人類を脅かす地球外生命体、『セプテントリオン』。その四度の襲撃により地球上の生命の約2/3が駆逐され、文明は崩壊し人類は各地に点在する『租界』のドームの中でひっそりと暮らすようになっていた。
石巻租界に暮らしていた少女、碓氷藤乃(うすい・
ふじの)は旧式の“着る”戦闘機、シェルヴールを纏い租界の空を飛ぶうちに、広くて青い大空に憧れるようになっていた。セプテントリオン反攻作戦の旗艦、国連軍の航空母艦スパルヴィエロの特務航空隊員として採用された藤乃は、各地を転戦しながらセプテントリオンとの戦いに身を投じていく――――だけじゃない!
女の子なんだから美味しいものだって食べたいしおしゃれだってしたい! 恋だって……!
だって、空で戦うだけが私たちの人生の全てじゃないんだから!
これは、文明の崩壊した世界で少女たちがささやかな「日常」を守る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 06:23:22
258302文字
会話率:52%
「また、仙台に戻るのかぁ・・・」
と、言っても宮城県内の転勤しかない会社なので驚きはない。「今度はドコに住もうかなぁ」と間取り2DKのアパートで一人暮らしをする男は漠然と考えていた。この男、半年前に仙台から石巻に転勤したところ再度、仙台へ
の転勤を命じられた、いわゆるサラリーマンである。
半年で転勤・・・普通に考えるとなにか問題を起こしたと思うのが普通なのだろうが、この男は問題を起こしたわけではない。
ただ、この男は2年契約したアパートの違約金と、同じく1年以内で解約すると違約金が発生するネット回線の解約をしなければならないという「違約金問題」でテンションだだ下がりの模様を呈しているのだ。
2ヶ月程前にはスタイル抜群の彼女にフラれ、痔の調子も悪い、「全然良いことねーなぁ」とか思ってる始末だ。しかし、自暴自棄になっていてもしょうがない。さっさと次の住処を決めねばならない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 01:15:21
687文字
会話率:0%
宮城県石巻市を舞台とした新たな英雄(ヒーロー)物語
最終更新:2023-01-30 00:00:00
383529文字
会話率:35%
シーカイザーヤマトの番外編
最終更新:2021-08-04 03:52:33
1605文字
会話率:37%
仙台の私と石巻の彼の小さな物語。
※IDECCHI51様「ご当地になろうフェス~VIVA 仙台~」企画参加作品です。
最終更新:2020-04-26 20:00:00
2262文字
会話率:0%
大学の軽音サークルに所属する石巻奏太(いしまきそうた)は、童貞卒業を夢見て日々バンドに打ち込むが、中々モテない現状に、一つの残酷な真理を悟る。
『バンドをやってモテるのはイケメンだけ。』
そんな現実を突き付けられた奏太は、絶望の
最中、突如異世界召喚されてしまう。
ここでの価値観は、『音楽が全て』であり、崇高な音楽を生み出す音楽家は、最も価値ある人間として崇められていた。
奏太はここで出会った仲間と共に、異世界を旅しながらロックンロールを世に広め、ロックスター、ひいては童貞卒業を目指して奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 21:00:00
184043文字
会話率:37%
東北大震災の7年前、三陸などを、レンタカーで回ったことがあります。
震災後の報道に接する度に、その時の、見たもの、聞いた話などを、思い出しながら、感慨に沈むことがあります。
吉村昭の「三陸大津波」を、事前に読んでおりながら、現地では、「書き
方が、ちょっと大げさじゃないか」などと、不遜な感想を持ったりしました。「あんな高い所まで、津波が届くはずがない」などと言いもしました。
7年後、現実となった大津波は、「大げさ」などという批判を許さない強いものでした。吉村昭の書いた時代にはなかった原発が、「想定外」の打撃をうけて、「復興」できるはずのない傷を負いました。
甘い考えで、旅した記録を、あえて公開します。
現実と対比して、何かを考える一つのキッカケにでもして頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 14:33:19
8009文字
会話率:2%
キルキルはおとうとが生まれると、やきもちを焼き反抗的になる。キルキルは、とうちゃんの言うことを聞かずに、トラックに轢かれてしまう。体はぐちゃぐちゃで脳だけが助かる。とうちゃんは、キルキルの脳をサイボーグの実験に使ってもらうことにする。キル
キルはロボットになって家に帰ってくる。
https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/kirukiru.html#saiboogu にも公開しています。
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/)の下に提供されています。
感想にはほとんど返信しないと思いますが、それで構わなければ自由に書いて下さい。荒れても交通整理もしないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 22:37:14
6430文字
会話率:44%
寒村の地域医療に従事することになった石巻亮二。
配属されたその日、診療所で不思議な少女と出逢う。
そして奇妙な同棲生活が始まってしまい……?
最終更新:2018-08-25 08:48:04
6299文字
会話率:29%
災害からの被害が最も深刻だった港町・石巻。
復興途上のこの町で暮らしている名倉里穂と柳井仁義は、初夏の夜、 知人の支倉瑞希と再会をする。
しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった。
一方、『仙台支局』に出入りしている公認会計
士・茂庭万吏から、義妹の様子がおかしいという相談を受けた政宗は、ユカや統治と協力して調査を開始する。そこで遭遇する予想の斜め上の出来事とは。
ユカはこの町に潜む強い願いを手繰り寄せ、無事に問題を解決出来るのか。
■この物語は、『エンコサイヨウ(https://ncode.syosetu.com/n7211cv/)』から続くシリーズ第4弾です。過去のシリーズの内容を把握した上でお読みいただければ、より楽しめるかと思います。
■この物語に登場する人物や団体名等は基本的にフィクションであり、私の想像の産物です。たまに実在する地名や銘菓等が登場したりしますが、実在する本物とは一切関係がありません。
■作中に、東日本大震災、及び津波を連想させる描写が登場しますので、それらに拒絶反応がある方は、読み進めることをお控えください。
■この物語を通じて、現在の東北、宮城、仙台に興味を持っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 20:00:00
193286文字
会話率:41%
世界の国々が対立し資源を奪い合い争いが絶えない。
人間は生きるだけで罪を期せられ監視された。
そんな中ある日、神夜 凌は天の国から来たと言う女に世界を変えなくてはいけないと
宣言されその為に世界の謎を解明していくのであった。
最終更新:2017-04-16 01:38:02
381文字
会話率:9%
【無断転載禁止】
【禁止未經許可】
【Prohibited without permission】
2013年3月、石巻浦見台高校で同時に発生したした事件――2年生事件。
それに立ち向かった生徒達と自分自身のその後について、蒼子と洋
乃が語った『祖志継家追跡記』シリーズ7作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 20:35:27
1449文字
会話率:5%
【無断転載禁止】
【禁止未經許可】
【Prohibited without permission】
『祖志継家追跡記』シリーズ4・5・6作目は、2013年の石巻市・私立石巻浦見台高校を舞台に同時進行‼
「南境編」では学年内で生徒の死、対立
激化が起こる中、総合コース2年6組の蛇田と瀬里に謎の告発文が届く。
それを見た南境は中学校や部活が同じ友人を思い、真相に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 20:34:23
15765文字
会話率:60%
【無断転載禁止】
【禁止未經許可】
【Prohibited without permission】
『祖志継家追跡記』シリーズ4・5・6作目は、2013年の石巻市・私立石巻浦見台高校を舞台に同時進行‼
「清水編」では進学コース2年1組が、
クラスのまとめ役である大街道の死で一転。
不審な生徒に怯えていた清水と級友達は、学年内で異常事態を探る友人に支えられ、闇深き真相を暴くべく立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 20:31:49
12099文字
会話率:55%
8月に宮城に旅行した時のことを書いてみました。乗り鉄要素がメインなので旅行記ではなく乗車記としました。乗りつぶし路線は仙台市営地下鉄東西線、仙石線(仙石東北ライン)、石巻線、仙台空港線、阿武隈急行線です。呑み鉄要素も?
最終更新:2016-10-11 22:15:30
6416文字
会話率:0%
時は明治1年(1868年)10月12日。
場所は奥羽の大藩である仙台藩の居城である仙台城。
そこは青葉山に築かれた平山城でもある事から「青葉山城」なる雅称を持ち、今まで長い間・・・・様々な出来事を見続けてきた。
今もそうだ。
戊辰の
役という戦火が近付くのを知りつつ、そして仙台がどうなるかも見届けようとしているのだからな。
しかし、それを知る者は誰も居ない。
ただ、それは仙台折浜(現・宮城県石巻市折浜)に浮かぶ船に乗る男も同じだ。
男も一人のため・・・・自分の思いを口にしているのだからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 21:56:56
3739文字
会話率:19%
阪神淡路大震災から20年記念作品。
主人公高橋誠也(たかはしせいや)が神戸市東灘区で産声を上げた
1995年1月17日、
彼の父、高橋誠(たかはしまこと)は震災発生後の
消防士としての救助作業中に殉職した。
生まれながらに父を亡くして誠也
だったが、
小学校教員である母、星子(せいこ)と共に
地域の人たちの助け、
そして父の後輩たちの励ましに支えられて、
箱根駅伝も走った父と同じ長距離ランナーとして成長し、
駅伝の名門校、宮城の石巻本山学院で
全国高等学校駅伝競走大会への出場を目指すが、
そのさなか彼はもう一つの「震災」に遭遇する。
1995年と2011年、2015年、
神戸、宮城、東京、
多くの時間と場所、そして人を繋いで
託されていく願いの襷。
二度目の危機に直面した彼に語り掛ける声とは、
そして彼が「走り」に見出した意味とは。
走れ、誠也!
アイツが、
お前を待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-01 23:26:42
12818文字
会話率:10%
僕は長谷川芳樹45歳
若くも年老いてもいない
中途半端な年代。
別居してすぐ妻理恵子の乳がんが
判明。
一年後彼女は病死
残された僕は死ぬことを模索しながら
日々を生きていた。
東北大地震を機会に妻理恵子の実家がある
石巻市へ
そして転機が
訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-29 22:53:09
357文字
会話率:0%
庭野卓郎は石巻市の中堅学習塾ニワノゼミナールの塾長。あるとき、姪の桜子から恋愛相談を持ちかけられる。桜子の高校の先輩で、塾生の水島マキが、講師の渡辺啓介を好きになったというのだ。見合いの場でも設ければ、簡単にくっつくだろ、と目論んだ庭野だが
、桜子に簡単に否定された。当の水島マキは、ヘタレでイモで男と話すのが苦手、という困った女の子なのだ。そこで庭野は、受身の女の子が受身のまま、片思い中の男子に言い寄れる「背面アプローチ」を伝授する。アプローチをマスターしたマキをバックアップすべく、秘書の木下冬実や新人講師西君を巻き込んで、奮闘する庭野。はたして、水島マキの片思いは成就するのか……(注)東日本大震災前に書き始めたので、津波や地震のきていないパラレルワールド石巻が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-10 21:52:38
60935文字
会話率:44%
2011年の、東北の大震災。私は薬剤師として、宮城県石巻市に救援活動へ行きました。あの高台の上からの光景、そして震災の後も、そこで強く生きる人々、それらひとつひとつが、私の目の前に、今でも広がっています。私が捉えた石巻、その、光の姿の、スケ
ッチです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-31 21:46:02
3484文字
会話率:3%