毎週月曜(火曜の事もあります)に更新。
【God Bless You !!】の続編になります。
3章より始まりますので、前作をお読みいただくことを強く推奨いたします。
日常を取り戻しつつあるアレン達であったが、レイアの残した『宿題』を片
付けるために奔走を始める。
流行りではなく本格ファンタジーでありたいと思っております。
目指せスルメ小説。
前作同様主人公の視点で進んでいきますが、一部他の視点を交える部分が出てくる予定です。少しだけ作風が変わる可能性がある事をお留め置きください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:18:31
481446文字
会話率:28%
一人の聖職者の冒険をつづった記録です。
出会い、分かれ、蠢く陰謀。
未開の地に降り立ったエルフのクレリックが、繰り広げる冒険者の日常。
最終更新:2025-02-18 23:00:00
482217文字
会話率:28%
九州にある国嶋市に17世紀の世界から悪の魔王アダークがやってきた。
アダークは強い望みを持った人たちを集めて、一人ずつ異能力を与えて国嶋市を混乱に陥れようとしていた。
さらに、アダークを追いかけてやってきた聖職者のアイアスは警察官に銃刀法違
反で捕まってしまった。
今の希望はおもちゃ屋にスカウトされた女子大学生の横田聖子。武器のハリセンで異能力を解除できるか?
そして、アダークを止めることができるか?
※この作品は「リサイクラー船長のこうかい日誌」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:10:53
513195文字
会話率:53%
初めに以下の点に注意
ゲーム的要素、レベルやステータスなどはバトル漫画的要素はかなり排除してあります。
仲間は途中離脱する者もいます。
主人公は才能は有りますが成長速度は遅めです。チート要素は極力排除しています。学園要素はありません。
ルビ大好きマンなのでマシマシです。
更新は朝八時ですが、仕事の合間に執筆しているので更新ペースは安定していません。最低でも週に一話と考えています。
一話2000文字程度ですので、他の作品読むついでにでも読んでもらえれば幸いです。
ある日全校集会に参加しているときに学友と共に別の世界の強制召喚に巻き込まれてしまった。
神様に出会うでもなく、気が付けば学年も違う五二人だけがまるっきり見知らぬ農村に出現する。樹《いつき》以外は会話も成立せず辛うじて農村の外延部で一夜を明かすことを強いられる。
いつの間にか一組の男女が消え四五人に減った次の夜に惨劇は起こる。
数多くのゴブリンの襲来により村人はおろか殺し合いなどしたことのない僕らは必死の抵抗もむなしく無残に殺されてしまう。
運よく通りかかった聖職者によって蘇生された僕らが動けるくらいには回復するまで付き添ってくれたその聖職者さんが旅立った後にもう一度惨劇が起こる。
2度目の蘇生から回復し元の世界に帰れる機会を蹴ってこの異世界で不自由ない生活を求めていく…………。
話の終着点は決まっていますが、そこへ至るまでの道のりは複数のプランがあって書きながら決めていく予定です。
第一章までは平凡な主人公が異世界に適応するための下準備編のような感じですので爽快感はないかと思います。
作品の骨子は複数のTRPGをごちゃまぜにして使っています。
誤字脱字報告、文法が間違ってる等でも構いませんので感想をいただけると励みになります。
こんな駄文で宜しければお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:10:00
1527629文字
会話率:32%
アメリカ合衆国 ユタ州 セントジョージから、北西に伸びる一本の道路があった────。
───2025年────
町の名はアダマ=エロヒート
そこには19世紀を思わせるような街並みが広がっている。
その地に住む17歳の青年ニック・テ
ネットは、10年に一度行われる儀式に連れられていた。
町の中央に置かれた大釜、そこから天に向かって燃え盛る赤き紅蓮の炎──。
かつて、暗闇の中猛獣に襲われていた時代に、ギリシャ神話の火の神プロメテウスがその地に永遠と燃える炎を与え、暗闇の中光を灯したとされている。
そこからプロメテウスへの敬礼の儀として、大釜に入れられたその炎に、食物や高価な品を投げ入れるという習慣が生まれた。
だが、時は経ち18世紀、この頃聖なる炎がその勢いを落としていた。
人々は炎へとより多くの品物を投げ入れたが、それでも炎は縮まっていくばかり。
そこである聖職者が、自らを生贄に大釜の中へと飛び込んだところ、大釜の炎は再び燃え盛ったというのだ。
このことから、この町では10年に一度『誰か1人をプロメテウスへの生贄として捧げる』という儀式が行われるようになったのだ......
テネットは唇を縫われ、目隠しをされ耳栓も付けられ、両手にロープを繋がると2人の聖職者に炎の元へと連れられた。
大釜の前には木造の階段と、その横で神への祈りの言葉を捧げる神父がいる。
炎のバチバチという弾ける音が辺りに響くが、テネットにはそれを聞くことも許されなかった。
聖職者2人に体を持ち上げられると、テネットは階段を上がるのだと理解し、その瞬間...その心は激しい恐怖に襲われた。
炎の温かみを感じる。
同時に、死の冷たさも感じていた......。
神父が言葉を終えると、抵抗虚しく、ロープを掴んだ2人の聖職者はテネットの肉体を炎の中へと投げ入れた。
テネットは瞬間、燃え盛る炎に全身を燃やされその苦しみで酷くのたうち暴れ。
大釜の外にも響くほどの重厚な金属音が広がった。
その時、目隠しが焼け落ち、テネットは大釜の中で目を開ける。
するとそこには、同様の儀式により焼け死んだ人間の遺骨が積み上がっていた。
テネットは恐怖で目を閉じ、燃える涙を流しその生涯を終えた────。
完結するかは分かりません。
飽きたらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:07:18
21511文字
会話率:24%
<あらすじ>
ここは惑星ガイノアース。
ここガイノアースにはムーンンリアスと呼ばれる魔法が使える人々などが暮らす大陸があり、騎士・魔法使い・魔法剣士・賢者・侍・忍者・武人・武闘家・ガンマン・音楽家・盗賊・王族・皇帝・貴族・聖職者・将軍・大名
などといった様々な人々がこの地で暮らしている。
しかしこの大陸は決して穏やかで平和な土地ではなかった。合成魔法獣(通称:魔獣)という怪物たちの脅威に晒され、人々はその魔獣たちと激しい戦いを繰り広げていた。
だがムーンリアスの人々を取り巻いているのは魔獣たちだけではなかった…遠い海の向こうの異文明国家サンクレッセル連邦国、戦いの裏で暗躍する魔法武装組織メタルクロノス…
そんな混沌とした時代の中、クレード・ロインスタイトという一人の魔法剣士が賢者の博士と出会うところからこの物語は動き出す…
果たしてクレードとその仲間たちは魔獣やメタルクロノスの脅威から世界を救うことができるのか?
この物語は、「宝石の輝士団 クリスタルナンバーズ」と呼ばれる15人の変身ヒーローと彼らを取り巻く人々の愛と勇気と涙の物語である。
<他、作者より>
・「色」+「宝石」+「世界遺産」を主な軸に物語を展開して参ります。
またこの作品は様々なアニメやゲーム作品の影響を受けて作りました。
・少年漫画的な作品ではなく、「青年漫画に連載されている作品」をイメージ。(そのため性的な表現なども時折出てきます)内容は会話文が中心です。
・僕にとっては初投稿作品になりますが長期連載を予定しております。どうか今後ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:38:41
563418文字
会話率:82%
男爵家の三男坊ライアー・トラスト、洗礼名ロゴスは、平民落ちの危険を回避し、将来も羽振り良く暮らしたいがために、神学校に入学し、聖職者を目指していた。
そして神学生ロゴスとして、ある夏の日、夏期休暇を利用して、辺境の地へやって来た。
そこで、
母親の病気を治したいために必死に神様に祈る少女エミリアに出逢い、彼女に「聖水」を売りつけた。
代償として、少女から父親の形見などをたっぷりと受け取った。
だが、その「聖水」は、タダの川水を小瓶に詰めただけの代物だった。
神学生ロゴスは詐欺を働いたのだ。
ところが、なぜだか、その「聖水」を口にした母親の病が癒えて、娘は狂喜乱舞する。
「あの聖水はホンモノだわ!」と。
やがて、「祈る力で聖水を作り出せる神学生」として、ロゴスは、現地の領主バラン・テミスト辺境伯によって城へと呼びつけられた。
そして厳命された。
「たかが下女勤め風情の母親の病を癒したのだ。今度は、我が娘、レミーを癒やせ! 娘レミーが快癒するまで、貴様を逃すつもりはない」と。
※ざまぁの連鎖作品です。
※『夏のホラー2025』参加作品です。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
9588文字
会話率:16%
虫や気持ちの悪い生き物が大好きで異性には好かれない聖女ユリエルは、高位聖職者の娘を聖女にするために冤罪を着せられて学園、街、ギルドから破門&追放されてしまう。非モテで男性に言い寄られたこともないのに、よりにもよって邪淫の罪で。頼る人も行く
あてもなくなり、ユリエルは復讐と世直しを決意する。自分をくだらない理由で追放し最大の侮辱を与えた、聖人教会と学園都市リストリアに。そのために、学園都市近くにある教会に制圧されたダンジョン、『虫けらのダンジョン』を乗っ取ろう!癒しの力とゲテモノへの愛をもって、虐げられていた元マスターのアラクネと共に、自然あふれるゲテモノと妖精の楽園を作って抗え!
ダンジョンマスターとなって最初に取得した能力で……「これで思う存分毛虫をモフれるね!」
※転生ものではないですが、転生者や転移者は出るかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:20:55
830520文字
会話率:22%
主要キャラクター:
1. 天宮 桜(あまみや さくら)【巨乳/土属性】 癒し系でおっとりとした性格。豊かな胸と大地の加護を持つ。
2. 神崎 凛(かんざき りん)【貧乳/火属性】 ツンデレ剣士。貧乳であることに強いコンプレックスを持つ。
3
. 佐藤 桃子(さとう ももこ)【普通/風属性】 バランス型。常に冷静なツッコミ担当で読者視点の存在。
4. 九条 光(くじょう ひかり)【巨乳/光属性】 聖女のような存在。聖職者でありながら芯が強く胸も豊か。
5. 黒崎 命(くろさき みこと)【貧乳/闇属性】 中二病気味のくノ一(忍者)。陰に生きるが存在感は強い。
読んでいただきなんとなくで大丈夫です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 09:19:50
9384文字
会話率:38%
険しい山間を二人の女性が下りてゆく、一人は赤毛の猫の獣人の女の子で全身毛むくじゃらだ、踊り子の格好をしているが両手にゴツいクローを着けている、一人は聖職者の制服に鎧をつけた女性、腰には聖職者のマークが描かれたブロードソードを差している。2人
は長い旅をしていて疲れ切った面持ちをしている、その時山の上の木先から小さな龍が飛び立ち少女が振り返るが女性はそのまま歩き続けている、そよそよと木々が鳴っている
少女アルテナは手を顔の横で振りおどけた顔をしていた、女性ジャンヌは手を口に当て小さく笑った折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-16 15:13:12
14257文字
会話率:73%
あけすけにものを言う町に隠された誰にも言えない秘密。死者を悼む夜の裏で起きていた殺人。死者に祈りを与える旅の聖職者、イノリは、殺意の裏に隠された『なにか』に迫る。
最終更新:2025-07-16 11:17:07
135649文字
会話率:51%
旅の途中で立ち寄った町で、仲間の一人が殺された。ダンジョンの中で出来る密室で、何故仲間は殺されたのか。聖職者としての役目を与えられた少女は、護衛と共にその謎に挑む。
最終更新:2024-06-20 17:10:43
7596文字
会話率:34%
ラクーンシティは、欲望と腐敗に支配された昼と、黒い霧と悪魔が跋扈する夜が交錯する堕落した都市。かつて製薬会社グラトニー社のウイルス漏洩により地獄と化したこの街で、不死の神父アスターと不老のシスターマリアが悪魔を狩るデビルハンターとして戦う
。アスターは酒と賭博に溺れ、マリアは煙草と皮肉を愛する、聖職者とは程遠い二人だが、過去の罪を背負いながらも悪魔に立ち向かう。
ある夜、教会に黒い霧が這い寄り、無数の悪魔が襲来。二人のは聖剣と聖水の銃で応戦するが、強大な上級悪魔が現れ、教会は半壊。悪魔は彼らの罪を嘲り、降伏を誘うが、アスターとマリアは互いの連携でこれを撃破。戦いの後、廃墟と化した教会を後にし、次の戦場へ旅立つ。ラクーンシティの地下ではグラトニー社の新たな実験が進行し、さらなる脅威が迫る。二人の贖罪と戦いの旅は、終わらない闇の中で続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:13:29
3729文字
会話率:21%
かの暴虐邪智な聖職者どもを一掃しなければならない、勇者ハヤトは激怒した。聖女がパーティのアイテムを奪い、聖職者たちは酒と女に溺れ、教会は国の財を食い潰している。勇者ハヤトは王女マリッサと共に、腐敗した天道教会を排除し、国を浄化する決意を固め
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 05:54:39
1988文字
会話率:43%
~~~ 聖女召喚が当たり前の世界に、後悔させてあげましょう! ~~~
********************
いつものように日常を送っていた、女子高生の私。ある日突然、馬鹿げた現実が襲う。この日生まれて初めて、私は異世界転
移してしまう。まさか自分が聖女として、異世界召喚される日が来ようとは、夢にも思わなかったはず…?! あまりにも彼らに都合のいい展開に、本気で怒った私が予想外な言動を取って……!? こうして私の非日常な日々が、始まることになって……
異世界の神が神罰を与えないのならば、私が…思い知らせてあげますわっ!!
※この物語は異世界召喚され、異世界転移したことから始まる、異世界&現代ファンタジーです。主に現代ファンタジーが、メインとなる予定。主人公が復讐したならば、スカッとするのは間違いなし…?!
※攻撃的もしくは暴力的表現が、時々見られるかと思いますので、苦手な方はご注意ください。
※この作品における現代世界は、我々の現実の世界とは、同じ背景を持つパラレルワールド、なのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 00:00:00
3995文字
会話率:47%
――聖か、邪か。優しさか、甘言か――
魔のものが地上を脅かす暗い時代、人の心を惑わし魂を奪う『悪魔』と戦う聖職者『浄化特使』がいた。
悪魔に一族を殺された若者エリアスは復讐を誓い、異例の条件付き司祭となる。浄化特使として独立可能かどうかを見
極める監督官グラジェフと共に実戦の旅に出るが、二人にはそれぞれ秘密があった。
※ミステリ風味からの世界崩壊阻止系。感想欄はネタバレがあるので閲覧注意。
※同性愛者が登場するため、その心情描写などが多少あります。
いわゆるBLが主眼ではありませんが、極めて苦手という方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 10:18:50
610465文字
会話率:41%
異世界風土記様の競作企画「構」参加作品。
古代の失われたわざを用いて膨大な蔵書を収蔵した『黄金樹の書庫』、その探索にまつわる話。
最終更新:2024-11-07 00:00:00
8004文字
会話率:44%
サイモンは貧乏騎士の次男。青年となれば家を出て生きていかねばならない。
騎士団などの武の道か、王政府の役人などの文の道か、または聖職者の世界か、その3つの道を選び兼ねていたサイモンは、ひょんなことから富豪の商人の暮らしを垣間見る。
身分に縛
られ、見栄・外聞にうるさく、その内実は貧乏暮らしという騎士の社会に嫌気がさしていたサイモンに、実力でのし上がることができ、豪勢な暮らしをしても構わない商人は魅力的であった。
しかし、騎士の息子が商家の小僧から始める訳にはいかない。
サイモンはどうやって大商人になるのか、命を賭けて知恵を振り絞る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:00:00
43444文字
会話率:21%
聖職者ヒイロは、勇者パーティーを追放されてしまう。
しかもそこは、難関ダンジョンのど真ん中だ。
特別なスキルもステータスもあるわけがないヒイロは、同じくダンジョンで行き倒れていた魔術師ウィズと協力し、何とか生還を果たすことができた。
ダンジョンで生き残れるのは強者だけなのだ。腕力、魔力、財力……、それらを持たない弱者は、救助すらしてもらえない。
「俺達で救助隊を結成するんだ!」
「え? え?!」
ヒイロとウィズは救助隊として、ダンジョンで冒険者たちを助けることにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 11:10:00
196203文字
会話率:63%
異世界に勇者として召喚された田中和也(26歳)。
でも。
戦闘力はF級。
一般人レベル。
勇者なのに戦えない。
最悪。
---
期待してた。
剣と魔法の世界。
俺も主人公になれる。
そう思ってた。
現実は違った
。
戦闘力測定でF級。
一般人と同じ。
勇者失格。
王様の提案。
「参謀として頑張って」
参謀って何?
俺、ただの営業マンだぞ。
Excel使えるくらい。
それで戦略とか無理。
でも帰る方法はこれだけ。
魔王を倒せば元の世界に帰れる。
倒すって言っても俺は戦えない。
誰かに任せるしかない。
魔王討伐。
1年の期限。
絶対無理。
でも始まった。
最初は一人。
寂しい。
怖い。
逃げたい。
そのうち仲間ができた。
でも。
みんなどこか問題がある。
天然すぎる聖職者。
暴走する戦士。
勘違いしまくりの弓使い。
普通のパーティじゃない。
むしろ問題児集団。
なんで俺がまとめ役?
向いてないって。
責任重すぎ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:02:14
13948文字
会話率:44%
ある大陸の広大な砂漠の一角に、正体不明の巨大な一つの塔があった。
不老の青年であるトウモリは生まれてからずっと、陽気に喋る石像のグレイムと共に、番人として塔の管理と防衛を行っていた。
塔には試練を突破したものが次の『支配者』になるというルー
ルが存在していた。
敵を退けるだけの空虚な日常は、瀕死の老人が届けた赤ん坊を拾ったことで少しずつ変化を遂げる。
塔を観光地化しようとする商人、自分たちを冒険者と名乗る四人の若者、トウモリに恋をする聖職者、試練に乗じて『機械兵』の部品を回収して生計を立てる盗賊……様々な人々と接していくうちに、トウモリは自分の出生や塔の正体を知ろうとし始める。
「――なあ、グレイム。自由について考えたことはあるか?」
これは塔の番人がかつて仲間と夢に見た冒険に出るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 17:40:00
100737文字
会話率:22%
大神聖教団の暗殺者(処刑人)レオンは、「魔女」と呼ばれ追放された元聖女エリス・ルミエールの抹殺を命じられる。
エリスはかつて民を癒す聖女として讃えられたが、教団の権力者によって「魔を操る者」とされ、辺境のルナリス森に追いやられていた。
レオンはエリスを追跡し、森で彼女と対峙するが、そこで目にしたのは村人たちを無償で癒すエリスの姿だった。
彼女の純粋さと教団の矛盾に疑問を抱いたレオンは、エリスとの対話を通じて、教団が彼女の力を恐れ、権力を守るために追放した真相を知る。
使命を放棄し、エリスを殺さず帰還したレオンだったが、教団は彼の嘘を見抜き、「裏切り者」として追放。処刑の危機に瀕する。
その時、エリスが聖なる力でレオンを救い、二人はルナリス村で新たな生活を始める。
村人たちとの絆を深めつつ、教団の腐敗に立ち向かう決意を固めるレオンとエリス。
しかし、教団は大規模な討伐隊を送り込み、村を焼き払おうとする。レオンの暗殺技術とエリスの聖なる結界で討伐隊を撃退し、教団の最高司祭ガルティスを倒す。
二人は教団の腐敗を暴き、ルナリス村を「新たな聖域」として再建。民の信頼を得て、希望の光となる。
不当な追放、教団への「ざまぁ」展開、レオンの成長、エリスの承認。民のための正義と絆を描き、爽快感を提供する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 09:55:39
2468文字
会話率:39%
男爵家の冷たい工房で孤独に生きるエリスは、生きた人形を操る古代魔法の血を引く人形遣いだった。その特別な力は、婚約者である騎士団長レオナルドには恐れられ、聖都の高位聖職者アメリアからは邪悪な呪いだと断罪され、彼女を周囲から孤立させる壁となっ
ていた。夜、素顔を隠して人形劇団「銀の操り人形」として舞台に立つことが、エリスにとって唯一、心を表現できる時間だった。
ある夜、彼女の劇に心から感動し、その力を「素晴らしい才能」だと肯定する青年テオと出会う。テオの理解と優しさに触れ、エリスの閉ざされていた心はゆっくりと解きほぐされ、希望を見出し始める。
しかし、二人の親しい関係に気づいたレオナルドとアメリアは、エリスの力を利用し、彼女を排除する策略を巡らせる。特に、テオが敵国シルヴァディの王子であること突き止めたレオナルドは、アメリアと共謀し、エリスを国家反逆罪に陥れようと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:54:33
5931文字
会話率:34%