千年前に魔王を倒した勇者の剣と盾を受け継ぎ、復活した魔王を討つという“予言の子”──
新たな勇者は双子の姉弟だった。
かつての勇者の旅立ちと同じ16歳を迎えた二人とムリヤリ着いてくるお姫様は、魔王撃破と人類和睦の使者、二つの使命を帯びて、わ
ちゃわちゃしながら旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 20:00:00
76396文字
会話率:64%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 01:00:00
695852文字
会話率:36%
運の悪いお兄ちゃん。嘘告されるは二股に自然となるは、妹からもお怒り。
高校二年生の新学期、母親から、妹は義理だったと伝えられた。義理……なんだこの甘酸っぱい展開は。俺、狙っちゃうよ。いいのか、こんなの良いのか?
ある日、妹の好きなイチゴ
のケーキを買ってきた。「ありがとう」とお礼を言いながら妹が抱き着いてくる。
「ああ、また買ってくるからな」と兄も抱き返すのだが、手が背中からウエストに向かって往復、ナデナデを繰り返しながら意識せずオートマチックにお尻まで触ってしまう。
「お兄ちゃん、何だかエッチィよ。」
また妹の部屋に訪問することが増えた。「今夜の黄色のパジャマは可愛いな。」、洗濯ものもよく干してあげることが増えた。
思春期のお兄ちゃんは徐々に暴走し始める。そこでブレーキを掛けるのが学校一の美人といわれる幼馴染だった。変化の激しい彼を心配しながら見守っていた。
お兄ちゃんは幼馴染や同級生の友人と相談しながら、思春期の荒波の中、成長していく。
……という粗筋になる筈だったのに、どうしてこうなった?
★これは別作品の前日譚になります。
★カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 10:48:25
19250文字
会話率:49%
【序 『狐と人と』】
飢饉の時代。
口減らしの為、森へと置き去りにされた少年──人(じん)はそこで老獪な化け狐の美女と出逢う。
狐の耳も、八本の尻尾も、幼く知見のない人にとっては些末な事だった。彼は"頼れる大人の女性"へ
、不安と絶望を必死に語る。
彼女は優しくそれを聞いてくれた。
そして。
「のう、人の子よ… わっちと共に来なんし」
不意に手を差し伸べられた─────
【壱 『宵照村に黒が来る』】
恐ろし森に囲われた山間の集落"宵照村"にて。
人間としての暮らしを始めた人(じん)は、振るわぬ狩りの代わりとして、村長の娘 弥生(やよい)の護衛を任される。
その頃になって村の周囲では何やら異常が起きている様子であり。
森の中、血と臓物を抜かれた異様な死骸が数多に。
不気味に着いてくる、熊をも超える大きな影が近くに。
気付けば村の中にまで、黒が迫っていて───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 14:12:27
24156文字
会話率:25%
俺が部屋に戻る足音に合わせて、背後から足音が聞こえて来る。
気にせず部屋に入り、扉を閉ざそうとすると、鏡花が物凄い形相で睨んで来た。
ちょっと顔面ぶち当たラプラスの魔なんだけど!!
で、要件はなんだ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
朝起きる時は、時間制限ある時の方が想像力働きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:14:12
973文字
会話率:50%
日が長くなったとは言え、家に着く頃には既に暗くなっている。
そんな薄暗い帰り道に、一人の女と出会った。
俺が歩くと後ろを着いて来る。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
序盤のみ創作
ホラーです。
後半は日常パート。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 22:14:26
953文字
会話率:27%
一族総出で□□を執り行っていた時の事である。
一人の和尚が私に話し掛けて来た。
今すぐお祓いをします。との事だった。
これは私が三途の森を渡りかけた時の話。
死者に導かれた話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
こんな夢を見たんですよ。
やっぱりまだ生きたかったそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 06:09:05
873文字
会話率:23%
「お前、本当に使えねぇよな!!」
ブラック企業の歯車として、心をすり減らしながら生きる日々。だが、そんな生活にも終止符を打つ時が来た。
証拠を集めた私は、パワハラ上司を訴え、会社から多額の慰謝料を勝ち取ることに成功する。
「これからは
、自分の人生を楽しむんだ」
心を癒やすためのバカンスへと、私は旅立つ。だが旅路の途中で、乗っていた飛行機が墜落し、私の人生は、またしても一変してしまう。
目を覚ますと、異世界の無人島で幼女に転生していたのだ。
「慰謝料で贅沢するまでは死ねない……」
そう強く心に誓いながら、無人島での生活を始める。過酷な環境、頼れるのは前世で得た知識と社畜精神だけ。
だが、そんなある日、砂浜に一人の少年が流れ着いてくる。
彼は公爵家の嫡男として将来を期待された存在だった。
だが事故によって行方不明となった彼は、すでに「死亡した者」として扱われ、叔父に跡継ぎの座を奪われただけでなく、婚約者からも婚約破棄されてしまう。
すべてを失った少年と、すべてを捨てて生まれ変わった私。無人島という極限の環境の中で、二人は互いを支え合って深い絆を育んでいく。
この作品は、幼女として転生した私が、婚約破棄された公爵とともに生き、最後には溺愛されながら幸せに生きるハッピーエンドの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:04:25
69216文字
会話率:45%
地球の文明は成長し続けたが新たなステージには上がれず、停滞した人類文明は淀みを増していく。
そして世界は一つの回答に至り、100%の善意をもって世界のシステムを改変する。後の世で人々が押し付けと評価したその変化は、日本に住む一般人男性の
人生を翻弄し、人々に一つの回答を与える事となった。
望月 羅糸(もちづき らいと)と言う男は不遇に開き直り、懸命に運を手繰り寄せ、悪意から逃げて、自ら望んで道なき道に足を踏み入れる。そんな彼に着いてくる者は居るのか居ないのか、楽しんでもらえるとありがたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 06:10:00
451975文字
会話率:49%
大学に入ると手に入ったもの、それは一人暮らしの優雅な時間でありまた
自分の事を俺の嫁だと言い張って家に住み着いてくる頭のおかしい女だった
大学一年生の月島亮太は北条ミノルと名乗る女を追い出そうとするもなかなかでていかず困っていた。
しかしミ
ノルの背景には彼女の暗殺を試みる世界戦の違う「月島亮太」がいたり、彼女の体内には地球を粉々にするほどの爆弾があるなど大変な事情があった。
月島亮太は仲良くなっていくミノルに対しその事実を突きつけられ
本当に家から出ていかせるのか、苦悩することになる。
そして世界線の違う「月島亮太」の処分、そして地球の爆発か彼女を選ぶかの選択、様々な珍事が亮太を襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:23:18
29030文字
会話率:27%
UFOが大好きな小学四年生の少年・裕はUFOを探すため、夏休みの自由研究を口実にして父親に夜の公園へ連れて行ってもらう約束を取り付ける。しかし当日、幼なじみの少女・加奈が着いてくることになり…
夏休みの夜、少年が果たした「未知との遭遇」と
は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 21:20:24
2804文字
会話率:0%
俺は少し前にこの異世界に転生して貴族だったんだが十歳の時神から天賦を貰う儀式があるんだが、既に生まれる前に神に天賦を貰ってたせいでその儀式で天賦が貰えなくて天賦が無いって思われて追放されちゃったんだぜ!
でもま、俺は既に神から強力な天賦を
貰ってるわけだから気にせず少し離れた街で可愛い女の子侍らしてハーレム築きながら期待の新人冒険者としてブイブイ言わせたいんだぜ!
早速追放された後に助けた女の子、ヤーレちゃんからすっげー好かれて今でもよく腕に抱き着いてくれるんだぜ。
でも、それから色んな女の人を助けたりして良い雰囲気は出るんだけど、良い感じになると大体どっか行っちゃって消えてたり用事が忙しそうになって……結局今の所ハーレムメンバーはこの腕に抱き着いてくる子だけしかいないぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 11:44:11
2948文字
会話率:37%
本作品は「カクヨム」でも宙色紅葉(そらいろもみじ)という名前で投稿しています。
「後で洗い物する詐欺」を繰り返した彼氏を叱ったらケンカが勃発し、ぽこぽこと怒っていたものの、夜中にひっそり甘えてくる姿が可愛くて……という、彼氏が大好きな女性の
話です。
コメディ要素強めな甘いラブコメで、フィクションです。
おまけ
構想段階では主人公が男性、恋人が女性だったのですが、夜中にコソコソと無言で抱き着いてくる成人男性(ガタイがいい)をどうしても書きたくなり、魔が差して性別を入れ替えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 21:00:00
3617文字
会話率:7%
あなたは私の愛する人で、私の全てを奪った人。
斎木 蒼(さいき あおい)は通っている高校の終業式の日。
父の仕事相手である遠藤 雄大(えんどう ゆうだい)に送られて自宅に帰ったが、そこで蒼はリビングで血まみれで倒れている両親を見つける。
そして、倒れている両親の前に立っている人物の姿を見た蒼は、自分の見た物が信じられなかった。
そこに居たのはメイドの九国 里沙(きゅうこく りさ)
彼女は蒼が小学生の頃から働いており、蒼にとって心の支えで有り密かに愛する人でもあった。
だが、その九国里沙は両親の遺体の前に立っており、その現場を見て呆然としている蒼にナイフを向け、自分に着いてくるように促した。
里沙のビルに移った蒼は脱走を試みるが、九国里沙に阻まれると共にかつて知っていた、自分の支えであった頃の彼女とは異なる冷ややかな態度に激しいショックを受ける。
そんな中、蒼は謎の男達に襲われ里沙に助けられるも彼女への疑念と不信感は強かった。
そんな最中、居場所を移ることになった蒼は、雄大からの連絡によって九国里沙の元から逃げ出す決意を固める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 06:18:03
67088文字
会話率:38%
人間の記憶とはあいまいだ。
チャイナドレスを着てきたうざかわ系の彼女は俺の恋人だという。
人前で抱き着いてくる。
俺にはさらに暴力系の妹がいる。赤髪のきれいな妹だ。
そして眼鏡のおさけのいいんちょもクラスメイトにいる。
そんなどこか
のラブコメみたいな状況にずっと憧れていたのだと思う。
でもそんな世界は嘘ばかり。
どれが本当なのだろうか。
俺は彼女の恋人なのだろうか。
妹は妹なのだろうか。
いいんちょって呼んでいるけど、名前は??
誰が本当の記憶を持っているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 11:17:26
29867文字
会話率:42%
マンションに一人暮らしをしてる月城天斗は徹夜明けのある日、飲み物を買いに行こうと近所のコンビニに向かった帰り道に奇妙な魔法陣を目撃し、そこから傷だらけの吸血鬼——シアと出会い、どうやら訳ありそうなものの助けた成り行きで居候させることに。
「
私は天斗に救われました! だからこの身体の全部を使って恩返しです!」
それからというもの、妙にこの吸血鬼に懐かれた。
毎日せっせと家事全般を引き受けてくれるけど、朝ごはんは真っ赤だし、洗濯機には魔法を放つし、しまいには隙あらば抱き着いてくる始末。天斗は正直不安で仕方ない!
それでも大好きな天斗のために、今日もシアは吸血鬼だけど早起きして頑張ります。
これはそんな一人暮らし大学生と異世界からやってきた吸血鬼美女の日常ラブ?コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 18:08:12
190949文字
会話率:46%
小三の時、少年――涼風凛は誘拐された。
二年後――帰還したが連れ去られてからの記憶がなかった。
幼馴染みの少女――優椎世海(うすいよみ)は凛が誘拐されてから喪失感に苦しんできた。
戻ってきた凛を二度と失わないために、側から離れな
い。トイレ、更衣室、風呂、食事……、あらゆる場所へ付きまとう。
「凛がいなくなったら困る。誘拐されたら困る」
僕のために人生を犠牲にする世海がいたたまれない。だが、諭しても側から離れない。
それなら僕が世海の夢を叶えられる場所に、行くしかない。世海は着いてくるのだから――。
そうして少年は女子校に進学することになった――。
スカートを履いて……。
誘拐された少年と、歯車が狂った運命に翻弄される少女達の日常を描いた青春ハーレムラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 00:00:00
33989文字
会話率:73%
異世界橙髪のロリ。キャロは種族間の争いが加速したこの混沌とした世界を救う為に異世界から勇者を呼び出すことにした。一番異世界に流れ着いてくることの多い民族「日本人」。日本人は異世界へ行くと特殊な能力に目覚めるとされている。まさに勇者の民族だ。
が、そんな日本人はどれもダメダメだ。「現代」の日本人は異世界に夢や欲望を抱きがちで常に自分本位だった。現代人は異世界を楽園と勘違いしている。召喚しても現代の日本人は世界を救うことをしてくれなかった。やることはせいぜいハーレムを作ることのみ。
だからキャロはもっと前。「江戸」から日本人を呼ぶことにした。呼び出す日本人はタダの日本人じゃない………英雄だ。
名は「流雨辺留途」と言う。
この物語はとびきりの英雄を呼んで世界を救ってもらおうとする異世界橙髪ロリと、江戸を救った河童による異世界統一記兼ラブコメである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 02:05:52
835文字
会話率:11%
事の発端はスプリングホリデーで社交界シーズン真っ只中の為、王都の邸宅で過ごしていた時のこと。
毎年スプリングホリデー時は幼なじみのヴォルフは暇人なのか、よく我が家に連絡も入れずに訪問してくる。最初は注意していたけど聞く耳持たないしもう無
視している。
そんな彼といつものように応接室でティータイムを楽しんでいる時、まさに今この時私は全てを思い出した。
こことは違う――そう、前世の記憶を………
そして、あることに気づき持っていたティーカップを落とした。
ガチャンッと音を立てて割れる音が聞こえた気がした。
なんて事だ。そんなまさか……
ぽかーんと口を開け呆然とする私を見てヴォルフは怪訝な目を向け、そんな彼の手を私はむんずと掴み立ち上がる。
「レイ!片付けてちょうだい!あと、今からヴォルフを大事な話があるから誰も通さないように!!」
「畏まりましたお嬢様」
「…は?いきなりなんだ……ておい!待てって!!」
ヴォルフは私が無言で手を繋いだまま歩き出したことに慌てながらも私に着いてくる。
侯爵令嬢らしからぬ大股で兎に角早く執務室にと急ぎ、扉をバン!と開きヴォルフを先に入れ閉める。
何故いきなりここに連れ出されたか分からない、といった表情の彼に私は言った。
「―――私、思い出したの…今から話すことは他言無用よ!」
そして、この日を境に私の人生は激変するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:11:11
69987文字
会話率:51%
神様ではなさそうだが、神様っぽい何者かに死んだことを伝えられ、輪廻転生に必要な輪廻の輪が準備できていないので、準備ができるまでその異世界で生きろと命じられた。
言われずとも死にたくはないので生きてやると息まいたのはいいが、サバイバル
知識もないちょっとぽっちゃりな自分を森の中に放置とかそれは流石に無理だと思います。
せめて身体能力が上がっていればよかったのに・・。
まあ、俺はちっとも強くなっていないが、神モドキが規格外のサポーターを用意したので全く問題ないけどね。
主人を主人と思わぬ言動が飛んでくるが気にしない。
たまに砲弾やレーザービームが放たれるが気にしてはいけない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 20:07:53
62888文字
会話率:42%
大海原の中心にある島で千年もの間一人で暮らす魔女・フェーナ。
薬作り、植物採集、料理に読書、様々なことをしながら日々を過ごしていたが、ある日、孤独なことに寂しさを覚えつつ海を眺めていると、人間の赤ちゃんが流れ着いてくる。
その子を保護し
、スイと名付けて育てていくのだが、やがてフェーナはスイの寿命について考えるようになっていく。
「この子だけは、絶対に死なせない」
愛し愛され、泣き笑い、百年足らずの二人の関係を描いていく短編作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 23:18:25
13906文字
会話率:32%
これは異世界「イグナーツ」でずっと昔に起きた実際の話。
天使と人間が共存していた世界だったが、とあるきっかけで天使は人間を絶滅寸前まで追い込む。
天使の殺戮に一人の少年と少年の住む村も巻き込まれる。
「我が力にどこまで抗える?」
天
使の手によって家族を失った少年の復讐劇は時を超えて神話と化した。
高速で進むこの復讐に君は着いてくることはできるか!?
「十二天義翼会神話」ここに明かされる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 22:53:22
19819文字
会話率:54%