かつて、大陸全土にその名を轟かせ、隣国の恐怖の象徴となっていた一人の傭兵が居た。あまりの強さに“死神”、“古今無双”と呼ばれたその男は闘いの最中、突然異世界へと……
ドンッ
「痛えっ!」
……落ちた。
状況がわからぬ
まま辺りを見渡すと、なにやら大きなトカゲに翼が生えたような生き物が男を襲う。男は愛刀を構え、薄ら笑みを浮かべるとともに、その生き物に向かって駆けだした……。
もしも最強の男が、カッコいい勇者やチートな魔法使い、すごい賢者、英雄、王、魔人、大魔獣、更には神を相手取るとどうなるか、を描いたものにしようと思っています。
ここにあるのはただただ最強の男の物語。男は持ち前の圧倒的な強さと、この世界で得た不思議な力、「すべてをきるもの」で今日も全てを斬っていく
……というものにしたかったのですが、中途半端に血なまぐささと、ゆったり系が混ざってしまい、「最強のおっさんが異世界で闘いながら平和に生きていく」という感じの物語となっております。
タイトルにもありますように、男が異世界に来ちゃって、その後色々斬っちゃって、またもやっちゃって、楽しいことが起こっちゃう、そんな話です。まあ、いいやと思いながらも必死に書いておりますので、どうぞ、よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:57:23
5916170文字
会話率:43%
「戦のない世など、訪れませんよ。人の愚かさが、それを許さない」
これは、"裏切り者"と呼ばれた娘が、百年の戦を終わらせる物語。
大陸歴4013年、"陥陣覇王"とあだ名される傭兵隊長アナスタシアは、
太陽侯フーベルトと対峙していた。
女帝の裏切りにあい、アナスタシアはわずか二千の手勢で十一万の大軍を相手取ることになるが・・・。
一方、大陸西部では首邑パリシを包囲したアングルランドが、対アッシェン百年戦争に終止符を打つべく主力を集結させていた。
アッシェンの常勝将軍ゲクランは、国の命運を懸けた、最後の勝負に出る。
アッシェン、アングルランド百年戦争末期を描いたオリジナル戦記「プリンセスブライト・ウォーロード」です。
よろしくお願いします。
この作品はサイト(http://bokenfantasy.web.fc2.com/)にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:39:09
1433556文字
会話率:53%
魔法の勉強のために隣国へ移動中の公爵令嬢アリシアは、安全なはずの道で魔獣に襲われてしまう。
絶体絶命のピンチに、突如現れたマントの男はまるで紙人形を相手取るかのように魔獣たちを屠って見せた。
感謝を告げるアリシアに膝まづく謎の男のフードを風
の悪戯が吹き飛ばしてしまう。
そこに隠されていたのは、気の弱いものなら悲鳴をあげて気絶しそうなほど醜い顔だった。
かなりのご都合主義です。
昔書きかけて放置していたのを、なろう仕様変更の余波で発掘され、記憶掘り起こして書き足したものなので、矛盾点ありありかもしれませんがご容赦ください。文字数だけは多いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 14:27:46
21148文字
会話率:24%
【第一部:死告ノ赫イ糸】
――それは最も脆く、最も強い、命を手繰る物語。
山形の地に伝わる口寄せ巫女の一族『オナカマ』。その末裔である青年・漆山紲は、心霊現象や都市伝説を相手取る探偵業を営んでいた。
そんな折、首なし男の幽霊との一件を経て、
呪いに蝕まれた少女・御廟楪を保護する。
呪いの正体は、山形に伝わる冥婚の風習――ムカサリ絵馬。本来死者を弔うための赤い糸が、この世とあの世とで結ばれてしまっていたのだ。
人にとって大切な婚姻を弄ぶ呪いによって、かつて止まってしまった、紲の時間までもが巻き取られていく。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、特定の文化・風習・宗教・思想等の支持あるいは批判をするものでもございません。ご留意ください※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 05:38:44
379380文字
会話率:54%
魔王が世界征服を企み、人間達が魔族の脅威から必死に抗おうとしていた時代。魔王の配下で四天王の一人でもあるハイドは、自身の悲願でもある魔族繁栄のために日夜奮励していた。
そんなある日、勇者討伐に出向いた魔族が次々に敗北しているのを耳にした
ハイドは、自ら勇者を討ち果たさんと魔王城を発った。四天王として、勇者一行の侵攻を阻むために。
そうして事前に目を通していた報告書を元に、勇者一行を見つけ出すハイド。勇者の名はユーリといい、他にも武闘家とファイと僧侶のアリアという仲間を連れ、魔王城を目指して旅をしていた。
ひとまず力量を知るために、ハイドはユーリ達に魔物を仕向けて様子を窺う。しかし早々に魔物を倒してしまったユーリ達を見て、直接相手取るよりは人間に化けてパーティーに紛れ込んだ方が得策と考えたハイドは、わざと魔物に襲われている振りをしてユーリ達の仲間入りを果たす。
持ち前の口八丁で魔法使いと偽り、ユーリ達と親睦を深めていくハイド。日々交流しつつユーリ達を暗殺する機会を狙うハイドであったが、この時のハイドはまだ知る由もなかった。ユーリ達が今日まで無事に生き残れたのは、決して戦闘スキルが高いだけではなかったという事に……。
実はとんでもなく凄い力が隠されていたユーリ達勇者一行に対し、仲間として紛れ込んだハイドの運命やいかに。
*カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:00:00
135152文字
会話率:39%
この世界に当たり前のように体現し、しかしほとんどの人間には視えない”霊”と呼ばれる存在。
生前の怨みや未練、その強い念から生まれた霊がもたらす災厄に対処する術が呪術であり、それを扱う人間を術師と呼ぶ。
時には悪霊を祓い成仏させ、時
には相手を呪い、時には増益や息災のまじないをかける。
それが呪術師の仕事であり、存在意義となる。
そんな非科学的な力と存在を相手取る術師でありながら、大学生でもあり、骨董品店の店主でもある叶堂千景は、視える人間、視えない人間、様々な人と関わりながら今日も平和な非日常を過ごしていくのであった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 06:39:08
316982文字
会話率:28%
バー『Alter』の雇われ店長兼バーテンダー、抽冬淳は紆余曲折な人生を経てすでに三十代。どこぞの地方都市にある廃ビルの地下フロアで、今日も今日とてシェイカーを振る……わけではなかった。趣味の家庭菜園で育てた収穫物でお通しを作り置きしては、
ある意味同業の常連客を相手取る日々。変わったことと言えば、当時まともに交流していなかった中学のクラスメイト達が、常連として通うようになったこと位だろう。
別に同窓会等で再会し、旧交を温めた結果とかでは断じてない。単に副業の都合で、偶々顔を合わせただけに過ぎない。だからこそ、淳をはじめとした常連達は思う。
『社会の裏側も、存外狭い』
と。
雇われ店長兼バーテンダーこと抽冬は、オーナーである『―――』の受付担当だった。おまけに『バーの利益は求めていない』からと、腕の方は期待されていない。
なのでこの話は、世界で唯一『バーテン』の蔑称で呼ばれても不自然ではない男と、常連をはじめとした周囲の人間達が駄弁るだけの物語である。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
42151文字
会話率:49%
地球で高校生だった江藤瑠璃は、異世界であるベルリ大陸へ転生する。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
そんなルリエルが営んでいるのが、男娼館「ハルピ
ュイア」である。
女性の地位がおしなべて低いベルリ大陸において、女性を癒し、励ますために作ったこの男娼館は、勤めている男子が六人と少ないものの、その良質なサービスで大人気となった。
ルリエルにはもう一つの顔があり、それは夜な夜な出没する近隣のならず者を魔法で排除する、治安安定化と個人的な趣味を兼ねた義賊のようなものだった。
特に、なにかしらの悩みを抱えていることが多いハルピュイアのお客の女性には、肩入れしてしまうのが常である。
ルリエルを信頼する六人の男子は、それを知った上で毎日の女性奉仕に精を出している。
元北国の騎士団長、キーランド。
元素手格闘(パンクラティオン)の王者だった、筋骨たくましいダンテ。
草花に詳しく、内気ながら人好きのするトリスタン。
美少女と見まがうばかりの金髪の美形、カルス、などなど。
彼らと共に目の前の女性たちのために尽くそうとするルリエルだったが、彼女の持つ力ゆえに、時には大陸の人類全体の敵である「六つの悪魔」を相手取ることもある。
大陸人類最強クラスの者に与えられる称号である「七つの封印」の一人であるルリエルは、今日も彼女なりに、精一杯生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:00:00
138426文字
会話率:45%
それは、どこにも無かった物語。
舞台は都内某所、能力者《イレギュラーズ》が集まる不思議な学校「汐ノ目学園」。
数十年前から学内外で多発する能力者関連の事件に対応すべく、日々暗躍する秘密組織があった。
表向きはオカ研を装い、秘密裏に
能力者の捕縛、保護を行う変人揃いの《スペシャリスト》集団、異能対策委員会《イレギュラーズ・タスクフォース》、通称Itaf《アイタフ》の活躍を描く――――――
第1章 イレギュラーズ・プロジェクト:
始まりは何でもない春の日。飛び降りを試みた少女「藍川零」は「時間を与奪する」少年「有片真也」率いるItafに救われ彼らの一員として迎えられる。自らの存在意義に苦悩する彼女であったが、難事件の数々を相手取る、そんなItafメンバー達の背を追うことで成長していく。
しかし、突如として行方をくらませた真也。後を追うように零もまた消息を絶ってしまう......。その最中に蠢く黒幕の影。汐ノ目の町をも巻き込んだ決戦は意外な形で終局を迎えるのであった。
第1.5章 惑いの幕間:
学園を支配していた巨悪は去った。藍川零と共に......。しかし、そんな状況であろうともItafに平穏が訪れるはずも無い。というより訪れた試しが無い。
真也の相棒にして宿敵、超人「天堂天音」の凱旋を皮切りにItafはかつてないまでの繫忙期を迎えていた。
雪崩の如く巻き起こる怪事件の数々。そしてそれに呼応するかの様に参戦を果たす新規メンバー達。本編2章へと続くイレギュラーな日常────開幕す。
第2章 汐ノ目事変:
新学期初頭、突如として現れた勢力がItaf本部を急襲する。一同はこれを退けるも、真也を始めとする5年生達は苦い顔をしていた......。彼らの予想は的中し、対応しきれないまでの死傷事件がItafを追い詰めていく。そして「真白」と未知の能力「経典」、その真実が明らかとなる時、少年達は真なる超常との邂逅を果たす。乱戦の果てに待つものとは────
※中のヒト多めです。文章力や描写等にブレがあるので閲覧注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 23:51:24
370894文字
会話率:38%
どうやら機嫌を損ねたらしい。ぶつりと音を立てて合成音声が打ち切られた。「イブ、もうちょっと話そうぜ」呼びかけても答えてくれない。狭いコックピットの中で固定具を外して起き上がる。肩や背中の筋肉を伸ばす。どうせ機体は足周りが損傷してろくに動か
せやしない。そもそもこの機体は彼女の――管理AI『イブ』の助けなしだと俺だけではろくに動かせないような代物だ。
チャルアナとジャクリアの戦争がはじまったのは34年前の2669年のことで、元々西側社会と東側社会がくっそ仲が悪かった中で、ジャクリアは同盟国のアルメリアからの圧力で事実上の尖兵として送り込まれた。一応、「お互いに」同盟国としての支援という形になってはいるが、チャルアナに武器を供与してるのはロロギナでジャクリアに武器を供与しているのはアルメリア、この戦争は実質的にロロギナとアルメリアの代理戦争だ。ばかばかしい。だがそんなバカバカしい戦争をはじめなければいけないほどジャクリアの経済基盤はアルメリアに依存していて、「戦争をはじめずにアルメリアに支援を打ち切られた場合の餓死者数の計算結果と戦争を始めた場合の死者数の計算結果が後者の方が少なかった」というシミュレートの元、国民投票が行われて俺たちは戦争へと舵を切った。
勝ち目が薄いのはわかりきっていた。というよりも勝利を目的としてはいなかった。
なにせ人口が十倍でGDPが六倍、軍備費が十二倍のチャルアナを相手取るのだ。まともな戦いになるはずがない。風の噂によるとアルメリアもジャクリアが奮戦することをべつに期待はしてなかったらしい。けれど世界一の軍事大国のアルメリアの資金供与を受けた我が国の技術者たちが本気出して軍事研究に取り込んで衛星監視ジャマ―やらステルス迷彩システムやら「ルシファー」やら「イブ」やらを作り出してついに海戦を突破してチャルアナの本土にまで侵攻している。あいつら(研究者共)頭おかしいんじゃねーの。と思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 09:37:35
5195文字
会話率:39%
動乱の世を駆けた青年、小甲蓮太郎。
戦いが終わり、平和の世で燻っていた彼が次に放り込まれた戦場は絶望渦巻く異世界だった。
呼ばれ来たるは1人の侍。
相手取るのは魔族魔獣に魑魅魍魎。
異世界取り巻く脅威相手に、刀一本で斬りか
かる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 00:00:00
6038文字
会話率:36%
魔法の独占をきっかけに、神国と帝国を筆頭にした連合国軍が戦争を始めてから10年。両軍ともに多数の戦死者を出し、悲劇の連鎖は止まらないでいた。特に、多くの国を一度に相手取る神国の被害はすさまじく、遂に王は魔法の才能がある少年少女を徴兵するこ
とを決定した。
そんな崖っぷちの国の公爵家に生まれた主人公レジーナは、とある理由で母親から忌み嫌われ、別荘に追いやられて早6年。彼女は8歳から14歳までの間、ほとんど外の世界に触れずに静かに暮らしていた。そんなレジーナの元に、突如レジーナを遠ざけた張本人の母親が訪れる。
母親の訪問をきっかけに彼女は外の世界と関わるようになり、戦争を、人類の滅亡を、世界の終わりを止めるために奔走する!
そんな笑いあり、涙あり、恋愛ありの物語を描いたのが『ブラック・オーシャン』です。是非お読みください!
作者の長編作品第一作、というかほとんど初の創作活動なので、温かい目で見守ってください!
出来るだけ週1以上の投稿を心掛けます。応援よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 14:43:39
7823文字
会話率:41%
異世界に勇者として召喚された俺こと、洋一(天然パーマ)
召喚って要は拉致だよね。将軍様と同じくらいタチ悪いよね。普通に国際問題になるよね。
俺は帰るぞ。え? 帰れない?
冗談じゃないぞ、そんなもんどうするんだよ。俺の週末の予定とかはさ。
訴
えてやるぞ、そこのヒゲと中途半端なイケメン顔。あと、すぐに居眠りする記録担当。
俺が困る様をゲラゲラと笑いながら冒険に追いやる、おっさん三名と俺の旅はこうして始まった。
こいつらの罪は俺が断罪する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 23:10:39
1554文字
会話率:43%
ファンタジーに憧れてた高校一年の少年は寝てる最中に異世界召喚をされたと知る。黙示録の名を冠する巨大な怪物によって世界が蹂躙される事を知ったヨミヤ・ユウキは世界を救う英雄になる事を決意する。漆黒の鎧に飲み込まれ、全知全能の一端を執行する力を解
放し、災厄を打ち砕く事に成功した。人間を超越し英雄になったヨミヤは、人類滅亡の対抗策で団結していた世界を相手取る。同じく災厄への対抗策である召喚者が出現するが、その強さは文字通り、無制限(アンリミテッド)なものだった。召喚されたヨミヤは英雄として生きながらも元の世界に帰還する方法を探ってゆく。アンリミテッド=無制限な、制限の無い大きさや強さや数の想定を超えてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 17:00:00
69349文字
会話率:64%
蔵九真生(くらく まお)は凄惨な労働環境の中、過労死した。
徳を消化しないまま死んでしまった真生は異世界で過労死とは程遠い田舎でのスローライフを望んだ。
のだが、偶然が重なり真生は異世界の魔王の下へと召喚されてしまう。
しかも美しき魔王を目
当てに間もなく王侯貴族、果てには勇者までがこの地に攻め込んでくるという。
真生は過労死することなく、この全世界が敵へと回った世界で生き残る事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 01:00:00
4041文字
会話率:38%
魔法、魔術、科学が発展したドレスティア大陸、そんな大陸1の南の大国、ドレスティア帝国にとある魔王が幽閉されていた。アホな少女に負けた元大魔王プルソンである。彼は懲役から解放された直後いきなり暗殺されかけ国から追放!?人と魔、共存時代、不当に
追われた魔王は不殺を誓い復讐を決意する!最強魔王は冒険者として仲間を集めギルド屈指のパーティへと登り詰める。元大魔王という実力名声、手腕、頼れる仲間を使い熟し大陸1の大国を相手取る!その裏でドレスティア大陸全土を脅かす黒い影が、魔王様は撃ち破れるのか!そしてざまぁは果たされるのか!明かされる過去、命の恩人が残した言葉、背後で蠢く強大な敵、元大魔王の解放を引き金にドレスティア大陸に乱世が押し寄せる。時代に取り残された無自覚チートが引き起こす異世界無双成り上がり復讐劇が今、幕を上げる!
毎日更新に挑戦いたします!!
底辺作家のため1つの評価、ブックマークに発狂して反応を示します。是非ポチって下さい。
伏線はしっかり混ぜ込むので展開予想も兼ねて是非楽しんでいって下さいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 23:05:21
64196文字
会話率:21%
賢者として名を馳せる年齢不詳の青年・マイアは、ある日うっかりどこかの浴室に転移してしまった。
けれどもそこは、マイアの知らない魔法文明と機械文明が戦争を繰り広げる異世界だった。
機械の国の王女に捕らえられたマイアは、敵国のスパイとして
捕虜にされるが……?
銃と魔法が共存する世界で、異界の賢者は機械文明に味方する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 15:28:55
6126文字
会話率:39%
旅する薬師の少女・ハナが出会ったのは、オルク(オーク)の血を引く大男。
彼はこの世でたった一人の姉のため、死病を癒す秘薬を求めていた。
その巨躯と剛腕によって、どんな障害も取り除き。
いかなる犠牲も厭わず。あらゆる対価も惜しまず。
たとえ誰
かの大切なものを壊しても。
かけがえのないものを滅ぼしても。
二度と戻らないものを葬っても――
ただ奪い摘み取るだけのその怪物を、“診極める”者などいなかった。
だからこれは彼女にしか書けない診療録(カルテ)。
―――――――――
◆ガール・ミーツ・ボーイならぬ、ガール・ミーツ・オークから始まる暗黒御伽草子!
◆永遠に終わらない呪われたトレジャーハント。この世すべての病を相手取るには、いくつあっても秘薬が足りない!
◆呪詛を言祝(ことほ)ぐ悪しき世界で、薬師の使命と生命の尊厳を問う!
◇剣≪きぼう≫も魔法≪きせき≫もこの幻想にはありえない
ここから始まるのは、愚かしき薬≪どく≫と病≪のろい≫の原罪録――
<本作の特徴>
・簡素な中世系異世界。ゲーム色なし。
・真面目で健気で礼儀正しい女の子が主人公。
・どこへ嫁に出しても恥ずかしくない高女子力の主人公。
・医療系の仕事に誇りと使命感を持つ、職業意識の高い主人公。
・そんな主人公が、どうしようもなく理不尽な“症例”と向き合うことになり、ひたすら苦悩させられるダークな物語です。主に精神面で何度も打ちのめされながら、自分に何ができるのか問い続けます。
・薬師なんかやめてもいいんだよ?と言いたくなるようなつらいことばかりが待ち構えています。それでも踏みとどまろうとする人物に魅力を感じられる方に、自信を持っておすすめしたいです!
※事故回避※
・ざまぁ系(つけあがった者が転落する話)ではありません。常に謙虚な主人公。
・チートによる解決もありません。むしろチートによって事態は悪化する傾向にあります。
・薬師が主人公なため、医療と関係のあるシビアな問題にも度々触れています。依存症、トロッコ問題、尊厳死など。(※作中で示される見解は登場人物個人の価値観であり、作者の思想の反映ではありません)
・純粋な医療モノでもありません。病気よりも呪いがメインのダークファンタジーです。「医療者志望の若者」の心の闘いを書いています。
・異種恋愛要素はちょっぴりあります。同種は百合しかありません←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 15:11:48
323594文字
会話率:28%
第三次ラフトリーユ戦争の中、戦争の趨勢を決める魔法技術競争は激しさを増していた。
リーユ海沿岸の国々を一挙に相手取る大国ラフト帝国においても魔法により駆動する魔導装甲の開発、製造を担う魔導装甲技師の育成は急務であり、国策として莫大な予算が
あてがわれ、膨大な人員を割いて行われていた。
ラフト帝国国立魔導装甲工学技師技術学園 初級科2年 ケイ=ラインファは3度目の進級試験に落ち、学園より退学を言い渡される。
失意の中、未開拓領域をさ迷うケイは、時代遅れの剣を華麗に振るう少女に出会う。
少女の剣は、命を狩れば、狩るほどに強くなる魔道具だった。
これは、【剣の奴隷】である少女と【落ちこぼれの魔導装甲技師】が世界を旅し、世界を蹂躙する物語である。
「ゴブリン1億匹殺すためには、1匹殺すのに18秒かかるとしたら、57年もかかる。」
「じゃあ、1匹0.5秒で殺せば?」
「約1年半かな?」
「じゃあ、可能だね。1億匹のゴブリンを殺した剣ってどれくらい強くなるのかな?
ワクワクしない?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 21:27:53
168601文字
会話率:24%
聖暦24852年・王暦5983年、世界はモンスターよりも恐ろしいものによって恐怖に包まれた。
王都の「宮廷魔導部署薬剤課課長」が豹変し、とんでもない魔導薬を作り出したのだ。
その魔導薬は、モンスターをさらに凶暴化させ、それと同時にモンスター
の体内で分泌されるようになるウイルスが原因となる不治の病が流行るようになった。
ハンターのように丈夫な者や若い者は感染しにくいが、ウイルスを運ぶことになり、次々と病が広がっていった。
そして、凶暴化したモンスターは短命ながら、その身がウイルスの苗床となってしまいウイルスの蔓延を食い止める術は無いと見なされ、凶暴化モンスターは「獰猛化モンスター」として区分けされるようになった。
しかし、その被害は日に日に増えていき、突然に獰猛化するモンスターの出現などにより、獰猛化モンスターを相手取るには未熟なハンターや、熟練のハンターの失踪などが重なり、ハンターズギルドはついに、宮廷魔導部署と協力し、獰猛化モンスターに対抗できる存在を「作り出した」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 00:00:00
4197文字
会話率:74%