『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』書籍化記念⁉
読者様の応援のお陰で書籍化する事になりました。
ありがとうございます。
すべて、読者様の応援のお陰であります。
その書籍化を記念して、お約束の外伝を贈らせて頂きま
す。
俺、魯坊丸は戦国の覇者である織田信長の弟だ。
勝ち組に生まれたと喜んだ。
のんびりダラダラと過ごしていた俺の前に立ちふさがる生活の壁にぶち当たり、意図しない生活改善を始めた。
戦国時代は滅茶苦茶だ。
安全を確保していると、勝手に仕事が舞い込んでくる。
もういい加減にしてくれ。
まったく、どうしてこうなったか?
思い返すと頭が痛くなった。
さて、数え三歳になった頃に母上から字の練習で日記を書くように言い付けられた。
何でも日記とは、昔の事を思い出して書く事もあるそうだ。
これまで父の右筆に任せてきたが、親父(織田信秀)に出す手紙はなるべく直筆がよいとか?
まぁいいか。
転生とか下手な事は掛けないが、色々と思い返す事を書きつづろう。
俺の愚痴を聞いてくれ。
こんな感じの魯坊丸が神童として祀り上げられてゆく過程を魯鈍人外伝として書かせて頂きます。
只今、魯鈍人の書籍化の途中ですので、連載は不定期となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 11:00:44
679385文字
会話率:29%
『もう! いい加減にしてよ! ああ、うるさい! なくのをやめなさい! あんたなんか捨てたっていいんだからね!』
ぼくは、どうやら野良犬になるらしい。
この一週間、ごはんがいつものドッグフードから美味しいお肉に変わった時点で、なんとなく
嫌な予感はしていた。
車を運転するママの横顔は、どこか寂しげだった……と、思いたい。でも、たぶん違う。
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最終更新:2025-06-21 11:00:00
1807文字
会話率:37%
「えー、本日は皆様、本ツアーにご参加いただき誠に――」
「まぁこぉとぅに、ありがぁとぅーございまぁす!」
「お前が言うんかい!」
「はははははははっ!」
「ねー、バシアンの新作み?」
「あー、み。敬徳」
「あら、あなた。ダメですよ、こんな
ところで服を脱ごうとしちゃ」
「首のあたりがなんか苦しいんだ」
「はぁ……」
「ため息はいい加減やめたらどうだ。せっかくのツアーなんだぞ」
「ふー、なんかぁ、けったいなところんだんなぁ」
「んだなぁ」
「むふふ、どうだ? 私の雄姿をちゃんと記録できているか?」
「ええ、ええ、もちろんですとも社長、ほほほほほほ!」
「……えー、当ツアーは今回で記念すべき1000回目で――」
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最終更新:2024-09-05 11:00:00
3973文字
会話率:100%
ある夜。とあるアパートの二階の部屋にて、二人の男がテーブルを挟み向かい合いって酒を呑んでいた。
いや、正確には呑んでいるのは一人。もう一人、その部屋の主である男は手に持つ缶ビールの蓋を開けることもせず、頭からまるでローブのように布団をか
ぶり、震えていた。
「……で、いい加減話せよ。店長、ブチ切れてたぞ。無断欠勤、無断欠勤。ようやく連絡ついたと思えばしばらく休みますとか。こっちにまで皺寄せが来て、ちょっと大変だったんだぞ」
「ああ、悪いと思ってるよ……」
「んー、そんな状態でそう言われると、こっちも責めらんないんだよなぁ。
まあ、店長も急なヘルプでバイト代、増やしてくれるって言ってたから俺はいいけどさ……。でも、理由くらい聞かせてくれよ。まあ、仮病じゃなさそうなのは見てりゃ分かるけどさ」
「ああ……その……実は見ちゃったんだ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 11:00:00
1255文字
会話率:88%
星の軌道に導かれ、人は誰と結ばれるかを定められる世界、〈セレスティア王国〉。人々の婚姻はすべて「星詠み師」によって決定され、運命の相手と見合いをすることが常であった。
だが、王都のはずれに住む薬師の娘リュナは、もう三十路を迎えようとし
ていた。幾度も星詠みがなされたが、彼女に与えられる縁談はどれも気が進まぬものばかり。家族や親族からは「いい加減、運命に従え」と責められ、ある日とうとう最後通告のような縁談が持ち込まれる。
その男、顔も知らぬ貴族の末裔という。リュナはため息をつき、断る決意を固めた——その夜、森の奥で不思議な男に出会うまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:42:51
5088文字
会話率:29%
真奈美まなみは、帰宅ラッシュの電車の中でふと窓に映る自分の顔を見て、小さく息を吐いた。34歳。最近、年齢を口に出すたびに喉が詰まる。
「いい加減、ちゃんとしなきゃ」
そう思って婚活アプリに登録したのが3ヶ月前。メッセージをやり取りし
、カフェでお茶をして、時には食事もした。
けれど——折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-05 18:29:20
3353文字
会話率:20%
※加筆修正は頻繁に行っておりますので、ご了承ください。
※作者の名前が急に変更する場合がございます。あらかじめ連絡致します。
【登場人物】アニエス・・・主人公『魔力無し』の公爵令嬢
セオドリック・・・国の王太子
エ
ース・・・アニエスの義弟。ロナ家跡取り
アレクサンダー・・・アニエスの唯一無二の腹心の従者。子爵家養子縁組が決まってる。
ロナ公爵・・・アニエスの父。名家中の名家『ロナ』家公爵
本編抜粋→
「・・・随分、仲が宜しいご様子ですね。」
若干、ひんやりする空気をまとい、アレクサンダーが、口をすっと挟んだ。
二人が振り返ると、公爵とエースもこちらを見ている。それに、アニエスは、慌てて、
「殿下は、私がお世話になるタニア様の兄君であらせますから、多少は世間話を交わします。が、特に仲がいいわけでは決して・・・。」
それに、セオドリックはうんうん頷きながら
「そうですね。おびえた彼女に胸を貸し、落ち着くまで背中を撫でて励ましたりしましたが、決して言うほど親しいわけではありませんね?」
「・・・っっな!!!」
アニエスは引きつった青い顔で、セオドリックの涼し気に微笑む顔を凝視した。
「で、殿下!そ、その言い方は中々に誤解を招きます!!」
「そうですねえ、では、貴女があられもない姿で僕の前に現れたという話もしない方がよいかもしれませんね?」
「っっ事故!あれこそ事故です!!いい加減に、ふざけるのを止めて頂かないとさすがに私も怒りますよ!」
その反応を見て、セオドリックは自分の腹を抑えだした。
「では、この腹を『また』殴りますか?」
「ア、アニエス!殿下をお殴りしたのか!?」
その発言には、さすがのロナ公爵もぎょっとして、身を乗り出した。
「え、それはその、しました・・・け・・・ど、もともとはセオドリック様が・・・!!」
「・・・いったい殿下が、何をしたの?」
エースが静かに聞くと、アニエスは無言でテーブルのグラスをさり気なく倒した。
「・・・まあ!!大変!テーブルが!!!ボーイさん直ぐに来てください!!テーブルにこぼしてしまったわ!」
「・・・・・・・・・今、わざと倒したよね??」
・・・おかしい!!最初は静かに食事していただけのはずなのに、
(『19、食事会と残念な一人娘』より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 20:15:09
846698文字
会話率:45%
かつて剣聖と呼ばれた男――ツルギはいま死に瀕していた。
剣の道を極めたいだけだったのに、何もかもが上手くいかなかった。
そして死後に出会ったのは怪しげな美女で……。
「これは〈転生型録〉。新たな人生を買うことができるの」
転生斡旋士を名乗
る女から来世を買い取った。
「わしは今度こそ、剣の道を極めるのじゃ! もう誰にも邪魔はさせぬ!」
沸き起こる面倒事が次々とツルギに襲いかかる。
更には美少女の弟子までできてしまって……?!
「いい加減、剣術の修行に集中させてもらえんかのう……」
剣聖と呼ばれた男が、本当の剣の頂に辿り着くための物語。
(他サイトに重複投稿があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 01:05:58
34526文字
会話率:12%
それは、運命のようにそこにあった。
近所の古本屋巡りは僕の日課のようになっている。
チェーンの古本屋の査定はいい加減なもので‥‥‥
幕田卓馬さんとのコラボ企画作品です。
全く同じ書き出しで、違う小説を書く——という。
第2弾です。。。(^
^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:00:00
3136文字
会話率:14%
それは、運命のようにそこにあった。
近所の古本屋巡りは僕の日課のようになっている。
チェーンの古本屋の査定はいい加減なもので‥‥‥
幕田卓馬さんとのコラボ企画作品です。
全く同じ書き出しで、違う小説を書く——という。
最終更新:2025-06-08 10:00:00
3159文字
会話率:18%
ふと思い立って、数年前にYahooブログ(Меч и Щит Японий http://blogs.yahoo.co.jp/totdjo)に掲載していたものを、今更ながら、この話に関しても大幅な修正を加えて再掲することにしました。ご隠居様
のお城でエルブンボウと隻眼の黒龍を手に入れたわたし(女性です、念のため)は、策略によってウェルシー伯領を乗っ取り合法的な支配権を確立した後、諸事情により、違法麻薬の販売、皇帝暗殺、領内騎士団と抗争、御落胤の捜索、バイソン市選挙での裏工作、トードウォリアーの領域の探検、唯一神教を巡る暗躍等々、いろいろと(以上、Ⅹまでの話)。そして、唯一神教の騒動が教団の壊滅という形で幕を閉じ、平穏な日々を取り戻した後、今度はドラゴニア侯(御曹司)から直々に、ドラゴニアへの招待を受けます。怪しさ大爆発ですが、ともかくもドラゴニアでの御曹司の居城であるドラゴニアン・ハート城に行ってみると、御曹司がドラゴニアのマーチャント商会への債務をわたしに押しつけようと画策していること、その一方でドラゴニアの騎士たちの御曹司への不満が高まっていること等々を知ります。そこで、騎士たちと結んでドラゴニアに肩入れし、マーチャント商会と対決してみるのも悪くないなど、少々危険かつ無責任でいい加減なことを考え始めるのですが、実は、事はそれほど単純なものではなく、後に方針は二転三転(元々固い決意に裏付けられたものではないため)、最終的にはどこに落ち着くことになるのやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:06:36
339080文字
会話率:42%
私がこの作品を創り上げていく上で、おぼろげながら抱いているイメージはある一人の女性をどう血肉化するかにある。要するに大地を離れずに如何にして独立した個人を表現するかである。もちろん、これでは何のことやらさっぱり分からないだろうが、正直私にも
分からないのだ。というのもこれから何が出来るのかそのこと自体がまったく分からないからである。そういうわけで、あらすじどころかあらすじらしきものすら思い描けないのである。まったくもって呆れ果てたことではあるが、それが実情である。しかし、あえて理屈めいたことを言わせていただけるのなら、それはわれわれが日々生きることとある意味同じであるということではないだろうか。つまり明日の自分がどうなっているのかおそらく誰にも分からないということだ。人生のあらすじはすべてが終わってから判明するしかないのだから。要するに創作も同じことで、一行先にどんなことが描かれるのか前もって分からないということである。もちろん、これは決していい加減な気持ちで書いているわけではないことは小説を書いたことがある人ならきっと分かっていただけるものと私は信じている。というわけで、弁解染みたことはこれくらいにしてさっそく本文に取り掛かろうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 17:04:00
702303文字
会話率:64%
花の大学生活を控えた春、〈勇者〉として異世界に召喚された鬼辻 玖馬。
どうやら激化する魔王軍との戦争に終止符を打つべく、王国が呼び出したという。
「いや戦争とか絶対嫌なんだけど。死ぬ気で勉強して合格したんだぞ。バラ色の大学生活が待っ
てんだよ。とっとと帰せ――――ってそもそも帰れるんだよな?帰る方法くらい用意してるんだよね?おいこらなに目ぇ逸らしてんだ!」
そんな玖馬の質問は尽く無視され、国家連合軍の切り札として戦う羽目に。
それから10年の月日が流れ―――――・・・・。
平和になった世の中に戦争を終結に導いた〈勇者〉鬼辻 玖馬の姿もあった。
しかし―――――。
「あ、あのぅ勇者様でしょうか?」
「ん?如何にも。俺があの勇者、鬼辻玖馬さ。それでお嬢さん、ご用件は何かな?」
「えっとぉ、その、うちの女将さんがそろそろ溜まったツケを――――」
「さらばだっ!」
「ああっ!?」
すっかりちゃらんぽらんになってしまっていた。
借金取りから逃げるのなんて日常茶飯事。
やることなすこと破天荒で自堕落。
ついたあだ名は”ダメ勇者”。
文なし職なしやる気なし〈勇者〉鬼辻 玖馬のいい加減で、ハチャメチャだけど時にアツい?ドタバタ異世界珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 09:07:43
18878文字
会話率:41%
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生
になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺の「"お嫁さん"になる!」と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による懐かれ系ラブコメ開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:36:00
30755文字
会話率:37%
王国の騎士団長を勤める俺、ペント・グーン(28)には悩みがあった。
それは…。
「人生で今まで一度も彼女が出来た事がない!」
気付けば28歳…、立派なおっさんになってました。
いい加減恋愛したいよ~!
これは、そんな恋愛に奥手な中年
騎士団長である俺の恋愛物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 23:58:22
11771文字
会話率:36%
仕事のいい加減さにかけては定評のある主人公:常松は、お酒が大好きな中年サラリーマン。
面倒な仕事のせいで残業が続き、“飲み屋日照り状態”に陥りテンションはだだ下がりだった。
しかし、持ち前のいい加減さを発揮した常松は、ネオンとナオン(注:
死語)に導かれ、
夜の街に繰り出してしまう。
夜の神様に導かれるように入った飲み屋ビルで常松が見た光景は。。。。。
なーーんと、そこは、飲み屋ビルなのに異世界だった。
そんな飲み屋ビル(異世界)で、次々に襲いかかる不思議な甘い罠。
男のロマンを踏みにじるかのような手口に打ち勝ち、
常松はこの飲み屋ダンジョンを攻略できるのだろうか。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 23:15:29
118776文字
会話率:38%
俺、神獅望は、至って普通の(ちょっとぼっちな)高校生だった。
「私、いい加減飽きてきたんだよね」
「まあ楽しくもないだろうしな。」
「だから少しでいいから私と⋯⋯」
最終更新:2025-05-26 19:40:00
10764文字
会話率:49%
どこかのよく似た異世界でのお話。
神や魔物、勇者が存在する世界で、1000年もの平和な世の中が続いておりました。大陸で古くから栄る大王国の、辺境の領地から物語は始まります。
王都からいく筋も伸びる街道のひとつを、虫革の頭巾と蓑虫の外
衣をつけた小さな子供がよろよろ歩いています。
火焔を纏った剣を振う剣士が走り過ぎ、それを追う騎士を沼地に潜んでやり過ごし、彼方に見えた森の入り口にようやく辿り着いたと思いきや、関所の守り人に止められ、ここを通すわけにはいかぬとのこと。
押し通ろうとするも用心棒「神狩り」に戦いを挑まれ、なんとか撃退すると、今度は王宮貴族「鑑別技官」のお姉さんが立ち塞がります。たぶん「稀れ神」蒐集が生き甲斐の制服美女に、本気の外法力捕縛術を叩き込まれ、精一杯の抵抗を試みますが敢えなく捕らえられて?
「我れは……我れは、東方、烈山、光輝のミ・ズ・キ神」
幼神(おさながみ)カミクの運命やいかに。
ご注意 : 厨二病全開、エログロナンセンス、文章がくどい、ふざけている、いい加減にしろ、といった要素を多分に含んでいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:51:34
143708文字
会話率:46%
「悪魔が怖いだって? それはヴァシーリーに出会ったことがないからさ!」
借金に家族、仕事の遅刻が日常的なロシア人男性・ヴァシーリーは、ある日悪魔本人の豪華な執務室に召喚される。悪魔は「富と権力、永遠の安楽」と引き換えに、彼の魂を要求するが
――
ヴァシーリーはそんな手乗りタイプじゃない:
「ウォッカないのか? こんないい加減なとこ初めてだぜ!」
「魂? 昨日風呂入ったばっかなんだが?」
「脅し? 角引っ張ってやるからな!」
善悪の壮大な戦いなど起こらず、始まったのは悪魔が震えるほどの値切り交渉。誰も自分を怖がらないことに衝撃を受ける悪魔、そしてヴァシーリーの信念:「悪魔がいるなら、タダで何かくれるに決まってる」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 15:57:59
1961文字
会話率:51%
「アクヤ・クレイジョー侯爵令嬢! お前の悪事はすべて判明している! お前なぞ国母にふさわしくない! よって、お前とオータイシ第一皇子との婚約を破棄し、改めてキヨーコ聖女キヨーコとの婚約を発表する!」
国の主催の舞踏会。デビュタントした若
い令息令嬢から25歳以下の者たちが集まったそれで、いきなりそんな声が響いた。
婚約破棄を王子側から見たお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 05:04:33
9681文字
会話率:50%
「お断りします」
「なぜ?私はこんなにあなたを愛しているのに」
「俺には愛する妻がいる。いい加減諦めてください」
王女が愛した男は、王女から逃げるため身分を捨てて木こりとなっていた。しかも森で一目ぼれした娘と結婚していた。
「仕
方ありません。諦めましょう。けれども誓約は結んでください」
「誓約?」
ストーカーな王女に無理やり呪いのような誓約を結ばされた木こり。
それは娘を王女の息子と結婚させるというものだった。
十五歳になった娘に元王女から書状が届く。
それは学園への入学案内。
呪いを解く方法ー結婚を回避する方法、それは元王女の息子に嫌われるというもの。
娘アシーナは、幼馴染の男の娘ベルと一緒に学園へ乗り込む。
これは木こりの娘が婚約解消され、誓約を無効にするまでの物語である。
第24回書き出し祭りにて、総合31位(100作品中)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:00
16156文字
会話率:48%
現代日本の四十五歳のオッサンが、異世界に転生した。転生先は死にかけの肉体で、転生した世界は、忘れ去られた超科学、マイクロマシンが魔法と認識されている、中世のようなファンタジー世界だった。人々の脳には、マイクロマシン制御用回路の名残があり、魔
獣と呼ばれる超兵器が跋扈し、獣人と称される超兵士が存在した。そんな世界で、何も考えていない主人公が、思い付きのままにその場しのぎで、いい加減な行動を繰り返した結果、一国の国王として君臨するようになる。しかしそんな主人公に贈られた称号は「史上最低王」勝手気まま、好き放題に異世界生活を堪能し、国民からは馬鹿にされるが、その強大な力ゆえに国王という立場に縛り付けられる。そんな主人公が前作の登場人物と共に世界を股にかけて魔獣を狩りに出かけるが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:47:09
2930570文字
会話率:35%
現代日本の四十五歳のオッサンが、異世界に転生した。転生先は死にかけの肉体で、転生した世界は、忘れ去られた超科学、マイクロマシンが魔法と認識されている、中世のようなファンタジー世界だった。人々の脳には、マイクロマシン制御用回路の名残があり、
魔獣と呼ばれる超兵器が跋扈し、獣人と称される超兵士が存在した。そんな世界で、何も考えていない主人公が、思い付きのままにその場しのぎで、いい加減な行動を繰り返す。
一旦終了した小説ですが、この小説には第二章が存在します。第二章のURLは以下の通りです。よろしければ、そちらも一読いただければ幸いです。
https://ncode.syosetu.com/n6737eq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 09:13:45
816165文字
会話率:33%
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:00:00
148109文字
会話率:36%
俺には、婚約者がいた。
俺の家は傍系ではあるが、王族の流れを汲むもの。相手は、現王室の決めた家の娘だそうだ。一人娘だというのに、俺の家に嫁入りするという。
婚約者は一人娘なのに後継に選ばれない不出来な娘なのだと解釈した。そして、そんな不
出来な娘を俺の婚約者にした王室に腹が立った。
顔を見る度に、なぜこんな女が俺の婚約者なんだ……と思いつつ、一応婚約者なのだからとそれなりの対応をしてやっていた。
学園に入学して、俺はそこで彼女と出逢った。つい最近、貴族に引き取られたばかりの元平民の令嬢。
婚約者とは全然違う無邪気な笑顔。気安い態度、優しい言葉。そんな彼女に好意を抱いたのは、俺だけではなかったようで……今は友人だが、いずれ俺の側近になる予定の二人も彼女に好意を抱いているらしい。そして、婚約者の義弟も。
ある日、婚約者が彼女に絡んで来たので少し言い合いになった。
「こんな女が、義理とは言え姉だなんて僕は恥ずかしいですよっ! いい加減にしてくださいっ!!」
婚約者の義弟の言葉に同意した。
「全くだ。こんな女が婚約者だなんて、わたしも恥ずかしい。できるものなら、今すぐに婚約破棄してやりたい程に忌々しい」
それが、こんなことになるとは思わなかったんだ。俺達が、周囲からどう思われていたか……
それを思い知らされたとき、絶望した。
【だって、『恥ずかしい』のでしょう?】と、
【なにを言う。『恥ずかしい』のだろう?】の続編。元婚約者視点の話。
一応前の話を読んでなくても大丈夫……に、したつもりです。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 06:34:06
8092文字
会話率:46%
わたくしには、婚約者がいる。
どこぞの物語のように、平民から貴族に引き取られたお嬢さんに夢中になって……複数名の子息共々彼女に侍っている非常に残念な婚約者だ。
「……っ!?」
ちょっと通りすがっただけで、大袈裟にビクッと肩を震わせて顔
を俯ける彼女。そんな姿を見て、
「貴様! 彼女になにかすることは許さんぞ!」
なんて抜かして、震える彼女の肩を抱く婚約者。
「彼とは単なる政略の婚約者ですので。羽目を外さなければ、如何様にして頂いても結構です。但し、過度な身体接触は困りますわ。変な病気でも移されては堪りませんもの」
「な、な、なにを言っているんだっ!?」
「口付けでも、病気は移りますもの。無論、それ以上の行為なら尚更。常識でしょう?」
「彼女を侮辱するなっ!?」
ヒステリックに叫んだのは、わたくしの義弟。
「こんな女が、義理とは言え姉だなんて僕は恥ずかしいですよっ! いい加減にしてくださいっ!!」
「全くだ。こんな女が婚約者だなんて、わたしも恥ずかしい。できるものなら、今すぐに婚約破棄してやりたい程に忌々しい」
吐き捨てるような言葉。
「そうですか、わかりました。では、皆様ごきげんよう」
さて、本当に『恥ずかしい』のはどちらでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 18:31:15
3401文字
会話率:56%
わたしは、嫌いなモノとはなるべくなら関り合いになりたくない。
そういう性格をしている。冷めていて可愛げが無い、ともよく言われる。
だというのに、人のことをブスだ地味女だと言って、中等部入学当初からやたら絡んで来るクソガキがいる。
そん
なにわたしのことが嫌いなら、無視すればいいのに。わざわざウザ絡みして、わたしに攻撃する意味がわからない。
そうやって過ごしていると、ある日のこと。
ウザ絡みして来るクソガキから、婚約を申し込まれたそうだ。「断固拒否します」と断ったのだが――――
朝の寝込みを襲われ、飾り立てられてお見合いの席へドナドナされてしまった。
互いの両親の前でも、わたしへ暴言を吐き続けるクソガキ。そして、そんなクソガキを咎めもせず、にこにこと「照れてるだけなのよ。本当は、あなたのことが大好きなのに」というクソガキの母親。
わたしの両親も、微笑ましいという顔で笑っている。
それなら、わたしも――――覚悟を決めて、暴言を返してやることにした。
「誰がお前みたいな奴のことを好きになるか。いい加減、自分が嫌われてんの気付け。キモいんだよ。存在自体が目障りだから、わたしの前から消えてくれない?」と。
そしたら――――新しい扉が開いちゃったっ!?
「その虫ケラを見るような冷たく蔑んだ視線でっ、もっと俺を罵ってくださいっ! 駄犬を躾けるようにビシバシとっ! 俺に、あなたという存在を深く刻み込んでくださいっ!」
「誰がするかっ!?」
という感じの、『暴言クソ野郎に婚約を申し込まれている? らしいので、暴言を返すことにした』の、クソガキ新しい扉……ぶっちゃけ、ドMに目覚めちゃったバージョン。(笑)
あっちはシリアス調なのに比べ、こっちはアホなラブコメ? チックかもしれない。
設定はふわっと。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:17:05
7229文字
会話率:36%
ぽやんぽやんのお腹が嫌で(男主人公)が痩せ薬を飲んだら
大量の食事がとれなくなり、食事は一日(ナッツ一袋)
筋トレと剣術の過酷なメニューをさせられ
1年たつ間にシックスパックの腹筋になった
彼は岸高隆史という
仕事をすればいい
加減、よく間違う、聞き違い、勘違い、製品を製作させれば
間違い製作、仕事場なのに遊ぶ、奇声を上げる
こんな男にシックスパックの腹筋必要か?
と上司は思った
そこで仕事意識改善薬をプロテイン系飲料と言って飲ませた
こんな男でもすでに結婚しているが3年目に妻「矢智代」が気づいた
くれるといった「愛」も「可愛がり」も「優しさも」セックスの時だけ
彼女は愛のない生活に絶望しそうになった
そこで異世界通販から「1000年後までに明らかになる愛」を
一つ一つ向上させていく薬」を購入した
「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・縁覚・菩薩」まで
ナビが強制指導する薬を隆史にミルク入りコーヒーに入れて飲ませた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 20:43:49
15145文字
会話率:25%