聖女の奇跡に歓喜する町。
その狂騒は聖女の闇を覆い隠す。
そこに訪れた、少年テイマー・カドリー。
果たして聖女の運命は!?
最終更新:2024-10-23 20:12:23
2280文字
会話率:61%
聖女アンジェリカ。その存在は帝都の民から慕われ、人気がある。そんな彼女が出る朝の礼拝は聖女の奇跡の恩恵を受けようと人々が教会に殺到するほどだ。
そんな聖女アンジェリカには秘密がある。彼女は白の魔女と呼ばれる存在だった。
ある日アンジェリカは
護衛の聖騎士と共に布教のための巡礼に赴くのだった。だが、護衛の聖騎士はアンジェリカが苦手としているリカルドだった。
苦手なリカルドにアンジェリカの秘密が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 11:00:00
11915文字
会話率:40%
地下アイドルとして活躍していたカレンは、交通事故がきっかけで、異世界の皇女の体に転移する。そこは皇太子になれなければ一生幽閉される、過酷な運命が待ち受ける世界だった。
舞台は敵と味方が目まぐるしく入れ替わる帝国の宮廷。勇者の力も聖女
の奇跡もない上に、魂の宿った先は最弱の《ひきこもり姫》。ついでに相棒は、顔と頭は良いけど性格に難ありな従者。
劣勢の中、カレンはアイドルとしてのコミュ力と持ち前の魅力を武器に、ライバル達とただ一つの座を賭けた宮廷サバイバルに臨む。
※9/9 10話くらいまで一気に更新予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:25:41
657237文字
会話率:49%
神々の時代は遠く過ぎ去り、英雄の時代も終わり、時は既に近世。
騎士は嘆く
所詮自分は殺し屋だと。
騎士道は殺しの正当化の手段に過ぎないと。
姫は嘆く
自分は子を産む道具だと。
賢母の教えは女性を従順にさせる欺瞞に過ぎないと。
厳しい
訓練を受けた名家の騎士も、辺境で活躍した遍歴の騎士も
徴兵されたばかりの兵士に工場で量産された銃で打ち倒される時代。
華々しい魔術は戦場から去り、魔獣が牽引する砲兵が戦場を支配する。
何故か聖女の奇跡は発現しなくなり、代わりに医学は大いに進歩した。
ある時、帝国から最も高貴な姫が従属国へ旅に出た。
辺境従属国はいまだ古代のままの技術体系、習慣で暮らす国も多い。
帝国も大地母神を敬い子孫繁栄を第一とし、古代のまま貞操観念が緩い。
北方は母系社会で結婚という概念すらない。
東方は厳格な家父長制を続けている。
母の頼みで巡礼に出て辺境を旅する帝国の姫は何を見て、何を思い帰って来るのだろうか。
そして帝国に帰還した後、起きる出来事とは
◆作品について
同じ世界観で違う年代の騎士物語をいくつか描いています。
各作品単体で話が通るように作っておりますので読みやすい作品から読んで頂いて興味が出たら他の作品も読んでみるのも良いかと思います。
『誓約の騎士と霧の女王』1398年~1420年 ★完結 (歴史趣味満載で人を選ぶかも)
『荒くれ騎士の嘆き歌』1425年~更新中 (割とダークな本作品)
『森の娘と最後の騎士』1435年~1453年 ★完結(女の子主人公でカジュアル向け)
2021/2/12 20,000PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:40:49
1377431文字
会話率:48%
異世界トリップをした当日にガラリア国王の病を治療した白波由麻は、聖女として城に迎えられた。
しかし由麻は、歴代の聖女と比べ能力が劣っていた。一日に一回、それも3分間しか奇跡を起こせない。そのためその能力は有事の際にのみ使われることになり、由
麻は待機という名の軟禁状態となっていた。
そうして半年が過ぎた頃、由麻は初めて国王に呼ばれることになる。有事が起きたのだと身構えた由麻。だが国王からの要望は、とある騎士を見舞ってほしいというものだった。
聞けば呪いに侵されており、余命幾ばくもないという。そしてその騎士とは、異世界に来てしまった由麻に最初に手を差し伸べてくれたエイナードその人だった。
呪いは聖女の奇跡でも解けないことは周知の事実だった。
「エイナードの願いを叶えてやって欲しい。この冬の季節を越せないだろうエイナードに春の花や夏の食べ物を与える、その程度で構わない」
国王の命からも、彼の死が免れないものだということが伝わった。
由麻はエイナードの邸を訪ね、動物好きな彼が希望する動物を具現化させていった。
そんなある日、由麻は意図せず神話にしか登場しない架空の動物を具現化させてしまう。
そこに由麻は光明を見出した。
神話に『万能薬』なるものが登場すれば、自分はそれを具現化させることができるのではと――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 14:00:00
23575文字
会話率:23%
アザリアは疫病を広めた魔女として国中から憎まれながら死んだ。
人々の傷や病を引き受け、聖女の奇跡としてきたアザリアは「どうしてこんな死に方をしなければならないのか」と絶望の内に意識を失う。
と、思ったら、次の瞬間、目の前には王子アルフレッド
に。婚約者レイチェルの顔の傷を治すよう命じられた。それは自分が殺される一年前の出来事……。
「嫌です」と、はっきり答えるアザリア。
聖女として周囲の望むように従順に生きて来た人生が、焼かれて終わったのだから、二度目の今度は他人に悪女と言われても構わない。嫌なものは嫌、と、好きなように生きよう。それで燃やされるならそれもよし!
一度目の人生で疎遠だった家族に溺愛され、王家にハメられた商人の息子が……おや、どうやら……自分は、彼が好きになってしまったようだ。振り向いてほしい!全力で復讐を手伝いますから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 14:27:27
37381文字
会話率:32%
統治者の戦死によるお家騒動を勝ち抜こうとする奥方。
彼女は断罪の儀式を受けぬ事で野望を達成しようとしている。
窮地に陥った羊飼い一家を救ったのは聖女の奇跡だった。
WBC記念 野球知識要素があります。R15は一応掛けました。
最終更新:2023-03-21 19:03:30
2603文字
会話率:22%
男爵令嬢であるセシリーはある日、王太子の提案(実質命令)により隣国のミュレル公爵のもとに嫁ぐことになった。
ミュレル公爵の正体は、子どもの頃に一緒に過ごしたジョシュアだった。久々の再会だがジョシュアはセシリーに対して冷たく、素っ気ない言葉を
吐いてくる。
だがセシリーにはそんな夫の胸元に、『ツンデレ意訳』という言葉が見え……?
「……ふん。おまえは昔から本当に、気ばかりが強くて可愛げのない女だ」
『ツンデレ意訳:おまえは昔から元気いっぱいなのが愛らしかったから、おまえが笑っていてくれるだけで俺は十分だ』
……やだ。私の夫、もしかしてすごく可愛いのかも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:00:00
17164文字
会話率:45%
彷徨える者たちの浄化、死する者の蘇生、傷ついた者の治癒等、全て聖女の奇跡が解決いたします。聖女派遣協会までお気軽にご相談ください。
これは聖女派遣協会に所属する一人の聖女とその護衛の物語。
最終更新:2022-09-25 22:03:32
10040文字
会話率:49%
今日も今日とて祈りの時間。国防を聖女の奇跡に頼り切ってるこの国は、私達聖女を酷使していた。ていうか酷使しすぎ!お腹すいた!もっと食わせろ!
だから私は、神様に処遇改善をお願いしたんだ。だって私、どうしても一緒に行きたいところがあったんだも
の。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 18:00:00
7830文字
会話率:65%
美しき廃都・ヴァルロンド。
かつてここは宗教戦争の巻き起こった街。
聖女の奇跡で、ただ一人を除いて生命が消えた街。
夜毎怨念が這い回る、墓場。
生き残った青年は、墓守として夜の都を舞う。
全ては、宝石に変わってしまった聖女を守るため。
全
ての怨念を倒し、彼は聖女を人に戻す事を夢見る。
そんな、墓守の話。
※書きたくなったので書いた短編です。続きません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 01:54:14
2547文字
会話率:19%
ミア・クウォーツは前世の記憶があるが、ごく平凡に暮らしていた。だが、彼女に転機が訪れる。
入学した学園で聖女や生徒会長と知り合いになってしまったのだ。更には、ここは乙女ゲームの世界で、自分は悪役令嬢だと言う令嬢まで現れた!
最終更新:2020-08-20 09:35:51
61026文字
会話率:43%
この世界は穢れが多くなると魔物が発生する世界。その穢れを浄化する聖女がいた。
エレノアは辺境の貧しい村の孤児であったが、あることをきっかけに聖女としての力を顕現する。
エレノアはいつしか歴代一と言われるほどの聖女となった。そのため、王太子
の婚約者に選ばれる。王太子はエレノアを毛嫌いしているが、政治的な思惑もあり婚姻破棄できない。
世界が不安定な中、隣国の美しいと評判の王女が外交でやってきた。王太子と王女は恋に落ち、エレノアは邪魔な人間となってしまった。
王太子は王女に聖女の資格があると言い出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 09:00:00
32016文字
会話率:49%
魔族との戦いの跡地には瘴気を放つ森が形成される。その森は徐々にではあるが拡がりを見せている。そう遠くない未来に人間は生存できる土地を失うことになる。
この瘴気を打ち払い、汚染された土地を元以上に豊かな土地へと浄化する力を祝福と呼ぶ。ただ、
この祝福の力を有している者はこの世界にはおらず、別の世界にいる聖女が祝福をもたらす、と伝承には遺される。
祝福の力を期待して、各国首脳は聖女召喚を決議する。そして、召喚は成功し、一人の少女が降臨した。
聖女降臨に湧き立っていると、瘴気を纏った魔族が現れた。さっそく、聖女の奇跡を目の前で見ることになった。
魔族は浄化された。聖女の拳の力で。
あれ?聖女が思っていたのとなんか違う。祝福って祈りみたいなのとかじゃなくガチ武闘なの?!拳でスッキリ解決!?
聖女、王国、各勢力、そして魔族の視点で物語を紡いでいく。
聖女や周囲の人間に負けず、魔王も魔族もかなり努力の人(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 22:22:15
56198文字
会話率:56%
『しゃべらないんじゃないです。―――しゃべれないんです』
魔物に襲われ、絶体絶命だった商人を救ったヨシュア=ハートリッカーはそんな自己主張をする。しゃべれない自称魔法使いは、自らの声を取り戻すために聖女の奇跡を求めていた。終わってしまった悲
劇に区切りをつけるために。
全ては亡くした妻の墓前で、愛してい『た』と告げるために。
しゃべれない魔法使いは、声を求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-28 03:48:55
59485文字
会話率:44%