皇帝の突然の崩御によって、国宝である護(まも)り刀『青剣(あおのつるぎ)』の力が失われてしまった、皇雅国(こうがのくに)。結界を失い、『あやかし』に村ごと喰われ天涯孤独の身となった沙夜(さよ)は、祖母の遺言に「後宮へ」とあったことで、皇都
へ向かうことを決意する。
皇城では、腹違いの第一皇子と第二皇子の熾烈な後継争いが起きていた。人を喰らう『あやかし』と、盟約を結び力を貸すという『もののけ』が存在する国の中枢で、左大臣である九条は気を揉んでいる。青剣の力は皇帝でなければ継承できない。継承できなければ結界を維持することはできず、あやかしの跋扈する国となってしまう。ところが皇帝は皇太子すら定めず冥界へ渡ってしまったのだ。
番犬の玖狼(くろう)と共に皇都にやってきた沙夜を待っていた運命とは。そして、皇雅国を救えるのか。
※平安風オリジナルの世界観です。
※他投稿サイトでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:27:46
97989文字
会話率:54%
ミリアは生まれてからずっと使用人として働いてきている子爵令嬢。
ミリアはメイド長から怒鳴られ仕事も遅くダメな女と言われ続ける日々が続く。
痺れを切らした主人の伯爵当主はミリアに宣告した。
「公爵家で使用人の修行を一年間してくるのだ
。もう戻ってこなくとも良いがな」
などとゴミのように切り捨てる。
ミリアとしては一年間だけでもメイド長の仕打ちから逃れられる期間ができたため内心では喜ぶ。
いっぽう、メイド長はこの提案を快く思っていなかった。
ミリアが憎く嫌いではあるが、自分の仕事を全て押し付けられる相手がいなくなってしまったからである。
そんなことを知らず、ミリアは公爵邸で使用人修行を始めるが、公爵邸使用人のリーダーからは褒められ、当主のレオンハルト公爵からも料理を絶賛される。
ミリアにとって褒められることがとてもうれしかった。
ミリアの使用人修行の一年がはじまる。
※オリジナルの世界観設定が入っています。
※R15設定を入れていますが、保険です。
※この作品はアルファポリスにも搭載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 19:10:57
121448文字
会話率:52%
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個人的な事情により休載しております。
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神が気まぐれで作った世界には様々な種族が混在し、それぞれに暮らしていた。しかしそれはなんの不運か、長い年月を経て、少しずつ、少しずつ、その世界の住人たちが気がつかない形で狂ってい
く。
調和が失われた世界が進む先は、果たして…
この物語はそんな限られた世界で生きる若者が、己を、己の大切なものを、そして世界を、新たな境地へと切り拓く、そんな始まりの物語。
その扉が開く先は希望か、絶望か…
"Procursator " 開拓者
*視点がころころ変わります。
*中盤よりシリアスがかなり重たい鬱展開が続きます。
*元ネタ的に恋愛要素が少し強いです。
*そして、一部バットエンド注意です。
以上でもよろしければ、楽しんで頂けると幸いです。
自己満足感の拭えない趣味作品ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:43:35
147586文字
会話率:29%
コールド・スリープから目覚めてみると、世界は滅んでいた。
荒廃した大地で文明が退化した人々に迎えられた女傭兵は、成り行きで彼らの部族長に就任。
あまりにも変わり果てた北米大陸でテンパりながら部族を引っ張る彼女の明日はどっちだ。
『マ
ッド●ックス』+『メ●ルマックス』+『北●の拳』+『Fall●ut』を混ぜ合わせたようなオリジナルの世界観で、TRPG『シャドウラン4th』を遊んだ記録……のようなもの。
登場したNPCに焦点を当てたスピンアウトというか、設定作ってたら面白くなってきて、でも長いので、小説の態を取ってみた。
……『5th』? サプリメント『Chrome Flesh』が和訳されたら考える。
上記の通り実際のセッションを基にしているので、不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 04:19:01
23028文字
会話率:17%
かつて、大陸と呼ばれる多くの国と多種多様な生命が溢れる世界があった。
国と共に大陸を渡り歩き、未踏の地を探求する『旅人』と呼ばれる存在が自由に歩ていた大陸の地。
しかし、62年前に突如起きた【大規模な魔物化】、のちに『ディアボリック・
メタモルフォーゼ』と呼ばれる現象によって多くの国が滅び、生態系すら塗り替えれた地で人間たちは生きてゆく。
そして、その惨劇によって『旅人』の存在すら徐々に過去の者へとなっていった。
そんな歴史の中で、一人の男と一本の剣が大陸を歩いたという。
男は自らを『旅人』と名乗り、剣は音を鳴らし、癒しを与えると話した。
あらゆる種が闊歩し、溢れる大陸を一人と一本は旅をした。自由に、喜劇的に。
そんな彼らを見た者たちは彼らをこう呼んだ。
『ギンユウシジン』と。
これはある少女へと語られる、すでに終わった物語である。
※この小説にはオリジナルの世界観やオリジナルモンスター、オリジナル種族などが登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 18:18:29
64034文字
会話率:39%
かつて、戦の世を生きた「戦姫」と呼ばれた女がいた――――
茜(アカネ)は自国の民の平安のため、巫女として、争いの渦に飲み込まれてゆく。
その先で出会ったのは冷酷な王。
その男と触れ合うことで茜はゆっくりとその氷を溶かし始める。
これはそん
な一人の女の物語。
一応オリジナルの世界観です。
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はい。もっくんですw
三作目になります。ギャクハ―、完全オリジナルです。
同時掲載中のものもどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-06 11:00:37
3322文字
会話率:30%