シュリネ・ハザクラは『ある人』を守るために育てられ――その役目が果たされることはなかった。
護衛の任務に就く当日、その人物は暗殺され、全ての罪はシュリネに擦り付けられたのだ。
彼女に残されたのは、ただ人を守るために磨かれた剣術と、人斬りの汚
名。ならば、本物の『人斬り』になってしまおう。
自らに罪を擦り付けたと思われる者達をその場で斬殺し、シュリネは自由を得た。
そうして旅をする中で、シュリネはある少女と出会う。
少女の名はルーテシア・ハイレンヴェルク――まさに、刺客に狙われている最中だった。
「わたし、ちょっとお金に困ってるんだ。護衛が必要なら、たった今から雇われてあげるけど」
シュリネはルーテシアにそんな提案をして……?
※カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 11:36:08
225924文字
会話率:43%
内部の組織犯罪撲滅に動く、隠密刑事たち。
廃工場から変死体が見つかった。
さらに、警視庁の元警視庁監察官の茂木進、元警視庁警視で課長の霧島修男が惨殺された。
そして、臼田副総監(警視監)若松本部長(警視長)が惨殺された。
臼田副
総監(警視監)の遺体には、元警視庁警視で課長の霧島修男が、臼田副総監(警視監)と若松本部長(警視長)の犯罪隠蔽を告発する録音記録があった。
告発された幹部たちの部下が警視庁の本庁にいる。
警視庁の吾妻直輔参事官(警視正)と刑事部捜査第一課の東条課長(警視)から、連続猟奇殺人事件を隠密裏に解決するよう、大森警察署の係長の池上涼太警部と城東警察署の係長の大嶋茂樹警部と四谷警察署の三島幸子係長(警部)に特命が下った。三人は警察学校で同期だった・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 16:41:45
29743文字
会話率:38%
日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の裏長屋に、香具師の元締め藤吉が住んでいた。藤吉には一人息子藤五郎がいた。藤五郎は幼い時に母を病で亡くした。母は亀甲屋の娘だった。藤五郎は父の商いを見ながら亀甲屋の祖母に可愛がられて育った。
その後、藤五郎の
父藤吉は幼い娘を連れた女を後妻にした。連れ娘は藤五郎より年下だった。藤五郎の父はこの連れ娘の行く末を思って養女にしなかったため、藤五郎はこの娘を義妹と呼んだことはなかった。
藤五郎の父が亡くなると、後妻は父の遺言に従って遺産を受けとり、娘をつれて藤五郎の元を去った。
その後、娘は吉次郎を生んで母になった。母は自分の素性をありのままに語り、吉次郎に、藤五郎は伯父のような存在だ、と話して聞かせた。
父が他界すると藤五郎は香具師の元締の跡目を継いだ。そして廻船問屋亀甲屋を継いだ。藤五郎は廻船問屋の商いをはじめた。藤五郎は日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の主で日本橋界隈の裏世界を牛耳る香具師の元締にのし上がった。
金しか興味が無かった藤五郎だが、吉次郎が新大坂町に廻船問屋吉田屋を開いたと挨拶に来ると、香具師の元締と亀甲屋の跡継ぎを気にしだした、そして、藤五郎の父藤吉の遠縁に当る押上村のお藤を養女にした。
藤五郎は阿片の抜け荷を働いた。そして、阿片を菓子折に偲ばせて江戸市中の大名屋敷へ商った。この事がバレそうになったので、阿片の売人、小舟町の山形屋吉右衛門と大八車引きの六助を殺害したため、鎌鼬に斬殺された。
その後、香具師の藤五郎の跡目争いで新大坂町の廻船問屋吉田屋吉次郎が名乗りを上げるが、あくどい商いと隅田村の百姓の世話人弥助斬殺の咎で処刑される。
その後香具師の藤五郎の跡目を狙って吉次郎一家の残党、福助一味が暗躍する。福助は刺客を雇って、藤五郎の養女、押上村のお藤一味が次々に斬殺するが、お藤一味の協力で福助一味は町方に捕縛される。福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。福助一味に潜入していたお藤一味の香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、藤五郎の養女のお藤が継ぐことを認めた。
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最終更新:2024-11-23 08:00:00
42692文字
会話率:33%
夜盗『寝首かき一味』四人が料亭兼布佐を襲い、主の兼吉を斬殺して金子を奪い、一歳の娘由紀を拐かした。女房の布佐は深手を負ったが、神田佐久間町の町医者竹原松月に助けを求めた。
町医者竹原松月は円満寺の丈庵住職と共に、夜盗が布佐を口封じせぬよ
う、布佐を円満寺に匿い、事件を内々に北町奉行に知らせた。
北町奉行は布佐を下女として円満寺に匿わせ、その一方で手をまわし、事件当夜、祖父母の元に泊っていた十歳の子息の芳太郎に仇討ち許可証文を与え、将来料亭兼布佐の身代を継いで北町奉行所の密偵となるため、北町奉行人知れず裏から料亭兼布佐を仕切り、芳太郎に板前修業と武芸修業させた。
翌年。廻船問屋黒川屋に夜盗が入り、抜け荷の儲け三千両と、裏大福帳七冊が奪われた。黒川屋安兵衛は同業者の仕業だと探りをかけ大黒屋に潜入した。己の裏大福帳一冊を大黒屋の奥座敷で見つけた六冊は無かった。これは罠だと気づき己の正体の発覚を恐れ、裏大福帳をそのままにして黒川屋に逃げ帰った。その後、盗まれた黒川屋の裏大福帳一冊が北町奉行所に届けられ、黒川屋の抜け荷が発覚して黒川屋安兵衛は捕縛された。安兵衛は詮議で、黒川屋に入った夜盗について一部始終を語った。夜盗は間違いなく大黒屋清兵衛だが、物証がなかった。
事件から五年後。元服した芳太郎は板前修業と武芸修業を終え、料亭兼布佐の板前を続けながら北町奉行所の密偵として賭場に出入りして父を殺害した夜盗を探ったが夜盗が大黒屋である証は掴めなかった。手掛りは兼吉の女房の布佐が見た夜盗の一人の右胸にあった辰巳下がりの彫り物だけだ。与力の藤堂八郎は黒川屋に夜盗が入った事件を語り、大黒屋清兵衛を探らせた。
さらに五年後。御上の指示で、布佐は円満寺を出て高利貸しをはじめた。芳太郎は賭場に出入りして、昇り龍の龍芳と名乗り、無頼漢に探りをかけ、大工の又八と親しくなった。芳太郎は、頼まれれば何でもする始末屋、と己の生業を話した。又八は龍芳を信用した。
その二年後。北町奉行の指示で、藤堂八郎は布佐に芳太郎を会わせ、芳太郎は料亭兼布佐の事件の詳細を知る。その後、金貸しの利息を二倍にした布佐の家に、又八が夜盗に入ったが、布佐は、龍芳は始末を依頼している身内だと話し、又八から、大黒屋の番頭の三吉が語った夜盗の手口を聞きだし、藤堂八郎に伝えたが、番頭の三吉が夜盗である物証は無かった・・・。
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最終更新:2024-11-17 09:57:17
71169文字
会話率:36%
「白南風ー八丁堀の女用心棒」では名前だけ出てきた榊源二郎が主人公の、江戸時代後期が舞台のお話。時は文化九年(1812年)の秋。始まりは「白南風」の終わり頃。
北町奉行所同心の次男として生まれた源二郎は、生まれた直後に母を亡くし、祖父の代か
らつきあいのある与力の家の妻に三月早く生まれたその娘と一緒に育てられたという、少々複雑な過去を持つ。そんな過去と次男という立場から、いつしか武士の身分を捨てて町地で飯屋を営むつもりでいたのに、二年前に兄が盗賊に斬殺されたため、急遽家督を継ぎ、今は北町奉行所に平同心として勤めている。
ある非番の午後に釣りをしていた時、浪人が子供を助けるのを目撃した源二郎。その浪人に自身と共通するものを感じた源二郎は釣りを通して親交を深める。だが二月近く経った頃、「容易く人を信じるな」と言い残し、浪人は源二郎の前から姿を消す。
直後に起こった商家への押し込み。主一家が斬殺されていたのだが、主の斬り口には源二郎の兄に残されていた斬り口と同じ癖があった。
周囲が兄の敵討ちをお膳立てしようとする中、その掛かりに加えられたという、あくまでも町方同心として源二郎は探索に取り組んでいく。その中で見えてくるあの浪人の真実、自分との因縁……
たぶんじみ~なじっくり系ヒューマンドラマです。(これぞ「ヒューマンドラマ」ではないか、とは思います)
「白南風」のキャラでは、万蔵、青井真乃がそれなりに、青井真右衛門、片岡孫助と嘉兵衛親分が少し出てくる見込み。(現時点ではあくまでも予定)
それなりにアクションシーンやチャンバラシーンが出てきますので、R15にしました。
それほど長い話ではありません。更新はの~んびりペースになると思います。
※ タイトルは「りょうふう」と読みます。秋に吹く風のことですが、「蓼」は「タデ」という植物のこと。「蓼食う虫も好き好き」の「蓼」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:20:00
123395文字
会話率:32%
舞台は日本の江戸時代後期。
青井真乃は剣術の才を生かすべく、「人助け」として浪人風の格好で用心棒をしている。
今回警護するのは大貫屋の妾、るい。2日前の深夜に浪人に斬られそうになったが、本人にそんな目に遭うような覚えはないという。
しかし、
真乃が警護を始めたその夜、五人による襲撃が。
見事に襲撃者を退けた真乃。
だが次に起こったのは、るいが弟のように可愛がり、仲が良かった松三郎の斬殺。
涙にくれるるいは、自分のことよりも松三郎の敵討ちを討ってくれと真乃に頼む。
なぜ、誰が、るいの命を狙い、松三郎の命を奪ったのか。
真乃はるいの松三郎との思い出から手掛かりを得る。
その手掛かりを手繰るうちに、生き方は真逆と言っていいくらい違うるいとの女であるが故の相身互い、身分を越えた連帯感が生まれ、強まっていく……
カクヨムにも公開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 00:00:00
175151文字
会話率:37%
若き武芸者・兵庫は旅の途中、南部最強とうたわれる武門の名家が隣国を征服したことを知った。「さらなる嵐が巻き起こる……」彼は戦の気運が高まるのを感じ、戦場に自らの居場所を見いだそうとする。また、北部でも波乱が起こっていた。謀反を企む一派に家族
を斬殺された、武家の跡取り娘・伊都。追っ手が迫る中、まだ幼い少女は頼る人もなく、復讐を胸に秘めてひとりさまよう。一方そのころ東の地では、国の行く末を変える宿命の巫女が産声を上げていた――。戦を望む人々と否応なく巻き込まれていく人々、それぞれの視点から大陸国家・聳城国(たかしろのくに)の戦国乱世を描く和風群像ファンタジー。※2017年12月11日、第一部「戦乱の幕開け」完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 13:35:09
1788417文字
会話率:45%
私の師匠は何時も実践的な指導を行う形だった。
常に私を連れていき、露払いを済ませた後、適正のある者だけを見逃す。そうして私に再戦をさせた。
『出来れば後衛に回って欲しいのだがな』
『いいえ、お傍に立ち続けますよ』
注意事項1
起承転結は
ありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
理想の上司だと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 13:50:08
949文字
会話率:66%
王太子ヘンリーの婚約者は、辺境伯の令嬢である。
しかし、この婚約は気に入らない。
辺境伯と言っても、魔族や他国との戦闘はない。
魔獣狩りをする程度だ。
戦闘員も100人も満たない。
魔獣・魔物狩りは冒険者でも出来る。大したことはないと判断
した。
なら、婚約破棄をするまでもないと、お茶会と偽って呼び出し、婚約者と従者、メイドを斬殺した。
更に、辺境伯の領地に、討伐軍を出したが、彼らは、降伏するどころか、向かってくるとの報に、呆れるが。
彼らの先祖は、転移者で、異世界の軍事技術を持っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 19:23:35
50183文字
会話率:53%
王太子ヘンリーの婚約者は、辺境伯の令嬢である。
しかし、この婚約は気に入らない。
辺境伯と言っても、魔族や他国との戦闘はない。
魔獣狩りをする程度だ。
戦闘員も100人も満たない。
魔獣・魔物狩りは冒険者でも出来る。大したことはないと判断
した。
なら、婚約破棄をするまでもないと、お茶会で、婚約者と従者、メイドを斬殺した。
更に、辺境伯の領地に、討伐軍を出したが、彼らは、降伏するどころか、向かってくるとの報に、呆れるが。
彼らは、転移者で、異世界の軍事技術を持っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 17:08:53
4480文字
会話率:31%
ヘルガ・ブッフォは12月25日の深夜、一人の女性の夢を見た。無抵抗の彼女をナイフで斬殺する夢だ。友人のマックス・ヴォルフにその話をしたら笑われた。彼自身も学校から帰る頃にはすっかりと忘れていた。しかし彼が帰宅する直前、その女性は現れ、こう
言った。
「あら、随分と愉快そうね」
享楽にふける道化を嘲笑するがごとく、彼女の口から発せられた言葉に怯え、同時にヘルガは自身の心にもう一つの感情があることに気がついた。それは恋慕である。自分の秘めたる欲望を満たせるかもしれない存在を前にして、少年は初めて告白する。
「僕は君を愛している」
これは殺し屋と死神の物語。他の何者も手出し無用の人類と人外の殺し愛の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:24:14
520440文字
会話率:40%
青年ラースが世界を旅していく中で、必要な斬殺があるのか、自分が何の為に剣を振るのか、その答えを探していく物語。
※不定期更新です。
※更新以外に、文章校正を目的とした加筆修正も都度行わせていただきます。物語の内容に関わる修正だった場合のみ、
前書きにも記載します。
※節タイトルに「※」が入った回は、過度な暴力表現にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 07:54:30
552336文字
会話率:44%
多くの種族と生き物で溢れる世界。この世界では今、食物連載の頂点に君臨する竜種が乱獲されて、生態系の均衡が崩れはじめている問題が発生している。竜を守るための「竜種保護法」を制定させるために署名を集める組織「セーブザドラゴンズ」。そこへ入社し
たばかりのダークエルフの女アサと3カ月先輩のドワーフの女ブーナはチラシ配りの仕事をしている最中、元ドラゴンキラーの男ナキリと出会う。彼は今では竜と共に暮らしていた。竜の生態に詳しく腕の立つ彼を是非とも組織に入れたい二人は、激しく彼を勧誘するのだが…。
ナキリには、若い頃に竜をかばった少年を誤って斬殺した過去があり。竜と深く関わる仕事に抵抗感があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 01:47:34
18721文字
会話率:48%
*タイトル名変更しました。
『火力が弱いと追放された俺は、Sランク冒険者のあの子と結婚するために死ぬ気で修行した結果、【漆黒の炎】が目覚めて最強になりました。〜邪魔者は全て焼き払い、欲しいものは余さず手に入れる成り上がり英雄譚〜』
【第
一部『魔道武闘会』完結】
【第二部『フレデリカ争奪戦』完結】
【第三部『魔王の戦場』開幕!】
「ここでもうお別れだ。さようなら、魔物に食い殺されねえように気張れよ――火力弱者くん」
新進気鋭の冒険者パーティに所属する魔術師のレオは、とある迷宮攻略中に手痛く追放され、置き去りにされてしまう。扱えるのは炎系統の魔法のみ。しかし、その炎も火力が低く一人ではろくに魔物を倒せない。
魔物に追われ逃げ惑う中、戦う決意をしたレオのまえに救世主がやってきた。桃色のきれいな髪を靡かせて、童顔低身長+大きな果実を揺らし魔物を斬殺したSランク冒険者は、誰もが見惚れるような笑顔をたたえてこういった。
「知ってるかい、レオくん。世の中には二種類の女しかいないんだよ。わたしか、わたしいが——」
人生初の一目惚れ。いつか命を救ってくれた彼女と肩を並べて戦える日を夢見て、青年は修行に励む!
「【裏切りの獄炎《インフェルノ・ユダ》】……ふっ、そこは俺の間合だぜ」
かくして、最強への階段をのぼり始めた青年は『魔道武闘会』なる催しがあることを知り、強さの証明を得るため公国へ向かう!
これは、落ちこぼれの魔術師があの子(たち)と結婚するために成り上がる最強主人公系ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 19:11:03
216018文字
会話率:57%
北陸の小藩、葛西三万石の藩士、中村 広之進は草花が三度の飯より好きな変り者。
剣術、学問まるでダメで周囲からは「へっぽこ侍」と言われ、厳格な父・隆広からは小言を言われる続ける日々を送っていた。
しかし、当の本人はそんなことなど、どこ吹く風と
ばかり、相変わらず草花に現を抜かすお気楽な日々を送っていた。
そんなぬるま湯生活が、突如、隆広の死と共に終わりを告げる。些細な事から隆広が斬り殺されたのである。
斬殺された父の仇を討つべく旅に出る羽目になったものの、討つ自信がまったくない。
悶々と旅を続けていたある日、街道脇でうずくまって難儀している女を親切に介抱した広之進。ちょっと目を離した隙に金と一緒に、命の次に大切な「仇討赦免状」までも盗まれてしまう。
必死に探し回るも、どこに消えたか、行方がまったく分からない。途方に暮れた広之進は、山中の荒れ寺で一夜を過ごすことに。と、そこに亡き父・隆広がユーレイとなって現れた。
初めは自分の不甲斐無さに、腹を立てて化けて出てきたのかと思いきや、生前の父とは真逆のべらんめえ口調のさばけた父になっていた。
果たして、広之進は無事に仇討赦免状を取返し、仇を討てるのか。
不器用な父子が織り成す、ドタバタ仇討劇の始まり、始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 10:00:00
155421文字
会話率:42%
稀有な鬼族として転生してしまった主人公、枝桐薪斗(えだぎりまきと)は、王国の騎士に斬殺される。目を覚ますと――そこは魔獣を育成、栽培する魔王軍直轄の魔獣ファームという場所だった。「ここは魔獣を育成、栽培して、魔王城を目指す冒険者たちの足止め
や、呪術の生贄として出荷し生計を建てている魔獣ファームなのです」そこは、異世界家畜産業の第一線。冒険者たちが魔獣たちに四苦八苦する裏では、こうした農家が存在するのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 14:20:08
23471文字
会話率:36%
とある藩の中級藩士である斎藤信綱は、自宅において不義密通を働いた妻である幸と、その相手であり、上司である赤坂兵衛を斬殺した。
通常であれば、妻を寝とられた行為は当人にとっても恥であるため、穏便に離縁するのであるが、信綱は二人を法に則り断罪し
た上、この事実を公にした。
この行為により「斎藤信綱は武士である」と激賞されるが、当人は只当惑していた。
何故なら、来月には妻を離縁するつもりであったこと。そして、その事は結婚初夜、妻にも約束していたからである。
きちんとお互いの想いを話していれば起きなかったであろう、すれ違いの果てに起きた悲劇。
「以心伝心」なんてあるわけない。結局、自分の想いはきちんと話さなければ伝わらない、というお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 15:02:37
3011文字
会話率:27%
魔法と科学、どちらも溢れる地下都市にて。
空も出口もない薄呆けたその町で、猛城セロは探偵をしていた。
家族の仇。史上最強の剣士だった父をも殺した“天使”を倒すために。
天使はどこに消えたのか、天使はどうすれば倒せるのか、天使を斬れる
剣は存在するのか。
天使の正体を追う中、この地下都市に封印された“真実”にも迫りつつあった。望む・望まないを問わず。
記憶喪失の謎の少女は天使なのか?
失踪した女情報屋二名はどこに消えたのか?
貴族の豪邸でおこる不可解な死の真相とは?
謎が謎呼ぶ魔窟の瘴気、切り裂くのはセロの手にあるのは、聖剣か妖刀か、はたまた奇剣か。
よせばいいのに、人が良すぎる名探偵は、斬殺探偵と呼ばれながらも事件に首を突っ込んでいく。
人語を話す灰色鴉のワトをパートナーに、難事件に今日も挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 22:07:32
48447文字
会話率:41%
この物語は、二つのルートで進みます。どちらかだけを読んで頂いてもOKですが、物語は少しずつ交錯して行きますよ。
※章立してあるので、そこで確認してね。
***
(1)皇子ルート
主人公が中心のエチチッ!な妄想大爆発+ほんわ
か日常のどうでも良い話
***
(2)ルーカス/ミランダルート
異世界での少年と少女の恋模様を描くちょっとシリアスな物語
***
(1)皇子ルートのあらすじ
平凡な大学4年生。しかし時は就職氷河期。届くメールは不採用通知ばかり。
こうなったら就職浪人もやむなしと、親父を説得するため実家に帰った主人公。久しぶりに会った爺ちゃんの提案で、急遽、短期留学する事に。
案内役として爺ちゃんお付きの美人メイドさんを譲り受け、早速異国へGo!
しかし、訪れた先は異国は異国でも、爺ちゃんが創造主として作り上げた異世界だった。
就職浪人間近の童貞主人公が異世界舞台に大活躍!
やがて、帝国内での権力抗争や、神々の軋轢にまで巻き込まれて行く主人公。
そんな緊迫する中でも、唯我独尊エロエロ妄想大爆発! そんな彼は、全能神の皇子として、無事その玉座を継承する事が出来るのでしょうか?
(2)ルーカス/ミランダルートのあらすじ
南方大陸の港町に暮らす少女。突然の兵士来襲に、最愛の両親を斬殺されてしまいます。
性奴隷として囚われの身となった彼女。売り飛ばされた街で、とある港湾労働者の少年と出会うのです。
一瞬にして恋に落ちる二人。果して少年は奴隷となった少女を助け出す事が出来るのでしょうか?
こちらは、異世界側の裏の側面や、地井の人々の生活や風習等、一般人目線での物語が綴られています。やがて、少年はとある切っ掛けから、異世界の中で台頭し、権力の階段を上り始めて行きます。
※この物語は、ノベルアップ+様、カクヨム様、アルファポリス様でも公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 22:46:20
4677文字
会話率:52%
江戸で町奉行同心をしていた源之丞。しかし、父の斬殺がきっかけで異世界へ?
幼なじみである武家の娘と共に異世界を旅する異色転生物語!
最終更新:2019-11-24 16:29:22
3562文字
会話率:25%
「君に頼みたいのは世界をぶっ壊してもらうこと」
日本の軍人“八代由紀”は突如として女神とやらに召喚されて、彼女の作った世界を破壊すること依頼される。
なんでも成功させたらバラ色の人生をプレゼントしてくれるそうなので、渋々ながらもや
ってやろうかと気合を入れる主人公。
そこに立ちはだかるは世界を牛耳り、魔術師である貴族たちが魔術の使えぬ下層民に圧政を敷く巨大国家“精霊帝国”。
──これは破壊神に送られた腹黒い軍人さんが聖剣の聖女と共に『魔法の国』を破壊する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 20:11:13
757768文字
会話率:36%
女子高生明乃真紀はある日の帰り道ストーカーに遭遇し斬殺されてしまう
そして目覚めたらミミズのような形の発光した魔物モンゴリアンデスワームでした
最終更新:2019-01-21 22:22:15
26939文字
会話率:46%
高校の周辺と内部で次々に起きる動物の斬殺事件。被害は、次第に校内、そして人間へと及び始め──警察、学校、そして生徒たちが各々の思惑で「事件」にアプローチする中、笑みを浮かべる「黒の少女」。手元にあるは、「Embrace」という名の黒き本。
『此の書を手にとり、強烈な眩暈を感じた者に告ぐ。汝は此の書を読むべき者にあらず。すぐに手放したまへ。さもなくば、汝はより一層、命を縮めることとなろう』
平然とソレを読む、「私」は誰──? 長編オカルト系ホラーミステリー。
主題歌→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm33131289
※本作は、概ね西暦2000年頃の日本をモチーフにした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 07:07:51
254033文字
会話率:21%
雷雨の夜、高名な武術家がタンが斬殺された。犯人はかつてのタンの弟子、シャオメイだと分かり、弟子達は戦いを挑むが次々と殺されていく。弟子達は少林寺の李英風にシャオメイを捕らえて欲しいと依頼する。
最終更新:2018-06-09 13:54:03
3840文字
会話率:14%
明末清初の中国、広東の街で武術道場が対立していた。戦いの中、優勢だった道場が女郎屋で酒を飲んでる所を正体不明の男達に斬殺された。
門弟を斬殺された道場主は仕返しのため殺し屋を雇った。
最終更新:2018-05-05 13:41:30
2536文字
会話率:14%