【あらすじ】
VTuber『川崎ばにら』は人気絶頂の配信者。
レースクイーン×バニーガールでガワ最強。
そんな彼女は金盾配信(登録者数100万人記念)で、まさかの凸待ち事故を起こしてしまう。
15分以上誰もやって来ないお通夜配信
。
頼りになる先輩は炎上やらかして謹慎中。
同期は企業案件で駆けつけられない。
後悔と共に配信を閉じようとしていたばにら。
しかし、その時ついにDiscordに着信が入る。
はたして彼女のピンチに駆けつけたのは――。
「こんバニこんバニ~♪ DStars三期生の、『川崎ばにら』バニ~♪」
「ちょっ、人の挨拶パクらんでもろて!」
「でゅははは! どうも、DStars特待生でばにらちゃんの先輩の『青葉ずんだ』だよ!」
基本コラボNG&VTuber屈指の『圧』の使い手。
事務所で一番怖い先輩VTuber――『青葉ずんだ』だった。
配信事故からの奇跡のコラボが話題を呼び、同接は伸びまくりの、再生数は回りまくりの、スパチャは舞いまくり。
気が付けば大成功のうちに『川崎ばにら』は金盾配信を終えた。
はずだったのだが――。
「青葉ずんだ、川崎ばにら。君たちにはこれからしばらくふたりで活動してもらう。つまり――『百合営業』をして欲しい」
翌日、社長室に呼ばれた二人は急遽百合営業を命じられるのだった。
はたしてちぐはぐな二人の「百合営業」はうまくいくのか?
【登場人物】
川崎ばにら : 主人公。三期生。トップVTuber。ゲーム配信が得意。コミュ障気味。
青葉ずんだ : ヒロイン。特待生。和ロリほんわか娘のガワで中身は「氷の女王」。
網走ゆき : 零期生。主人公&ヒロイン共通の友人。よく炎上する。
生駒すず : 一期生。現役JKの実力派VTuber。
羽曳野あひる: 二期生。行動力の化身。ツッコミが得意。
秋田ぽめら : 特待生。グループのママ。既婚者。
津軽りんご : 特待生。ヒロインの親友。現在長期休業中。
八丈島うみ : 三期生。コミュ力お化けなセンシティブお姉たん。
出雲うさぎ : 三期生。現役女子大生の妹系キャラ。
石清水しのぎ: 三期生。あまあまふわふわお姉さん。どんとこい太郎。
五十鈴えるふ: 三期生。真面目で三期生の調整役。癒し枠。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:10:00
1166224文字
会話率:68%
切なくて、どこか色っぽくて。笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。
―― あなたは一人ではない ――
すらりとした見た目で、元運動部の筋肉質。長い人差し指で眼鏡を持ち上げ、理路整然としたショウジ。
その風貌からも、「淡々としていてク
ールだ」と周りからは評されるが、実際は大きな難問を抱え、強引に夢の世界へ落ちる日々を過ごしていた。
大学で出会った友人、純粋無垢で天然ボケな遊の発言に、「何を言ってるのかわからない」とたびたび固まりつつも、居心地の良さを覚えていたある日、遊の紹介で、ひとつ年上の先輩、力也と会うことになる。
指定場所は、【ウィンク・ハート】なる喫茶店だった。
まるで洋館のようなアンティーク調の店内。窓から差し込む太陽の光。サイフォンから漂う、コーヒーのいい匂い。
人知れずロマンチストでもあるショウジは、ウィンク・ハートに胸が高鳴り、おおらかなマスターともすぐに打ち解ける。
そして、力也と対面を果たすことになるのだが……。
【※以下、ネタバレを含みます】
力也を目の前にしたショウジは、息をのんでしまう。
華奢な身体、さらさらの黒髪、長いまつげと、黒い瞳。白い肌に、柔らかそうな唇。
甘くて、濃厚で、上品な、いい匂い。
穏やかな声と、優しい微笑みで挨拶をされ、全てが自分と異なる力也を前にし、ショウジは今までに感じたことのない衝撃が体に走ってしまう。
しかし、力也は微笑みの裏でトラウマを抱え、うまく眠れない日々を過ごしていた。
光を失う黒い瞳、寂しそうな眼差し……。心配するショウジだったが、ウィンク・ハートで開催される小さなコンサートで、力也の歌声を聴くことになる。
僕を月に連れて行って――――?
力也の清らかな歌声と、身をよじって歌う艶っぽさに、鼓動が高鳴るショウジ。
俺が守りたい。そう思いながらも、会うたび、声を聞くたび、あと少し、もう少しと、力也に近づきたくなる自分に戸惑ってしまう。
「この感情を解いてしまって、力也さんに会えなくなったら嫌だ」
月に近い力也の家で、その愛しい寝顔を見守りながら、気持ちを偽ろうとするショウジ。
だが、友情に熱く、正義感の強い遊に諭され、励まされ。
ショウジは自分が抱える偏見と難問に向き合い、力也に思いを伝える決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:18:15
92938文字
会話率:38%
※こちらは全編通して女性同士の恋愛物語(GL、百合小説)になります※
物心ついた時から、あたしの周りに愛なんてなかった。
あたしのものにならないものは、みんな嫌い。
歴史と伝統ある女子校に入学した飛鳥は、両親からの愛を知らない少女。新入生代
表の挨拶をした生粋のお嬢様、優花の存在に惹かれつつも反発するが、彼女には彼女の事情があって…
※完結まで毎日更新です。
※R15は保険程度。
アルファポリスにて先行公開&ライト文芸大賞登録中です(´▽`)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/456922070/382957672
よろしければ応援いただけたら嬉しいです。
6/1コミティアにて少しだけ製本版頒布予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:00:00
89912文字
会話率:31%
【なんでこいつら配信でラブコメしているの?】
都内専門学校の声優科に通う彼女は『ささやきささえ』という名前でVTuber活動を行っていた。
苦学生のささえは格安アパートに住んでいる。
格安たる所以は部屋の壁に大穴が空いており、隣室
が丸見えであること。
ささえが専門学校に通い始めて1年。
隣室はずっと空き部屋だった。
いくら格安とはいえ、壁に穴の開いている部屋に契約する人など自分以外に居るはずないと思っていたのだけど……
「——あっ、初めまして。今日隣に引っ越してきた者でございます」
壁からひょこっと顔を出して挨拶してきた男性。
しかも配信中だった。
『ブフォwwww』
『隣人フラとか初めてみたわww』
『神回確定ww』
『切り抜き動画アップするわ』
盛り上がるチャット欄。
そして配信中に引っ越し蕎麦を置いていく男性。
ささえの日常は終わりを告げるかと思われたが、彼女は気丈にもその状況で配信活動を続けていた。
もちろん隣室には配信の生声が丸聞こえである。
「~~~~っ! こうなったらお隣さんにも配信者になってもらいます! 私ばっかり恥ずかしい目にあってたまるか!」
日常が変わったのはささえだけではない。
この俺——夏川翠斗もVTuberの世界に飛び込んでいくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:00:00
60522文字
会話率:55%
オリーフィア・ガザンスは社交界では挨拶すらろくにできない『出来損ない令嬢』と呼ばれ、さらに最近では優秀な異母妹アマンナを虐めているとまで噂されていた。しかし、実際はオリーフィアは家では義母とアマンナに使用人と呼ばれ、仕事を押し付けられていた
。
そんなオリーフィアは、婚約者ロデリックの家が主催する夜会で、彼から異母妹虐めの冤罪で糾弾される。その中でオリーフィアは彼から『出来損ない令嬢』と呼ばれるが、自分は決して『出来損ない令嬢』ではないと彼女ははっきりと否定をした。しかし、その理由はとんでもないものであった。
真面目な婚約破棄ものに見せかけた、そうはならんやろという話です。細かいことは気にせずお読みください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-16 23:31:11
16664文字
会話率:41%
魔法学校を首席で卒業した才女は、訳アリな恋人の家でメイドとして働きます!
▼略して『才女なメイド』
本編は前編、後編の二話構成。
前編がプロローグのような導入部で
後編が会話の多いストーリー部。
(就職のご挨拶をして、訳アリな恋人の事情が
明かされるまでが本編です)
別の人物視点のサイドストーリーも二、三話考案中のため長編形式での投稿です。
少々色めかしい?雰囲気の部分がちょこっと登場するため
R15指定をしています。
また、サイドストーリーにて、人物の生死に言及したり不埒者撃退などの場面で流血表現等が含まれる可能性もありますので、念のため残酷な表現ありにチェックしています。
ご了承ください。
▼登場人物
リース・レイニス
王立魔法学校首席卒業の才女。上級魔法使い(ソルシエール)
「住み込みでメイドとして働きます!よろしくお願いします!」
セラータ・サルドニクス伯爵
リースの恋人。交際歴約一年半。
「え…何も知らされてないんだけど…」
メルト
セラータの従者。
「屋敷に於ける人材の雇用解雇については一任されております」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:00:00
3329文字
会話率:7%
――こちらは生涯買い換えることは、御座いません!!
そんな通販番組の様な謳い文句に釣られて、母が金の破魔矢を購入した。
触れる事は憚れるので、一日の始まりと終わりに視線を送るだけに留めている。
効果を感じたのはある厄災が我が家を襲った時
だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
そういえば、龍繋がりでしたね。
私はそうではありませんが、我が家は雨降らしが多いんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:25:04
1199文字
会話率:4%
生まれた時から病弱だったせいか、一人で生きていける奴が羨ましかった。
生涯、俺の恋人は執筆で、其れに取って代わるものは、友人でも恋人でもない。
それでもあえて好みを上げるならば、強い女だろうか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋じゃないんですよ。敬なんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:35:01
1347文字
会話率:43%
外見は一般人だった。特段奇抜な格好をしている訳では無いし、化粧も薄い。
けれども空気が、気配が、隠しきれない程に『ド赤』だった。
『え〜!! 麗衣ちゃまに似て、めっちゃ綺麗なつ……顔してんじゃ〜ん!!』
俺を疲れさせた唯一の人間である。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
鏡花の母の話。強烈です。
『真っ赤』ではなく『ド赤』という言葉が似合うぐらいには。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 16:51:21
1050文字
会話率:32%
県内一の生徒数を誇る超マンモス高校、私立晴嵐学園。
基本拘束は自由! 髪型も服装も自由。学園長が入学式の挨拶で「法に触れなければ何してもいいよ」とのたまうほど自由が売りの学園。しかしそんな晴嵐学園にも唯一厳格な校則が存在する。
それは生徒
の「無断恋愛禁止」
世にも珍しい恋愛許可性の学園で、人様の恋愛ごとに首を突っ込むのが大好きな学園一の変人と呼ばれる残念美少女、桐花 咲。
そしてそんな彼女に巻き込まれた学園一の不良と呼ばれる主人公、吉岡アツシ。
「恋の悩みは全て、この恋愛探偵桐花咲にお任せあれです!」
今日も今日とて2人は学園を駆け回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:00:00
446953文字
会話率:57%
国一番の陰陽師と呼ばれ、99歳で天授をまっとうした如月ユウマは目が覚めると、見たこともない森の中にいた。
すると、脳内に声が響き、自分が20歳の時の姿で異世界に転生していたことを知る。
『おはようございます、マスター。挨拶はそこそこに
して、目の前のゴブリンを倒してください』
その声の主は転生時に新たに手に入れたスキル【AI】であり、ユウマの新たなる人生を補助するスキルだった。
スキルである【AI】はユウマの式神である金髪の幼女の姿をしたキツネの妖怪に乗り移ると、ユウマはAIちゃんと共に新たなる人生を歩むことにする。
最強陰陽師とAIちゃんの第二の人生が始まった。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 12:00:00
556070文字
会話率:56%
巽谷千里は私立猫狐学園高等部の三年生。
千里は神獣族より能力が劣るヒトでありながら文武両道の特待生であり、権力や地位、財産などに強く執着していた。
大学進学を希望しているが、孤児であり貧しいため、半ば断念していたところ、手を差し伸べる者がい
た。
華狐光姫。通称、狐姫様。
学園の生徒会長にして華狐家の当主の少女だった。
彼女は千里と自分との結婚を条件に、大学進学に掛かる費用を全額援助すると言った。
一度は断ったものの、千里は条件付きの結婚を承諾する。
光姫を警戒する千里だったが、婚約の挨拶回りや華狐家当主の仕事である公安の最高責任者としての姿などを見るうちに次第にそれも薄れていく。
国のトップに立つことを目指す千里。
公安として国を守り疑う光姫。
共に過ごすうちにいつしか二人は大きな事件へと巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:44:05
32589文字
会話率:43%
私、エドガーは、自暴自棄の罪人に殺されて。異世界で転生を果たす。
転生先は、中世のヨーロッパの田舎ぽい所の、貧しい家庭で誕生した。
ガグリップ王国の端にある、山々に囲まれた、ダガルプ神殿は、広大な盆地で。
農業が盛んに行われ、神殿の周りには
、信徒が多く住んでいる。
私は、アルビノの両性具有で誕生して。神の使いとして、ダガルプ神殿の最奥で、生活させられた。
3歳になる頃、神殿に黒い靄がかかり、不吉な予感がした。
私は、黒い靄を辿り、一人の少女と出会った。
『この子は、3日ほどで死ぬ。疫病だ。周りの人々も殺すであろう。助けたくば、己の左手の薬指から、血を数滴だけ、飲水に混ぜて与えよ。血を、直接与えてはならぬぞ』
私は、少女に問た。
「生きたいか」
少女は、ダガルプ神殿に描かれた壁画の天使が現れたと思い。うなされながらも、助けを求めた。
「生きたいです。助けて下さい」
私は、神のお告げ通りに、彼女の水差しに、数滴の血を混ぜ、小さな飲み口に分けて与えた。
彼女の名は、カリナフ・ターランド。
ターランド辺境伯の三女5歳で、婚約の儀で森に入り。病に冒され、神殿に運ばれた。
私は、疫病の蔓延を阻止するべく立ち上がり。
ダガルプ神殿の奥から出て、ダガルプの待ちの井戸に左手の薬指を切り落とした。
『ここの井戸水を、1日1杯お飲み下さい。安寧をお約束致します』
次に、ダガルプ神殿の玄関口、ターランド伯爵領のターランドの街に向かうことを決意した。
状況を確認すべく、カリナフ嬢に挨拶に向かった。
カリナフ嬢は、ナガールッツ子爵との縁談が決まり。
婚約の儀で、不手際が発生して、病に侵されたと言う。森を調べるだけで、良い話ではない。
数人が、数十人へ。数十人が、数千人になる前に、手を打たねば。
最初に、ターランドで薬指を落とし。時計回りに回ることにした。
ターランド家では、カリナフ嬢の婚約破棄状が届いており。大変な事態になっていた。
「全然、OKよ」
『この度、カリナフ様が、治らぬ病に侵されたと、聞きました。つきましては、この婚約を白紙にしていただきたく思います。まさか、ナガールッツ子爵家を、潰すおつもりですか』
などと、戯言を書いてよこしてきた。
使徒である私は、ダガルプ神殿を中心に半径5日の距離を目処に、村々を回り。
何度も、左手の薬指を井戸に落とし。信徒を疫病から救った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:26:56
20580文字
会話率:33%
保元の乱から3年が経った1159年。父を殺して源氏の棟梁となった源義朝は、自分の待遇に不満を持っていた。その不満に権中納言であった藤原信頼は近寄り、自らの仲間へと引き入れようとする。
一方朝廷では、師仲を中心とした二条帝の親政を目論む
二条親政派と、後白河院の院政を望む院政派が対立していた。そこへ将門に乗っ取られてた清盛に殺されたはずの竹内宿禰が近寄り、信頼の紹介を持ちかける。
その翌日。平家屋敷にあいさつに行った義朝は、清盛に挨拶をしに行く。清盛に関東時代のことを聞かれ、義朝はその思い出を語る。
藤原信頼と組んだ師仲は、信西のバックに着いている清盛の暗殺を決めた。白い旗に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 11:57:28
272034文字
会話率:45%
一人暮らしに胸躍らせている一人の少女が突然、家ごと異世界転移なんてしちゃう、訳分からない話です。しかしながら、この少女、ファンタジー大好き妄想女子なので、この展開に狂喜しちゃって暴走しちゃったりします。そんなどうしようもないお話なんです。
どうしようもない人です。
どうも、k本的にコミュ症ボッチで非リアな星野夜です。この挨拶、何回目なんだろう?
今まで小説を執筆してきて、異世界転移ものに挑むのは当然ながらの初です。そのため、良く分からない感じになっちゃうのはお許しを。
著者からは以上です。
あ、あと一言。この小説は『ゆめいろ(2X)』様とのコラボ小説ですぃ~w折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:14:27
597615文字
会話率:53%
【アイリスNEO様より1~4巻発売中】
【コミックゼロサム様よりコミック1~2巻発売中】
【月刊コミックゼロサム様、ゼロサムオンライン様にてコミカライズ版連載中】
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと
挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかしシオリというその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレクら仲間達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。
すっかりシオリに惚れ込んだアレクは、日々を生き抜くことに必死な彼女を口説き落とせるのか。
下記設定に抵抗のある方はご注意くださいね。
※主人公組は三十代前半です。その他の主要キャラクターも年齢設定が高いです。
※このお話は「成長物語」ではなく、過去の出来事で傷付いた二人が「取り戻していく物語」です。
※Gやら足が八本ある奴やら、虫ネタが時々出てきます。Gはもはや登場人物。
※そして使い魔スライムは虫も食います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:00:00
1730833文字
会話率:39%
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかし魔導士としては低級のその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい
風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレク達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 01:50:33
17561文字
会話率:45%
ある日、恋人が言った。
「親御さんに、挨拶したいな」
その瞬間、僕は気づいてしまった。
僕の家には、妹がいる。──でも、それ以外が思い出せない。
忘れたわけじゃない。最初から、いなかったわけでもない。
前作『君たちの名前は、ここにはない
。』に続く“存在の歪み”シリーズ第二弾。
“当たり前にいたはずの人”が、“いつの間にかいなかったことになっている”世界で、
少年はまた一歩、自分と世界の“境界線”に触れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 00:10:00
30744文字
会話率:42%
これはとある学園に通う少女たちが、技術の進化によって生まれた新たなスポーツ、ロボットスポーツで紡ぐ青春の物語……
2040年。工業と科学が発展を遂げた結果、戦争をする理由と戦争を阻む強大な抑止力が生まれ、叶わないと思われていた世界平和
が実現していた。
平和になった世界は技術力を持て余し、その使い道として巨大人型ロボットに着目した。数年をかけて開発されたそれは装動重機と名付けられた。
装動重機は様々な現場作業で活躍したが、ある業界にもその活躍が届いていた。その名もロボットスポーツ業界。巨大人型ロボットを操縦して競技を行う。それを夢見る人たちが熱意で計画を動かし、装動戦機という新たなスポーツ用装動重機を生み出した。
装動戦機は瞬く間に世界中を席巻し、僅か数ヶ月でロボットスポーツ業界は本格的に動き始め、遂に一つ目の競技が作られた。
その競技の名はアクトナイン。アクター及びアクトレスと呼ばれるパイロット九人が、チームに分かれて戦うチームスポーツである。
アクトナインは見事に世界中で流行し、これに目をつけた日本は新たなプロジェクトとして日本海の海上に浮かんでいる海上プラント、ニュートウキョウをアクトナイン向けの都市に大幅改装した。
改装されたニュートウキョウには装動重機メーカーである神威重工が新たに神威学園と神威女学園を設立し、アクターとアクトレスを目指す少年少女がニュートウキョウに集った。
2050年4月20日。既に入学式から二週間が経過したその日、神威女学園に一人の少女が現れた。転校生として現れた少女、紅坂茜は最初の挨拶でアクトレスの頂点であるトップアクトレスを取りに来たと宣言した。
茜の言葉は少女たちを震わせ、そしてその実力は確かなものだと証明される。決闘に次ぐ決闘、刻まれる無数の戦績。数多の白星を重ねた先で、茜は掛け替えのないチームと巡り合う。
ロボットxスポーツx女の子。新たなロボットスポーツの物語が今、ここに紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:56:02
69729文字
会話率:54%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:09:32
349756文字
会話率:41%
強欲聖女と呼ばれているヘザーは、大聖女アシュリーを陥れようとしたという、身に覚えのない罪で解雇された。
ツイてないと嘆く彼女に手を差し伸べてくれたのは、美貌の聖騎士のハロルド。
「私だけの聖女様になってくれませんか?」
衣食住を保証する
という好待遇を提示されたヘザーは二つ返事で了承した。
じつはこの男、ヘザーのことが大好きで彼女に取り入る隙を狙っていたとんでもない人物だったのだが、ヘザーは知る由もない。
何はともあれこれで一安心かと思いきや、ヘザーたちの前に十数年前に討伐されたはずの魔王が現れ、ヘザーとハロルドを魔王城に攫ってしまった。
「ハロルド様、今ここで魔王を倒して証拠を隠滅しましょう。首を持って帰ったら伯爵位に昇格も夢ではないわ!」
「待って! まずはお義父さんに挨拶しよう?」
自分の生活向上のため、主人であるハロルドの功績を立てようと画策するヘザーは魔王を襲撃するが、魔王は自分と遊びたがっていると勘違いしてヘザーを可愛がって甘やかす。
一方でハロルドは、ヘザーの父である魔王にヘザーとの結婚を認めてもらうために彼に歩み寄る。
紆余曲折の末に魔王城での生活に慣れ始めてきた二人だけど、祖国が不穏な動きをしているようで――。
強欲でちょっぴりお人好しな少女と、そんな少女のことが大好きで独り占めしたい爽やか系イケメンの仮面をかぶったド執着騎士が人間界と魔界を巻き込むドタバタラブコメディをお楽しみください。
※R15は保険です
※15話前後で完結予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 16:16:48
61179文字
会話率:40%
幼なじみのふたりのなにげない日常のおはなし
最終更新:2025-05-11 15:00:00
653文字
会話率:73%
卒業式の桜吹雪の中、岸本透は、ずっと気になっていた桜に告白した。
けれど彼女は、小さく笑って、泣きながら「ごめん」とだけ言った。
理由はわからないまま、桜は彼の前から姿を消した。
それから五年。
社会人として慌ただしい毎日を送る透は、ある
日、紹介された女性・沙智と出会う。
朗らかで気配り上手な彼女との時間は、少しずつ、透の心を溶かしていった。
季節は巡り、透は再び“結婚”という言葉を胸に抱くようになる。
そんな矢先、沙智の実家での婚約挨拶で、衝撃の事実が――。
過去に想いを残したまま、人は誰かを真っ直ぐ愛せるのだろうか。
そして、透が最後に見つけた“春”の答えとは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:57:35
8473文字
会話率:35%
――春、東北の街で。
38歳の独身営業マン・村上孝司は、新年度初日、いつもより早いバスで出勤した朝、交差点ですれ違った若い女性に心を奪われる。
やがて、その女性・原田みゆきと毎朝挨拶を交わすようになり、言葉少なながらも少しずつ距離を縮め
ていく二人。
みゆきは地元で就職し、1ヶ月の研修でこの街に滞在していた。彼女の母は病弱であり、みゆきは自らの将来よりも家族を優先して生きることを決めていた。
偶然の出会いから始まった関係は、やがて励まし合えるほどの温かいものへと育っていく。
しかし、別れの時は静かに、そして確かに訪れる――。
何気ない日々の中に宿る想い、言葉にできない優しさ、そして春にはまだ遠い小さな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 16:52:52
7485文字
会話率:18%