聖女キリエは、幼いころに強盗に襲われ、命を失いかけるも、神に祈りを捧げた結果助かり、力に目覚める。
それ以降、彼女は神殿で聖女として働いていた。
事件のショックでしゃべれなくなるも、彼女はたくさんの人にやさしくし、またあいた時間を神に祈
りを捧げ続け、王都で【静謐の聖女】として有名となる。
しかしその人気をねたんだ他の聖女が、王太子に頼んで、キリエを神殿から追放させる。
キリエは王太子の策略にハマり、恐ろしいモンスターたちが出現するフィールド型ダンジョン、奈落の森に廃棄される。
しかしキリエは神々に愛されてるため、モンスターたちに攻撃を全く受け付けない。
それどころか、傷ついたモンスターや、居場所を追われた魔族たちを治療していく。
キリエの祈りは奈落の森に恵みを、そしてそこに暮らす人たちに幸せを運ぶ。
その結果、森に暮らす民たちは、みんなキリエを大好きになる。
一方、キリエを失った王国は衰退の一途をたどるはめとなる。
今更、キリエが重要だったと気づいた王太子が土下座しに来るが、もう遅い。
力をつけた森の民たちは、決して彼女を取られまいと、連れ戻しに来た人間たちを次々と撃退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:27:22
357833文字
会話率:41%
『能力』
それは誰もが一度は考えたことの有るような人智を超えた異色なもの。
――――銃撃、治癒、剣撃、読心、転移、睡眠、最小化、勇者、念動力、浮遊、透明、斥力、重力場、伝心、強化、怪力、俊敏、聖女、千里眼、発炎、威圧、電撃、天候、温度、裁判
、守護、予感、過敏、発光、解答、召喚、祝福、探索、暗視、不眠、不老、分離、合成、隕石、反発、脱出、投影、複製、偽造、清浄、陽炎、遮断、言葉、闇夜、一閃、審判、停止、永遠、果断、怪傑、変身、金剛、紅蓮、降臨、再生、黄金、時空、神威、深淵、静謐……………………
様々な能力が思いつくと思うが、僕のちっぽけな望みはこの中のただひとつ。
―――高校からの帰り道、誘拐された少年は目が覚めるとある部屋で座らされていた。プロジェクターが光を放ち、ひとりの男性を映し出す。不気味にそしてどこかけだるげに彼は言う。
「僕が求めることは唯一つ、魔王を倒してくれ。そのために君にあらゆる【試練】をクリアしてもらう。」
「そこで、君の一番望む能力をあげよう。」
これは、人に優しくするとその人が死ぬ『呪い』を持っている少年が人の中身を見失わないように愛を求めるただの物語。
能力を与えられた少年は一体何を見て何に会い何を「知る」のか。
「僕はもう……失敗を選ばないっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 13:51:18
4589文字
会話率:46%
絶望以外の花を咲かせられるのなら、咲かせてみようぜ。
最終更新:2024-08-18 07:00:00
363文字
会話率:0%
有史以来、歴代の魔王の中でも最強との呼び声高い
【静謐の魔王】ことナナ=フォビア=ニーヒル様。
やがて襲い来る勇者の存在に怯え過ごしてきた16年だったが、
ついに恐れていた邂逅の時が来てしまった……!!
――が、しかし。
「余
、勇者ちゃん……好き、かも……」
強いけど色々抜けてる系魔王様と、
心を閉ざした可哀想な勇者のたまご。
二人の割とゆるく、たまにちょっとだけ苦い日々のお話。
◇ ◇ ◇ ◇
長編を書きたいと思って執筆を始めたのですが、
頭が頻繁に煮詰まってしまうのでガス抜きが欲しいのと、
勤務帯が変わって時間が取りにくくなったので、
軽めで一つ一つが短いお話を書く事にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 18:50:00
352203文字
会話率:29%
ある日突然不慮の事故でこの世を去った女子中学生・相馬凜(♀)は気が付いたら異世界のエルフ・リンス(♂)として生まれ変わっていた。
この世界のエルフは強力な魔法と先進的な文明を持つ優良種……なのだが、エルフたちは自分たちの住む森の外に出るのを
嫌がり北センチネル島よりも閉塞的なコミュニティを築いて引きこもっていた。
壮麗で清浄で静謐な、霧煙る神秘の森……。
こんな偏狭な田舎で精神がすり減るまで何万年も暮らすの……?
せっかくチート種族に生まれ変わったのに、そんなのヤダヤダ!
こんなところ出て行って、命の限り好き勝手に生きてやる!
異世界エンジョイ勢のアホの子エルフの特に目的のない冒険が、今始まる。
思いのままにペンでスラスラ、ノープランで書いてます。書けたら順次更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 08:20:00
413131文字
会話率:53%
天涯の彼方よりは、此方。
その此方よりは、遥か彼方。
そんな何処かの地の戦場で……
行軍中、攻撃を受けてしまい気絶してしまう 十六夜 凛。
気がつけば、どこかわからないが大きくとも静謐な雰囲気の部屋。
そして不思議な邂逅。
帰還してみれば、
いままで読めなかった文献が読めるようになっており……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 05:00:00
508859文字
会話率:20%
『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』書籍化記念⁉
読者様の応援のお陰で書籍化する事になりました。
その書籍化を記念して、お約束の外伝を贈らせて頂きます。
魯鈍人 (ロドンヒト)と呼ばれた織田信照は転生者であった
。
幼名を魯坊丸と言う。
魯坊丸はただ生きのびる為に生活チートで生活向上を図っていたら、京に上る事になり、公方様である足利義輝を助けて天下に号令を掛ける羽目となった。
なし崩し的に三好長慶を下らせ、今川義元を討ってしまった。
武田晴信や毛利元就などが公方義輝に平伏し、関東征伐を終えた事で天下静謐を為した。
だが、天下太平への道は険しい。
魯坊丸にはお市、お栄、里の姉妹がおり、魯鈍人に懐いていた。
身近な者に甘い魯坊丸は、妹らに英才教育を施した。
お市は、武術に優れ、天運の申し子であった。
お栄は、人材構築に優れ、謀略家の片鱗を見せる。
里は、二人に巻き込まれて右往左往させられる運命だった。
そんな三人の姉妹達が、手が足りない魯坊丸の天下を助ける為に動き出す。
お市ちゃんの関東・奥州征伐物語の開幕です。
そんな訳で、『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』第338部分第2.5章42話“お市の帰国”から始まる魯鈍人外伝です。
武神と呼ばれた市姫がはじめて『奥州王』と呼ばれるようになった関東・奥州でも『のじゃ姫のあばれ旅珍道中』のはじまりはじまり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 11:10:50
22218文字
会話率:41%
ホントにいた引き籠り戦国武将、その名を織田信照。
世の人は彼を『魯鈍人』(おろかでにぶいひと)と呼んだ。
そんな戦国ニートな武将に転生した俺?
人間万事塞翁が馬が座右の銘な魯鈍な俺は戸惑った。
生活は最低・最悪。
それでもこの世界ではマシ
な部類という。
織田信照は信秀の10男だ。
10男って、がんばり過ぎでしょう。
もうギャグでしかない。
信秀の子、嫡子の信長と言えば、第6天魔王の弟という恐怖なポジションだ。
魔王と対峙しながら魯鈍な人は生活改善にひた走る。
天下静謐を目指す信長とのんびりと暮らしたい魯鈍の人はやっていけるのだろうか?
美男子コンビが取り成す、戦国コミカルのはじまりだ。
日間歴史〔文芸〕ランキング 1位
週間歴史〔文芸〕ランキング 1位
月間歴史〔文芸〕ランキング 1位
四半期歴史〔文芸〕ランキング 1位 頂きました。
3万5千PTも越えました。
応援、ありがとうございます。
遂に、1,000万PV越えました。
沢山の方に見て頂けて幸せです。
ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 11:15:11
2385878文字
会話率:32%
異星からのスペースデブリ群が太平洋に墜落して二十年。かつて東京メトロと呼ばれた地下トンネル網は水没し、巨大化したブラッドワームの巣窟となった。
荒廃した東京の地下を、金属牙を持つミミズの怪物が高速で泳ぎ回り、夜になると生き餌を求めて地上
に這い出す。
討伐は、超常感覚を持つ少女たちと、彼女たちを支える各々の戦闘ユニットに託された。
“セブンス・センサーズ”
X染色体の突然変異によって網膜に第四の錐体細胞を持つなど鋭敏に発達した五感に加え、ミサイルに使われる加速度計とジャイロセンサーなみに発達した三半規管が、絶対空間把握という第六感をもたらす。
そして、短期記憶の欠如と正確無比な体内時計が感覚情報を統合し、位相感応と差分解析に基づく予知能力かと見紛う“第七感”を生んだ。
だが、能力の代償は大きい。
感覚情報の洪水と、“忘れられない”苦しみが少女たちを蝕む。その特殊能力や生存方法が発見される以前は、乳児のうちに衰弱死する運命にあった。
セブンス・センサーズと診断された胎児は、生後すぐに隔離され、その後の人生のほとんどを、一切の感覚を遮断する人造羊水で満たされたアイソレーション・タンクの中で過ごす。
彼女たちはタンクの中の暗闇を浮遊しながら、その脳はインターネットに接続され夢を見る。ネットワークの中に構築されたセブンス・センサーズが創り上げた共同幻想(メタバース)だ。
少女たちはエルフのアバターに転移し、静謐な森の中の村で、従順なドワーフたちにかしずかれ、満ち足りた共同生活を送る。
平和なファンタジー世界の仮りそめの日常が、現実世界でのブラッドワームとの苛酷な戦闘の記憶を癒やし、正気を保たせるのだった。
だが、“ファンタジア”を不穏な影が覆い、セブンス・センサーズたちが次々と夢(ダイブ)から醒めなくなる事態が発生した。
かつて半蔵門線と呼ばれた地下トンネルを活動エリアとする“七菜子”ユニットの戦闘員である“私”は、現実世界に戻れなくなった七菜子をブラッドワームとの闘いに復帰させるため、ドワーフのアバターに転移し、ファンタジアに潜入した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 19:36:25
29179文字
会話率:25%
時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。
穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。
――ちょうどよかったんだ。俺はどこかの国に肩入れする気はまったくないからな。
――あな
たの事情に巻き込まないでください。わたしは静謐の魔女。騒がしいのは好みません。戦なんて、もってのほかです。
静謐と戦火。正反対ともいえる性質を持つふたり。
しかし魔女と聖人が一度結んだ繋ぎは解くことができない。好まない戦の要素を削ろうにも、婚姻によって紐づいてしまった自身の要素を崩すわけにもいかない。
静謐と戦火の繋ぎは成されたのだ。
しかたなく伴侶としての役目を果たすことにした静謐の魔女は、肌に合わぬ要素を最小限に抑えるため、友である明星黒竜たちに協力を仰ぎ魔法具を作ることにした――。
迷子が趣味な魔女と、国落としに精を出す聖人。
世話焼きお父さんな冬の竜と、貢物でレストランを営む秋の竜。
これは、最後の聖人を育んだ人ならざる者たちが紡ぐ、対話と幸福についての物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 18:40:20
121836文字
会話率:35%
この小説はフィクションです。試しに書きました。
最終更新:2024-05-07 05:00:00
1236文字
会話率:0%
<共感(シンパシー)>という外れスキルを持つ少女カーリーは、周りから「無能」と虐げられつつも何とかスキルの僅かな利点を生かして冒険者として暮らしてきた。
しかし、ある日加入していたSランクパーティーを実力不足、そして何よりスキ
ルの無能さから追放されてしまう。
途方に暮れた彼女は、両親の遺書を頼りにとある森へ向かう。
そこで彼女が手にした物は、<共鳴(シンクロ)>という彼女しか扱えないユニークスキルだった。
<共鳴>の力であらゆる技術を習得できるようになった一人の少女が、世界最強になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:35:57
228721文字
会話率:23%
30年前に発生した「大厄災」。その影響で現れた異形、人ならざるモノは、時代とともにより日常へと浸透していった。
それは良い意味でも悪い意味でもあり、異形の存在により医療技術が格段に成長した反面、異形絡みの事件が頻発した。異形の能力は人類を遥
かに上回るため、既存の組織では解決が困難だった。
そこで、異形関係の事件被害が最も多いS県はそれに対抗すべく、県警に対異形専用組織、異常存在特別捜査課を設立。彼らの働きにより、S県の異形事件件数は劇的に減少、治安も良好なものとなった。
これは、特別捜査課の中でも異形との戦闘に特化した部隊、第一異形鎮圧係の日常を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 11:37:30
11870文字
会話率:30%
生老死苦。それは私達が生きている中で、最も身近な苦しみかと存じます。
どれだけ満たされていても、恵まれていても、それは変わらず。
そんな時に寺院様と出会いました。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
圧巻で、圧倒的で、それでも惹き付けられるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:18:49
708文字
会話率:0%
只今の時刻、午前九時。博物館の開館時間、午前十時。
時間配分を間違えてしまいました……。
という訳で私は喫茶店を訪れる事に致しました。
望むのは、ショートケーキと珈琲。
あぁ、でも……午前はこんなにも寂しい。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
誰も居ない喫茶店って物凄く寂しいんですよ。
多少の話し声があった方が趣があります。
という訳で、人気出て!! 私が入れる余力は残して!!
※理不尽折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:29:35
788文字
会話率:9%
鈍色の雲が静かに泣く日は、ふと映画の一幕が脳裏をよぎります。
それはまだ何も知らない私が、映像として残した生々しい記憶。
ですのでこれは、罪深い巡礼に他ならないのです。
それでも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
元ネタの映画はそんなに生々しくないんですが。
少女の記憶のワンシーン。
あれを想像すると、もう完全にR15なんです。
渡は天真爛漫で無垢ですが、立派な大人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 14:02:14
1033文字
会話率:0%
事の発端は、凡ゆる宇宙の消滅から。
誰も予期せず、気付くことさえ出来ずに多くが消え去って行くのみでは、その未曾有の危機に立ち会い、『抗う』と決意した"三つの世界"が『新たに世を創る大いなる神』へと変じた折に始まる。
即
ちも、物語の主軸は『三柱の大神たち』にあって、その内の一つ、後に『アデス』と呼ばれることになる神性。
とりわけ件の大神は『怠惰』と『邪悪』が変じた『暗黒世界の神』であり、世界の再生が始まって以降も変わらず、消滅の脅威が迫る中にさえ無気力な日々を過ごしていた。
しかし、ある日。
生来に持ち得た権能を利用して久しく闇に沈んでいた神の元へと、異なる大神に連れ立っては"見慣れぬ神"が現れる。
その名は——『女神テア』。
先の創世の時期には存在していなかった新顔の女神であり、曰く『自身のルーツを探るために大いなる神を訪ねてきた』と探究心に富む彼女との出会いは、後にアデスの心情を強く揺るがすことになる。
さる日々には『理想とは』を投げかけた彼女との問答——『探究をし続ける』と言って、"交わした約束"。
だがして、永遠に続くと思われた時の流れにも、二者の約定が守られることはなく——激しく勢いを増す消滅の波濤、急変する世界。
後に『世界』の『有る』か『無いか』を分ける大いなる戦には『勇気を持って脅威に立ち向かった女神』を含む諸神が失われ、存続の道を勝ち得ても失意に沈む世相。
しかして、喪に服するアデスでも、変化の潮流は否応なく訪れる。
静謐を望む彼の者に、『愛する子を失った悲嘆』によってかは『狂乱に荒れる神』と向き合い、時として『光と闇の対決』も経ては——新たに立つ勝者が『真なる王』の名乗りを上げ、平定した世を末長く温情に、見守らん。
(この作品は『小説家になろう』および『カクヨム』で同時に掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:06:36
259928文字
会話率:53%
数年前に卒業した高校の校舎で目を覚ました男。時刻は夜中。夢か現実かの判別がつかないまま、男はかつてここで出逢った彼女のことを思い出すー。
最終更新:2024-03-31 23:44:08
2273文字
会話率:42%
春休みの終わり頃、友人から恋文めいた遺書が届いた。彼の「一生のお願い」を叶えるべく指定された場所に向かうと、そこでは変わり果てた姿の友人が待ち受けていた。
6話くらい。
最終更新:2024-02-23 16:51:37
19039文字
会話率:34%
……う~ん、いいですねぇ。夢のマイホーム。新築二階建て。広すぎず狭すぎず。
窓から差し込む陽光は植物にも人にも優しい。程良い弾力のソファーは腰に優しい。
唇を潤わせるのは紅茶。愛しき淑女、マリアージュ。
静謐、平穏。白い壁には掛け時
計がない。どうしてですか? 必要ないからです。本のページを捲る乾いた音だけが部屋に溶ける。でも、少々物足りない気もしませんか……?
はい。そんな時は歌でも歌おうか。
「マァイ……ホオォォォォォォォォムッ! ホォォォフォォォォ!」
と、オペラ歌手になった気分で歌っても近所迷惑にはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 11:00:00
2006文字
会話率:40%
空には無辺な青が広がり、大地では無量の魔法が唱えられる世界_その一角に存在する『四大大陸』。
国土の隅々にまで渡る豊かな水源を保持し、今日も飢えを知らぬ全国民の詩《うた》や舞に彩られる風光明媚【インディレイト王国】。
豊富な鉱山資
源を誇り、他国との貿易による潤沢な財源と建国以来一片も奪われたことのない国土防衛力。その軍事力は四大大陸随一と噂される【ノヴァース王国】。
大海に渡り広大な国土を持ちながらも、諸国国王による厳密な規律の流布に高度な機密性。それによりその全貌は未だ謎に包まれる、稀代の帝国と相成った【フェンテル帝国】。
そして、若干建国48年にして四大大陸の一角を担うようになった新興国。多種多様に富み、移民や難民を積極的に迎え入れ、年々繁栄を維持発展し続ける若すぎる新国【カタミシナ王国】。
近年、国外や国内において小さな境目争いはあったものの、永く静謐な時を刻んできた四大大陸。大規模な戦争を知らない親世代が子を成し、子は争いではなく遊楽に魔法を唱える。
今や国民は悠久の安寧を思い暮らしている中、各国の心臓は今か今かと忙しなく鼓動を、悲鳴を上げ、そして『起きるべくして起きる』戦火となる。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 05:37:40
9379文字
会話率:63%
葬式帰りの男が目にしたのは、いつかの古びた車だった。
向日葵畑の中央にて、其れは静かに佇んでいた。
静謐を以て語られる誰かさんの後日譚。
最終更新:2023-06-26 23:00:00
2295文字
会話率:3%
都会の喧騒を逃れるように、金融エリートの鈴木が京急快特に乗り込む。窓の外の景色と心に流れるクラシック音楽が、彼の心の奥底にある葛藤を照らし出す。夕暮れ時の電車とクラシックが紡ぐ物語は、静謐な孤高感に満ちている。
最終更新:2023-05-03 18:59:25
1066文字
会話率:10%
勇者パーティーとの最終決戦!
瀕死の勇者パーティーが放った”鼬の最後っ屁”的な封印魔法によってウチの魂は五千万年の封印の闇に沈んだ。
この大陸の大森林と清流の湧水を守り世界の安寧と静謐を司るはずの聖龍たるウチが!!
あのクッソ憎き勇者どもの
お陰でこの世界の魔力はことごとく失われ、全ての魔法文明は滅び魔族も魔獣も人属も亜人属も魔力を有するすべての生物は退化し滅んで行った。
そして五千万年が過ぎ今ウチの魂は目覚めた。
この世界で唯一魔力を有するいにしえの聖龍として・・・・・。
なんなの!このリアル厨二病設定!!
パンピーのJKにこの設定はイタ過ぎるだろうが―!!
こんな設定抱えてウチ、これからどうすりゃ良いんだよー。
ああ今宵も封印されし青龍紋が疼く!
ほとばしる魔力が眼帯に隠された瞳からほとばしる!!
「勇者!!絶対しばく!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 00:46:02
193154文字
会話率:53%