!
トラブル、災難、ドタバタ続き。それでも愛すべき“セカンドライフ”が今始まる…!
最終更新:2025-07-25 12:00:00
3261983文字
会話率:33%
ぼくの名は、パレルレ。メタルゴーレムだ。
勇者団「蛮行の雨」のリーダーである。
異世界には、チートスキルも身体ももらわずに転移して、途方に暮れていた。
そんな所へ、呪術師のドワーフ娘が現れ、ぼく(霊体)を地面に埋まっていたオーパーツに移して
くれた。
そして「パレルレ」の名をくれたのだ。彼女は命の恩人である。
そのドワーフの少女(見た目)の名は、ミトラ、百歳。
さらに、エルフの僧侶ジュテリアン、五百歳。
人間臭い魔法使いフーコツ、年齢不詳。
が加わって、伝説の武器・防具を漁(あさ)る、じゃなくて、探す旅が始まった。
ついでに、悪党や、魔族や、魔獣や、幻魔や、妖魔や、外道魔を倒したりする事もある。
だって、ぼくたちは勇者団なんだから!
ちょっとR15なので、ちょっと残酷シーンがあるかも知れません。そしてちょっと、時々エッチかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:13:09
559124文字
会話率:39%
天野智陽は、ゲーム以外で誰とも深く関わらない静かな中2男子。
学校で話題のスマホゲーム「銀河艦隊バトル(ギンバト)」で密かに全国ランカー。
クラス委員長・八神澪が突然話しかけてくる。「あなた、《Silent Order》よね?」
ギン
バトの“戦術AI暴走バグ”事件発生。→学校で対策会議勃発。
放課後、澪・すばる・葵・光理の4人と“非公式艦隊クラブ”が始動。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 09:00:00
42707文字
会話率:32%
■第5回HJ小説大賞後期1次選考通過■
【こういう方にオススメの作品です】
・異世界転生が好き
・ゲーム的スキルに馴染みがある
・伝奇物が好き
・伝説の武器や知っている英雄が出てくると興奮する
・蘊蓄やTIPS的なものって読んでて面白
いよね
・色々なキャラクターのエピソードをちょいちょいと摘まみたい
・強い奴と強い奴を並べて、「さて、どっちがより強ェんだ?」ってやるの楽しい
・つまりは「ぼくのかんがえた聖杯戦争」的なアレ
・異世界と地球にどんな関係があるのかを知りたい
・“転生物の到達点、その一つ”を見てみたい――
【以下ちょっとだけ真面目なあらすじ】
二〇XX年、地球人類は異世界転生者に襲われた。剣と魔法による異常識を前に人類は不意を打たれ、人口の半分が失われた。
異世界転生者達は人類の完全滅亡を盾に神々に要求するが、神々はこれを拒否。異世界転生者達に神罰を下す為、輪廻転生したかつての英雄達を遣わす。しかし、これが異世界側の罠であり、受け答えを条件として成立する決闘儀式であった。
かくして、異世界転生者と輪廻転生者。
ここに最強同士の火蓋が切られたのだ――――!
※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:11:13
56663文字
会話率:52%
ぼくは、あるベンチに誰かが“いたような気がする”ことを、今もはっきりと覚えている。けれどそれが昨日だったのか、三年前の冬だったのか、そもそも“誰か”など存在していたのか、それすら曖昧なのだ。ベンチに残された空気のざらつき、影のかたち、風に舞
うスカーフの残像。それらだけが、確かにぼくの記憶の内側にへばりついている。
いたのか、いなかったのか。それを判別しようとするたびに、言葉が崩れる。風が吹くたびに、“いた気配”だけがふっと立ち上がっては消える。世界はまるで、在と不在の境界を弄ぶようにして、ぼくを弄んでいる。
そしてある日、ぼくは音のない声に出会う。それは、駅前のベンチで風に揺れる気配として現れ、ぼくの背後から「在るものすべては、他のものによって在る」と告げた。その声には実体がなく、音もなかったが、確かに“聴いた”という感触だけが残った。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 07:31:24
27870文字
会話率:30%
「ねえ、拾ってきた」「……卵を!?」――すべては姉のひとことで始まった。
公園で拾った謎の巨大卵。孵化したのは、まさかの赤ちゃんドラゴン。
名前はゴンちゃん。火を吹くけど、人懐っこくてちょっとおバカで、とんでもなくかわいい。
2DKペット
可のアパートで、社会人のぼく、ノリが良すぎる姉、そしてゴンちゃんのドタバタ同居生活が始まった!
ごはんの好みは肉一択、くしゃみでティッシュを燃やし、お手も覚える優秀ペット(?)。
火事寸前のハプニングも、すき焼きをめぐる争いも、全部ひっくるめて――
今日も騒がしくて、やさしい、ぼくらの毎日。
ゴンちゃんは今日もすくすく育ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:30:00
6706文字
会話率:37%
柴三郎さんとの「朝んぽ」で、いつも立ち寄る神社の奥には、小さな池がある。
おばあちゃん曰く「神隠しの池」と呼ばれるその池で、ぼくは、推しとの衝撃的な出会いを果たした。
推しが現世に転生したって言うなら。
ぼくが全力で、推しを幸せにしてみせ
る——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
49946文字
会話率:53%
これは、ぼくときみが一緒に過ごした、最初で最後の日の記録。
最終更新:2022-03-17 00:00:00
37624文字
会話率:47%
僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。
男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだ
けで何も無い空気とされていた。
かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。
かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。
目指すは、なかよく楽しいのんびりライフ! に美味しいごはん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:00:00
4400189文字
会話率:5%
クラスメイトの遥は、人懐こくて明るい女の子だった。
だがある日突然、彼女は「声を失って」学校に来るようになる。
病気かと思った主人公・陸は、ふとしたことから、遥が「事件の目撃者」なのだと知る。
だが、誰にも話せない“ある理由”で、声を出せな
くなったのだ。
遥の沈黙を守るため、陸は事件の真相を探り始める。
やがて浮かび上がるのは、友人たちの嘘、学校の闇、そして、陸自身の知らなかった過去だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:50:37
6748文字
会話率:18%