ここはじいちゃんから代々続く製麺所。
そこで育ったアラサー女子の悲喜交々を、綴っていきます。
最終更新:2025-07-02 09:26:38
5359文字
会話率:1%
「おとーちゃん、ここくらいよ、こわいよー!」
「大丈夫だ。大丈夫……」
暗がりの中で息子の細い腕が、おれの腕にしがみついている。凄まじい揺れだった。まるで大地そのものが悲鳴を上げたかのような振動。いったい何が起きたというのか。息子と一緒
だったことが、唯一の救いだが――いや、しかし、それもまだわからない。
「ぼくたち、どうなっちゃったの? あれ、なんだったの? お空が急にくらくなって、すごくゆれて、こわかったよお」
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着きなさい……」
そう言いながら、おれは自分にも言い聞かせるように心の中でその言葉を繰り返していた。大丈夫だ、こうして生きている。しかし――。
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最終更新:2025-06-28 11:00:00
1351文字
会話率:76%
ゆっくりとしか行動のできない小さなミユビナマケモノの子、Ua。
広場に集まる子どもたちからは、動きが遅いことで、仲間に入れてもらえない日々。
それでも、自分にできる精一杯の速さで頑張ってみたけれど、やはり、仲間には入れてもらえそうにない。
そんな時、みんながいなくなった広場で、キラリと光る透明な葉を見つけた小さなナマケモノのUa。
ひとり、透明な葉を通して世界を見つめてみたけれど、ふと、風もないのに揺れる花を見つけ、花へと近づいてみれば、その花は揺れるだけではなく、なんだか光が溢れ始め、空からは小さな「お星さま」が降ってきた?!
しまいには、揺れていた花がお星さまを食べちゃったからナマケモノのUaは大パニック!
なんだかたまたま揺れる花から小さな星は脱出できたのもつかの間、お星さまはお空に帰りたいみたい。
けれど、お星さまがお空に帰るには、星の粒と、空に一番近い背の高い木を探さないといけないらしい……?
(全7話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:33:58
19352文字
会話率:50%
牧場裏の森にももと冒険に出かけたすみちゃん。美味しいお弁当を食べた後、ももとうとうと。目が覚めるとお空が真っ赤。顔を青ざめたすみちゃんはももをたんぽぽにくくりつけ急いで出発する。
ももを乗せたたんぽぽとすみちゃんは狼さんに囲まれ、ももを
救うため狼さんと対決をする。
それから時間が経った後、狼さんが再び牧場やお家に現れた。仕返しに来たと思ったすみちゃんは狼さんと命の交渉に翻弄するが、狼さんがすみちゃんとお友達になりたい事を知ると狼さんのお家に遊びに行く。
そこはオーロラの様に美しい大気ど美しい環境に心を惹かれるすみちゃん。初めての海に興味を持ち海の生き物を見に水族館へ。イルカショーを堪能したすみちゃん。今度はももを連れて狼さんのお家へ行くが、ももの身体能力にびっくり。
ももに勝てないすみちゃんは自分の役割を考えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 10:00:00
24625文字
会話率:46%
空に浮かぶ星々。
その一つ一つは,誰かの思い出,なのだろうか。
亡くなった人はお空に行く?
少年が出会う,不思議なお話。
最終更新:2025-02-22 10:40:24
1211文字
会話率:23%
開発中のオリジナルTRPG『パンゲニアTRPG』のワールドガイド・VS 天空の民編です。
およそ一万年ごとに<大破滅>を繰り返し、次の滅びが二千年後に迫る大地<パンゲニア>。破滅の原因は地上のどこかに何基か存在する巨人兵器<アーカディウス
>。巨人兵器による滅びを回避するため、<パンゲニア>の民は<討伐者協会>というものを組織し、兵器の発見・破壊もしくは機能停止のために日夜捜索と研究・攻略に励んでいる。
<討伐者>たちが巨人兵器の殲滅を目指すその裏で、人知れず地上を奪い取ろうと暗躍する『天空の民』がいた。そして、それを食い止めんと日陰の者たちが奔走する。これは<アヴェクス史>には残らない、『無かったことにされた』者たちの物語である。
※ボーイズラブ要素ありのタグが付きますが、マジメな恋愛要素はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 06:14:00
173651文字
会話率:55%
【お断り】
・『パンゲニアTRPGワールドガイド お空の闇と鴉と人形』3話まで読了前提の内容となっております。
・短編としては字数がとても多いので、お急ぎでない時にどうぞ。
『パンゲニアTRPGワールドガイド お空の闇と鴉と人形』の天空の
民サイド・テンプラ視点での前日譚と、本編2話で主人公と出会わず 彼らの介入もなかった場合の結末です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 16:51:20
9242文字
会話率:46%
うまれた。うまれた。
仔たんぽぽたちがうまれた。
ふぅっと、あたたかい風に吹かれてお空へのぼる。
たびだ。たびだ。
仔たんぽぽたちは、とおいとおいまだしらないせかいへと向かって、ふわふわととんでいく────
最終更新:2025-01-14 16:32:56
672文字
会話率:0%
わたしは3さいくらいから、ふしぎなちからをもっているの。それは……ねてる人やどうぶつのゆめをのぞけるということ。
きょうは、わたしのおうちでかってるわんこの「はなまる」のゆめの中をのぞいてみた。
すると────
最終更新:2024-01-09 22:24:21
1122文字
会話率:46%
天からやさしい声が
ふるふるふるる…
最終更新:2023-10-14 12:07:32
300文字
会話率:9%
|僕《ぼく》はお|空《そら》を|飛《と》びたかった。
この物語は、子供向けに漢字にルビを振っております。
「第6回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」【冬の童話祭2025】 参加作品となります。
キーワードは『散
歩』となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 14:22:31
1000文字
会話率:10%
お日さまは、みんなのぼうけんが、うまくいくようにと、いつもいのっているのです。そんなお日さまの、ぼうけんのお話。
最終更新:2024-12-23 07:40:00
590文字
会話率:37%
学校から帰ってくると、なんだかゆいちゃんの様子が変です。
ゆいちゃんのお部屋のぬいぐるみたちも、みんな心配しています。
ゆいちゃん、ボーッとしてて、もしかしたら風邪かなぁ?
でも、その様子を見ていたかえるのぬいぐるみが「ははーん」とつぶやい
たのです。
「そうか、ゆいちゃんは、恋をしているんだよ」
はたしてゆいちゃんの初恋は、実るのでしょうか?
※この作品は、拙作『お空が晴れてる!』『いたいよぉ!』『明日は遠足!』の続編として書かれていますが、そちらを読まれていないかたも楽しめるように書いています。もちろんそちらをお読みくださったかたも楽しめます(*^_^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 13:20:49
2996文字
会話率:58%
明日は遠足です。ゆいは、はりきりっぱなしでした。
ママに寝なさいっていわれても、ゆいはベッドに入りません。ベッドの上にいる、たくさんのぬいぐるみたちを見てから、にまっと笑っています。ぬいぐるみたちは、いやな予感でいっぱいになります。
「お弁
当と水筒入れて……。もうちょっと入りそうだなぁ」
ぶるぶるふるえるぬいぐるみたち。ゆいちゃん、いったいなにをしようと思っているのでしょうか?
※この作品は、拙作『お空が晴れてる!』『いたいよぉ!』の続編として書かれていますが、そちらを読まれていないかたも楽しめるように書いています。もちろんそちらをお読みくださったかたも楽しめます(*^_^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:40:38
2183文字
会話率:58%
※しいなここみ様主催『500文字小説企画』参加作品です。
空を見上げた幼い少女の口から発せられた言葉とは──。
最終更新:2024-10-25 07:19:53
500文字
会話率:19%
遠くて近いあおい空
近くて遠いあのお空
キーワード:
最終更新:2024-10-08 08:02:54
1128文字
会話率:0%
お空には
まっ白なくもと
はい色のくもがいて
おなじくもなのにべつべつで。
どうしてだろう。
ふしぎだな。
キーワード:
最終更新:2024-09-16 14:08:23
599文字
会話率:0%
お空の上から
誰かが手を振ってるよ
流れ星は空から降ってくるけれど
空へ昇ってくあの光は
一体何処へかえるんだろうね
キーワード:
最終更新:2023-11-23 20:55:27
227文字
会話率:0%
龍の鱗を拾いました。お空を見ると龍がふよふよ飛んでいました。
同じ話をカクヨムに投稿しています。
最終更新:2024-08-31 19:10:00
604文字
会話率:0%
「今年もお空にお花が咲くのかな。」
花火が大好きな子ギツネは、今年も空に打ち上がるのを楽しみにしていた。
しかしタヌキから今年の祭りの開催はないと知らされた子ギツネは、人間を説得するため、少女の姿で山を降りた。人間界のルールが分からず
、あたふたしている子ギツネは、少年に声をかけられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:37:40
14543文字
会話率:57%
全裸のロリっ娘と、きょ鳥さんの、ふれあいのお話です。
最終更新:2024-06-24 16:22:26
5367文字
会話率:36%
お手伝い妖精のえっぐとうふ。
のんびり過ごしていたら、お空に見える不思議な何かを見つけた。そこから始まるいつものお手伝いとは、ちょっと違うお話。
ほのぼのSF。挿絵があります。
最終更新:2024-05-13 06:00:30
25824文字
会話率:46%
......物語の始まりを説明しよう。
とある男が異世界に放り出された。
どこか知らない場所、今いるところでさえわからない現状......
持っているのは携帯機器だけ......
普通に考えれば絶望的、こういう展開の前には天界のようなお空の
上で女神様だの神様が現れて「あなたは死にました」なんてベタベタのテンプレ台詞を吐き捨てて異世界に転生させるのだろう。
だが、この男......カイコは違う。
何の説明もなく突如として異世界に放り出されたのだ。
このカイコ、元の世界では名の知れた企業の社長であり、2週間ぶりに再開した友人と談笑したりなどして優雅な時を過ごし、会社にまさかの徒歩で帰っている最中だった。
だけども、何が彼を引き付けたのか? 突然自分の立つ地面が大きく穴が空き、もがく暇もなくあっさりと穴へと落ちていった。
そして今、カイコは目を覚まして辺りを見渡す。
そこは大自然溢れる森の中や草原といった緑一色の場所ではない、土色が広がる薄暗い洞窟だった。
軽く体を捻ったりその場で飛んだりとウォーミングアップをし、カイコは洞窟の中を歩くことにした、どこが出口なのか考えながら......
さて、ここから彼の物語は始まりを迎える。
ここから先、壮大な冒険が待ち受けており、愛と友情を謡い、可愛い美人の女の子とのラブロマンスを繰り広げ、時には辛く厳しい戦いを強いられ、友と呼べる者との出会いを果たし、パーティを組み共に巨悪を打ち倒す......
なんてことはない。
彼の道にそのような甘い蜜は存在しない。
彼にとってはいつもの事、先へ進めば辛い出来事が待ち受けている。
友と呼べる者も、ヒロインもどこにも居ない。
頼れるのは己の身一つ。
なぁに、君はこれまで何度も死を繰り返したんだ、今回も行けるさ。
さぁいってらっしゃい、君が来るのを心待ちにしているよ。
蚕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 16:48:40
82661文字
会話率:42%
光の勇者に転生した男の子が、お空を飛ぶお話。
最終更新:2023-12-07 16:28:47
825文字
会話率:0%
七つ前は神のうち、とはよく言ったもので……。
最終更新:2023-08-24 22:00:00
683文字
会話率:0%
絵の下手な私が、失敗を重ねながら、満天の冬の星空いっぱいに絵を描きます。
ちょうど1000文字の詩(のようなもの)です。
最終更新:2023-02-11 06:00:00
1000文字
会話率:0%
お空よりもこい青だなぁ。
初めてジェナスの瞳を見てそう思ったシャルア。子どもの時から一緒にいるジェナスがシャルアは大好きだった。そのジェナスは魔法使いに見出され、街へ行ってしまう。五年後、大好きな幼なじみを追うようにしてシャルアも街へ出た。
だが、ジェナスは仕事で会えずじまい。
街で働きながら、シャルアはひたすらジェナスが戻って来るのを待つばかりのそんな時、友人のクノンから妖精消失事件というものが起きているらしいと聞かされる。折しも妖精を捕まえている男をシャルアは目撃してしまった。それがガルマックの屋敷にいる庭師見習いのケイレディンだとわかるが、彼は魔物に襲われたシャルアを助けてくれる。彼の行動に不審を抱きながら、シャルアはこの事件に深く関わってしまうことになる……。
<改訂版>
初期に投稿した作品を読みやすいように改行や加筆をして、話数を分けました。
細かい描写が増えていますが、内容は変わっていません。
全二十一回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 19:00:00
111089文字
会話率:27%