アルカネットからつきつけられた写真を見て驚く副宰相ベルトルド。
「名をキュッリッキ、アイオン族の娘です。年の頃は18、フリーの傭兵をしています」
その一枚の写真をきかっけに、ベルトルドにスカウトされた召喚士の少女キュッリッキは、傭兵界最高峰
のライオン傭兵団へ入団する。
ベルトルドから与えられた大きな仕事、突如降りかかった事件、明かされる不幸な過去、芽生えていく初恋。
次々と迫る試練を乗り越え、そして明らかになっていくベルトルドの企み。それを前にキュッリッキやライオン傭兵団の運命が大きく動き始める。
【片翼の召喚士キュッリッキのハードスペクタクル恋愛ファンタジー】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 20:00:00
1265470文字
会話率:44%
【呪われた魔女と救国の英雄、そして望まれない少年が織りなす、優しく切ない恋愛ファンタジー】国に害をなす悪竜・ユランが英雄一団に討伐されて七年。王国外れの森で一人暮らす娘・ヴィクリアはある日、自身の義母に用があるという英雄・オルニーイと邂逅す
る。彼と賢者・キツァンの提案により、自分にかけられた呪いを調査することと引き換えに、ある少年の家庭教師となることとなったヴィクリア。面倒を見ることとなった少年・フィルオの正体は、なんと悪竜・ユランの息子。少しずつ仲を深めていくヴィクリアとオルニーイ、そしてフィルオなのだが――
※カクヨムで掲載している『救国の英雄、呪われた魔女の恋』のリメイク版です
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 12:12:11
43421文字
会話率:58%
場所は日本。時は大正五年――
古来より日本を影で牛耳る裏華族《うらかぞく》の一家・古野羽《このは》家の次女として生まれた娘・真鶴《まつる》。
日の国を守る祝貴品《しゅくきひん》の一つ・長雅花《ながみやばな》も咲かせることもできず、草木としか
心を通じ合わせられない彼女は、出来損ないの烙印《らくいん》を押されていた。
それだけではなく、幼いときに長雅花の花粉を口にしたことによって感情のほとんどが欠落し、まともに人付き合いもできないありさま。
そんな中で、ある日実父より『まつろわぬもの』――すなわちあやかしたちの長・星帝《せいてい》たる天乃加賀男《あまのかがお》と結婚せよと命令されてしまい……。
これは、不器用な二人が心を通じ合わせるまでの物語。
※エブリスタ・カクヨムでも掲載中
※毎日18時過ぎに更新します
※レーティングは念のためにつけてあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:18:37
100908文字
会話率:53%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:00:09
143051文字
会話率:49%
冷酷な父に怯える毎日を送る伯爵令嬢のジュリアは13歳の誕生日を前に、36歳の辺境伯に嫁がされることが決まった。彼女は父と同年代の男性が恐ろしく、それに該当する婚約者の顔をまともに見られない。
一方、あまりにも幼い妻を押し付けられた辺境伯
は彼女の境遇に同情し、形だけの妻が落ち着いて暮らせるように心を配る。
*15歳で成人となる世界です。主人公の年齢での婚姻は違法ではないけれど非難されるレベル。
*虐待などの気分の悪い表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 21:05:12
44832文字
会話率:33%
突然講義中に周りの生徒ごと異世界に勇者として召喚された大学生、白井行人。
しかし、彼に与えられた称号は勇者ではなく『人類の敵』の証だった。彼は半殺しにされ迷宮に廃棄されてしまう。
しかも、彼に与えられたスキルは、デメリットだらけだった
りゴミスキルだったり挙げ句の果てには魔獣が幼女になったりするスキルで……?
ステータスはゴミ同然、スキルは正体不明でデメリット多発、向かう世間は敵ばかり。そんな名前だけの「人類の敵」は魔獣たちとともに進み続ける中で、異世界だけでなく元の世界までも包む暗雲に巻き込まれていく――。
第一章完結!
ほのぼのタグがありますが、だいたいシリアスです。
タイトル変更しました。『勇者として召喚されたけど俺は人類の敵だそうで迷宮に廃棄されました。』→『その魔獣使い、人類の敵につき。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:30:00
299778文字
会話率:49%
側妃を母にもつ王女クラーラは、正妃に命を狙われていると分かり、父である国王陛下の手によって王城から逃がされる。隠れた先の修道院で迎えがくるのを待っていたが、数年後、もたらされたのは頼りの綱だった国王陛下の訃報だった。「これからどうしたらいい
の?」ひとりぼっちになってしまったクラーラは、見習いシスターとして生きる覚悟をする。そんなある日、クラーラのつくるスープの香りにつられ、身なりの良い青年が修道院を訪ねて来た。(他サイトさんにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 07:00:00
105996文字
会話率:41%
剣の英雄と称えられた最強の男がいた。
剣をこよなく愛し、五十路過ぎても尚最前線で戦うそのおっさんは、命と引き換えに世界を救う。
『大英雄』――彼は、人々からそう称えられるようになった。
そして人知れず転生してしまった。しかも七歳児
という子供の姿で。
静かな暮らしを夢見る最強英雄は、実は常識外れの戦闘狂。
大英雄を拾ったお姉さん冒険者は、実はちょっぴり頼りない大英雄マニア。
そんな二人の前に、大英雄を名乗る偽物が現れて――
結局戦いに突撃しちゃう転生少年と、冒険者なのにバイトばっかりしている過保護お姉さんの物語。
※主人公以外にやや苦戦要素有り。その話のラスト付近で逆転要素を匂わす→次回or次々回で逆転勝利みたいな形になると思います。
※コメディ七割・シリアス三割くらいの比率です(多分)。
※7/4 タイトル少し変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 20:16:24
188505文字
会話率:56%
生まれた時から備わっていた運と知力で、何不自由無く暮らしていた天野 拓人《あまの たくと》。
だがある時、何らかの恨みを拓人に持つ男性に刺され、運と知力だけでは到底生きていけない異世界に、ロイド=グディアルとして転生してしまう。
しかしその異世界転生は、二次元によくある神様や女神様にチート能力を貰う。という工程をすっ飛ばしたものだった。
持ち前の運と知力を駆使して、やらなければならない事をしながら、有意義な異世界生活を送る。
感想、ブクマ、レビューお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 21:00:02
6942文字
会話率:12%
ガルディラ戦争。それは宣戦布告もなく帝国が王国に仕掛けた戦争だった。
その戦争によって多くの人々が死に、運命を狂わされた悲惨なものだ。悪名高い魔法使いロキはそんな戦争を生き抜いた男だった。
だが、ロキの生涯は思いもしないことで閉じて
しまった。そして、さらに思いもしない状況でロキは復活を果たす。
憎たらしい黒猫の姿で、しかも敵国の決戦兵器として導入されたマギカドールとして蘇ったロキは、思いもしない試練を課せられる。
「私の娘と〈友達〉になったら、人型の身体を提供してやるぞ?」
ロキは人の姿になるためにリディアと友達になろうと奮闘する羽目になってしまうのだった。
これは、悪い魔法使いが少女と触れ合うことで忘れていた〈優しさ〉を思い出していく物語。
そして一人の少女が、憧れる騎士となるまでに辿る苦難と、それに立ち向かい支えていく黒猫の奮闘記である。
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この作品は重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 19:44:28
85309文字
会話率:46%
大国の脅威を前に、十七才のフレイヤは隣国の王子と政略結婚することになる。
しかし、夫となったエウシェンはフレイヤに優しいが、決して彼女を受け入れてくれなかった。
そんなエウシェンに戸惑いつつも、フレイヤは惹かれていく。
北の大地で花開く少女
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 18:08:48
50133文字
会話率:38%
この世界を退屈だと思っている高校生、東河 龍治(とうがりゅうじ)、彼はひょんな事から自らを
式神と名乗る少女に出会う、彼女には名がなく、彼が青(せい)と名付ける。
この2人の出会いはいくつもの世界の運命を左右するほどの大きな出会いだった
さ
ぁ、新たなる世界の旅路へ。
この作品は退屈な世界とのお別れを~科学を忘れた世界の続編になっております。
前作を知らなくとも問題は無いでしょうが細かい事を知りたい方はそちらもご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 17:03:17
43403文字
会話率:59%