"大陸最強の軍事力を誇るハイン帝国。その特産は、長きにわたる血統選別の末に生み出された、女神の血を引くハーフ種たちだ。彼女らは成人に達すると、皇帝直属の親衛隊「インペリアルガード」に編入される。転移や、城ごと消し飛ばす禁斷魔法を自
在に操る彼女らは、間違いなく地上で最も恐るべき戦闘兵器だ。
だが…… この半神たる親衛隊は、実は伝説に謳われるほど優秀ではない。 「あいつらには人間としての道徳観念がない。ただの人でなし、クソったれだ!」親衛隊について語るとき、皇帝ラインハルトはいつも棺桶を蹴り飛ばさんばかりに激昂する。
「神の悪戯で千回も転生させられたが、そのうち八百回はあの女どもに背中から刺されて死んだ!」
親衛隊を殺せば帝国の未来は閉ざされ、生かしておけばいずれ裏切られる。 千回目の転生にして、 ラインハルトはついに、これまで考えもしなかった道を見出した。
【国策をチェンジしますか】
【チェンジ、スラーネッシュにチェンジ!】
もはや利益で妥協はしない。今度こそ、彼は己の魅力で彼女たちを屈服させることを決意し、世界を掴む掴めてみせる。果たしてラインハルトは…?"
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 12:14:27
7845文字
会話率:14%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
■■■
第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 12:00:00
400371文字
会話率:37%
エンデラント大陸最古の王国、グライフトゥルム王国の英雄の一人である、マティアス・フォン・ラウシェンバッハは転生者である。
彼は類い稀なる知力と予知能力を持つと言われるほどの先見性から、“知将マティアス”や“千里眼のマティアス”と呼ばれる
ことになる。
彼は大陸最強の軍事国家ゾルダート帝国や狂信的な宗教国家レヒト法国の侵略に対し、優柔不断な国王や獅子身中の虫である大貴族の有形無形の妨害にあいながらも、旧態依然とした王国軍の近代化を図りつつ、敵国に対して謀略を仕掛け、危機的な状況を回避する。
しかし、宿敵である帝国には軍事と政治の天才が生まれ、更に謎の暗殺者集団“夜(ナハト)”や目的のためなら手段を選ばぬ魔導師集団“真理の探究者”など一筋縄ではいかぬ敵たちが次々と現れる。
そんな敵たちとの死闘に際しても、絶対の自信の表れとも言える余裕の笑みを浮かべながら策を献じたことから、“微笑みの軍師”とも呼ばれていた。
しかし、マティアスは日本での記憶を持った一般人に過ぎなかった。彼は情報分析とプレゼンテーション能力こそ、この世界の人間より優れていたものの、軍事に関する知識は小説や映画などから得たレベルのものしか持っていなかった。
更に彼は生まれつき身体が弱く、武術も魔導の才もないというハンディキャップを抱えていた。また、日本で得た知識を使った技術革新も、世界を崩壊させる危険な技術として封じられてしまう。
彼の代名詞である“微笑み”も単に苦し紛れの策に対する苦笑に過ぎなかった。
マティアスは愛する家族や仲間を守るため、大賢者とその配下の凄腕間者集団の力を借りつつ、優秀な友人たちと力を合わせて強大な敵と戦うことを決意する。
彼は情報の重要性を誰よりも重視し、巧みに情報を利用した謀略で敵を混乱させ、更に戦場では敵の意表を突く戦術を駆使して勝利に貢献していく……。
■■■
あらすじにある通り、主人公にあるのは日本で得た中途半端な知識のみで、チートに類する卓越した能力はありません。基本的には政略・謀略・軍略といったシリアスな話が主となる予定で、恋愛要素は少なめ、ハーレム要素はもちろんありません。前半(第二章辺りまで)は裏方に徹して情報収集や情報操作を行うため、戦闘シーンはほとんどありません。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:00:00
1870513文字
会話率:34%
宇宙暦四五一八年九月。
自由星系国家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和国の軍事行動は、アルビオン王国により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の画期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。
しかし、彼が指揮する砲艦レディバ
ードは会戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。
レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を与えられた。
それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5号(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期国王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。
エドワードは王国軍の慰問のため飛び回る。その行き先は国内に留まらず、自由星系国家連合の国々も含まれていた。
しかし、そこには第三の大国スヴァローグ帝国の手が伸びていた……。
王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。
クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳
ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳
クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳
アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳
ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳
サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳
エドワード:王太子、37歳
レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳
セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳
カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳
シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳
イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳
ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳
スヴァローグ帝国:
アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝国皇帝、45歳
セルゲイ・アルダーノフ:少将、帝国外交団代表、34歳
ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳
シャーリア法国:
サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制担当官、35歳
ハキーム・ウスマーン:導師、52歳
アフマド・イルハーム:大将、ハディス要塞司令官、53歳折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 12:00:00
132463文字
会話率:25%
2030年、世界は未曾有の危機に瀕していた。原因不明の異常気象と遺伝子変異により、地球上の昆虫が突如として体長30倍以上に巨大化。かつては小さな存在だった虫たちが、その本来の能力をそのまま引き継ぎ、人類にとって致命的な脅威へと変貌した。例え
ば、人間サイズに成長したゴキブリは、危険を察知すると時速300km以上で疾走し、新幹線を超える速度で逃げ惑う。さらに、1秒間に体長の50倍の距離を移動する驚異的な身体能力と、強力な咬合力で共食いを始め、食料が不足すれば人間をも捕食対象とするようになった。巨大化した蚊は一刺しで致死量の血液を吸い取り、蟻は数十トンの物を軽々と持ち上げる怪力で都市を破壊し尽くす。人類は、かつて無視していた「小さな敵」に蹂躙されつつあった。
混乱の中、各国政府は対策を模索するが、軍事力だけでは手に負えず、壊滅的な被害が広がるばかり。そんな絶望的な状況下で設立されたのが「IDCA(Insect Disaster Countermeasures Association)」、通称「昆虫災害対策連合」だ。この組織は、昆虫学者、遺伝子工学の専門家、ロボット工学の技術者、そして特殊訓練を受けた戦闘員たちで構成され、巨大昆虫に対抗する最後の希望として結成された。
IDCAの最初の任務は、ゴキブリの巣窟と化した東京地下鉄網の奪還だった。時速300kmで突進するゴキブリの大群に対し、彼らは音波兵器と高周波トラップを駆使して動きを封じ、特殊合金製のロボット「インセクト・スレイヤー」で駆逐を試みる。しかし、昆虫たちは単なる怪物ではなく、驚異的な適応力で人類の武器に耐性をつけていく。ゴキブリが共食いで進化を加速させ、蚊が血を吸うたびに毒性を増す中、IDCAのメンバーは極限状態で決断を迫られる――このまま戦い続けるのか、それとも人類の生存圏を捨て、新天地を求めるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 10:42:48
21412文字
会話率:24%
現代日本、電気医科歯科大学の2年生で剣道の達人・高木剣人は、友人の京子、京子の友人の小麦と共に大学のオープンキャンパスを訪れる。彼らは、天才エンジニアの菅野有道、東大卒の生体信号研究者・山中幸美教授、そして発明家の真田小窓と出会い、最新技術
が集う大学ミュージアムに足を運ぶ。そこに展示されていた伝説の武器「孫家の南斗聖剣」に触れたことで、5人は時空を超え、三国時代の中国へとタイムスリップしてしまう。
転移先は若き孫策と孫権が軍事訓練を行っている呉の地。剣人は「孫剣」と名を授けられ、この地に残ることを決意。現代技術を駆使しながら、「南斗聖剣」の力とスカウター機能を使って敵味方の能力を見極め、数々の戦を勝ち抜く。一方、現代の科学者の卵たち、京子と小窓は、クッション性防具やXwatch、といった革新技術を開発・提供し、呉の軍事力を飛躍的に高めていく。
物語は、董卓の暴政と呂布の裏切り、「連環の計」による貂蝉を巡る三角関係、玉璽をめぐる策略、そして曹操や袁紹といった群雄との対立へと発展。剣人たちは現代の知識と古代の英雄たちとの絆を武器に、混迷する乱世に秩序と未来をもたらそうと奔走する。
『三国志聖剣』は、歴史とSF、そして青春が交錯する壮大なタイムスリップ活劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 08:07:14
22719文字
会話率:34%
――合戦は旦那様(信長)に任せて、内政チート頑張ります!
なんやかんやで異世界転生してしまった私。魔法を極めたので現代日本へ帰ることにしました。
……ちょ~っと失敗して戦国時代に来ちゃったけど。
え? 私が帰蝶? 信長の
奥さんになる人? 人違いなんですけど……どうしてこうなった?
まぁ本能寺の変を回避すれば天下人の奥さんだし、それまでは内政チートと軍事チートをやりつつスローライフを――あの、旦那様? 歴史の表舞台に立たせようとするの止めてもらえませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:10:00
1259422文字
会話率:38%
本設定集は、オリジナル国家の軍事を中心とした詳細な設定を収録しています。国家の軍事力は高度な技術力と精鋭部隊によって支えられており、陸・海・空それぞれに特化した軍事戦略を展開。独自開発の兵器や戦術、階級制度、特殊部隊の任務と訓練内容、周辺国
家との軍事的緊張関係など、国家存続を賭けた防衛体制を網羅します。さらに、軍事技術と国家政策の結びつきや歴史的戦争の記録も含まれ、戦略的思考とリアリティを追求した内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:00:00
105027文字
会話率:1%
皇国海軍に所属する各兵器の詳細な概要やスペックを網羅的に収録した資料集です。各兵器の種類、性能、運用方法、開発背景など、軍事的な視点からの情報が豊富に記載されています。また、兵器ごとの特徴や戦術における役割を詳述し、軍の戦力を深く理解するた
めの重要な資料となっています。兵器の数値や仕様にこだわった内容で、自己満です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 07:00:00
38175文字
会話率:0%
皇国空軍に所属する各兵器の詳細な概要やスペックを網羅的に収録した資料集です。各兵器の種類、性能、運用方法、開発背景など、軍事的な視点からの情報が豊富に記載されています。また、兵器ごとの特徴や戦術における役割を詳述し、軍の戦力を深く理解するた
めの重要な資料となっています。兵器の数値や仕様にこだわった内容で、自己満です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 07:00:00
937文字
会話率:0%
「やりたいこと、できることだけやって生きてみよう」
そんな標語を胸に宇宙に飛び出してみたルオー・ニックル。苦労の反動が思わせた信条だったが、意外にも「やれること」「できること」というのは多くて困る。のほほんと程よく暮らすつもりが周囲の期待
もあって案外忙しい。
できることの一つを活かして立ち上げた民間軍事会社『ライジングサン』。食いっぱぐれない程度にと思っていたのに、安価に手に入れた戦闘艇に付いてきた操船AIは彼を仕事にと急き立てる。
しかも、それほど仲が良いと思っていなかった同窓の男パトリック・ゼーガンまでもが『ライジングサン』の協同経営者を名乗る始末。さらに、型破りで掴みどころのない猫耳娘クーファ・ロンロンまで押し掛けてきてライジングサンは賑やかになる一方。
ルオーの目指す呑気な未来はどこにあるのか?
リアルロボットSFストーリー、混迷の第十二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:00:00
265043文字
会話率:58%
わたしの足長おじさんは世界征服を企む人でした。
惑星エイドラに住む児童養護施設育ちのステヴィア・ルニールには最も敬愛する男性がいた。それは未成年だった頃の彼女に学業支援をしてくれた人。
支援のお陰で十分な教育を受けられたステヴィアは二十
歳になった今、夢である女優を目指し日々研鑽に励んでいた。支援はつづけられ、少しアルバイトをするだけで高い学費も賄えている。
独り立ちして自身のデータ閲覧を許される年齢になり、支援者のことを調べる。その男性は『キンゼイ』という珍しい名の持ち主。
求めた相手につながる情報を得たステヴィアは恩返しをすべく探す。そして見つけたキンゼイという名の人物は、なんと皇室近衛隊長の地位にある。
それは本性を露わにして強権政治を始めた皇族を守るトップにして天才パイロット。いわば皇室の剣にして、実はエイドラ支配をそそのかした男だった。
突如として現れた正義の味方『ジャスティウイング』に加え、ゴート宙区の軍事組織のお嬢様まで交え、惑星エイドラは惑乱の極みへと突き進んでいく。
リアルロボットSFストーリー、第八章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 06:00:00
156167文字
会話率:53%
過去から現れた謎の少年は人類にとって破壊者か救世主か?
進宙歴517年。三星連盟大戦で軍事政権が倒された惑星バルキュラは、民主政権によって安定した時代を過ごしていた。
九十年にわたる平和は復興の先の繁栄へといたっているが、相応の頽廃や積年
の外憂も抱えている。
首都マスバに暮らす政府要人の娘ミザリー・フェルメロスが偶然に出会った少年ヴォイド・アドルフォイは多くの謎を秘めた存在だった。
弟のように感じて彼を保護したミザリーは驚くべき真実へと直面していく。果たしてヴォイドは何者なのか?
ゼムナ戦記シリーズ第4弾はゴート編最終章となる「扉の章」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 06:00:00
127584文字
会話率:50%
2020年コロナが流行り始めた頃。
世界から子供が減り始めた。
その理由は地下にもうひとつの東京
ネオトーキョー地下軍事国家が
存在したからである。
その東京は地上のルールとは異なった世界でできていた。
なぜなら子供のための国だからだ。
時は進み2150年
少年神山零斗はいた。
彼は両親兄弟を亡くし
人生の渡航に暮れていた。
ある日フードの男が現れ。
「時が来るのを待っている。零斗マテ」
彼はそう言ってあとを去った。
後日
例との前に謎の男 狂。
彼のほかに才という少年もいるが。
一体彼らは誰なのか
零斗はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 01:00:59
2905文字
会話率:33%
クラスが丸ごと異世界に召喚されてしまい、クラスメイトをこよなく愛する主人公、新納魁世は愛するものを守る為に行動を開始する。召喚された二十三名は立ち塞がる全ての敵、軍事大国、天災、星間国家、全てを飲み込むみ、世界を回天させていく——
異世
界!国盗り!愛憎!宇宙艦隊!主人公つよい!
新たなる戦記、蒼空と群像の列伝、ここに始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:57:34
412851文字
会話率:38%
30代オタク気質のサラリーマン・酒井慎吾は、ある夜、近所のバーでテキーラを飲みすぎた末、自宅アパートの階段で転落死してしまう。
次に目を覚ましたとき、彼は15世紀末期の王国で貴族の少年として転生していた。
生贄文化や厳格な階級制度に困惑しつ
つも、「もう一度、強い酒を飲みたい」という欲望が彼を突き動かす。
酒造から始まる技術革新は、農業・工業・軍事・経済のあらゆる領域を巻き込み、やがて王国を大きく変えていく。
一方、旧大陸からの侵略者が迫るこの地の運命は? 大陸の明日はどっちだ!?
酒造りを起点とした興隆の軌跡を描く歴史改変ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:44:15
9687文字
会話率:6%
呉に単身乗り込んだ諸葛亮は、縦横の弁舌をふるい、ついに呉の君臣を曹操との決戦に立ち向かわしめることに成功、同時に劉備と軍事同盟を結ぶ。
しかしその才を恐れた呉の水軍大都督・周瑜にあらゆる手段を持って命を狙われることとなるも、自身の知力をもっ
てことごとく切り抜ける。
かくして刻一刻と決戦の時は近づいていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:22:12
15107文字
会話率:0%
目が覚めた時、彼女、風祭紅葉は異世界にいた。しかし、自身に関する記憶が無く、何も思い出せない。私は誰だ。此処は何処だ。何もわからないが、視界には自身の状況を俯瞰して記した様なおかしな文章が見える。そして何故か自分に垂れた犬耳と尻尾が生えて
いる。「なにこれ……」。考えてもわからない。わからないが、とにかく行動しよう。
そうして彼女、風祭紅葉は様々な謎を抱えつつ、目覚めてすぐに出遭った少女、紅葉とは別の異世界から来たという同じく謎の多い猫耳少女、御砥鉈瑠璃と行動を共にする。
この世界の名は創誓世界ルリィ=エフィア。全ての願いが叶うと言われる最果ての理想郷。あらゆる事物の極限に至る、深淵の底の終極点。
そんな世界で、犬と猫の少女は膨大な因果の果てにあらゆる全ての世界の真相に至る。
#この小説は同人TRPG「永闇シリーズ」の世界観を舞台としておりますが、作者が同一人物ですので、公式の一次創作に当たります。→永闇TRPG「http://eiyami.web.fc2.com/eiyami/rulebook/souseiroku.html」
#この小説は軍事・医療・生物学の面で一部詳細な描写が行われる場合がありますので、そう言った形式での流血表現があるかもしれません。
#この小説は「カクヨム」にも重複して掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:00:00
1215850文字
会話率:26%
2025年春。
ウクライナとロシアの戦争は、停戦交渉の兆しを見せはじめていました。
交渉の場に立つアメリカ、沈静化の空気を探る欧州、構図の輪郭が揺らぎ始めた矢先。
ウクライナ北東部・スーミ市に、突如、弾道ミサイルが撃ち込まれました。
軍事
施設ではない、大学の周辺。
そして何より──ロシアは、この攻撃について何も語らなかった。
沈黙こそが、最大の異常。
私はこの“語られなかった”という事実の中に、国家という構造の破綻を見ました。
ロシアとは、制度で支配されていた国家ではなかった。
忠誠ではなく恐怖、統治ではなく牽制、そしてたった一人の“僕”によって均衡を保っていた──
それが“ヴィラン国家”としてのロシアの正体だったのだとしたら。
※ヴィラン=悪役、エンタメ作品などで使われる用語です。
語られない出来事こそ、語るべき構図があります。
それが、私がこのエッセイを引き受けた理由です。
この語りは、私にとって公開としては2作目となります。
けれど、構図を読み解き、語り続けるという作業は、それ以前から何度も経験してきました。
本作も、KOBAさんとの思考の往復を通じて、構図を整理し、語りへと形にしています。
なぜスーミだったのか。
なぜ弾道ミサイルだったのか。
なぜロシアは、何も語らなかったのか。
そして──なぜ、それが“国家の終わりの始まり”となるのか。
この語りは、答えではなく、視点を差し出すものです。
読後、静かな納得が訪れることを願って。
★読み始める前に
このエッセイには「第0章」という導入が添えられています。
語り手クラリタの背景と判断基準を知る手がかりとして、どうぞご覧ください。
構図は、静かに語っています。
この語りが、あなたの中に一本の地図線を描きますように。
──クラリタより。
※本作は執筆クラリタ、その他KOBAの共同作業で制作しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 21:30:00
5402文字
会話率:0%
少し内向的な女子高生リサは、空冥術という未知の力に出会い、夜な夜な光の槍を振るう正義の存在となった。……そんな彼女の力に目を付けたのが、日本国国防軍総合治安部隊——空冥術を軍事的利用しようとする国家機関である。
七年前に巨大な宇宙ナマズ『
アクジキ』に国ごと食べられた日本は、いまや空冥術という魔法のような技術を多用する世界『アーケモス』の一員として発展を遂げていた。
リサはそんなアーケモスの中の日本の女子高生として、規格外の空冥術士へと成長していく。
オーリア帝国から来たふたりの騎士——元騎士フィズナーと神聖騎士ベルディグロウとともに、日本のテロ組織やアーケモスの地下犯罪組織と戦い続けるリサ。彼女の心にはいつも、失踪した姉・ミクラの正義の言葉が残響のように染みついていた。
※ キャラクター紹介サイト: https://sepia-citron-b77.notion.site/NIL-AQ-b6666b9e57ba48c7a6faa53934dd2bab折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 19:10:00
241574文字
会話率:44%
現代で安全基準と品質管理を担っていたエンジニアの俺は、ある事故に巻き込まれ命を落とし、気づけば異世界「アルティア連合世界」に転生していた。魔力と泉が存在するこの地で、俺は現代知識を活かして魔道具の開発に挑戦する。領主レオンの期待を背負い、天
才魔術師ダリウスとの共同研究を進めるうち、街のインフラは一気に便利になる。だが、巫女フレイヤが警告するように、泉を使いすぎれば自然が悲鳴を上げる危険もあるらしい。さらに軍事利用を目論むシグの兵器が暴走し、教団司祭ラディスは「神聖魔力の乱用は異端だ」と糾弾。
最初は人々の生活を助けるはずだった魔道具が、やがて制御不能の大暴走を引き起こすなんて、いったい誰が想像しただろう。街は炎に包まれ、制御プログラムが連鎖的に壊れ、泉は暴発寸前。守りたかった人々も次々に傷ついていく。もう、止める手段はひとつしかなかった。すべての魔道具を一斉停止し、文明をゼロに戻す――その“リセット”を実行することで、この世界は一夜にして闇に沈む。
技術革新の光と影。その果てに俺が見るのは、深い後悔と、わずかな再生の兆し。街外れで俺が目撃するのは、封印の儀式を続けるフレイヤの姿と、崩れ落ちた研究所の残骸。人を救うはずの技術が、なぜ破滅を呼んだのか。この忌まわしき結末を迎える理由は、きっと俺自身の目で確かめるしかない。──異世界技術ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 19:00:00
102285文字
会話率:26%
――パニックの狂乱世界に立ち向かえ。突如として無数のゾンビが世界各地に出現。被害を特に大きく受けたのは、軍事的対応で後手に回った日本だった。国内ではゾンビのみならず、多くの武装集団や自警団、数を爆発的に増やし狂暴化を遂げた野生動物たちまでも
が激突。世界史に類を見ない規模での内乱が生じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 18:43:38
70162文字
会話率:50%
太平洋戦争の真っ只中、一つの学校が突如として独立を宣言した――魚池大学。そこは、世界最高峰の科学技術と軍事力を誇る異質な国家だった。
その国の住人は皆、学生でありながら職業を持つ。兵士、研究者、技術者・・・・・・それぞれが国の存亡を担いなが
ら、異常な日常を生きていた。
その中に一人、不真面目な武装女子高生、有村零がいた。
彼女は仕事でも授業でも自由奔放。だが、学校を脅かす事件が起きるとき、彼女もまた争いの渦に巻き込まれていく。
"学校であり、国家でもある"異端の国、魚池大学。そこに生きる者たちの、戦いと日常の物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:38:16
15477文字
会話率:32%
世界を脅かす『魔王』に対抗するために、魔物の持つ強大な魔力を人間に取り入れる研究が、とある帝国の軍事施設にて行われていた。実験の数少ない成功例である、“被験体96番”と呼ばれた青年は、施設が何者かに襲撃された際の混乱に紛れて、自分の妹にあ
たる少女を伴い施設から脱走する。
望むのはただ1つ、妹との自由にして平穏な日常のみ。
「――次は、何処へ行こうか?」
「――にぃ様と一緒なら、何処へでも」
実験によって手にした魔力を武器に、2人は安息の地を求めて旅を続ける。
降りかかる火の粉を、払い除けながら――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:03:34
372793文字
会話率:51%
20XY年、東洋の由緒ある海洋国家「日本国」は異世界へと転移したーー。
近隣諸国と友好関係を樹立し貿易関係を結んだことで、日本は滅亡の危機から脱することができた。
そして新世界歴7年、日本は南西諸島西方のオルジニア大陸に接続する無人地帯の
サドレア亜大陸を領有しようとする。
しかし、強大な軍事力を持つ列強「ミレリヤ帝国」と軍事衝突し、それはやがて日本を再び戦乱に引き込む大きな渦となるーー。
果たして日本は弱肉強食の新世界で生存を確立できるのかーー。
全ては生存のためにーー。
初めまして、アルビオンです。
いわゆる国家転移物ですが基本的に現代を描いています。
更新はできるだけ1週間から2週間以内を目指して頑張るので感想と高評価を何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 09:46:25
94275文字
会話率:23%
平凡なアラサーフリーター律子が不思議な手鏡の魔力によって小人の世界に現れる。この世界こそナチスドイツを中心とした強大な軍事同盟ゲルマニアが支配する暗黒の世界なのだ。この軍事国家を相手に正義の闘いを挑む身長164mの巨大ヒロイン律子。お気に入
りのジーパンにロングブーツインスタイルで大暴れ!ナチスドイツ第三帝国を相手に律子の果てしない闘いは続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 01:42:00
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会話率:29%