ライカさんは魔法染色師です。
魔法染色師とは、染める材料となる草の薬効や花言葉を色に溶かし込んで、魔法の糸や布を作る人のことです。
森の外れにあるライカさんの小さな工房には、今日もいろいろなお客さまが訪れます。
ウサギのお嬢さんに
、ハイイログマの奥さん、そして――――
比較的短めのお話です。
イラスト付きのページがあります。苦手な方は非表示に設定するなどの対応をお願いします。
イラスト置き場を設置しました(2019/01/16)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 22:08:59
18014文字
会話率:37%
それは愛、優しさ、楽しみ、探究心、詩想――
パパンは草木染めが趣味でした。
最終更新:2017-12-18 20:47:49
367文字
会話率:0%
戦国時代。刀や茶器と並び、染物もまた自分の価値を上げるものとして、重視されていた。
とある領地で毎年行われる、染物大会。殿様からのお墨付きをもらえれば、職人としての箔がつく。
中でも三年連続の連覇を果たした生地には、特殊な製法が存在したと
か……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 21:15:47
3798文字
会話率:6%
弟のインターハイの応援で家族が家を空ける間、祖母の家で過ごすことになった灯里(あかり)。
家族には内緒にしていたが、灯里はあることが原因で、ここ最近ずっと気分が塞いでいた。
元気のない灯里を見て、祖母のふ美(み)は気分転換をしようと、灯里を
草木染めに誘う。
だが、ふ美と一緒に布を染めた灯里は、その布を見て泣いてしまう。
灯里が落ち込んでいた原因とは…。
全3話。
こちらは和泉名義で運営している【walkip】(http://walkip2.seesaa.net/)というブログに以前から掲載しているものです。
細かいところは修正していますが、内容は同じです。
(ブログはまだ残していますが、現在はほぼ休止中。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 20:00:00
17078文字
会話率:39%
都会の生活に疲れ切って、ノエルは草木染めの世界に救いを求めるようにして山村へと移り住んだ。一方的に置き去りにしてしまった彼に、申し訳ない思いを抱きながらも、少しの寂しささえ我慢すれば、この穏やかな生活はずっと続いて行く。……そう信じていた。
それと引き換えに失うものの大きさなど思いせずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 11:20:22
9354文字
会話率:41%
今年は『七夕』の「織姫と彦星の物語」を恋愛色豊かに表現した作品にしているつもりですが、得意の『読者置き去りの独善SF設定』で恋愛色をガシガシとカモフラージュするという『仮説小説仕立て』になっております。「訳が分からんトンデモSF設定」の中
から上手に「健気な愛の物語」を読み取ってお楽しみいただけましたならば幸いです。【七夕一人企画・2016】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 15:00:00
25834文字
会話率:47%
「水晶の魔女」シリーズ、第10弾。第9弾のネタバレを含みますが、まぁこれだけでも読めます。伯祐さんの逃避行と、ちょろちょろ気配を見せていた、アイヌ系呪術師の家系・摩霧(マキリ)の一人が登場。工房荒らしエリカ様のトンデモ武勇伝に、ささやかな飯
テロを添えて。巨大魔女猫アーサー、なにげに本編初登場です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 21:06:52
11971文字
会話率:45%
若林治は京都嵯峨野の小さな民芸品店の主で毎年買い付けに東南アジアや中国を旅しています。今年やっと念願の雲南省に行くことができました。上海まで船旅、義烏までバス。長沙まで夜行バス。空路昆明へ。今回の目的は大理古城から草木染め藍染の周城そして謎
の泉胡蝶泉を訪ねることでした。ところが私は胡蝶泉の祠でついうとうとと・・・・。目が覚めると私は城壁の上。向こうから蒙古軍が攻めてきます!
私は一目散に逃げ出しました。そして・・・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 16:33:10
13667文字
会話率:28%
大正中期の四国・阿波の愛薗村、16歳のゆうは豪農・西澤家で奉公していた。大手の藍作農家であり、徳島市内で銀行も営んでいる西澤家には14歳の和彦と11歳の清彦という2人の息子がいて、上の「かずぼん」とゆうは年も近く絵画を通じてほのかな恋心を感
じ始めている。しかし、旧家の厳しさとそれぞれの志望の違いから2人は離れ離れになり、数年後、成長した男女として再会する。そして、時代は昭和から戦争へと向かうのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 12:38:04
51167文字
会話率:46%