五歳の時にウィルソン王子に初めて出会ったカトリーナ。六歳という若さで二人は婚約をする。それから十年という時が経っても仲が睦まじいと評判の二人だった。
そんなある時、王の間でウィルソン王子から「婚約破棄をする」と宣言されたカトリーナは顔を青ざ
めて血の気のない唇でなんとか言葉を紡ぎ出した。
「ウィルソンさま、婚約破棄には合意できません」
二人の押し問答があり、なんとか二週間の猶予期間という時間をもらったカトリーナは王の間から足早に出ていったのだった⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 17:11:17
13067文字
会話率:24%
「ティナ、君には呆れたよ。僕との婚約を破棄して、ここから出ていってくれないか」
そんな婚約者の一言で、内気な少女ティナは職とお金と家を失った。
失意に打ちひしがれるティナだったが、実はティナは竜の愛し子。
突如訪れた魔物の危機から人知れ
ず町を救っちゃって、仲良しな伝説の竜と一緒に王都で就活をすることにしたが……。
「うちの国で働かないか。君の力は国を変えると思うんだ」
「……はい?」
大国として名高い隣国に引き抜かれて、大好きな魔法生物に囲まれた超絶ホワイトなセカンドライフ始めます!
だがその一方で、ティナを虐げていた元婚約者たちには不穏な影が迫っており──。
※短編を連載版にしたものです
※1話から多少話の流れが変わっています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 18:00:00
62315文字
会話率:44%
わたくしには、婚約者がいる。
どこぞの物語のように、平民から貴族に引き取られたお嬢さんに夢中になって……複数名の子息共々彼女に侍っている非常に残念な婚約者だ。
「……っ!?」
ちょっと通りすがっただけで、大袈裟にビクッと肩を震わせて顔
を俯ける彼女。そんな姿を見て、
「貴様! 彼女になにかすることは許さんぞ!」
なんて抜かして、震える彼女の肩を抱く婚約者。
「彼とは単なる政略の婚約者ですので。羽目を外さなければ、如何様にして頂いても結構です。但し、過度な身体接触は困りますわ。変な病気でも移されては堪りませんもの」
「な、な、なにを言っているんだっ!?」
「口付けでも、病気は移りますもの。無論、それ以上の行為なら尚更。常識でしょう?」
「彼女を侮辱するなっ!?」
ヒステリックに叫んだのは、わたくしの義弟。
「こんな女が、義理とは言え姉だなんて僕は恥ずかしいですよっ! いい加減にしてくださいっ!!」
「全くだ。こんな女が婚約者だなんて、わたしも恥ずかしい。できるものなら、今すぐに婚約破棄してやりたい程に忌々しい」
吐き捨てるような言葉。
「そうですか、わかりました。では、皆様ごきげんよう」
さて、本当に『恥ずかしい』のはどちらでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 18:31:15
3401文字
会話率:56%
【連載版始めました】
私の名前はリリア・セレスティア。
フェルディア王国の公爵家に生まれ、王太子アルフレッド殿下の弟、第二王子ヒューバート殿下の婚約者……だった。
過去形で言ったのは、さきほど開かれた卒業式で突然、婚約を破棄されてしま
ったからだ。しかも人前で大々的に。
「リリア。君の行いをこれ以上許容できない。今後、僕の婚約者を名乗ることは一切認めない。婚約は破棄だ!」
学園の大広間で皆の注目を集める中、ヒューバート殿下は満面の笑みを浮かべて言い放った。
その横には、私のことを「あの人は酷い人間ですわ!」と面白おかしく言いふらしていた男爵家の娘――クラリッサ・ユールが寄り添っている。
彼女は殿下に抱きつきながら、「リリア様のいじめには、もう耐えられません……!」と涙ながらに訴えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:00:00
56669文字
会話率:21%
私の名前はリリア・セレスティア。
フェルディア王国の公爵家に生まれ、王太子アルフレッド殿下の弟、第二王子ヒューバート殿下の婚約者……だった。
過去形で言ったのは、さきほど開かれた卒業式で突然、婚約を破棄されてしまったからだ。しかも人前
で大々的に。
「リリア。君の行いをこれ以上許容できない。今後、僕の婚約者を名乗ることは一切認めない。婚約は破棄だ!」
学園の大広間で皆の注目を集める中、ヒューバート殿下は満面の笑みを浮かべて言い放った。
その横には、私のことを「あの人は酷い人間ですわ!」と面白おかしく言いふらしていた男爵家の娘――クラリッサ・ユールが寄り添っている。
彼女は殿下に抱きつきながら、「リリア様のいじめには、もう耐えられません……!」と涙ながらに訴えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 18:10:04
9551文字
会話率:22%
薬師見習の子爵令嬢ルシール・ラムルは、夜会で別の女性と踊る婚約者を諦めの目でみていた。
「君はもっと怒ってもいいと思うんだがな」
公爵家子息にして、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントはルシールに告げる。
ルシールは子爵家の後
妻の娘で、貴族の血をひいていない。
そのこともあって、ルシール・ラムルは、婚約者を金で買ったと噂され、婚約者の伯爵家子息フィリップ・ダイナーからぞんざいに扱われている。
「フィリップさま、あそこにいらっしゃるのは、薬の香りのするお嬢さんではありませんの?」
「ふん。相変わらずかわいげのない女だ。金の力で、今度はハプセントさまに取り入ろうとしているのか?」
婚約者と、その連れに、嘲りを受けるルシール。
あたかもルシールが望んだかのように。
しかし。現実は、ラムル家の資産を狙ったダイナー家から打診された結婚だ。
子爵家であるラムル家は伯爵家からの正式な申し込みでは、断りようがない。婚約破棄には多額の違約金が必要となる。
嫌われていて、慕ってもいないのに、大金を払わねば解消できぬいびつな関係。
ルシールの父は娘のため、一攫千金を得ようと、海を越えてバンディ帝国に商談に出かけたのだが、その帰りの船が嵐にあったという連絡を、ルシールと兄は、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントからうける。
ハプセント銀行によれば、父が出航に当たってかき集めた五千万ゴールドを三か月後には返済せねばならない。
年間の収入よりもはるかに多い金額を三か月で用意など、かんたんにできるわけもない。とてもではないが、望まぬ結婚などする余裕はないと考えたルシールは、婚姻にまつわる書類をみせ、エドワルドに相談をする。
※この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。©秋月忍(2021/8/27)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:00:00
64786文字
会話率:41%
親同士が決めた婚約者同士のロザリアとパトリック。
今朝までは仲睦まじく過ごしていたはずが、何故かパトリックから婚約破棄を言い放たれてしまった。決められた婚約とはいえ、ロザリアはパトリックを愛していた為、悲しみに暮れてしまうが、この婚約破棄に
は悲しい真実が隠されていたのだ。
全てを取り戻したいと願うロザリアは謎の老婆の力を借りて時を戻すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 21:13:37
5733文字
会話率:55%
【婚約破棄から始まる新たな恋の物語】
物心つく前に親同士が決めた縁談だったけれど、私は彼が好きだった。
愛情の量は違えど彼も私を好きでいてくれていると信じていたのに。
「生まれて初めて愛する人ができたんだ」
そう言って、彼は婚
約破棄の許しを求めてきた。
アネモネの花言葉は儚い恋。恋の苦しみ。見放された、見捨てられた。
今の私にお似合いだと思って買った花束を「似合っている」という男が現われて――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 21:44:49
11704文字
会話率:31%
嫌いが好きに変わるのか。自分が選ぶことのできないものならば、そんな奇跡が起きたらいいなぁ、と思っていた。でも奇跡は滅多にないからこそ物語になる。完璧令嬢アメリアは、何もできないと評判の天使のような見た目の婚約者に婚約を破棄される。でも、その
婚約破棄には裏があって……さて、アメリアは幸せになれるのか。そんな雰囲気のお話です。今回は、わりとふわっとしています。あまり深く考えていないご都合主義です。
※誤字脱字あります。よく見逃します。
※残酷な描写もあります。人によっては地雷があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 08:00:00
14843文字
会話率:54%
『次にくるライトノベル大賞2023』ノミネート記念。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』が皆様の応援のお陰で『つぎラノ』にノミネートされたのでそのヒロイン、フランの子供時代の外伝作
りました。
フランは公爵家の令嬢だが、家は武のルブラン家で、父は剣聖と並び立つ剣豪テオドール、母は破壊の魔女、領地の館は危険な『魔の森』に隣接しており、遊び場はその『魔の森』となれば、礼儀作法よりは剣や魔術の方が得意なのは仕方がない。そんなフランがお菓子を好きに食べられるとの話に釣られて第一王子の婚約者候補になるけれど、お菓子を食べる時もマナーの練習をさせられて……王子様を巡って今日も女の争いが始まりますが、そんなことよりもお菓子を食べたいフラン。フランに固執する王子。そんなフランがいろんなことに巻き込まれて、いや自ら強引に割って入って起こすドタバタコメディになるはずです。
一話目は以前閑話で更新している分です。
アルファポリス、カクヨムにも掲載としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 19:33:07
73847文字
会話率:39%
ファイラード王国の第二王子に婚約破棄されてしまった公爵令嬢リーリエ。
しかし婚約破棄には理由があって。
ざまぁ展開なし。
最後は静かなハッピーエンド。
三話完結の短編です。
最終更新:2023-10-23 19:16:44
7709文字
会話率:40%
いつものように行われる婚約破棄。そこにある少女が「制裁」を提唱した。彼女の言う「けじめ」とは。
最終更新:2023-08-01 04:00:00
905文字
会話率:38%
可愛い子爵令嬢エステラと結婚するため舞踏会の会場で知性品性共に完璧な侯爵令嬢に婚約破棄を告げた王太子イサーク。途中までは上手く行っていたと思うのに「困ります!」と異議を唱えたのは腕にぶら下げた可愛い令嬢エステラだった。え?どうして?イサー
クの混乱をよそに話は進んで……?
連載の合間にふと思いついた短編です。甘い設定は広い心でお見逃し下さい。ハッピーエンドが好きなんです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 00:11:49
3722文字
会話率:56%
世界最大の皇国ガルディアの皇太子、レオニールの婚約者であるメリアードはとある日、彼に婚約破棄を言い渡される。その理由は真実の愛が感じられなかったなどというふざけた名文句を言い、彼はブレンダという別の令嬢を隣に置いていた。
メリアードはそれを
受け、父に理由を話すと、父は言葉少なの中で「茶番を終わりにする」と言い出し、ついに国家転覆を企てる。
聖女であるメリアードの力を使い、長き悪き歴史を改革すべく、彼女たち一族はガルディア皇国を滅ぼす事に決めたのである。
メリアードはそれだけに留まらず、理不尽な理由で迫害される弱者を守る為、そしてそんな者たちへ終わる事のない復讐をする為、メリアードは陰ながら暗躍する人生を選ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 18:10:06
6476文字
会話率:29%
マリアージュ男爵家とグランドール公爵家はとっても仲良し。そんな両家には仲睦まじい姉妹と兄弟がいる。マリアージュ家の長女リエラはとある日、突然婚約者であるグランドール家の長男、ルイスに「女として見れない」と言う残酷な言葉と共に婚約破棄されてし
まう。
氷の令嬢と名高いリエラはそれでも表情を崩す事なくそれを甘んじて受けるが、実はその婚約破棄にはルイスの勘違いな思いやりがあり……。
※短めのお話で前回10話です
※ざまあ要素皆無のほのぼの系です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 23:29:17
19516文字
会話率:55%
公爵令嬢のノエリアは、冤罪によって王太子から婚約破棄を告げられる。
どうやらこの婚約破棄には、国王陛下も関わっているらしい。
ノエリアを、隣国に嫁がせることが目的のようだ。
だが夫になる予定の国王にはもう妻がいて、ノエリアは血筋だけを求めら
れるお飾りの王妃になる予定だった。
けれど結婚式直前に、ノエリアは忍び込んできたある男に攫われてしまう。
彼らの隠れ家に囚われているうちに、ノエリアは自分が攫われた理由を知った。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 21:00:00
107301文字
会話率:28%
好きな人に傷つけられて忘れられない恋愛。
悲しい想い、悔しい想い、苦しい想い、を忘れたくて頼る場所。
それが【モリノみかんセイノ心】というお店。
そのお店は雑貨屋さん。
一人は大学生の女の子でもう一人はベビーフェイスのイケメンの
彼の最強コンビが働いています。
二人の最強コンビを必要とする人には、彼の言葉の意味が理解できます。
「あなたの恋愛、成仏させます」
「あなたの恋愛を成仏させるために、あなたはいくら払いますか?」
彼の言葉の意味を知りたい方は、物語をお読みください。
二人の最強コンビのお陰で制裁(ざまぁ)は大成功です。
◆前編(本日朝更新)と後編(本日夜更新)の2話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:52:35
11604文字
会話率:56%
子爵家の令嬢である「エレーナ・テンダリー」は
婚約者である「リオン・ギュスタヴ」に婚約破棄を宣言されてしまう。
しかし、その婚約破棄にはとある秘密があって…?
最終更新:2023-01-01 12:00:00
6935文字
会話率:30%
同タイトルの短編の連載版です。全44話、約10万字で完結します。
美貌で有名な公爵令嬢コーデリア・ブラウンは、見事王太子のハートを射止めて婚約。しかし三日で飽きられて、美しすぎる毒見役の少女と交代しろと告げられる。
この国は独裁国家
で、王太子のどんなワガママも許される。しかしこのあまりにもひどい婚約破棄には、どでかいざまぁをお見舞いしてやりたいのだが……ハッピーエンドです。
(短編ではコーデリアの一人称一視点に固定していたものを、神の視点を採用して、ほぼすべての登場人物の内面や背景を描写しました。それにより、短編で語れなかった部分を明らかにできました)
おかげさまで短編版は、日間総合7位になり、評価ポイントを多くいただけました。そちらと合わせて楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 21:00:00
101929文字
会話率:33%
美貌で有名な公爵令嬢コーデリア・ブラウンは、見事王太子のハートを射止めて婚約。しかし三日で飽きられて、美しすぎる毒見役の少女と交代しろと告げられる。
この国は独裁国家で、王太子のどんなワガママも許される。しかしこのあまりにもひどい婚約破
棄には、どでかいざまぁをお見舞いしてやりたいのだが……ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 18:04:53
8939文字
会話率:36%
「レビューが欲しいだなんて100年早いのよ。あなたは小説の沼に浸かりなさあーーーい!!」
作家志望の無能男子高校生のユメオは、不思議系女子の青島沼が口から吐き出した瘴気に包まれて、異世界に転移させられた。
そこから生還する方法はただ
1つ。
〈異世界で活躍して、人気者になること〉
でもどうやったら人気者になれる???
ユメオは試した。ハーレムを。最強を。学園ラブコメを。バトルを。婚約破棄を。追放を。
でも全部、微妙に外しちゃうんだよなー。
そんなユメオの基本ほのぼのチートなしスレ集です。
【コンテンツ】
第1章 ユメオは異世界に飛ばされたそうです
第2章 ユメオは不思議の森に迷い込んだそうです
第3章 ユメオは銀嶺越えをするそうです
第4章 ユメオが悪夢の街(たぶんR12)に来たそうです
第5章 ユメオは夢のハイスクール・ライフを送るそうです
第6章 ユメオは魔境探検に挑むそうです
第7章 T H EアドバイG物語!!(ユメオスレの外伝)
第8章 ユメオが異世界リプレイを楽しむそうです
第9章 ユメオがなろう空間を移動して他作品とリンクしたそうです
第10章と第11章 ユメオが婚約破棄したそうです〜婚約破棄には最上級の復讐を!
第12章と第13章 ユメオが追放されて今さら遅いと言うそうです〜追放ナイン!
*感想欄に、ご希望の展開や、登場させたいキャラがありましたら書き込んで下さい。できうるかぎり活用します(完結したので終了します。感想で参加してくださった方、ありがとうございました!)。
通常の小説ではありませんが、読者参加型小説として、
「斬新!」「まったく新しい小説!」「超貴重!」
との評価をいただきました。また人呼んで、
「欲張りセット!!」
でもあります。
(第142部分にファンアートを掲載しました。この作品の雰囲気がよく表れていますので、こちらを見て読む判断材料の1つにしていただければと思います)
*ツギクル様、アルファポリス様にも登録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 20:34:11
715045文字
会話率:52%
路地裏で産まれてまもなく母親と引き離された聖女デボラ。王国のために聖女として尽くし、第一王子の婚約者に任命されるも卒業式典で婚約破棄を告げられる。しかし王子が新たに婚約をすると言い出した令嬢ミエールは青春パワーで王子を吹き飛ばし……
最終更新:2022-12-07 01:24:36
3074文字
会話率:41%
10月31日。王太子ピエトロの誕生会が開かれていた。参加するには異国の風習はろうぃんを取り入れて、仮装が必須。
ピエトロの婚約者であるフィオリーナは吸血姫の装いで参加していたが、突然婚約破棄を宣言されてしまう。
そこに颯爽と現れたのは狼男。
苛立つピエトロに、フィオリーナと狼男は反撃を開始する。
◇◇
ハロウィンの夜に始まる復讐と、恋愛のお話です。
(カクヨムなどでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 07:12:15
6016文字
会話率:44%
婚約相手である第四王子フィリップは聡明で学園女子の憧れの対象であるが、逆に主人公アリーヌはお菓子作りが趣味という以外に取り得もない地味な侯爵令嬢。
いつも冷笑を浮かべるだけの冷淡な王子に愛されることもなく、婚約破棄されたアリーヌだったが、す
ぐに彼女の元に幼馴染であった一人の青年がやって来る。
幼馴染によって愛されることを知るアリーヌ。
そして実は婚約破棄には隠された裏が~みたいなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 12:12:49
6806文字
会話率:34%