春、新学期の教室で始まったのは、少し浮かれた高校生活――になるはずだった。
西原創(にしはら・はじめ)は、誰かと手を取り合って何かを始めるのが好きなタイプだ。だが、心のどこかで「人を頼るのが苦手」な自分に気づいていた。そんな彼と同じク
ラスで出会ったのは、感情に流されやすい沢村聡美、静けさを好む飯島朋春、丁寧すぎる松岡田ゆり菜、真っすぐで不器用な庄司紳太郎、自由すぎる橋詰可那子、金銭感覚が壊滅的な堀越祐士、人間関係が苦手な石原田輝江──ちぐはぐで不思議な8人だった。
彼らは、ある晩を境に「同じ夢」を見るようになる。
そこには、床に臥せる美しい女性と、異形の存在。
「八徳をもって姫を救え」
そう告げられた翌朝、誰もが奇妙な疲労感を覚え、学校生活に支障が出始める。
八徳──仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌。
聞き慣れない言葉、意味のわからない使命。けれど、このままでは日常に戻れない。
西原たちは半ば遊び心で「それぞれの徳を担当して試してみる」ことにするが、まるでうまくいかない。自分の性格に合わない徳を無理に実践しようとして、かえって人間関係がこじれたり、自信を失ったりする。
そんな試行錯誤の中で、8人は気づいていく。
「徳とは、誰かに見せるための行動ではなく、自分の心の在り方そのものなのだ」と。
夢の中の姫のもとへ向かう旅は、現実での自分自身と向き合う旅だった。
他者とぶつかり、悩み、少しずつ変わっていく彼らの心の風景。
“正しさ”に縛られず、心のままに生きようとする中で、8人は一つの答えにたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 16:10:00
22149文字
会話率:17%
単純作業の仕事の際には、小説の事を考えている事が多い。最近は専ら恋愛小説を書いているので、そればかりが浮かんでしまう。
男の人が好きなタイプ。明るくて、華があって、可愛くて、私とは程遠い。
私は所詮、慰みもの。
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
今日も自分に優しくしないと。
誰も私の事責めてないけど、今日も息苦しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:01:17
1024文字
会話率:29%
生まれてこの方、モテたことがないので、モテない子の書き方は何となく分かる。
けれども、逆ハー作るなら、モテる子を知っておかねばなるまい。
ねーねーねー!! 二人の好きなタイプってどんな人ー?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
鏡花ってどうでしょう?
男の子に好きになって貰える子かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 18:01:07
852文字
会話率:48%
生まれた時から病弱だったせいか、一人で生きていける奴が羨ましかった。
生涯、俺の恋人は執筆で、其れに取って代わるものは、友人でも恋人でもない。
それでもあえて好みを上げるならば、強い女だろうか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋じゃないんですよ。敬なんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:35:01
1347文字
会話率:43%
二人の出会いは、高校に入学した日の教室。
席も私が窓際の後ろ、彼は廊下側の後ろ。
話もしないし、好きなタイプでもない。
明るい私はすぐに友達ができてワイワイ。
彼は友達がおらず、1日机で寝ている。
普通なら交わらない二人。
気に
もならないし、気になることはない。
そんな最初だった。
なぜか運命は交わり、彼は私の彼氏に。
幸せ一杯な二人に幸あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:39:04
57833文字
会話率:34%
魔王を討伐するまでは卒業しないと固い決意のもと旅を続ける勇者ツヴァル。
例え好きなタイプの女性に言い寄られてたとしても血涙を流して断り続けてきた。
やっとの思いで魔王を討伐し、いざ意気込み帰路に就こうとするが帰り道が消失していた。
聖剣の
加護により死ぬこともできず帰ることもできなくなったツヴァルはひとまず魔王城に居座ることにした。
どれほどの月日が経過しても解決策を見出すことができないツヴァルはいつしか来世に期待するようになる。
それから毎日ツヴァルは死ぬための努力をはじめる。
そして気づけばあれから三百年が経過していた。
その頃になるとツヴァル自身もあやふやな状態になり、一日一死という訳の分からない日課に変化していた。
死にたい勇者と死なせない聖剣による終わりなき同居生活。
※一部鬱展開などがありますので、その点だけご留意いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:01:31
9919文字
会話率:25%
自分の好きなタイプが中々見つからない主人公のタロー。そんな中転校してきた女の子がタイプど真ん中で、一目惚れをしてしまう。これまで女の子に興味なかったタローは必死に転校生にアプローチをする。しかし顔が可愛いので告白され続けてきた転校生はタロー
を冷たくあしらう。
果たしてタローは転校生を射止めることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 06:01:04
2111文字
会話率:58%
好きなタイプは私のことが好きな人!
彼氏が欲しいけど、私を好きになってくれる人はどこに……
と思っていたら近くから出てくるおはなし。
キーワード:
最終更新:2025-01-06 00:47:18
1014文字
会話率:42%
高校生。青春真っ只中。周囲は恋愛に関する話が飛び交う。大鍵芸常(タケゲツ) 真風菜(まふな)の周囲も同じ。
「(俳優さんの名前)みたいな人がタイプ〜」「同じクラスの(生徒の名前)が好き〜」など。
しかし大鍵芸常(タケゲツ) 真風菜(まふな)
は自分の好きなタイプがわからない女の子。
タイプ?タイプってなに?
そして迎えた高校2年生。クラスが変わってもクラス内の女子の間では恋愛、自分の好きなタイプの話が聞こえてくる。
タイプ。タイプねぇ〜
と思いながらプリントの裏に「へのへのもへじ」を書く。クラス替え初日、始業式当日、転校生の紹介があった。
そこに現れたのはプリントに書いた「へのへのもへじ」のような?男の子。そんな不思議な出会いから始まる恋愛と青春のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 21:08:30
4925文字
会話率:34%
今日から高校生になる高嶋愛莉は、自分の姿を鏡で見つめ、今までの自分と姿が変わっていることに自分自身で驚きながらも、これまでの日々の努力が実り、とても可愛くなっていたことに満足していた。そんな愛莉が変わるきっかけとなったのは、幼馴染であり、好
きな人でもある今井湊翔のとある一言がきっかけだった。これは、好きな幼馴染の一言がきっかけで高校デビューすることになった高嶋愛莉が恋愛奮闘する話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 12:26:32
84491文字
会話率:64%
童話『赤ずきん』の世界に転生したらしい私。オオカミに食べられてしまう! と悲嘆にはくれない。なぜなら、私はオオカミが好きだからだ! しかもこの世界のオオカミは獣顔な上にヒト型にもなれるんじゃないですかぁ! 好きなタイプです! 何たる幸運!
ぜひともオオカミさんと仲良くなって、そのハートを掴みたい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 09:10:00
85502文字
会話率:51%
どしたん話聞こか?あーそれは彼氏が悪いわ
俺ならそんな思いさせへんのに
また今度飲み行こ
いやお前は妹みたいなもんやし手出すわけないやん
守ってあげたいし後輩にそんなことするわけないやんじゃ、挿れるで……
最終更新:2024-07-24 20:24:09
1416文字
会話率:53%
ある日、クラスメイトを誘って一緒にキャンプに行くことになったのですが、クラスメイトに事件が起こりました。
私を攻撃し、死ぬまでレイプしました
死んだら何もない世界に取り残された私は、そこで女神と呼ばれる二人の女性に出会い、早い話が、異世
界にいるクラスメイトに復讐するように言われました。
パニックで私は死んでしまったので、彼は自殺したので、今は別の世界で彼を探さなければなりません
でも、他の世界の人々は今私の体を嫌っているようです、今夜私を殺そうとしている人さえいます
その世界で私は聖王国の王位継承者として転生したのですが、明らかに政治的な陰謀と他の王の末裔の不興を買い、私の立場は非常に嫌われており、特におしゃべりな私は女神から呪いをかけられたので、私は無言でした。
はい、重要なのは、クラスメートを見つけて排除する必要があるため、この玉座を手放すか、それともこの玉座に留まるか、わかりません
でもこの世界はとても美しいです、私は自然を見るのが好きなタイプです、この世界の自然を見てから恋に落ちました
心の奥底では、私を本当に愛してくれている両親がいなくて寂しいと思っていますが、
本当に私のこの世界での旅は紆余曲折に満ちています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 22:30:00
7125文字
会話率:38%
最近Vtuberにハマった俺、吉良 蓮は、配信で推しである東堂瑠璃さんがたまたま雑談配信で話していた好きなタイプに合わせるため、認知してもらうためにVtuberデビューをする。なのに、なぜか瑠璃さんはVtuberの俺じゃなくてリアルの俺を
知っている……?
そんな俺と推しの少しズレた双方向恋愛物語なのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 18:04:50
40088文字
会話率:62%
はろはろみんな~!
大人気配信者のちるちょこちゃんだよ☆
ちるちょこちゃんは女の子らしいものが大好き!
好きなタイプは男らしい人!
え? 令和なのに「女らしい」「男らしい」なんてダメ?
それ、なんで?
※この作品はプロフ
ィール記載の各投稿サイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:34:09
3944文字
会話率:3%
登場人物/
夜勤:主人公。テラーキャッスルと呼ばれるダンジョンの魔物。もと人間でかつて勇者パーティーに在籍していた。勇者との約束で彼女の子孫を見守っている。
アリシア・ウォーカー:ロンド皇国の公爵家令嬢で勇者の子孫。ヒロイン。
十八歳
。謀略によりテラーキャッスルへと追放された。
A氏:夜勤の友達。ほぼカピバラ。
ルナマリア・ウォーカー:アリシアの妹。五歳。
バルガス・アッシュ:金髪の貴公子。敵。ロンド皇国騎士団の団長。きっちり死ぬ。
〜冒頭紹介〜
ビート大陸にあるロンド皇国。そこで公爵令嬢として幸せな日々を送っていたアリシア・ウォーカー。
だが彼女は皇位継承の争いに巻き込まれ追放刑となってしまう。
追放先は【テラーキャッスル】と呼ばれる、悪名高きダンジョン。
そして地下一階に入った途端、|オーガ《鬼》が現れ襲われてしまう。
いきなり、死に直面することになる、アリシア。だがオーガの拳が体へ届く直前、彼女は訪れたことも見たこともない部屋へと転移。
驚愕するアリシアの目の前に現れたのはスケルトンの魔物だった。
「よう。俺の名前は【夜勤】。訳あってお前を助けた」
夜勤はアリシアの味方だという。
そして、復讐を望むアリシアに、夜勤から提示される、とんでもレベルアップ計画。
果たしてアリシアはこれからどうなってしまうのか。
スケルトンの魔物【夜勤】とアリシアのコンビが世界を駆け抜ける、痛快ハイファンタジー。
※四話からお話し動きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:10:00
115800文字
会話率:35%
私の好きなタイプに彼は1つを除いてドンピシャなのに、私は彼と絶対に付き合えない!
キーワード:
最終更新:2024-04-20 03:00:00
1357文字
会話率:44%
私の彼は、“まるで猫みたいな性格で”掴みどころのない人です。
彼氏を猫に例えています。
あなたの好きなタイプは、犬派? 猫派?
最終更新:2021-05-04 03:00:00
1244文字
会話率:18%
───辛い人生より死を選ぶ。
嘗て、吟遊詩人が広めた神々の物語。あったかもしれない、居たかもしれない、そんな曖昧で神と人間の距離が今よりずっと近かったそんな時代。それがこの話の舞台。魔法もあれば、ファンタジー生物も闊歩する、ギルドだっ
て大繁盛しているし、勇者が居たりするかもしれないし、魔王だって居るかもしれない、世界。
そんな世界におちてしまった主人公──セリーヌ。彼女は強くもなく、飛び出た才能があるわけでもない、明るい性格でもないちょっとした自殺念慮持ちの女の子。
身体を造り替えられ、半神へとなったセリーヌが生きようとする世界は、神々の気紛れが交差し、渦巻き、人々の思いも被弾しまくる。この世界は決して優しくなんてない。しかも、セリーヌができる事と言えば香水を作ることだけ。だけど、彼女は神々に産み落とされた少年と元奴隷の男を連れて目的も往く先も決めずに気紛れに旅をする。
覇王が突発的に国を征服していくのを見送り、神々のやらかした後始末をしたりしなかったり、魔物と触れあったり、母を名乗る神から何故か逃げたり、冒険者をやったり…。
だけど、やっぱり強くもなく、付和雷同なセリーヌは香水を作ったりしながら、誰よりも人間らしく、神の影響を受けながら生きる…そんな話です。
まァ…作者である自分が重い噺など嫌いなのでギャグテイストになれて………たらいいなァ。願望です。基本的にバッドエンドとかメリーバッドエンドとか好きなタイプなので。
だけど、重い噺なんて書けないし、多分そう思うと思います。ウン、多分。
あと、噺の進み具体が亀並みにゆっくりです。さっさとサクサクと進むのがお好きな方には多分向いてないです。
†††
「アルファポリス」にも出しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 18:55:34
23412文字
会話率:37%
中学2年の夏、俺 夕坂湊人(ゆうさか みなと)は
人生で最初で最後の一大イベントの一つを終わらせた。
まぁ、俗に言う告白だ。
言っとくが、別に俺はイケメンじゃない。
腹筋も割れてない。
贅肉ジャンボパック、脂質糖質過多で欲にまみれた豊満ボデ
ィ且つ公害と化した体臭食堂、害悪鼻息、まだまだ他にもあるが。。。まぁつまりは、盛大にフラれた。
罵られた。蔑まれた。笑われた。
かなり酷い言葉を浴びせられたと思う。
けれど、当人である俺は、何というか何も思わなかった。
まぁ、強いて言えば、三次元はこんなものか。
そう。何せ俺は屈指のアニオタで、ツンデレ台パン系VTuber 赤花(あかばな)アポロの大ファンであり、ガチ恋勢であった。どのくらいかと言うと、グッズやタペストリー等で部屋が埋め尽くされてるのは勿論、自称彼氏をネット上で言っちゃうくらいには。。
諸君も察しの通り、ガチ恋相手がいながら俺は三次元に現を抜かしていた。つまり、あの告白はけじめをつける為のものだったのだ。
無事フラれ、これでアポロを気兼ねなく推して、今まで以上に愛のコメントを打って!純愛の真っ赤な赤スパを投げまくれる!!って思ってた。
けど、奇しくもフラれた日と同時に、アポロの恋愛雑談配信で、アポロが放った一言『デブはお断り!』と言う今まで以上に衝撃で、そして初めて語られた好きなタイプの数々。。
俺は初めて危機感を覚えた。。
数学で一桁取った時も、運動部でもないのに体重が80を超えた時も、親戚の結婚式で酒を注がれた時も、そしてフラれた時でさえ、危機感なんて覚えた事はなかった。
だが、この日俺は初めて決意した。
減量。
シックスパック。
体臭。
その他諸々、俺は変えてやろうと!
しかし、この時の俺はまだ知らない。
期待していなかった三次元で。
高校生活で。
まさかあんな末路が待っていようとは。。
不定期で更新します!
感想やコメント待ってます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 10:32:42
3930文字
会話率:6%
俺の名前は朝霧圭吾。高校二年生。
勉強もスポーツも、今まで努力していたから、そこそここなせる。
何故俺が努力を続けていたかというと、片思いの相手が居るからだ。
幼馴染の宮島蓮花。
黒髪ストレートのロング、キリっとした目つき、誰にでも優しい性
格、そして何と言っても、巨乳!
そんな蓮花の好きなタイプを聞いてみた。
蓮花の好きなタイプとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 18:21:53
11227文字
会話率:59%
異世界に転生したソウマが、助けられたソフィアにギルド復活の手伝いをお願いされる。
ソウマの好きなタイプのソフィアにお願いされてはことわれない。
引き受けることにしたが条件をつけた。それは、ソウマの夢だった珈琲店をやるということだ。
珈琲店を
経営しながらギルド復活を目指すことになった。
そのさなか、猫を助ける。次の日、猫は可愛い女の子として恩返しにやってくる。
この可愛いふたりに振り回されながら楽しくくらしていくさまをお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 19:05:59
57154文字
会話率:50%
だーい好きな人がいる。
だけどその人には別の好きな人がいる。たぶん……。
だって彼・彼女には、特殊な秘密がある!
以前投稿した『彼と彼女の微妙なバランス』を、朗読劇用にリメイク。
両片思い大学生のほのぼのハッピーエンドラブストーリー!
以
下、詳細あらすじ
☆彼女のお話
同じバイトの年下君は可愛い系男子。
中身じゃなくて顔が可愛い。女装したら絶世の美女……とまではいかないけど、とにかく可愛い!
ちなみに私の好きなタイプは男らしいイケメン。可愛い顔の彼なんか論外……のはずなんだけど
どうして私は、彼を好きになってしまったんだろう。
この恋が叶うことなんて、ありえないのに。
★彼のお話
バイト先に美女と呼ばれている先輩がいる。自身の美貌を自覚している彼女は好きなタイプも男らしいイケメンで、自分の容姿に見合った男しか目に入らないらしい。
俺には関係ない、そう思っていた。だって俺のタイプは彼女とは似ても似つかないから。
世間一般で「美人」と呼ばれる人を、俺は可愛いと思えない。もっと太ればいいのに、眉毛細すぎじゃね?って、モデルとか見てて思う。
どうやら俺は、生粋のブス専らしい。
だから、俺の嗜好にかすりもしない彼女の好きなタイプなんて俺には関係ない……はずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:30:05
12941文字
会話率:1%
蓼食う虫も好き好き。面食いな彼女とブス専な年下彼の恋愛模様。
○彼女の場合○
バイトでいつも同じシフトになる年下の男の子はとっても可愛い子。中身じゃなくて顔が可愛いの、女装したら絶世の美女…とまではいかないけど、とにかく可愛い!
ちなみに
私の好きなタイプは筋肉質の男らしいイケメン。可愛い顔の彼なんか論外…のはずなんだけど
……どうして私は、彼を好きになってしまったんだろう。
この恋が叶うことなんて、ありえないのに。
○彼の場合○
バイト先に美女と呼ばれている人がいる。自分の美貌を自覚している彼女は好きなタイプも男らしいイケメンで、自分の容姿に見合った男しか目に入らないらしい。
俺には関係ない、そう思っていた。
だって俺のタイプは彼女とは似ても似つかないから。世間一般で「美人」と呼ばれる人を、俺は可愛いと思えない。もっと太ればいいのに、眉毛細すぎじゃね?って、モデルとか見てて思う。
どうやら俺は、生粋のブス専らしい。
だから、俺の嗜好にかすりもしない彼女の好きなタイプなんて俺には関係ない…はずだったのに。
※モバスペブックでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-23 14:11:26
10700文字
会話率:17%