好きな女の子を田植えに誘って、その晩に満天の星空の下で告白するお話。なのですが、つい魔が差してかわいいを連呼して照れさせてみました。
カクヨムにも投稿。
最終更新:2025-07-09 18:10:00
13142文字
会話率:56%
藤田翔26歳はニューヨーク勤務のエリート商社マン。ある日、支社長から意外なミッションを言い渡される。それは日本に出張して、名古屋支社の女性とお見合いしてみないかというもの。
出張期間3週間+帰任休暇1週間。季節は夏だから、合わせて四週間のロ
ングサマーホリデイ。といっても、ちゃんと仕事はしますけど。それと、翔の実家は名古屋近郊なので、三年ぶりの帰省でもあった。
その翔が実家の最寄り駅に到着したら、高校と大学を一緒に過ごした同級生の元カノ、水草薫とバッタリ遭遇してしまう。彼女は豪農の娘だった筈が、家が没落していて今は母と妹の三人で安アパート住まい。その上、借金まで抱えていたりする。エリートの翔からすると、理解しづらい境遇にあった。
そして、翔が三年間、アメリカにいる間に、日本の社会全体がどこか違っていて、街は治安が悪化しており、地方都市でも小規模なテロが当たり前のように起こるようになっている。更に自衛隊が自衛軍になった結果、経済的な理由から志願して戦場に行く若者が増えているのだった。
翔としては、そんなの自分に関係ない、と思っていたのだが、徐々にそうとは言えなくなって行く。
一方、当初は乗り気でなかったお見合いなのに、意中の女性、もちろんお嬢様、との交際は順調に進んで行って……。
エリート商社マンの藤田翔と元カノの水草薫、この二人の視点で前半の物語は進んで行きます。
登場人物、多めです。
舞台は、少し先の未来です。でも、最近のコロナ禍が思った以上に長引いてしまっているのを作中ではすぐ収まったように書かれていたり、既にいろいろ違ってますので、完全にパラレルワールドとお考え下さい。
戦争や、貧困、格差社会を背景に加えていますが、あくまで味付け程度であって、テーマは恋愛と一部ヒューマンドラマです。何かを批判する意図は全くありませんのでご了承下さい。
それから、現実世界の団体や地名等を模した記述がありますが、全てフィクションであり、実際のものとは異なります。設定も緩めで、日本の歴史なんかも少々いじってたりしてます。全て適当にスルーして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:37:26
3164559文字
会話率:54%
1966(昭和41)年、高度経済成長の真っ只中であった。
江戸時代のころから地主であり、豪農の名で知られた西大路家がしだいに没落し、かわりにお隣の高野家が急激に富裕へとのし上がった。
それだけならまだしも、生け垣のすぐ向こうに立派な土蔵を建
てたのだ。
蔵とは、ひと昔で言えば、富を表すステータスシンボルである。いささか時代遅れではあるが、西大路家に与えたインパクトは絶大であった。
とくに西大路 郁子にとっては、はらわたが煮えくり返るほどの屈辱を味わう。
きっと高野家は、人外の力を借りて富を築いたにちがいない。考えられるのは、狐持ちか犬神持ちの憑き物でも使役しているのではないか。
狂気に捉われた郁子は、村の縫製工場に火をつけ、村人を陽動。その隙に、高野家の土蔵に潜入するのだった。
そこで見たものは予想外の仕掛けであった。
思いもよらぬカラクリに、郁子は頭を抱え、半狂乱になる――。
※本作には現代の社会通念および人権問題に鑑みても、差別的、不適切な表現や語句が含まれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:50:00
10042文字
会話率:9%
豪農の娘アニエス・オベールは、学期末のパーティーで婚約者に別れを告げられる。
婚約者には真に愛する者がいて、アニエスはその者を害していたというのだ。
しかし、アニエスにはしっかりとしたアリバイがあって……。
魔術学園でつづられる、いくつ
かの愛と恋のおはなし。
表題作『婚約破棄の破棄を破棄させていただきますわ。わたくしはもう疲れてしまいましたから。』を含む異世界恋愛短編集。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
66187文字
会話率:40%
慶長五年(西暦1600年)二月陸奥国栗原郡、平蔵は豪農の厨房で差配するなど人と人の間を行き来して暮らしていた。平蔵はある日、馬に乗った侍に目隠しをされ連れ去られた。目隠しを外されるとそこは厨房。四人分の夕餉を作れと言う。平蔵は貝汁に塩だけ
を入れた潮汁などを調理した。
それから時は流れて三十年近く経った頃、平蔵は仙台で煮売家をして暮らしていた。そこで彼は伊達政宗より思わぬ依頼を受けた……。
歴史物です。内容は史実ではなくフィクションです。この作品は仙台短編文学賞に応募したもので、最終候補に残ったらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 11:27:16
8396文字
会話率:32%
十三の初は、家を追い出されるように豪農に嫁いだ。嫁ぎ先の夫は血気盛んで、田畑ではなく戦場を駆け回っている。帰る度に血塗れの夫から、ある日、討ち取った首級を預けられた初は、美しい生首に話しかけられる。『でい』と名乗った生首を巡る少女の妖し奇譚
。【同名の短編を一話目とする連載版、三話完結予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 15:27:05
38538文字
会話率:43%
十三の初は、家を追い出されるように豪農に嫁いだ。嫁ぎ先の夫は血気盛んで、田畑ではなく戦場を駆け回っている。帰る度に血塗れの夫から、ある日、討ち取った首級を預けられた初は、美しい生首に話しかけられる。生首と少女の妖し奇譚。
最終更新:2022-05-04 19:58:07
12390文字
会話率:51%
ポルトガル植民地ティモールの豪農の家に逆行転生した主人公ルシア・ベント。
前世の知識から、故郷に破滅がやって来ることを知っている彼女は、破滅を避け、故郷を独立させるために戦うことを決意した。だけれどそれは修羅の道で。
『我らの屍の上に! 故
郷は独立する! そのために! 死ねるか!?』
果たして彼女は、彼女の故郷は、どうなるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 15:00:00
27516文字
会話率:47%
寺山照子は、東京多摩、豪農の子孫、父の影響で新しい物、投資に興味を持ち育つ。国立高校から東京都立大学に入り卒業。集中力があり聡明で、数学に勉強し、株投資に興味を持った。大学の投資サークルに入り、仲間、新居と結婚。投資で富を築き、それをどう
生かすべきか悩み、ある方法を考えつく。それは何か、どうなっていくか・・・。アルファポリスに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 13:00:00
55239文字
会話率:1%
臼井家は千葉県内陸の豪農の家で昔から多くの小作人を抱える大地主
だった。戦争で日本は莫大な負債を抱え、まず1946年2月16日に
夕刻に発令された金融緊急措置令を大きく伝えた。市中に出回る過剰な
お金を吸収する荒療治「預金封鎖」の始め、以
前、紙幣は無効にした。
3月3日からは新しく発行した新円のみ使用可、勤め人の給与は月給
500円まで新円で支給。封鎖預金からの引き出しは1カ月に世帯主が
300円、今の15万円まで、それ以外の世帯員は1人100円、
現在の5万円まで、家族5人で700円、現在の価値に換算すると
35万円となった。
その後の1946年3月3日に財産税によ、日本中の試算から課税価格
が17~20万円は50%、100~150万円は、70%、500~
1500万円は、85%、1500万円以上は90%の税金が課せられた。
つまり日本政府が第二次世界大戦のため莫大な負債を帳消しにするため
国民から資産を取り上げた。臼井重光は古くからの友人が、大蔵省の役人
だったので3月から大増税と預金が制限されるかもという情報を2月末に
知っていた。そのため臼井重蔵は家族7人に命じて金の仏像3点と
宝石類をビニール袋に入れ、それを麻袋に入れて見つからない様に
埋て隠せと命じた。そして大きな掛け軸、陶器、漆器は納屋に置いて
おくように命じた。
そして実際に財産税と預金封鎖・預金引出制限、一定金額の新・
日本銀行券との交換が実施された。臼井重蔵の屋敷にも、税務署の役人が
来て、納屋の大きな掛け軸、陶器、漆器などを詳しく、調査し、時価総額
19万円となり50%の財産税9万5千円を支払った。しかし、その数倍
の高価な品々は隠して見つからなかった。これでひと安心したのも
つかの間1946年 10月,第2次農地改革案の作成され広い農地が
取り上げられた。その隠された。お宝を子孫達が、どう利用して行くか、
それは読んでのお楽しみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 23:02:48
47806文字
会話率:0%
石津健之助は、1950年に北関東で生まれた。実家が豪農であったため、食べることに苦労することなく、金銭的にも不自由なく育ち、地元の名門高校から、慶応大学商学部を出て、製薬企業のプロパー・学術宣伝営業になった。東京で営業センスを磨き、東北、新
潟、長野と転勤したが、生まれつきのハンサムで、愛想の良く、口が旨く、女性にも、お医者さんにも人気があり、業績を伸ばした。また、営業表彰・報奨金をいただき、貯金をして金を貯めた。加えて、出張先の飲み屋の娘や、看護婦さんにもてて、出張に行っても、ホテルに泊まらず、彼女たちの部屋に泊まる日が多くなり、出張費、外勤手当がそのまま残り、金は貯まる一方で、笑いが止まらなかった。しかし、業績が良くなると、更に頑張って、無理を続け、若くして、重症の自律神経失調症・メニエールになって、営業ができなくなり、早期退職となってしまった。しかし、結婚した看護婦さんに助けられて、有名な温泉・熱海のマンションに住んで、療養に励み、1年ほどで、回復し、近くの人達と交流を深めた。その後、親しくなった友人達の死を乗り越えて、旅行に出かけて、新しい世界を歩む。その後、海外旅行にも出かけ、ポルトガルに古き良き日本の幻影を見て、通うようになり、見聞を広めて、いろんな冒険をして、楽しんでいく物語です。アルファポリスにも重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 17:08:14
106934文字
会話率:1%
本州で豪農の暮らしから北海道の開拓農家となった波乱の人々の人生。
最終更新:2019-11-14 19:20:48
1071文字
会話率:0%
豪農の家系に産まれた、川上弥兵衛(かわかみ やへえ)は、父を幼くして亡くし僅か齢七歳で家督を継ぐ。その身の上から母は縁談をしきりに立てていたが、本人はあまり気が進まなかった。やがて周りからは、葡萄の栽培に躍起になっている朴念仁と揶揄される
。そして、川上はついには妻を迎えぬまま、殺されてしまうのだった。下手人は、若き麗しき青年。事件の捜査の中で、青年と弥兵衛の悲しい物語の始終が明らかにされてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 23:29:03
29473文字
会話率:41%
Sランクパーティ、深淵の炎竜。
その経理係を務めるレイルは、報酬のことで団長と対立し追放される。
しかし、彼はそれを人生の転換期と肯定的に捉え、興味があった農業を始めてみることにする。
農業未経験の彼に起きる予想外の出来事、あれ、農業って
こんなに難しかったの!?
苦難を乗り越えつつ、彼は今まで培ってきた商売の知識とSランクパーティにいた頃の人脈、そして変わった魔法を使い、やがて大豪農と呼ばれるようになっていく。
一方、パーティの権限のほぼ全てを団長が握った深淵の炎竜は、内部から少しずつ崩壊していく……。
2018年11月3日、日間総合ランキング1位に入ることができました!ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 19:01:35
57474文字
会話率:54%
北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。
そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。
親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構える本家で、
幼い頃に見かけた「狐の嫁入り」を思い出す。
雨が
降る田のあぜ道を、篠笛の音とともにゆく狐の面をした彼ら。
それとともに苦い記憶が蘇る皐月の前に、一人の男性が現れた。
白彦ーー。
きよくん、と呼び、本家に来た時だけ遊びまわった従兄弟であり、幼い頃の友達だ。
人目を惹かずにはおれない美しい男性に成長した彼に、皐月は気後れしながらも少しずつ打ち解けていく。
そんな時に、ふと現れた、狐面で顔を隠した、小さな男の子。
謎めいた言葉を残しながら、その子は裏庭の古い土蔵へと誘うーーー。
皐月を襲う新たな怪異。
山の神様が住まうという集落のシンボルでもあるお山。
ひたひたと皐月の日常に忍び寄る、悪意。
少しずつ思い出す、過去の記憶。
そして、祖母の命への眼差しとひたむきな白彦の想い。
皐月は、いやおうなく人間と人間ならざる者、生と死との狭間に立たされていく。
その狭間で、彼女はどんな選択をしていくのか。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 15:00:00
166678文字
会話率:40%
【※未完】
半生を無為に生きた青年は、夢見ることすら未だ知らず。将来を嘱望されていた少女は、描いた夢に背を向けて。姉でいたがる妹は、夢なんかよりただ今だけを選び取り。そして生まれついての姫君は、初めから夢など存在しない世界に生きていた。
本来交わるはずのなかった彼と彼女達は、それぞれの想いが積もるこの地で出逢い、新たな想いを募らせていく。異性と関わり、町と関わり、人々と関わる、田舎町でのスローライフ。穏やかながらも変化に富んだ日々の中で、彼と彼女が紡いでゆく想い。やがて結晶となったそれは、きっと『夢』と呼ばれるものになり、そしておそらく、『恋』になる……かも?
――その先に待ち受けているのが、たとえ別離だったとしても。少なくとも、この夏の終わりから冬が来るまでの数ヶ月間だけは、彼と三人の少女達は確かに同じ時を過ごしていた。
◆◇◆◇◆
◆女の子紹介
#雛木緋叉音(14)……襲之芸術大学附属中学に在籍していた元・学年次席。チョロインと見せかけて、その実かなりの難物。/#雛木睦子(20)……主人公にとっては甘えたがりの妹だが、頼れる姉を自称している女子大生。むつみこ可愛い。/#奥野田結衣(15)……豪農の流れを汲む名家・奥野田家の『お姫様』。主人公のことをなまはげの親戚だと思い込み、全力で避け続けてきた。
◆主人公
#荒鷲和馬(26)……一族内では『人間ならば受かって当然』とされていた某有名大学の受験に失敗。その後、半分勘当・半分家出で出奔→放浪(ほぼ遭難)→稲見町にて女子高生時代の睦子に拾われる。現在では、放浪で培った性格やスキルのおかげもあって、この町の人々や生活にすっかり馴染んでいる。
※1 睦子の歴代・現役『彼氏』逹には秘密があるよ。ヒントは『百合の花』。あ、もうこれ答えか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:18:22
144039文字
会話率:46%
とあるお茶の街に住む、伊藤智博と言う名の青年。彼は、創業70余年の実家の茶業を継ぐべく、日夜、意欲的に働く20代の男だった。しかし、その近くには江戸時代から続く豪農の秋川家があり、実力こそあれど、なかなか1位の座を取れないことに、焦りを感じ
ていた。
そんな或る日、秋川家の長女・美咲が死体遺棄容疑の疑いで警察に逮捕される。何でも、当時交際していた男の依頼で、と或る女性の死体を相模市の山中に棄てるのを手伝うばかりか、一時的に、自宅に死体を保管していたと言う事実も明らかになったのである。
そして、捜査を進めて行くうちに明らかになる、美咲の驚くべき生い立ちと素性。智博の近隣は大騒ぎになると共に、日々攻勢を強めるマスコミの存在に嫌気を覚えるようになる。
しかし、そんな中、智博は予てからの野望であった、地域一番のお茶屋になると言う夢を秋川家の立場を逆手に取って叶えようとする。そしてそれは、表向きと本心では真逆の巧みな作戦で・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 05:00:00
29120文字
会話率:50%
大正中期の四国・阿波の愛薗村、16歳のゆうは豪農・西澤家で奉公していた。大手の藍作農家であり、徳島市内で銀行も営んでいる西澤家には14歳の和彦と11歳の清彦という2人の息子がいて、上の「かずぼん」とゆうは年も近く絵画を通じてほのかな恋心を感
じ始めている。しかし、旧家の厳しさとそれぞれの志望の違いから2人は離れ離れになり、数年後、成長した男女として再会する。そして、時代は昭和から戦争へと向かうのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 12:38:04
51167文字
会話率:46%