ここはとあるお伽ばなしの国。そこには、多くの少年少女が集う魔法学園がありました。
それだけ。あとは作中でサイコロを振ってお話を作ります。
★
主人公はちょっぴり不遇なお姫様。学園のクラスメイトには明るく朗らかな平民の聖女、イジワルな
ご令嬢、ドキドキのイケメン男子たち。
これは、(1d6️⃣ これから決まります)
1:後に大陸に覇を唱える英雄の若き日の物語。
2:丼飯を愛し、丼飯に愛された女の子の物語。
3:土曜の夜はダンシングフィーバーな恋物語。
4:暗闇の魔女として破滅に至る呪われた記録。
5:ニート姫とニート仲間、ひと夏の青春群像。
6:百万夫百万一婦制を目指す恋多き王女の詩。
どうなるかは、サイコロ次第のお楽しみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 17:10:00
7324文字
会話率:36%
空に浮かぶ孤島・星銀島。
その国の聖女であるリサは、〈武功の帝国〉ガルガタへ嫁ぐ前夜にため息を吐いていた。ガルガタの皇太子は〈騎馬上の堕天使〉と評される恐ろしい人物だからだ。そんなリサのもとにやってきたのは幼馴染の王女ミーリヤ。〈科学の
大国〉アベンロースの若き国王へ嫁ぐお転婆気質な彼女からの提案は度肝を抜くものだった。
「あたしたち、入れ替わらない?」
世界の命運をかけた“イタズラ”から始まるラブファンタジーの幕が切って落とされる…!
※人物視点は基本的に、リサ→ミーリヤの順で展開していきます。たまに他の人物からの視点になるので、サブタイトルの方に記載していきます。
※国際対立の細かい部分はゆるふわ設定です。ご容赦くださいませ m( _ _u )m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:30:39
15821文字
会話率:43%
異世界から召喚した【旅人】に
自然厄災、死霊王を討伐すれば、娘を嫁にする。そんな約束を勇者にしたのが、三ヶ月前。
かくして、死霊王は討伐された。
政治を考える王は、娘を勇者に委ねることを惜しくなるように思い、画策をする。
統治できない半人
前では、王族に名を連ねる資格なしと。そう三行半を突きつければ、再び政略結婚にアイリスを活用できる。【旅人】である勇者を、家臣として隷属すれば、大きな戦力になる。
自然厄災により統治者不在となった、自治領ブロッサムを下賜。許嫁として、化け物姫アイリスを与えることにした王だった。すでに許嫁がアイリスにいたのにも関わらず……。
勇者パーティーに参画した、第二王女・聖女ローズ。商業都市連盟の大企業経営者の息子にしてアイリスの婚約者、ダンデライオン。王はこの二人を婚約させようと画策する。
ブロッサムがこの半年後、商業娯楽都市「桜花」として栄えることになるは、この時、誰も予想していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 19:18:04
44340文字
会話率:28%
右目に魔の色の眼を持つエリザベッタは王宮で〝眼帯姫〟と呼ばれている。四歳から十年、離宮に一人置き去りにされてサバイバル生活をしていたエリザベッタは、十四歳のある日、父親の国王に呼び出され、魔王討伐を達成した英雄ランベルト・クリザンテーモに嫁
ぐように伝えられる。しかし、人と全く関わることがなかったエリザベッタは四歳までに覚えた言葉でしか話せず、発音も覚束ない。
不出来な王女であっても政略の駒。英雄ランベルトとの婚約は逃れられないものであった。だけどランベルトはエリザベッタの異母姉で聖女のチェレステを想っている。当のチェレステはランベルトとの婚姻を拒絶。ツンデレな姉が素直になれないだけで、二人は両片想い。ここは私が身を引くべき!
と、エリザベッタは思い込んでいて!?
これは不遇な王女エリザベッタが離宮と王宮でサバイバルしつつ、なんだかんだで生き延びながら、幸せを掴むハッピーエンドが確約された物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 21:04:33
198732文字
会話率:54%
【完結まで執筆済み】
シルフィリア=フロル=シグネリアは緋色の瞳を持つ、小国シグネリア王国の第一王女。
シグネリア王国の王族は緋色の一族と呼ばれ、一族のうち緋色の瞳を持つ者は、治癒の力を発現することがある。
獣人の国であるラグナ王国によ
り、人族の国であるシグネリア王国は、一夜にして滅ぼされる。
敵軍の大将は、暴虐の狼王子と呼ばれる第四王子レイファス=ヴィオ=ラグナ。
シグネリア王国の王族はほぼ殺され、捕虜となったのは十七歳のシルフィリアと、十四歳の弟ジルクリフ、十六歳の従弟セディアス。
ラグナ王国ラザックの鶴の一声により、三人は公開処刑予定となる。
治癒魔法の苗床として飼われる未来を覚悟していたシルフィリアは、処刑予定であることに安心する。
しかし、処刑寸前で、第四王子が声を上げた。
「私の誕生日の贈りものに、この者達が欲しい」
三人は第四王子に下賜され、奴隷に堕とされたシルフィリアは閨に招かれる。
彼女は、仇である王子にその身を奪われることを覚悟するが――?
※ 奴隷スタートの不遇ヒロインですが、最後はハッピーエンドに持ち込みます。
※ 敵同士の二人がだんだん惹かれあっていく王道シリアスロマンスファンタジーです。
※ 全部で14万字程度。公募用に執筆したものですが、締め切りに間に合いませんでした…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 08:10:07
140051文字
会話率:32%
初恋の王子である婚約者のユージーンが公爵令嬢のレイチェルに心惹かれていることには気付いていた。
『あなたの心を知っていたのに私は知らないふりをした。今私が断頭台にいるのはその報いでしょうか』
そう心の中で告白し、断頭台へ頭を乗せて硬く目を瞑
ったとき、クリスティーナはとある人物に助けられ…………
初恋の隣国の王子に裏切られて冤罪により断頭台に頭を乗せることになった小国の姫クリスティーナの過酷な運命の物語。
***
聖女と魔道具が出てくるご都合主義の異世界ふんわり設定。
一話目から残酷描写ありなので、苦手な方はブラバをお願いします。
(ムーンライトノベルズにてR18版あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:31
118018文字
会話率:43%
「そうだ、お前が行けばいい」
敗戦国の第一王女・ソニアは王家の血を引きながらも『聖女』の力を持たないおちこぼれのできそこないだった。
敵国ティエラリアから示された和睦の条件は『聖女の力を持つ王家の女性を嫁がせること』。『真なる聖女』で
ある第二王女アイラを差し出すことを渋った王は、できそこないのソニアを敵国王弟に嫁がせることにした。
――そんなことをして許されるのだろうか。
そして迎えた初夜。閨を訪れた王弟にソニアはたまらず全てを打ち明けた。己の喉にナイフをあてがいながら。
「わ、私はあなたに愛される資格を持ちません! 私は父の思惑により送り出された力を持たぬ落ちこぼれ! 偽りの聖女! しかし、私と父は罪深いなれど民に罪はありません! どうぞ私めの命を持って矛を納めてはいただけないでしょうか!?」
「待て、ちょっと待て。落ち着け」
落ちこぼれソニアは自死を阻まれ「私はいつ裁かれるのでしょうか……?」と死んだ魚の目で毎日を過ごすのだが、ソニアが来て以来、ティエラリアの国は日々豊かになっていき……。
代わりにソニアのいなくなった祖国はどんどんと……。
自分の能力全否定ネガティブ無自覚チート聖女(処刑の日はいつなんでしょうか!)と冷静ドッグトレーナー系イケメン王弟(なんで君の思考はいつもそこに収束していくんだ?)の勘違いラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 06:00:00
215480文字
会話率:51%
事故で天涯孤独の無一文になった旅商人の娘クロエが、通りがかったラヴェという青年に拾われたのだけれど彼は本当はこの国の第三王子。
え? ラヴェ? なんだか性格が違うけどどうしたの?
「俺はラヴェじゃない、ネージュだ」
ネージュはラヴェの
双子のお兄さんなんだって。
なんで同じ身体にお兄さんの魂が入ってる訳?!
しかも私は十二年前に滅んだ国の生き残りらしい。
王女とか知りませんけど?!
聖女って何?!
これはクロエとラヴェとネージュが織りなす恋愛模様を描いた物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:00:00
149387文字
会話率:35%
私の名前はアンジェリーク・ロラン・アングラード。
ここアングラード王国の王女。‥‥なのだけれど‥‥
国を守る要ともいえる聖女でもある。
だからか、私は国王であるお父様や王太子であるお兄様にも都合のいい道具に様に思われている。
それでも私は今
は亡きお母様が愛したこの母国を見捨てられずにいる。
─私に自由や幸せはきっと訪れないのだろう。
私はお父様やお兄様に嫌われていても、国防の要として国外に出ることは許されないのだから‥‥
※残酷な描写ありや年齢制限は念のためです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 19:00:00
21387文字
会話率:46%
恋愛物語が大好きなポンコツ王女フィロシュネーは、婚約者に内定した英雄サイラスに「姫を愛することはない」と告げられた。
隣国の王兄ハルシオンは婚約破棄と自分との婚約を提案してくるが、政治的意図が見え見え!
それに、フィロシュネーは知って
いる。ハルシオンには闇墜ちヤンデレ疑惑があるのだ。
「わたくし、世間知らずで利用されるだけのおバカさんだと思われているのね? でも、わたくしには聖女の力があるのです。力を使って真実を知り放題なのですからねっ」
だから、あなたを助けてあげる。
――これは、そんなお姫様の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 18:06:07
1017474文字
会話率:37%
妹姫が私を呪った。恐ろしい獣人相手に愛をささやいてしまう呪いだ。
おかげで私は「氷の王太子」と呼ばれる獣人の国の王太子イシャード殿下に「好きです」「お慕いしてます」と言ってしまった!
でもこの王太子殿下、すごく喜んでいる。もふもふ尻尾が
パタパタしてる。えっ、可愛い。
触っていいのですか? 撫で撫で。
気持ちいいのですか、殿下?
しかも私は聖女らしいのです。
これは、美形王太子イシャードと不憫なお姫様アミーラのモフモフで可愛いラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 16:16:58
9029文字
会話率:37%
ロメーロは器用貧乏として勇者パーティーに入っていたのだけど、勇者オリオンから追放される。Sランクパーティーであるのにロメーロは役に立たないスキルばかりが理由であった。追放されてロメーロは困っていなかった。むしろこれからは自由に生きようと思い
国を出ていく。勇者オリオンは気づいていなかったのは、ロメーロはスキル1000倍になっていて、オリオン達のパーティーにスキル付与していたのだった。ロメーロを追放したとこで、元の弱い勇者に成り下がっていく。逆にロメーロはスキル1000倍を使い、魔王軍らと戦いながら仲間を増やしていき、好きなようにする。魔王軍幹部らを圧倒的な強さで討伐します。エルフ姫、聖女、王女などと知り合い一緒に生活します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 17:07:53
646378文字
会話率:42%
セテリ王と王妃の愛された唯一の子、アナスタシア王女は、誕生日に突然重病にかかりました。王室の医者の最善の努力にもかかわらず、彼女は意識を取り戻すことなく、床に臥せっていました。
「王様がお姫様を癒すことのできる者に1万の金貨のダブルーンを
提供すると言うのですか?」
そんな信じられないニュースを聞いて、身分の低い詐欺師はとにかく何も失うものがないと思い、聖女のふりをしてお姫様に健康を祈るために自分自身を申し込みました。しかし、誰が考えたでしょう、お姫様が実際に昏睡から目を覚まし、偽聖女が「治療」を行っている最中であったことを?
今や神の奇跡を成し遂げた神聖な聖女と称えられ、彼女はアナスタシアが彼女の病気から完全に回復するまで宮殿に滞在するように命じられます!しかし、お姫様は記憶を失い、元の自分に戻ることができないようですか?これは『アースからの転生』と何か関係があるのでしょうか?
治らない転生お姫様と王の報酬を手に入れようと必死な女装の偽聖女との対決が始まります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 10:05:02
45967文字
会話率:60%
前王家の生き残り王女(わけあり苦労人)が、憂国の美形貴公子に運命的に愛されるお話です。
魔王討伐に成功した勇者ジルベルトは、敬愛する聖女ルクレツィア姫とついに婚約することに。有頂天のジルベルトだったが、翌朝目覚めると囚われの姫君セレスティ
ーヌになっていた。とはいえこれは毎度のことだ。ジルベルトは勇者と王女、二つの人生を交互に送る運命の元に生まれて来たのだから。ルクレツィアを恋しがりつつ幽閉生活を送るジルベルト兼セレスティーヌの元へ、ある日刺客と超絶美形騎士がやってきた。
全6話。ムーンライトノベルズに別名で掲載している『勇者と姫と姫と貴公子』を全年齢向けに一部改稿した作品です。カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 15:00:00
25947文字
会話率:45%
「ケンシン、てめえは今日限りでクビだ! このパーティーから出て行け!」
ある日、サポーターのケンシンは勇者のキースにそう言われて勇者パーティーをクビになってしまう。
そんなケンシンをクビにした理由は魔力が0の魔抜けだったことと、パー
ティーに何の恩恵も与えない意味不明なスキル持ちだったこと。
そしてケンシンが戦闘をしない空手家で無能だったからという理由だった。
ケンシンは理不尽だと思いながらも、勇者パーティーになってから人格が変わってしまったメンバーのことを哀れに思い、余計な言い訳をせずに大人しく追放された。
しかし、勇者であるキースたちは知らなかった。
自分たちがSランクの冒険者となり、国王から勇者パーティーとして認定された裏には、人知れずメンバーたちのために尽力していたケンシンの努力があったことに。
それだけではなく、実は縁の下の力持ち的存在だったケンシンを強引に追放したことで、キースたち勇者パーティーはこれまで味わったことのない屈辱と挫折、そして没落を経験していくこととなる。
一方のケンシンは勇者パーティーから追放されたことで自由の身になり、国の歴史を変えるほどの戦いで真の実力を発揮することにより英雄として成り上がっていく。
その途中においてケンシンは自分しか使えない継承スキル【神の武道場】を使い、王女、漢女、聖女を自分の弟子として鍛え上げることで、一人の空手家としても大きく成長することとなる。
これは後世において【大拳聖】と呼ばれた空手家と、その空手家を最後まで支えた【三拳姫】と呼ばれた三人の女性の若き日の物語――。
※勇者サイドの話は基本的に没落の前ふりか没落シーンになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 18:50:47
257281文字
会話率:25%
神に選ばれし聖女が仲間と共に世界を救う──そんな物語で【私】は聖女を影から支え、最期は敵に堕ちて殺される運命にあるという。
聖女のために生まれ、聖女のために生き、聖女のために死ぬ。心も命も尊厳も、何もかもが使い潰される。そのような未来を知っ
て、受け入れられるわけがないでしょう。
私は【私】と同じ結末には至らない。私は私の持てる全てを持って抗おう。【私】と最期まで共に居てくれる二人の従者と共に。これは姫と騎士と侍女が紡ぐ私達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 20:00:00
89689文字
会話率:22%
サンジェルマン王国に召喚されたのは異世界人の勇者タクマ・サイトゥー(拓真・斉藤)。
勇者召喚の儀には多大な犠牲がつきものだ。
王国がそんな多大な犠牲を払い、異世界の勇者を召喚したのには、もちろんそれなりの理由がある。
その理由と
は、魔王を討ち倒してもらうこと。
これが成されなければ、サンジェルマン王国だけではなく、世界が滅びることに。
勇者を召喚した後(のち)、魔王討伐隊(勇者パーティ)を結成することになった。
魔王討伐には大軍は送れない。その理由は魔王の張る結界にあった。
結界の中には特別な祝福を持つものしか入れず、その数は五人まで。
以上の理由で、未だ無傷の国々から、精鋭達がこのサンジェルマン王国に集まった。
殴り合い、魔法の威力を見せ合い、止血の速さを競い合い、木剣での試合を行ない、残ったのは男女四人。
四人にはそれぞれ、拳聖、魔女、聖女、剣鬼の称号と共に祝福が与えられ、勇者パーティの一員となった。
魔王へ情報が漏洩する事を恐れた王国上層部は、人類の未来を託した勇者パーティを、人知れず、ひっそりと見送った。
「もう地球には帰れないけど、困っている人達を助けるヒーローになるんだ!そして…あの可愛いお姫様と…」
取らぬ狸の皮算用。
勇者が魔王討伐後の報酬として願ったのは、もちろん地球への帰還。しかし、それは人智の及ぶところではなく、不可能と言われ、勇者は酷く落ち込んでしまう。
そんな勇者を優しさで支えたのは、大陸中の吟遊詩人が歌う絶世の美少女。
少女の名はナナリー・クリファ・サンジェルマン。サンジェルマン王国の第一王女その人であった。
国王に、王女との婚姻の約束を取り付けた勇者は、魔王討伐を果たし、無事帰還した。
物語は帰還直後、凱旋パレードから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 17:01:21
26987文字
会話率:43%
ラズブール王国——。
それは、お茶の生産地でも有名な、商売を得意とする国。
戦いに置いては防御に強く、攻撃など二の次。
全て、策略で勝ってきた国。
その国の王女である
『ラズブール・ローゼ・テランプルト・ユーリ』
は、お淑やかて穏やかな姫
だ。
優しく、人に平等。彼女は貧民にも手を差し伸べた。人は、まるで聖女のようだと言った。
そして、この王国の最強騎士——。
三大天の名を授けられた三人の騎士たち。名を、
紅色『バルンベルト・シン』
碧色『フェルステルト・シアリス』
翠色『アンゲリーク・ムハントル』
彼たちは、最強……であったはずだった。
彼女が、現れるまでは。
彼女が剣を一振りしただけで大地が揺れる。
速さは光のごとく。魔法で煌めいた刀身は、キラキラと星屑を巻いて振り落ちる。
恐ろしく強いはずなのに、彼女はまるで舞をしているかのように……。
——ただただ、美しかった。
これは、最強の少女が幸せと平和を呼び起こす物語。
彼女の名はまだ、明かされていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 16:43:10
2246文字
会話率:49%
生まれたときから聖女の印を持つシルビアは、神殿の最下層でこき使われていた。
それもそのはず、世界に一つしかないはずの聖女の印が、公爵家の姫君に現れたからだ。
偽の聖女と呼ばれながらも、なぜか殺されることなく神殿の最下層で暮らすシルビアの前に
、ある日、狼姿の男性が現れる。
「とりあえず、今から一年間、俺の嫁になれ」
「……あの、あなたのお嫁さんになるのですか? ……私なんかが?」
「王女からの求婚を断る理由には、聖女様くらいしかないだろう?」
狼将軍と呼ばれる王弟殿下から、シルビアは契約妻を拝命する。
なぜか、溺愛されるとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 06:35:05
108536文字
会話率:46%
聖女の末裔である王族が強力なギフトを持って生まれてくる中、誰よりも聖女としてふさわしい見た目を持ちながらなんのギフトも持たない第二王女シンシアは、「空っぽの姫」「役立たずの姫」と呼ばれ国で不遇な立場に追いやられていた。シンシアもまた、力のな
いふがいない自分に悩む日々。
ところがある日、魔物狩りでのし上がった大国、アルムールの王太子レオナルドから政略結婚の話が持ち上がる。アルムール国のレオナルドと言えば、冷酷無比と評判の王太子。けれど、せめて王族として政略の駒になろうと一人隣国へ旅立つシンシア。
役立たずの姫として愛されないことも覚悟していたのに、アルムール国で待っていたのは驚くほど穏やかな日々で。シンシアの美しさと健気さに心惹かれるレオナルド。心を尽くしてくれるレオナルドに心を開いていくシンシア。ぎこちなかった二人の距離も徐々に縮まっていく。
ところが聖女として名高い姉のライラも出席した婚約発表の場で、災厄級の魔物であるドラゴンが現れ会場は大騒ぎに。恐れる他国の貴族たちを尻目に、久しぶりの大物に沸き立つアルムールの騎士たち。
妹が大嫌いなライラは、自身の力を見せつけ、妹の無力さをアピールするために討伐に参加すると言い出す。ライラを守るためにシンシアもまた討伐に参加することに。
大聖女として名高い姉と役立たずの姫として礼遇されてきた妹。別々の道を歩いていく、二人の聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:30:52
16314文字
会話率:51%
リリアは、この春、アリシア王国で冒険者になったばかりのテイマーの女の子。早く冒険者として活動したいのに、まだ一匹もテイムすることができずに焦っている。
森に入れば触手に襲われ、街を歩けば獣人に襲われる無自覚天然ドジキャラのリリア。
そん
なリリアを溺愛し、陰ながらこっそり見守る黒ヒョウ獣人のロルフは、いつもリリアに振り回されっぱなし。
実は二人の間にはある秘密が!?
剣と魔法、魔法道具が使えるファンタジーな世界で、テイマーとして活躍したい女の子と、好きなのに好きといえない獣人の男の子の、勘違い、溺愛、ジレジレ、時にヤンデレなドタバタ系ラブコメです!
『王女様は聖女様!?おてんば姫の冒険録~全属性の賢者、500年後に転生する!ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しにいきます!』と同じ世界です。今後「王女様~」のほうでも登場予定です。お楽しみに!
カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 19:14:16
51337文字
会話率:67%
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えないある秘密が。
それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること!
8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転
生したことを知って慌てる。
なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。
どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。
全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ!
「500年........長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる!よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」
これは、剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 16:08:14
152092文字
会話率:63%
魔王退治の旅を共にしていた仲間であった聖女、女戦士、女魔法使いの三人に、魔王討伐の後に魔物の餌にされ捨てられた勇者であるバーナード。
王女でもある聖女のシンディとは婚約をしていたし、女戦士ドリスにも女魔法使いのレインにも好かれているはず
だった。しかしそれは全て国王の策略で、魔王討伐の後に国への脅威となり得る勇者は最初から殺す計画だったのだとシンディは話す。
しかしどうにか生き残ったバーナードは、自分を裏切った彼女たちへの復讐のため、そして国王の首を叩き斬るために立ち上がるのだった。
※こちらは私主催の『ざまぁ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 09:00:00
9000文字
会話率:31%