生まれてから16年、施設の特別室で育ったユキハ。魔法が使えず、トラブルを周囲に産むトラブル生成体質のユキハはひょんなことから付き人のトウヤと共に特待生として王立魔法学院に通うこととなる。
入学式の日、突如獣の守護者の名乗る4人の特待生からユ
キハの存在意義を聞いて……
笑いあり、シリアスありのドタバタハチャメチャファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:32:59
7949文字
会話率:54%
まみえる事のない力を遣いなる無数の世界から一角、魔力が満ちる魔術世界第一章
魔術学校に通う主人公は、魔術師を志し勉学と鍛錬を積み、魔術師の称号を獲得する為日々勤しんでいるはずだった。
実は魔術に遣う魔力が極少量という、魔術師に向かない日
常を送っていた主人公は、嫌々と約二年に渡る月日の末、異世界に行ける本を手にする転機が訪れる。
だが、故郷であるアルタイルから転移をする為、魔術世界を離れる主人公の元に憑かれる同級生が現れる事となり、助けを求められる。
憑かれる同級生は魔力を吸われる瀕死に追い詰められ、御祓という名目から悪魔を探しているところ、最も近しいだろう主人公に行き着いたらしく、巻き添えを喰らう。
無事悪魔に会う同級生だが、憑いているモノに対し代弁する悪魔から「好きらしいよ」と告げられる同時期、何者かが主人公の前に立ちはだかる。
第二章 魔王に継ぐ継承と異なる遣い力を知る
魂を喰らう影の対峙を見届けたシオンは、シイナと共に異世界に辿り着く。
念願となる新たな門出を切り揚々としているはずだったが、道中に意識を失い目を覚ますと「魔王城に行きましょう」と口にするシイナに困惑するシオン。
この世界に来た理由を聞かされ宿屋から出る向かい様、シオンとシイナを取り巻く馬車に囲まれる。
馭者に向けられる重圧感に怯む中、中央にある藍色馬車から凛とした女性が現れシオンに歩み〝魔王〟と名乗った。
シイナから勇者により壊滅状態にある魔王軍だった事を知りつつも、自分には力も無く護衛をする事は無理というはずが、抵抗虚しく馬車に乗る。
魔王城に搬送される間、高圧の魔力に当てられ続け意識を失ってしまうシオンは、魔王城で目を開け魔王と名乗った女性と二人きりになり、魔術と異なる術を遣う魔王。
魔力制御で発動するスキルと詠唱系の魔法と説く魔王は、自身の魔力を変換しシオンに分け与え魔力を回復した。
感激しうるシオンは魔王城に留まる事を決め魔王軍となり、切磋琢磨し護衛を担い役目を果たす順風な日々を送るはずだった。
以下省略
第三章 復活する通り名 最重要危険人物の最年少
第四章 日本編 幻想位の使い人は魔力位を滅ぼす決戦を宣言し開幕する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 19:17:15
344690文字
会話率:39%
天城来栖は、クールでダウナーな雰囲気と見た目のカッコよさで話題沸騰中の人気モデルだ。
俺――折村新は、そんな彼女の親友で仕事の付き人。
小中高とずっと一緒で、仕事にも付いて回り、一番の友達として仲良くしてきた。
「父親の再婚で妹ができて
さ。その子がめちゃくちゃ可愛んだよな」
「ふーん……」
それ以降、彼女の様子がちょっとおかしい。
やたら距離が近くて、俺を見る目も妙で、つい可愛いと思ってしまう。
(天城は俺にとって掛け替えのない親友だ。変な目で見ないようにしないと……)
(私にも可愛いって言えよアホー!! ってか、妹ってなに!? 新は私のなんだからーっ!!)
――これは、俺とカッコいいしかない親友の絶妙に噛み合わないラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 18:10:00
109888文字
会話率:37%
ひょんなことから貴族の付き人にされてしまったロキ。孤児で平民のロキにとっては変な常識や慣習に戸惑い、ご主人様やそのお嬢様に振り回されながらも、スクスク成長していく少年の物語。
最終更新:2024-06-30 23:07:53
58622文字
会話率:51%
アキラお嬢は体が弱く学校に通えない。小学生になってから、はじめは付き人の葛城さんと樋口さんが勉強も面倒を見てくれていたけれど、二人とも忙しいからと家庭教師の坂田さんが登場した。この、いつもテレビ通話越しに家庭教師をしてくれる坂田さんについて
、アキラお嬢も、葛城さんも、樋口さんも、どうやら黙っていることがあるようで……
※この話は少し未来の話であり、現時点で組める技術から考えるとめちゃくちゃ無茶なところがあります。技術が進んでいることを前提にしているんですが、まぁ樋口くんとボスがとんでもねぇ天才だと思ってくれてもいいです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-28 17:00:00
5733文字
会話率:42%
「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」
少女は箒を掃きながら、静かに苦悩のため息を溢す。
この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。
名を
、アーノイック・ブルシュトローム。
生前の姿は、筋骨隆々の大男の髭モジャ男。49歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。
そんな無骨な男が、何故か、死後、メイド少女へと転生してしまったのだ。
それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。
彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。
自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。
「アネット!! 私と共に騎士養成学校に入学するわよ!! 私は絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」
中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢な衣服を身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。
そんな彼女に対して、元おっさんメイドは呆れたような口調で口を開いた。
「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」
「当たり前よ!! 貴方は私の付き人なのだから!!」
そう。
彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。
これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。
元剣聖の最強のメイド、実力を隠しながら使用人として生きる物語、である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 19:06:45
1276798文字
会話率:46%
現代日本でドラゴン推してたアラフォーが竜のいる世界に転生し、ハッピー自給自足スローライフを満喫していたものの、古老の竜(と他のたくさんの竜)に会うため竜さまと一緒に世界を旅する話。
この世界にはまだまだ会ったことのない竜と竜を愛する生き物が
満ちている!
「転生して竜の付き人になりました!」の続編です。前作はN5696HP
※更新速度、頻度はまだ読めていません。少なくとも週一更新で頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:00:00
111155文字
会話率:34%
アラフォーの誕生日を一人で祝っていた主人公は、目を覚ますと熱砂の大地で一人さみしく泣いていた(赤ん坊)。
巨大なドラゴン――竜様に拾われて、銀髪のニーノ、黒髪のジュスタに加え、三人目の付き人エーヴェとして、竜の座に迎えられる。
竜の
付き人の仕事は、竜様のお側にいること。しかし、ただの人間では、通常モードの竜様の側にいるだけで死にかける。
エーヴェは通常モード竜様の飛ぶ姿や、戦闘モード竜様の火を噴く姿を見るために、まずは食べて、寝て、竜様と遊んで、訓練して、成長すると決意した。
世界は広く、他にもドラゴンがいるらしい。やがて、竜様と冒険する日を夢見て……。
寛容な竜様と二人の付き人に育てられる、異世界転生日常推し活ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 18:00:00
680283文字
会話率:41%
東雲朝陽の家には代々柊家の人間が仕えている。朝陽のそば仕えとなったのは、柊羊一。名家・東雲家で唯一弱い魔力しか持ち合わせていない朝陽は、いつも羊一に守られている。昨日まで、それが普通だと思っていた。けれど本当は、朝陽の付き人であることを望ま
れていないと知り、朝陽は─。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 10:00:00
56971文字
会話率:34%
西洋技術に通じている大国、肥前国の姫である鍋島伊織に結婚を申し込んだ青年がいた。彼の名は松平信康。将軍の従兄弟であり、将軍の妹・令子を正妻に持つ男だ。
結婚に興味が無い伊織は機械いじりが出来るならとあっさり承諾するが、側室の存在を快く思
わない令子は伊織のみの入城しか許さなく、伊織に付いてきた肥前国の家臣達を帰らせてしまう。
ーー大奥は女の園。
一国の主人である信康でも手助けは出来ない。嫌がらせを続ける令子から伊織を守るため、ある事件で罪人となった元姫とその家臣三人を付き人にする。
心を閉ざした少女・ミツハ。女装が得意な少年・しぶき。腹黒策士の青年・渓谷。自由闊達な初老・厳。この四人を味方につけた伊織は持ち前の明るさと機転を利かせ難局を乗り切っていくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 16:53:40
33336文字
会話率:44%
「この家に弱者は要らん。ここから出ていけ」
能力強度測定の日、主人公クロノ・エルザードは持っていた能力『破壊者』の力で測定器を破壊してしまわないように、力を極限まで抑えたところ測定結果が「0」となってしまう。クロノの家であるエルザード家は元
々勇者の家系で、誰一人として弱い者は生まれなかった。そのため、能力強度「0」という結果を叩き出したクロノは一族の恥だと言われ勇者の里から追放されてしまう。
クロノが家を追放されたその日、丁度古来に勇者が封印したとされる魔神の軍勢が復活する。追放されたクロノもその戦いに巻き込まれ、その中で『破壊者』の力を存分に発揮し、いつの間にか偉大なる人類の五大勢力の一つとして数えられるように。しかし、他の五大勢力が広く知られる中、クロノだけはその正体を知る者は誰一人として存在しない。いつしか五大勢力の中で最も強く謎な存在、“黒の執行者”と呼ばれ尊敬されるようになる。
これはそんな最強のクロノが魔神が封印された後に実力を隠しながら拾ってくれた公爵家の令嬢の付き人として学園生活を送る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 22:30:39
455816文字
会話率:53%
とある国の山奥の村は結婚式の準備をしていた。
その村にはお屋敷があり、そこには領主の妻と付き人、使用人が数人に護衛と彼らの家族が住んでいた。
村が準備でにぎわう中、領主の妻と付き人は語り合う。捨て置かれた領主の妻と付き人、周りの過去の色々と
これから。
* * * * *
とある国の領主の娘イリヤは結婚式当日、おさななじみだった夫に逃げられる。
これからどうしようと思っていたところ、因縁のある国王の仲介で新たな婚約者ができてしまう。
* * * * *
とある国の小さな町で朝から晩まで働くアロネ。ところが不幸が重なって、町から出て行くことになる。
彼女の新しい仕事は領主の奥さまとなる方の付き人だった。
* * * * *
※女性差別蔑視表現あり。
※幾つかの現実の歴史より設定などは参考にしている箇所がありますがこの作品はファンタジーであり、フィクションです。
※15Rは念のため。
※成長物語ではありません。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:51:42
185341文字
会話率:19%
虚空の獣『ウツロ』に立ち向かう少年たちと
虚空の神々に背を向ける少女たちの物語
6人の女神が空に在り
6人の神が地に宿る
その恩寵を持って
生命の源 エーテルと
現象の源 マナを巡らせ
命を育む世界
創世の時代、神々に封じられた異界の
獣が再び現れ、
やがて世界は未曾有の災害に襲われる
そんな噂が囁かれるようになった頃
『アストリア』王国の傭兵ギルドに所属する
下っ端事務員フアンは
ギルド長の無茶振りを受けて
隣国『メルギニア』に向かう商隊の先見役に任された
世界情勢が怪しくなる中、
隣国との関係性を強めるために遣わされた旅の中で
フアンは異界の獣と遭遇する
神子は未だ現れず
ヒトはただ己の力で生きるのみ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 08:00:00
820448文字
会話率:30%
エレノア・リットンは教会に所属する治癒術士。
教会での日々の『お勤め』を
無難にこなす日々を過ごしている。
時折回ってくる外の巡回だけが、数少ない楽しみだ。
治癒術士は日々の勤めと勉学、後続の教育で
1日が終わるため、一人につき一人、
付
き人が付くことが慣例となっている。
他の術士の付き人は、主人との中も良好で、
異性同士なら恋人になる、なんてことも多い。
だがしかし、エレノアの付き人、フェリは違った。
まともに言葉すら交わしてくれず、
とにかくつれないのだ。
笑えば絶対可愛いと思うのに。
そんなことを思って、
エレノアは今日もつれないメイドにため息をついた。
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ひだまりの猫様主催、『つれないメイド企画』参加作品です。
残酷な描写あり、の表示は、念のためです。作品中、少し痛々しい表現の記述があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 13:01:01
6275文字
会話率:27%
「凛々、お前はもう私達の家族ではない」
神々を信仰し共に暮らす国、神元。名家の長女として生まれた凛々は、優秀ではなく役目を果たせないことから父親に見放され、継母に虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、凛々は異母妹の瑠梨に濡れ衣を着
せられ、家を追い出されてしまう。行く宛もなく彷徨い歩いた先は、あやかしが住まう幽世だった。そこで凛々は一人の男の子──山本零と出会う。そして何故か、零の付き人である天逆輪廻にとんでもないことを言われてしまった。
「零の婚約者になってくれ」
愛されなかった二人の少年と少女。この二人の運命の往く先は、まだ誰も知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:15:16
11277文字
会話率:40%
俺の名前は三沢陸空(みさわりく)。
友人達からはその名前の為に「うみなし」なんて呼ばれている。
俺はリア充でもなく陰キャよりの普通の高校生だ。
そんな俺が異世界に勇者として召喚された?
……のはずもなく、地面が割れて落ち先の異世界では、俺も
知っている同じ学校の有名な先輩がすでに勇者として魔王を倒したところだった。
俺の二つ上の勇者、片桐尚人(かたぎりなおと)さんは、俺の着ていた学校の制服で後輩だとわかったからか、とっても気さくな口調で語りかけてきた。
「ごめんね?俺達の攻撃で世界を切り裂いて繋げちゃったみたいだね。それで、これから俺達は魔王を倒した後の世界の秩序を取り戻すお仕事にかかりきりになるからさ、頼みごとをしてもいいかな?」
それは、勇者パーティにいた戦士の付き人をしろと言う事だった。
「デューンさんたら大事なクラゲの為に国に帰りたいそうなんだ。頼むね。」
俺は勇者が指さした人物を見返した。
そこには、標本が入っていそうな筒状のガラス瓶を抱いた大男が!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:50:25
37379文字
会話率:30%
主人公の藤原さくらは、遂に学校の屋上から飛び降りてこの現世から別れて永遠の世界に身を投じたはずだった。しかしベッドから起きるとそこは明治と大正・昭和が交じり合ったような世界にいた。そしてそこで付き人のツトムからここが死後の「天上界」であると
いうことと、自分は仮死状態としてまだ死んでおらず、「生きるか死ぬかを選択を迫られている」といわれる。彼女はこの世界に残って死を選ぶのか、それとも戻って生きる道を選ぶのか。
できるだけ更新できるように努めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:20:37
18798文字
会話率:34%
かつての魔性の国は今や、工業革命に沸く有数の文明国家にまで発展していた。
異邦人である【ジェズ】は酒蔵メリーベルの使用人になって半年を迎え、彼を拾ってくれた当家の長女【リュアラ】と次女【ミーシャ】の二人の付き人として、学園プラチナプラタナ
スの高等学部へ通い始めた。
かつて奴隷として扱われた彼のごとき人種は、この国において酷い目に遭わされる事もしばしば。
それを許さぬ毅然としたリュアラ、身近で叱りつけるも優しいミーシャ、彼女らにジェズは心から尽くしたいと切に思う。無自覚に淡い恋心のようなものを抱いていた。
しかし、彼には彼女らに言えぬ「或る秘密」があった。文明国家にとても親和しないものであった。
身を寄せるメリーベルに迷惑が掛からぬよう彼は葛藤し、奮闘する。
時にシリアスに。時にエッチに。時にコミカルに。
ワインはいかが?美味しいワインはいかが?
酒蔵メリーベルはこちらです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:00:00
744661文字
会話率:63%
「私、お菓子作りが大好き!」
父も祖父も、全員が有名な菓子職人の一家「シャルロット」家に生まれた
少女・ロア。
父と同じく、王家に認められた証である「伝説の菓子職人」となるべく
奮闘する毎日。
使用人のエルとともにお菓子作りに励むロアのもと
にやってきたのは、まさかの王家のお姫様!
「私の付き人になって、お城で働いてくださらない?
わたし、貴方のお菓子がすごく気に入ったわ!」
父の菓子店の手伝いをしていたロアは、王家のお姫様のもとで
菓子職人として働くことになるが……
魔法×お菓子の、思わず食べたくなる!? 作者渾身の全力ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 09:32:08
13081文字
会話率:24%
勇者は魔王となり、魔王は勇者となる。
かつて魔王として魔界を治めたアルテミシアは、勇者の少女――アリシアとして転生する。「せっかく魔界に行けるというのなら行くしかあるまい!」と勇者の能力をいいように解釈し、ただただ突っ走る。所々空白のある前
世の記憶を埋めるためと、今の魔界への好奇心から冒険を始めるのであった。
付き人、キーさんの心労やいかに!
そして魔界で彼女を待ち受けるものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 19:27:57
3481文字
会話率:52%
戦士ハリガネシリーズ④
《前作のあらすじ》
ポンズ王国を追放された三十二歳の元王国兵士ハリガネ=ポップは、新たな仲間たちと共に最凶と呼び名の高い“アルマンダイト=ガーネット”を討伐すべく討伐部隊“勇者”を率いていた。
炎の守護神と
いう異名を持つ魔獣に立ち向かうのは六人の男達。
王国から反逆者の罪を突き付けられた元王国兵士であり、フリーターとして生計を立てていたハリガネと元上官のゴリラ隊長改めゴリラ隊員。
そして、ハリガネの部下であったヤマナカ。
軍機関の高官である貴族軍人のパルス。
パルスの付き人シアター。
ソイ=ソース国を追放された元ソイ=ソース国兵士のミツカ。
今、反逆者による反逆が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:01:00
103562文字
会話率:1%
戦士ハリガネシリーズ③
《前作のあらすじ》
ポンズ王国を出ることとなったハリガネは、新たな仲間たちと共に最凶と呼び名の高い“アルマンダイト=ガーネット”を討伐すべくパルメザンチーズ山脈へ向かうことになった。
炎の守護神という異名を
持つ魔獣に立ち向かうのは五人の男達。
王国から反逆者の罪を突き付けられた元王国兵士であるハリガネと元上官のゴリラ隊長。
そして、ハリガネの部下であったヤマナカ。
軍機関の高官である貴族軍人のパルス。
パルスの付き人シアター。
ハリガネを隊長とした討伐部隊“勇者”が立ち上がり、立場の異なる五人の戦いが始まった。
無国籍かつホームレスとなったハリガネ=ポップの明日はどっちだッ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 10:05:11
276947文字
会話率:1%
一番近い駅は、路上にある。
少女が、GO DOWN
降りて来る。
マンションのベランダ階段へ、踏み出す。
電車は進む。
階段マンションを過ぎ去る。
少女の前を、過ぎ去ってゆく。
電車に乗り込む乗客の列の先頭に、スパニッシュオレンジの
貫頭衣を着て、フォレストグリーンの翼をはためかせる少女がいる。
『見えんの?』
『ほな、あなたに付くわ』
『へっ?』
『悪いことには、ならへんと思う』
「『もっと大きく、おおらかな視点で、ものごとを捉えろ』、と」
俺と甥っ子は、そのクイズラリー制覇を、今日の目的としている
『なんで、お前がおんねん?』
『いや、付き人としては、ハイ』
『じゃあ、クイズ答えんのに、参戦してくれるわけやな』
『もちろん。
まあ、二人よりも、戦力になるっしょ』
「くうきさん、ありがとう」
空気を、手を、握りしめながら言う。
サファイアは、打ち震えるように固まる。
甥っ子は、手を放す。
サファイアは、一呼吸置いてひざまずき、甥っ子を抱きしめる。
甥っ子は再び、ヘンな顔をする。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんが、こんどは、からだじゅうで、うごいてる」
俺は、サファイアが甥っ子を抱きしめている図を愛でながら言う。
「空気さんが、《ありがとう返し》してくれてるんやろ」
「わざわざごていねいに、そんなことしてくれんでもええのに」
甥っ子は、にこっと笑って言う。
サファイアの抱きしめる力が、ギュと強まったように思う。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんのうごきが、からだに近くなったような気がする」
「気のせいやろ」
「気のせいかー」
気のせいやないんやけどね。
死ぬんちゃう、俺。
死ぬかも。
死ぬな、これ。
あああ ‥ ま、えっか。
色々あったけど、ま、総じてOK。
みんな、ありがとう。
その位置は、屋上の縁 ‥ 階段状になったベランダ群の際、だった。
視線を下げれば、スウーと地上へと続く階段ベランダが、見てとれる。
「そのお蔭で、俺は《階段天使》になったと。
以後、サファイアは、俺の師匠になると」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 10:57:49
25043文字
会話率:28%