女の子なのに女の子として生きられなかった少女の切ない初恋物語。
三つの通り名を持つ通称クリスは辺境伯爵家の令嬢だが、両親からは放任されて育った。
その上従兄である王太子に散々利用され、いびられてきた。
そんな生活に見切りをつけて隣国へ留学し
て女性騎士の資格を得た。そして、卒業を控えていたある日、親友でもあるの王太子の婚約者の騎士として雇用するから帰国しろという王太子からの手紙を受け取る。
しかし、帰国してみると、騎士とは餌であり、本当の目的は引きこもりになった彼の側近と婚約し、彼を救えという命令だった。
ふざけるな! 彼女は激怒した。なぜなら彼女には、すんなりとそれを受け入れるわけにはいかない事情があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:00:00
71680文字
会話率:17%
ある日、アイリスは魔女に掛けられた呪いを解く為に、ある男を探していた。
――その男の通り名は、”刺青の魔術師”。
二人が出会った時から、世界の運命は大きく変わり始める。
これは彼らが、仲間と共に世界を救う物語。
そして”追憶の
魔術師”とは、誰のことなのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:36:17
8751文字
会話率:32%
時は仮想十九世紀。
帝国政府による独裁政権が続く島国で、一人の人斬りが世間を騒がせていた。
ついた通り名は『くれない夜叉』。
帝府重役ばかりを狙う人斬りの正体は、男装の剣客『山科巴』である。
反帝府組織に属する彼女は、ひょんなことから帝府お
抱えの治安維持組織『輝真組』とかかわりを持つようになってしまう。
不本意な事態に頭をかかえる巴だったが、「輝真組と親睦を深めてこい」との命令が下されて――。
仮想時代劇ファンタジー。
動乱の渦中を生きた、一人の女の波乱に満ちた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:20:00
106114文字
会話率:44%
“宝石が王を決める” 神秘の星リラ。
リシューは、戒厳令が敷かれたその星へ向かおうとしていた――
この物語はリラ星を舞台に繰り広げられる冒険ものである。
リシューは、依頼された仕事をこなしながら宇宙を旅している闇組織バイスの一員。
通り名は、シルバーフォックスと呼ばれている。
一緒に宇宙船に乗っている相棒は、能(脳)天気少年のパット一人。
よく雨が降るある星でパットがいつものようにリシューに話しかける。
「ねぇ、リシュー、緑色の雨ってすっごくきれいだね。きらきらしてて、小さな森がたっくさんふってくるみたい……」
無邪気に、ときにはとんでもない言葉でリシューを翻弄する。が、その何気ない会話がリシューのささくれだった心を知らぬ間に癒していたのである。
数年前、リシューは父とともにリラ星のダール大臣の依頼で銃を運びこんだ。その後、内乱へと発展し、王と王妃は囚われ、王子二人は異星へと脱出した。
リシューは今も内乱が続き、何一つ情報が伝わってこないリラの現状と、その地に住む友――パルの安否を憂えていたので、ひそかに入り込む決意をする。
その矢先、リラより依頼が舞い込んだ。連絡してきたのは、かつての友パル。
今はダール王となった彼のもとで大臣となっていた。敵か、味方か。不安な要素にリシューは迷っていたが、行くことを決める。
パットは、ひょんなことからリラ行きを願っていた少年二人と知り合い、リシューに黙って船に乗せた。さまざまな想いを、それぞれの胸に秘めながら、宇宙船は辺境の星リラへと旅立つ。
そこでリシューたちを待ち受けていたのは、驚くべき事実であった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:44:08
120968文字
会話率:42%
異形の力――それは、かつては忌むべき呪い。
だが今や、火薬と魔力が支配するこの世界において、
《変異進化(メタモーフ)》は国家・武装結社・裏社会すら欲しがる「究極の武器」となった。
銃火器と魔導兵装が標準装備、
マグナガンをぶっ放し、異形
が街を闊歩する無法の時代。
正義と悪は腐り落ち、
力と混沌こそがすべてとなったこの世界に
ひときわ異常な男が、今日も拳ひとつで殴り込む!
その名も――バルド・バンディット!
異形形態《炎魔暴神(フレイム・ブロウ)》
全身から炎が噴き出し、拳であらゆるものを砕く超脳筋モード。
戦車? ぶん殴れば粉砕。銃撃? 燃えてるからノーカン。
頭も燃えてる。理性も燃えてる。隕石直撃しても朝まで寝れば治る。
通り名は「炎頭のバルド」。
でも本人は「燃え頭って言うなァァァッ!!」とキレる。
銃社会に拳で挑み、
戦略国家にギャグで挑む!
爆発する都市、暴走する機械兵、
宙を舞う銃弾をギャグで受け流し、理不尽な戦場を正面突破!
この物語は、
銃と魔と拳が交錯する異世界で、ただ一人笑って突き抜ける男の伝説である――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:25:55
7965文字
会話率:39%
ここ東京では、連続猟奇殺人を引き起こす者たちに"通り名"が与えられる。
『殺人鬼』『教祖』『悪魔』『死神』――。
その誰もが超常の力を持ち、己の信念に従い、人を殺す。
しかし、そんな「死」を汚す行為に異を唱え
る者たちがいた。
彼らは“闇部”
死を美と捉え、汚れた死を否定し、浄化することを目的とする能力者たち。
納棺師、葬儀屋、画家、彫刻家、研究員、祓い屋……美しき死の使徒たちが集う秘密組織である。
――「死は最期の芸術。ゆえに、美しくなければならない」
闇部は東京に蔓延する“歪んだ死”を粛正するため、それぞれ異なる信念を持つ殺人者たちと対峙していく。
一方、かつて事件を追っていた刑事・桐島沙耶は、捜査本部が解散された今も一人で真相を追い続ける。
彼女の傍らには、天才探偵・綾辻仁。
生と死、美と醜、正義と狂気――。
すべてが曖昧に揺らぐこの都市で、彼らが辿り着く“最期の美”とは何か?
美しく死ぬことが幸せか。美しく生きることこそ罪なのか。
これは、死と美を巡る黙示録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:00:00
7464文字
会話率:38%
オレが現代から転生した先が風魔小太郎の弟だった。名を風魔小次郎。通り名は風魔の疾風。兄の小太郎の指示で今川義元の上洛を阻止することになり織田信長と共闘する。正体不明のリセット使いに翻弄されながら織田信長との死闘を繰り広げていく歴史ファンタジ
ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 08:35:04
99258文字
会話率:43%
クリムヒルトは辺境伯令嬢でありながら、ラウリッツ辺境領に古くから伝わる伝説の魔剣グラムの主人となり、辺境騎士団の隊長を務める軍人令嬢。その強さから隣国には『赤眼の悪魔』の通り名で呼ばれている。
ある時、攻めて来た隣国を追い払い、噂を聞いた国
王によってクリムヒルトは王国騎士の位をもらうことに。そして、『赤眼の悪魔』と辺境伯令嬢が同一人物とは思っていない国王は、クリムヒルトを第二王子の婚約者にしてしまった。
王子の嫁になどなりたくないクリムヒルトは、この結婚を潰すべく『悪魔』と呼ばれる騎士隊長ヒルデ・ブランドとして身分を隠して王都へ向かう。そこで出会った王子にもとんでもない秘密があり……。
竜殺しの魔剣の主人と竜の呪いをかけられた王子のラブコメディ。
果たしてクリムヒルトは無事に婚約破棄できるのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:18:59
87109文字
会話率:43%
10歳で政略結婚させられたレオニーは、2歳年上の夫であるカシアスを愛していた。
しかし、結婚して7年後のある日、カシアスがレオニーの元に自身の子どもを妊娠しているという令嬢を連れてきたことによって、彼への愛情と恋心は木っ端みじんに砕け
散る。
皮肉にも、それは結婚時に決められた初夜の前日。
レオニーはすぐに離婚を決心し、父から離婚承認を得るため実家に戻った。
だが、父親は離婚に反対して離婚承認のサインをしてくれない。
すると、日が経つにつれ最初は味方だった母や兄まで反対派に。
いよいよ困ったと追い詰められるレオニー。
そんな時、彼女の元にある1通の手紙が届く。
その手紙の主は、なんとカシアスの不倫相手の婚約者。氷の公爵の通り名を持つ、シャルリー・クローディアだった。
果たして、彼がレオニーに手紙を送った目的とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:30:00
152063文字
会話率:33%
男爵家次男のレオン・クライドは兵役に入る前に婚約破棄を一方的に宣告されていた。そのストレスやらイライラを魔獣退治にぶつけた結果、いつの間にか『戦神』の通り名を持ち周囲から英雄視される様になっていた。『いや、俺基本的に平和主義者なんですけど!
?』国から報酬として爵位と領地を貰ったレオンは本人の意志とは別に様々なトラブルに巻き込まれ更に名を上げていく事になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 14:19:18
11352文字
会話率:44%
"赤い聖域"という通り名で知られる主人公、リリー。
修道服に身を包み、小柄な体格と燃えるような赤い髪を持った16歳の少女である。
傍から見ると敬虔なシスターのようにも見えるが、彼女は歴としたプラチナ級冒険者だ。
主にアン
デッド討伐系の依頼を中心に受けている。
ある事件の後、アンデッドに対して有利な特性を獲得したためであった。
とある屍竜を討伐した後、突如出現したアンデッドの大軍に襲われる小国へと救援に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 08:20:00
205074文字
会話率:37%
俺の名前はデス・ザ・スターキッド。
『名前を笑ったヤツは皆殺し』をモットーとする暗殺者。ふざけた名前(まともな本名がちゃんとあるんだ!)だが依頼完遂率は100% ちなみに通り名は師匠に押し付けられたものである。
そんな俺の元に今回飛び込
んできた依頼は第一王子アレクセイ殿下の暗殺。どうやら王位継承争いを繰り広げる第二、第三王子の手勢からの依頼らしい。
誰であろうが、依頼されれば殺すのみ。
俺は『新人侍従補佐官』として王宮に入り込み、アレクセイの寝首をかくべく夜中の寝室に潜入したわけだが……
「あぁ、やはり君は美しい。やっとこうして触れることができた」
何で俺はマトであるアレクセイ殿下に押し倒されてるんでしょうか!?
え、しかも何か力つよ……!? え、もしかしなくても、これって貞操の危機なのでは……っ!?
「君と目が合った瞬間に感じた甘いときめき。この『キュン』は恋に違いない」
「いや、殺意の間違いじゃないですかねっ!?」
『憧れのオニイサン』を囲い込みたい執着系王子 vs 『そんなの知らんし覚えとらん!!』な暗殺者、勝つのはどっちだ!?
殺意と愛と執着が入り乱れるハイテンション王宮ファンタジー! かもしれない!!
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 22:00:00
83324文字
会話率:31%
まみえる事のない力を遣いなる無数の世界から一角、魔力が満ちる魔術世界第一章
魔術学校に通う主人公は、魔術師を志し勉学と鍛錬を積み、魔術師の称号を獲得する為日々勤しんでいるはずだった。
実は魔術に遣う魔力が極少量という、魔術師に向かない日
常を送っていた主人公は、嫌々と約二年に渡る月日の末、異世界に行ける本を手にする転機が訪れる。
だが、故郷であるアルタイルから転移をする為、魔術世界を離れる主人公の元に憑かれる同級生が現れる事となり、助けを求められる。
憑かれる同級生は魔力を吸われる瀕死に追い詰められ、御祓という名目から悪魔を探しているところ、最も近しいだろう主人公に行き着いたらしく、巻き添えを喰らう。
無事悪魔に会う同級生だが、憑いているモノに対し代弁する悪魔から「好きらしいよ」と告げられる同時期、何者かが主人公の前に立ちはだかる。
第二章 魔王に継ぐ継承と異なる遣い力を知る
魂を喰らう影の対峙を見届けたシオンは、シイナと共に異世界に辿り着く。
念願となる新たな門出を切り揚々としているはずだったが、道中に意識を失い目を覚ますと「魔王城に行きましょう」と口にするシイナに困惑するシオン。
この世界に来た理由を聞かされ宿屋から出る向かい様、シオンとシイナを取り巻く馬車に囲まれる。
馭者に向けられる重圧感に怯む中、中央にある藍色馬車から凛とした女性が現れシオンに歩み〝魔王〟と名乗った。
シイナから勇者により壊滅状態にある魔王軍だった事を知りつつも、自分には力も無く護衛をする事は無理というはずが、抵抗虚しく馬車に乗る。
魔王城に搬送される間、高圧の魔力に当てられ続け意識を失ってしまうシオンは、魔王城で目を開け魔王と名乗った女性と二人きりになり、魔術と異なる術を遣う魔王。
魔力制御で発動するスキルと詠唱系の魔法と説く魔王は、自身の魔力を変換しシオンに分け与え魔力を回復した。
感激しうるシオンは魔王城に留まる事を決め魔王軍となり、切磋琢磨し護衛を担い役目を果たす順風な日々を送るはずだった。
以下省略
第三章 復活する通り名 最重要危険人物の最年少
第四章 日本編 幻想位の使い人は魔力位を滅ぼす決戦を宣言し開幕する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 22:35:16
255499文字
会話率:41%
戦国の世を渡り歩く29歳の剣豪・橋田七虎(はしだ しちとら)は、通り名を“橋田一刀斎”と呼ばれるほどの腕前を持つ。ところが武者修行の旅の最中、怪しげな扉を見つけて開けた瞬間、まばゆい光に包まれてしまった。
気づけば、そこは魔法や魔物が当た
り前の「異世界」。聞いたこともない“呪文”や“妖術”が横行している。この世はどうやら魔法至上主義で、剣士なんざ“時代遅れ”扱いらしい。
「面妖だ? ならば、おれの刀で斬るまでよ!」
戦国仕込みの剣術を武器に、七虎は妖術も魔物もまとめてぶった斬り、王国の騎士団にスカウトされる。最下級の扱いからスタートするものの、次々と怪物や侵略軍を斬り伏せるうちに、いつのまにか騎士団内で台風の目に!?
挙げ句の果てには、王女エリシアから熱い視線を注がれ、周辺国を巡る陰謀や政略結婚のトラブルまで舞い込んでくる。「放浪の身であるこのおれが、こんな騒動に巻き込まれちまっていいのか……?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:41:10
169555文字
会話率:38%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:00:09
143051文字
会話率:49%
かつて軍の特殊部隊に属し、現代では都市伝説として『アサシンダガー』の通り名で語られる凄腕の殺し屋、金本。
部隊の解散に伴い軍を去った彼は、就職活動に明け暮れていた。
戦場で最強と恐れられた戦闘技術も、暴力と隔絶された一般社会では何の役にも
立たない。
彼女も生き甲斐も無く、ただ時間のみが過ぎ去っていく日々。
そんなある日、彼は一人の少女と出会う。
彼女は政府の諜報機関が秘密裏に抱える、未成年工作員の一人だった。
「……え、ちょっと待ってドタイプなんだが」
少女を追い、死神は再び社会の裏側に帰還する。
自分だけの美少女ハーレムを実現すゲフンゲフン、
………ただ、己の存在価値を証明するために。
これは、不戦の国日本において、その日常を守るため人知れず戦った、戦士たちの物語。
決して語られることのない、ある男の英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 17:03:27
72191文字
会話率:24%
唯一無二の暗黒魔法を使い、死神の通り名で知られるギベイル。
富、名声、力、全てを手に入れたその男は自ら命を絶ち、五百年後の世界で再び生を受ける。
前世とは違う生き方を求めた彼は、学園に行ったり人助けをしたりと多忙で充実した日々を送る。
しかし過去に残した産物、そして犯した罪は長い時を経ても消え去ることは出来なかった。
彼は『過去』と再び向き合うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 10:17:54
1708文字
会話率:22%
魔女として生まれ、魔女として生きていくエルネスタ。
そんなエルネスタは使い魔の黒猫と共に世界を渡り歩く事になる。
『自分のやりたい事をやる』
それを字句の通り実行出来る世界で有数の存在である。
最高位の『魔女』を冠するエルネスタは美
しいものには見境ないとされ、芸術魔女の通り名で知られている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 19:00:00
8881文字
会話率:27%
FPSゲーム「ヴァルキリー・フロント」に情熱を注いでる黒髪の長い髪を持つ根暗な少女、優里。彼女はFPSの腕前を磨き、戦火の皇女という通り名を持つベテランプレイヤー。しかし、彼女の弱点は極度の内弁慶とコミュ障で仲間との連携が出来ず、大会も準決
勝止まり。伸び悩んでいた中、突如現れたナイファーに惨敗してしまう。
リベンジを果たそうと誓う折、彼女の高校に一人の片腕の少年、息吹が転校してくるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:29:11
69551文字
会話率:44%
ひょんなことから妹の代わりに新作VRMMO《オニキスアイズ》をプレイすることになった少女、小鳥。
小鳥は運良くレアなジョブに就いたわけでも、なにかレアな装備を手に入れたわけでもなく、レアなモンスターをテイムしたわけでもないのだが、ある一つの
選択肢を取ってしまったことによって《オニキスアイズ》のトッププレイヤーとして君臨することになってしまう。
その選択肢とは―――メインヒロインであるNPCを殺害する選択肢。
……別に小鳥に人を殺す趣味があったのではなく、それはゲームの経験が浅いが故の殺しだったのだが……。
とはいえ、真っ先に殺しの選択肢が出てしまった小鳥による冒険譚が今、始まる。
「まったく。あなた賢くない判断をしましてよ。最初からこの指輪を渡して下さればこんなことになりませんでしたのに……ふふふ」
なお、彼女の《オニキスアイズ》における通り名は『テロリスト』であった。
いや、別に小鳥に人を殺す趣味は間違ってもないのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:30:00
865393文字
会話率:35%