雨の日の帰り道、白瀬薺は、偶然すれ違った名前も知らない男子高校生に恋をした。
最終更新:2025-07-25 09:30:04
31861文字
会話率:7%
ある日、三島久美子は朝起きると、いつもとは違う不思議な違和感を感じた。
最終更新:2025-07-16 23:11:32
27931文字
会話率:20%
ある日、森の中で目を覚ました高校生、村田叶は記憶喪失になっていた。記憶喪失になった叶はその森の中で、一人の見覚えのある自分と同い年くらいの鈴木祈という名前の女の子と出会った。
……その女の子は(その男の子は)叶の(祈の)運命の人だった。
最終更新:2025-05-15 15:09:35
77145文字
会話率:10%
シランドル王国第一王女のレリアは、魔法が使えない「無能王女」。
それを理由に婚約破棄されたこともあるが、実はレリア、廃れてしまった魔法によく似た術――精霊術の使い手だった。
とはいえ、魔物が滅んだ今、精霊術の使いどころはない。
そんなレリ
アは、母の死後、父の寵愛するドロテ妃により離宮に追いやられてしまい、敬愛する兄ユベールが表舞台に立つ日を信じてひっそりと日々を過ごしている。
ある日、ユベールが隣国アブストラートの王子であるエドガルドを連れてくる。
「――エドの『お守り』としてアブストラートに行ってほしいんだ」
魔族の血が濃いエドガルドは「黒い悪魔」と呼ばれる最強の魔法騎士。
通常の魔法が効かないエドガルドだが、レリアの精霊術なら彼を癒やすことが出来るかもしれないのだという。
エドガルドは、空白である王太子の座を望む兄に命を狙われる可能性があり、万一の時を考えてレリアを側に置いておきたいらしい。
他ならぬ兄の頼み事ならば!
表向きエドガルドの婚約者としてアブストラートに行くことになったレリアだけれど――。
王太子になりたくない英雄王子×ブラコン気味のひたむき王女
30話前後で完結まで毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:46:28
16780文字
会話率:24%
悪逆非道な王妃(35)となってしまう元公爵令嬢のお嬢様にお仕えしていた老執事ヴィクター(54)。
彼は、突如巻き起こったクーデターのせいで、王族もろとも捕まり命を落としてしまう。
しかし、次に目が覚めたときにはなぜか時間が三十年も巻き戻っ
ていただけでなく、前世の記憶まで蘇っていた。
もしかしたら、白昼夢でも見ていたのではないかと錯覚したものの、結局は現実に起こった未来での出来事と結論づけ、行動に移す。
かくして、人生やり直しの機会を得た彼は、今度こそ失敗しないようにと、自身が仕える公爵令嬢が悪役令嬢、ひいては悪逆非道な王妃となってしまわないよう、日夜、奔走していくのであった……が。
え? あれれ?
知らない間にお嬢様に惚れられていた?
更には――
お嬢様をお守りするための力『禁じ手』に手を出そうとしたのだが……。
「バカなっ! このようなものが世に出たら、とんでもないことになりますぞ!?」
一人絶句するセバスチャ――もとい、ヴィクターだった。
★本作は執事目線でお送りする、宮廷貴族ファンタジー作品(こじらせ主従愛物語)にございます。
★お嬢様幼年期編からスタートし、青年期編へと移行していく次第にございます(予定)。
※魔導産業が飛躍的な発展を遂げた18世紀前後のヨーロッパを彷彿とさせる世界観となっておりますが、登場する歴史、用語、地名、人名、概念など、すべて実在するものとはいっさい関係ございません。ご承知おきください。
※都合によりタイトルを変更することがございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:10:00
185685文字
会話率:30%
王都内で仲が良いと有名なラグナス公爵家姉妹。母親違いの義理関係ではあるが、そんな隔たりを感じさせないくらい、日々姉に愛情を注がれていたクレス。クレスもまた、姉であるオリエンスを心から愛し、尊敬していて、お互いが掛け替えのない存在となっていた
。
__しかし、それはただの茶番。
その事実を知ったのは、成人を迎えたクレスのデビュタントの日。姉の陰謀により、クレスと実の母親であるフロリアは濡れ衣を着せられ、死刑宣告をされてしまう。
そして命を断つ直後。とある事情で隠し持っていた“お守りのネックレス“の力により、人生をやり直せるチャンスを得たクレスは、姉への復讐を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
186663文字
会話率:24%
・・・
カランコロン
いらっしゃいませ。
とある喫茶店へようこそ。
こんにちは、私はマスターです
おや…あなたはまいらぶ読者の方でございますか。
では、
遼とリサの結婚式からさかのぼる事3年前、
卓と遼の2人の初恋が終わりを告げ、
新しく卓と海斗のカップルが誕生したのはご存じかと思います・・・
本編では語れなかったこの空白の3年間に
何があったのかまだ知りませんよね。
遼がリサと結ばれたきっかけとは・・・
3人はどうなっていったのか・・・
絆のお守りはどうなったのか・・・
私との約束はどうなったのか・・・
それは、新シリーズ
少数派の恋愛事情~Minority Love~2 空白の3年間
を読んでいただければお分かりになるかと思います。
どうぞどうぞ、
こちらの席におかけになって、
コーヒーでも片手にお読みください。
それでは
ごゆっくり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:00:00
34827文字
会話率:30%
――この世界には公にされていない危険な事実が山ほど隠れている。
覚醒者(ウェイカー)と呼ばれる超能力者。
浮浪者(ワンダラー)と呼ばれる人から異形へ変貌していく存在。
それらはマフィア構成員の少年ルカが生きる世界――裏社会に存在する『危
険な事実』の一つだった。
マフィア構成員としてキャリアを積み重ねて来たルカはある日、組織の本拠地イタリアから日本への異動を命じられる。
そしてそこで与えられた任務は覚醒者であるボスの娘の護衛、そして――派遣先の仲間の監視と殺害だった。
幼い頃から裏社会に身を投じて来た少年の機械的且つ合理的な思考は、一人の少女との出会いから少しずつ変化を遂げる事になる。
★カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:10:00
81502文字
会話率:34%
侯爵令嬢レティシアは、誰にも言えない秘密を抱えていた。
――それは、前世の記憶を持つ“転生者”であるということ。
社交界で微笑みを浮かべながらも、本心を隠して生きる彼女の唯一の救いは、
不器用で真面目な近衛騎士・カイルのまっすぐな眼差しだ
った。
月明かりに照らされた宮殿の庭園。
誰にも聞かれない夜のひとときに、彼女は問いかける――
「……貴方は、わたくしのことをどう思っていらっしゃるの?」
身分の壁を越えて紡がれる、ひと夜の甘い恋。
恋に不器用な騎士と、誰かに愛されたかった令嬢が、
月夜に交わす“恋の誓い”とは――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:21:18
12667文字
会話率:33%
「私は殿下の幸せの邪魔をするような「悪役令嬢」にはなりたくない。私は、殿下のお幸せのために在るのだから……」
九歳も年上ながら、後ろ盾を持たない王太子の婚約者におさまっている冷血公爵家の一人娘、リリアン。人々は彼女を悪役令嬢と呼んだ。
王
太子と聖女候補の少女の恋を妨害し、二人の幸せを奪う極悪非道な女だ、と。
けれどリリアンは、殿下から何かを奪う気などさらさらない。
殿下の愛するすべてを、うつくしいまま守りたいと願っているだけだ。
残念ながらリリアンが守りたいものの中に、リリアン自身は入っていないのだけれども。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:50:00
13443文字
会話率:32%
かつて隣国で行われた召喚を復活させたい魔術師が、満を持して召喚に臨む。ターゲットにされたのは日本人。北海道のキャンプ場でヒグマに襲われつつあったエリカの傍に、召喚のためと思われる魔法陣が光った。どうする、エリカ。友人に持たされたお守りは、果
たして効果があるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:42:43
4845文字
会話率:39%
孤児だったルナは、拾われた親から虐待を受けていた。
ごはんももらえず、姉からも見放され、孤児だった頃の、もう顔も覚えてないけど、ある男の子がいた。
その子は、
『大きくなったら結婚しよう!』
と言ってくれた。
それがルナの
唯一のお守り。
でも、村の人達は良い人だった。
でも、ある時。
聖女がいるといってる人が来た。
お母さんたちは姉を見せた。
「リリアでしょう!聖女といったらこの子しかないわ!」
そう言った。
お母さんたちは姉と一緒にどこかへいくつもりだ。
ルナはついていきたかった。
でも、お母さんたちはこう言った。
「こんな子はもういらないんじゃない?わたしたちには、リリアがいるし」
「そうだな。こいつはもう捨てよう」
そう言い捨てられた。
ルナは瀕死状態になった。
ごはんももらっていなかったからだ。
そんなルナが目を覚ましたところは、もふもふの世界だった。
そこでルナは小さい頃からの夢をもふもふをもふることで手に入るスキル、もふスキを使って、レストランを開くために、究極のもふレシピを作ろうとする。
もふもふとふれあうルナのスローライフ……いや、
もふライフが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:34:11
45121文字
会話率:53%
動乱続く室町時代。
争いの絶えない戦国の世は、魑魅魍魎の沸く地獄だった。
戦いに身を投じる権力者たちは、どこまでも醜く、力を欲する。彼らが鬼を呼ぶのか、はたまた彼ら自身が鬼なのか…人と妖(あやかし)が入り乱れる乱世である。
生まれつ
き妖が視える宗音(そうおん)は、そのせいで家に居場所がなく、幼い頃に出家していた。日々修練に明け暮れる中、法力(ほうりき)を身に着け、妖怪退治で名を馳せるようになる。
そんな折、実家の父から呼び出しの文が届いた。小さな領地を統べる国衆(くにしゅう)、久兼氏(ひさかねし)の家臣となって、不運な武将と揶揄される若君を、鍛えた法力でお守りしろとの命である。
宗音は悩むが、人柄の良い有能な若君、多幸丸こと久兼盛泰(ひさかねもりやす)に好感をもち、その厄運に呼び寄せられる、数多の妖(あやかし)を祓う役目を担うと決めた。
暗雲立ち込める動乱の世に、光を差し込む若者たちがいたのなら…
そんなもしもを描く和風妖ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:14:13
150355文字
会話率:34%
「写真部を残したければ、七不思議を全部“激写”してみせろ!」
顧問の無茶ぶりから始まった、高2の春。
気が付けば僕は、“春のサンタ”を追う先輩に巻き込まれていた。
最後まで弾かれないピアノ、幻の教室、鏡に映る他人、
そして、桜に吊るされ
た少女……。
七不思議を追うたびに浮かび上がるのは、形にならなかった願いと後悔。
光を掴んだ怪異たちがひとつずつ落としていく、不思議なお守り。
僕たちは、まだ知らなかった。
お守りを六つ集めたその先に、
願いの成就ではなく、
誰かの“死”が待っていることを。
微笑む“春のサンタ”がくれるのは、
奇跡か、罰か。
最後に選ばれるのは、
一番、願っていない者かもしれない──
春のサンタ、探しに行きませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:14:30
11987文字
会話率:49%
十七歳の箱入り娘ロレッタ・リンデは、大好きな友人から“幸せになってほしい人”へ譲って繋ぐお守りを託されていた。より多くの出会いを求めて故郷のソルニア共和国を飛び出し、アルバライエン王国へ移住した彼女を待ち受けていたのは、静かで美しい森と幼い
おばけのヨハン。
十六年前にふたつの国を襲った混乱と悲劇、過去の影を背負う人々──少女とおばけは知らず張り巡らされた縁の糸をたぐり、語り継がれることのないおとぎ話を紡いでいく。
※Nolaノベルにも投稿しています。
※章完結など区切りのいいところまで感想欄は閉じておく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:13:50
200459文字
会話率:48%
宝石好きの転生先は中華後宮の女官でした――。
宝石商人の娘、馬玉蘭(ま・ぎょくらん)は、前世日本で暮らしていた記憶を持っていた。
転生先の珠国(しゅこく)は、まだ翡翠が本格的に登場していない時代の中国に酷似していた。
前世の記憶と生まれの
経験から、豊富な宝石知識を持つ玉蘭。
珠国には生まれてきた子供に「守り石」という石のお守りを贈る風習があった。
高貴なものは高価な石を。
下々のものでも拾ってきたようななんらかの石を。
誰もが己の守り石を持つ社会。
一度入ったらなかなか出られない後宮には、玉官という守り石を取り扱う役職があった。
持てる知識を活かすため、後宮に玉官として出仕した玉蘭。
玉蘭の護衛兼補佐に任じられた宦官・姫白英(き・はくえい)とともに、玉蘭は次々と巻き起こる宝石にまつわる騒動や謎に、玉官として立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:04:47
8296文字
会話率:30%
時は徳川幕府が開かれたる泰平の世。
長きにわたる戦を終え、静謐を迎えし日ノ本に鬼の陰が忍び寄り……
刀を握りし剣士達は何を救い、護れるのか。
人と妖の戦いが幕を開ける———
©️2025 嵬動新九
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カクヨム様と同時に連載しております
※注意
この作品の権利は嵬動新九が有しております。一部であっても盗作、転載、自作発言はおやめください。コピーペースト、スクリーンショットは禁止となります。
歴史上の人物や名所、地名、伝説が登場致しますが、実在とは関係が御座いませんので混同はおやめください。全てフィクションとなります。
暴力(斬り合い、流血)や破壊などの描写が御座いますが、この作品は、法律や法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
ルールをお守りいただきご観覧くださる方々に感謝致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 13:05:07
87278文字
会話率:26%
乙女ゲーム『ロゼ・エトワール』。
それは王子・執事・騎士という三人の攻略キャラと恋を繰り広げる人気作品。そして、誰とも結ばれなかった時だけ現れる──“隠しキャラ”。
前世で全ルートをトロコンした私は、彼だけを推していた。
彼の、あの静かで
優しく、誰よりも孤独な瞳を救いたかった。
……そして今世、私はそのゲームの世界に転生してしまう。
しかもよりによって、ヒロインの恋路を妨害する悪役令嬢クラウディア・ミルディニスとして!
でも、これはむしろチャンス!
悪役令嬢なら、誰のルートにも入らず、隠しキャラルートに一直線で進める……はずだったのに。
「君のような女性に出会ったのは初めてだ」
「どうして、アリエルではなく君ばかり目で追ってしまうのか」
「クラウディア様……俺は貴女をお守りしたいのです」
待って、なんで攻略対象たちがこっちに惚れてくるの!?
私はヒロインの味方です! 推ししか見えてません!
──なのに、フラグが立つのは私の方ばかり!?
これは、推しキャラとの恋を叶えるために悪役令嬢が奮闘するも、全力でモテてしまう勘違い逆ハーレム転生ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:03:26
13291文字
会話率:30%
カイングネイトに住むまじない師のシルビアは、ある日、白猫を抱いたみなしごの男児・ハイトと出会い、彼を引き取ってまじない師として育てた。
シルビアの元で成長したハイトは次第にまじないの才能を開花させ、成人後、防衛呪術の『穴』となっている
町・オルディーデに移り住み、まじないの力で町を守るかたわら、人々に寄り添うお守りとしてミサンガを編み、自身の店で配っていく。
新天地で多くの出会いに触れるうち、ハイトは隠されていた自身の出生の秘密にも触れていく。
幼児からの相方・白猫リリー、故郷・カイングネイトの人々、ハイトをオルディーデに招いた真の人物・オルディーデ卿、移住先で所属した自警団のメンバー、ハイトを支える商店街の住人達、不思議な呪術を持った術者達――一つ一つの出会いが、ハイトを真実へと導いていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-15 18:32:21
11396文字
会話率:42%
〔煙突掃除人〕に会えると、無事に家に帰れる”。コルピーレの町の冒険者の間に、そんなウワサがあった。しかし、小さな町で唯一の〔煙突掃除人〕であるブルニアは、剣も魔法も使えない。一人でケーキ屋に入るのにもビクビクするブルニア。そんな彼が、モンス
ターの討伐にやってきた騎士団の団長であるアイリスに恋をした。彼女は任務を円滑にこなすため、コルピーレの町にいるという“守護神”を探していたが____。
シリアスなお話に挑戦したくて書いてみました。
ちょっとシリアス具合が足りないかもしれませんが、今回は、主人公も、まわりの人も、「ぎゃぁぁぁぁ!」と叫ばない予定です。
途中で投稿が止まる予定です。その後は月1ぐらいの投稿ペースになると思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 21:22:32
28325文字
会話率:25%
俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ。
泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。
とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中
が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。
銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。
金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広の帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。
だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。
それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ?
「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」
いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:00:00
216448文字
会話率:62%
ロンドンの首都はパリとかほざいてたアホが、今や小説を書くことを趣味にするほど、文章が書けるようになった理由。
それは──小学4年生のときに拾った、ボロボロのお守り。
それが人生を変えるほどのご利益を発揮した……という、嘘偽りのない実話。
そ、そんな“なろうチート”っぽい話が……!?
──あるんです。
菅原道真公。それは私の中のモーゼ……(※比喩です)
正直、神様は半信半疑。
でも、『菅原道真公』だけは──ガチで信じてる。
※宗教全般の否定や、勧誘、啓蒙等の意図は一切ありません。ただの体験談です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 15:18:38
4913文字
会話率:1%